死せる孔明、生けるバトルマスターを走らす

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夜の市街地を移動する二人の影。 共にギャルゲロワ書き手のトップクラスの燃え展書き手と称される事もある二人。 バトルマスターと蟹座氏。 今はバトルマスターが疲労している蟹座氏を背負って走っている形だ。 二人はホテル『キャッスル・満漢全席』を出て一路北西の方角に進んでいた。 ちなみに二人の首輪は現在ない。 繋ぎ師がバイオライダーのゲル化の能力を使って外してくれたのだ。 その時はあまりの呆気なさに拍子抜けしたが、 「ライダーロワもこんな感じでしたよ」という台詞には一層驚かされた。 「ししょー、走ったりして大丈夫なの?  ボクならもう大丈夫だから」 「蟹座氏はまだ疲れているでしょう。黙って背負われていてください。  それに目覚めてから身体の調子は以前より良くなっているんです。  たぶんブックのおかげでしょう」 その考えは当たっていた。 アンデッドに酷似した者、アニロワ2nd準拠の不死者、元完全な不死者、それら三つの不老不死に近き触媒。 それらを用いた先程の錬金術の影響でバトルマスターの身体は倉成武のようなキュレイ種へと変化したのだった。 分かり易く言うと、若干レベルが下がった不死者の身体とほぼ同義である。 そのような事が起こるとはさすがのブックも予想はしていなかった。 決死の行動の賜物である。 もう一つ、その影響からか王蛇のデッキから黒がなくなった。 それが何を意味するかまだ誰も知らない。 「でもししょー、なんでこっちなの。病院に行くなら方角が違うんじゃ」 「いや、少し寄りたい所があってね。  実を言うと、これを見つけたんです」 そう言ってバトルマスターは基本支給品の中にあったメモ帳を蟹座氏に渡した。 何やらびっしり文字が書いてあるが、暗くて読みづらい。 だが何とか月や星の明かりで読めそうだ。 「えっとなになに……『親愛なるご主人様へ』  ししょー、これって!?」 「ええ、孔明から私へ向けての手紙です」 それは孔明が書き残した遺言のようなものだった。 『親愛なるご主人様へ  おそらくこれを読んでいるという事は、どんな形を迎えたにせよ私は死んでいるんでしょう。  生きている間にこんな恥ずかしい手紙を見せる事なんてできませんから、はわわ~  しかし私が死んだのは当然の報いでしょう。  今まで散々裏でみんなをいい様に操ってきたのですから当然ですね。  だから悲しまないでください。一応覚悟はしていましたから。  私は地図氏と感電さんと共に書き手ロワの完結を目指してきました。  あなたと同郷の歩く頭脳戦を殺したのも私です。  だけど完結を目指して行動していた私の計画を初めて狂わしたのは、他でもありません。  ご主人様、あなたでした。  ご主人様と会ってから私の計画は徐々に狂っていきました。  最初は全く気付かなかったんですけど、今になって気づきました。  はは、孔明失格ですね。  でも、それでよかったのかもしれません。  結果的にご主人様を殺さなくて済んだんですから。  初めは適当なところで殺そうかと思っていたんですけど、いつの間にかそんな考えはなくなっちゃいました。  私もキャラに引きずられているみたいですね。  伝えたい事はまだまだあるんですけど、上手くまとめる事ができなさそうです。  ああ、私の知り得る限りの情報を別の紙にまとめておきました。  何かの役に立ててください。  そして……最後に一言だけ言わせてください。  私はあなたの事が大好きです。                                                したらば孔明より』 手紙はここで終わっていた。 そして蟹座氏はいつの間にか泣いていた。 いけ好かない奴だったのに、殺そうとまで思った奴なのに、それでも涙は溢れ出す。 同じバトルマスターを想う者同士で共感する部分があったのだろう。 バトルマスターは何も言わずにただ黙々と走り続ける。  ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ 程なくして目的地にたどり着いた。 「これって……」 「ホテル……だったものです」 目の前にあるのは焼け落ちた建物。 