史上最強の厨性能支給品

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史上最強の厨性能支給品」(2008/01/28 (月) 09:17:23) の最新版変更点

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「全く、何の騒ぎだ……」  静かに暮らしたい男『King of 脳内補完』は一人つぶやく。  彼は見た目も中身もごく普通のサラリーマン。  どのぐらい普通かというと、朝は目覚ましテレビで目を覚まし、夜は古館さんを見ながら一日を反省するぐらい普通だ。  しかし、そんな彼が普通でない事件に巻き込まれた。  殺し合いをしろ。そんな事を言われてしまったのだ。 「一応、書き手だからルールは分かるんだが……」  しかし、ルールはわかっても殺し合いで生き延びる自信はない。  仮に相手がただの一般人であったとしても、こちらも一般人。  体力はスポーツジム通いをしているが、至って普通。  ナイフや銃器の取り扱い経験など当然ない。いや、ナイフを使ったことぐらいならあるが、それで人を切った経験などない。  そんな状態では、死に物狂いで闘ってくるであろう一般人相手に一度や二度ぐらいなら勝てるかもしれないが、全勝は無理だ。 「せめて支給品が当たりならいいんだが……」  昨今の風潮だと、支給品は三つ。  当たり支給品三セットとかだと、儲けものだ。  彼は祈るような気持ちを込めて、支給品を取り出す。  支給品はスーパーのレジ袋に入れられた紙の集まりだった。 「何々……厨性能支給品セット。エニグマの紙に入っています……こ、これは……」  な、何たること……  手が震えそうになった。  確かに、当たり支給品を望んでいたが、これは……厨性能支給品セット。  望み通り、いや、望み以上の支給品かもしれない。 「はは、はははっ、これで私も優勝できるかもしれないぞ」  ごく普通のサラリーマンであり、爆弾魔のスタンド使いなどとは全く縁もない彼にとっては天から与えられたチャンス。  震える手を落ち着かせながら、少しずつ支給品を取り出していく。 「さて、一つ目は……蜀軍30万…………」  …… 「な、なるほど……確かに厨性能だ。しかし、少々扱いづらいな。私は普通のサラリーマンだ、軍師の才はない」  この支給品は保留。  厨性能とは言え、必ずしも当たりとは限らないらしい。  蜀軍と書かれた紙は、左側に置いて次の確認。 「次だ……二つ目はスカウター…………無難に当たりだな。しかし、言うほど厨性能でもない」  彼はスカウターと書かれた紙を、自分の右隣に置く。これは支給品確認後すぐに使うという意味。  右側に使用しやすいアイテムを置き、左側には使えないアイテムを置く。  そうやって、支給品セットを篩い分けていく。 「さて、三つ目は……5MeO-DIPT…………ま、まぁ……厨性能? なのかこれ」  ちょっと微妙な支給品。これは左側。 「では、気を取り直して四つ目。スタンド『ザ・ワールド』………ほぉ、初めて厨性能の当たり支給品が来たじゃないか」  喜んで、それを右側に置こうとしたとき、小さい文字でスタンドの下側に追記されている事に気付く。 「ん? スタンド『ザ・ワールド』。ただし、DIO付き…………使えるかボケ!!!」  全く……厨性能ってのはハズレばかりか。 「ま、まぁいい……これまで1/4とは言え確かにアタリもあったんだからな。これだけあれば、他にもアタリ支給品があるはずだ」  エニグマの紙はまだまだたくさんある。  どれ程の厨性能支給品が存在するというのだろうか。 「次の支給品は……『黒王号』……中々やるじゃないか……しかしな、引っかからんぞ。どうせ、ラオウ付きとかそんなんだろ」  罠にかかるつもりはない、とこの支給品は左側に置く。  ちなみに、『King of 脳内補完』がよく読まなかったこの支給品は、別にラオウ付ではなかった。 「次は……特車二課所属イングラム…………ま、まぁ厨性能なのは認めるが、これは使えないだろ……」  極端なのが多すぎる。  厨性能にアタリを期待しては駄目なのだろうか。  もう、一々少しずつ確認していく手間も惜しいので、彼は全部を流し読みにしていく。  その中で、使えそうなもの、使いやすそうなものを探していく。  ふと、『King(ry』の目に止まったものがあった。 「なんだと……漫画ロワwiki管理人…………いや、これって支給品なのか?」  『K(ry』の手が、その紙を前にして止まる……  これは、ある意味でかつてない支給品だった。 【深夜】【F-1 市街地】 【◆wSaCDPDEl2@漫画ロワ】 【装備:スカウター】 【所持品:支給品一式、厨性能支給品セット】 【状態:健康】 【思考・行動】 1:現状を把握する。 ※厨性能支給品セットには今のところ、次の支給品が確認されています。 1.蜀軍30万 2.スカウター(既に装備済みです) 3.5MeO-DIPT 4.スタンド『ザ・ワールド』(DIO付) 5.黒王号(ラオウ無しの単体だが、◆wSaCDPDEl2氏はラオウ付と勘違いしています) 6.イングラム(銃じゃなくてパトレイバー) 7.漫画キャラバトルロワイアルwiki管理人(中身未確認) |056:[[信じる者]]|投下順に読む|058:[[超展開! 漆黒と真紅は混迷の果てに何を見たか!?]]| |056:[[信じる者]]|時系列順に読む|058:[[超展開! 漆黒と真紅は混迷の果てに何を見たか!?]]| ||King of 脳内補完|066:[[ウルトラミキサー]]| ----
「全く、何の騒ぎだ……」  静かに暮らしたい男『King of 脳内補完』は一人つぶやく。  彼は見た目も中身もごく普通のサラリーマン。  どのぐらい普通かというと、朝は目覚ましテレビで目を覚まし、夜は古館さんを見ながら一日を反省するぐらい普通だ。  しかし、そんな彼が普通でない事件に巻き込まれた。  殺し合いをしろ。そんな事を言われてしまったのだ。 「一応、書き手だからルールは分かるんだが……」  しかし、ルールはわかっても殺し合いで生き延びる自信はない。  仮に相手がただの一般人であったとしても、こちらも一般人。  体力はスポーツジム通いをしているが、至って普通。  ナイフや銃器の取り扱い経験など当然ない。いや、ナイフを使ったことぐらいならあるが、それで人を切った経験などない。  そんな状態では、死に物狂いで闘ってくるであろう一般人相手に一度や二度ぐらいなら勝てるかもしれないが、全勝は無理だ。 「せめて支給品が当たりならいいんだが……」  昨今の風潮だと、支給品は三つ。  当たり支給品三セットとかだと、儲けものだ。  彼は祈るような気持ちを込めて、支給品を取り出す。  支給品はスーパーのレジ袋に入れられた紙の集まりだった。 「何々……厨性能支給品セット。エニグマの紙に入っています……こ、これは……」  な、何たること……  手が震えそうになった。  確かに、当たり支給品を望んでいたが、これは……厨性能支給品セット。  望み通り、いや、望み以上の支給品かもしれない。 「はは、はははっ、これで私も優勝できるかもしれないぞ」  ごく普通のサラリーマンであり、爆弾魔のスタンド使いなどとは全く縁もない彼にとっては天から与えられたチャンス。  震える手を落ち着かせながら、少しずつ支給品を取り出していく。 「さて、一つ目は……蜀軍30万…………」  …… 「な、なるほど……確かに厨性能だ。しかし、少々扱いづらいな。私は普通のサラリーマンだ、軍師の才はない」  この支給品は保留。  厨性能とは言え、必ずしも当たりとは限らないらしい。  蜀軍と書かれた紙は、左側に置いて次の確認。 「次だ……二つ目はスカウター…………無難に当たりだな。しかし、言うほど厨性能でもない」  彼はスカウターと書かれた紙を、自分の右隣に置く。これは支給品確認後すぐに使うという意味。  右側に使用しやすいアイテムを置き、左側には使えないアイテムを置く。  そうやって、支給品セットを篩い分けていく。 「さて、三つ目は……5MeO-DIPT…………ま、まぁ……厨性能? なのかこれ」  ちょっと微妙な支給品。これは左側。 「では、気を取り直して四つ目。スタンド『ザ・ワールド』………ほぉ、初めて厨性能の当たり支給品が来たじゃないか」  喜んで、それを右側に置こうとしたとき、小さい文字でスタンドの下側に追記されている事に気付く。 「ん? スタンド『ザ・ワールド』。ただし、DIO付き…………使えるかボケ!!!」  全く……厨性能ってのはハズレばかりか。 「ま、まぁいい……これまで1/4とは言え確かにアタリもあったんだからな。これだけあれば、他にもアタリ支給品があるはずだ」  エニグマの紙はまだまだたくさんある。  どれ程の厨性能支給品が存在するというのだろうか。 「次の支給品は……『黒王号』……中々やるじゃないか……しかしな、引っかからんぞ。どうせ、ラオウ付きとかそんなんだろ」  罠にかかるつもりはない、とこの支給品は左側に置く。  ちなみに、『King of 脳内補完』がよく読まなかったこの支給品は、別にラオウ付ではなかった。 「次は……特車二課所属イングラム…………ま、まぁ厨性能なのは認めるが、これは使えないだろ……」  極端なのが多すぎる。  厨性能にアタリを期待しては駄目なのだろうか。  もう、一々少しずつ確認していく手間も惜しいので、彼は全部を流し読みにしていく。  その中で、使えそうなもの、使いやすそうなものを探していく。  ふと、『King(ry』の目に止まったものがあった。 「なんだと……漫画ロワwiki管理人…………いや、これって支給品なのか?」  『K(ry』の手が、その紙を前にして止まる……  これは、ある意味でかつてない支給品だった。 【深夜】【F-1 市街地】 【◆wSaCDPDEl2@漫画ロワ】 【装備:スカウター】 【所持品:支給品一式、厨性能支給品セット】 【状態:健康】 【思考・行動】 1:現状を把握する。 ※厨性能支給品セットには今のところ、次の支給品が確認されています。 1.蜀軍30万 2.スカウター(既に装備済みです) 3.5MeO-DIPT 4.スタンド『ザ・ワールド』(DIO付) 5.黒王号(ラオウ無しの単体だが、◆wSaCDPDEl2氏はラオウ付と勘違いしています) 6.イングラム(銃じゃなくてパトレイバー) 7.漫画キャラバトルロワイアルwiki管理人(中身未確認) |056:[[信じる者]]|投下順に読む|058:[[超展開! 漆黒と真紅は混迷の果てに何を見たか!?]]| |056:[[信じる者]]|時系列順に読む|058:[[超展開! 漆黒と真紅は混迷の果てに何を見たか!?]]| ||King of 脳内補完|066:[[ウルトラミキサー]]| ----

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