元はホテルというが、面影は焼け焦げた『孤城のホテル』という看板ぐらいしかない。 はっきり言って瓦礫の山と言ったほうが正しいのかもしれない。 「ししょー、ここに用事って?」 「孔明が残してくれた別紙。そこには『柿テロ猥・R2‐ND』を元にした情報がまとめてありました。  参加者の行動、このロワの裏側、他にもいろいろな事、そして放置物の場所」 「放置物……じゃあここに――」 「私達が立ち向かう敵は今までにないぐらいに強大でしょう。  装備を整えておくに越した事はありません。  それにせっかく孔明が残してくれた情報です。使わないと、きっと怒られます」 そうして二人は瓦礫の捜索を始めたが、目的のものは程なくして見つかった。 一つは二人の遺体のそばにあったバッグ、おそらく激動のトウカリョウのものだろう。 美形元帥のものはボルテッカーで消滅したらしいので、間違いないだろう。 そしてもう一つ瓦礫の中から発見したバッグ、これはビクトリーム博士のものだろう。 酢飯細胞に浸食された衝撃で行方不明になったと、孔明のメモにも書いてあった。 トウカリョウのほうから確認すると、出てきたのは装飾品。 どうやらケリュケイオンというデバイスらしい。 「これは蟹座氏が使ってください。いろいろ覚醒していますし、サイズ的に合いそうですから」 「ししょー、それってどういう意味ですか」 釈然としないものを感じながらも蟹座氏はケリュケイオンを起動させる。 眩い光が蟹座氏を包み込み、バリアジャケットが生成される。 そして光が収まった後にいたのは―― 「えっと、蟹座氏?」 「……この格好については何も言わないでください」 バトルマスターは蟹座氏の言う通り姿に関する発言は控える事にした。 「蟹座氏、試しに何か使ってみませんか」 「そうだね。じゃあこれ! アクセルシューター!!」 蟹座氏の言葉と共に四つの魔力スフィアが生成され、瓦礫に向かって射出された。 アクセルシューターを受けた瓦礫はその四分の一程を吹き飛ばす結果となった。 その威力に二人は多少驚きつつも、当たりを引いた事を喜んだ。 しかし余程バリアジャケットが気になるのか、蟹座氏はすぐさまデバイスを待機状態に戻していた。 余談だが、ケリュケイオンでアクセルシューターが使用できたのは時間軸的に本編終了後だからである。 サウンドステージ04でもいずれ習得する旨が収録されている。 正直アニロワ2ndに出ているものより使い道は多そうだ。 そして次にビクトリーム博士のバッグから出てきたのは―― 「……ししょー、これってもしかして」 「……トミーですね」 そう出てきたのはギャルゲロワにも出てきた機関車、名前はトミー。 本編では「なぜか」普通の女子高校生が地面を難なく走らせていたという代物である。 もちろんその車体から繰り出されるパワーは凄まじいものがある。 「これ、動くのかな」 「動くみたいですね。というより、その話書いたのは私ですから動かし方は知っています」 車内を調べながら会話を交わす二人。 準備は整った。 反撃の時間はこれからだ。 「では行きましょうか、蟹座氏」 「うん、ししょー。これから病院に向かうの?」 「いや、まずはG-9にある旅館の三人と接触しようと思っています。  人数は多いに越した事ありませんし、メモを見る限りでは十分話が通じる相手です。  接触する価値は大いにあるでしょう」 ジョーカーに捕らわれたネコミミストとChain-情も気になるが、足止めなら死ぬ事はないだろう。 そう判断してまずは旅館に向かう事にした。 かくして二人の書き手は一路旅館へと向かう。 孔明は死してもなおバトルマスター達を導いていく。 まさに「死せる孔明、生けるバトルマスターを走らす」 【夜中】【F-3 『孤城のホテル』跡地】 【バトルマスター@ギャルゲロワ】 【状態】:健康、キュレイ種のような身体、首輪解除、機関車トミー操縦中 【装備】:永遠神剣「冥加」、ゲイボルグ@アニロワ2nd、機関車トミー@ギャルゲロワ 【道具】:支給品一式×2、コイン、名簿、孔明のメモ、王蛇のカードデッキ@仮面ライダー龍騎、スタンガン@アニロワ1st、     首輪(まとめキング)、不明支給品×2 【思考】:  基本:コインの表が出た――だから徹底的に抗う。  0:仲間と協力して主催者を打倒!!  1:対主催として仲間を探し、殺し合いに乗った輩を倒す。  ※容姿は前原圭一@ひぐらしのなく頃にです。  ※自身の精神が、キャラの影響を受けている事に気付きました。  ※【闘争制覇者-Battle Master】    発動させることで、決して『バトル』に負けない固有結界を張る事ができます。    孔明が死んだため、アイン・ソフ・オウルverは使用不能です。   【闘争制覇者-Battle Master アイン・ソフ・オウル】    バトルマスターが生涯描きうるありとあらゆるバトルの世界に敵を放り込む技。    物語内のキャラの攻撃を全部くらわせます。    この技が発動した時点で、敵味方の全行動が『バトル』として定義されます。    故に、発動すればどんな状況でも、バトルマスターは不敗です。  ※影の繋ぎ師からディーの話を聞きました。  ※王蛇のカードデッキにある”ADVENT”のカードはベノスネーカー、メタルゲラス、ダークウイングの3枚です。  ※孔明のメモにはこのロワに関する孔明の知り得る限りの情報が記載されています。 【蟹座氏@ギャルゲロワ】 【状態】:蟹見沢症候群発症(ただいま沈静中)、へこみLv1、顎部に痒み、『蟹座じゃないもん』覚醒、小程度の疲労、首輪解除 【装備】:体操着(ブルマ)、鉈、ケリュケイオン@リリカルなのはStrikerS、永遠神剣『誓い』 【道具】:支給品一式×2、蟹座の黄金聖闘衣、最高ボタン、カードデッキ(シザース)@ライダーロワ、閃光弾、まふうじの杖、     バッド・カニパニーの甲羅 【思考】:  基本:ししょーと共に!  0:ししょーと共に対主催。  1:『あいつ』に逢ったら殺す。  2:ギャルゲロワの仲間とはできるなら会いたくない……けど。  3:敵とは戦う。ギャルゲロワ以外でいじめてくる人はみんな敵。  ※容姿は蟹沢きぬ(カニ)@つよきすです。  ※最高ボタンを押すと、『いやっほぉぉぉおおおう、蟹座のONiぃ様、最高ーーーーーっ!!!!!』という台詞が、   ハクオロの声で流れます。シークレットボイスにも何かあるかも?  ※自分の心がキャラに影響されていることに気付きましたが、キャラに抵抗するため無駄な努力をしています。  ※身体能力は本気を出せば倉成武ぐらいの力が出ます。通常はカニ。  ※蟹見沢症候群について。   へこみのLvが5になったとき、発祥します。発症した場合、自分を苛めたり辱めたりした者を優先的に殺します。   基本的な症状は雛見沢症候群と同じです。発症中は蟹座氏のチャット状態の特徴により、語尾に♪がついたりします。  ※言霊『蟹座じゃないもん』に覚醒しました。   強い意志で蟹座であることを否定することにより、文字通り蟹に縁のあるアイテムから、   『蟹座じゃないもん』つまり『蟹座じゃないもん(者、物)』の力を引き出せます。  ※蟹座氏のバリアジャケット姿がどのようなものかは以降の書き手に任せます。 【備考】  ※孔明の遺体、オールオーバー@ライダーロワは錬金術の触媒として、コ・ホンブックとその所持品と共に消滅しました。  ※ホテル『キャッスル・満漢全席』にバッド・カニパニーの甲羅×999が埋葬されました。 |250:[[扉の向こうへ]]|投下順に読む|251:[[黒き竜巻雲]]| |250:[[扉の向こうへ]]|時系列順に読む|251:[[黒き竜巻雲]]| |250:[[扉の向こうへ]]|バトルマスター|254:[[なのDeath☆]]| |250:[[扉の向こうへ]]|蟹座氏|254:[[なのDeath☆]]| |250:[[扉の向こうへ]]|&color(red){コ・ホンブック}|| |250:[[扉の向こうへ]]|影の繋ぎ師|253:[[ようこそルナティックパーティー(前編)]]| |250:[[扉の向こうへ]]|&color(red){承}||
夜の市街地を移動する二人の影。 共にギャルゲロワ書き手のトップクラスの燃え展書き手と称される事もある二人。 バトルマスターと蟹座氏。 今はバトルマスターが疲労している蟹座氏を背負って走っている形だ。 二人はホテル『キャッスル・満漢全席』を出て一路北西の方角に進んでいた。 ちなみに二人の首輪は現在ない。 繋ぎ師がバイオライダーのゲル化の能力を使って外してくれたのだ。 その時はあまりの呆気なさに拍子抜けしたが、 「ライダーロワもこんな感じでしたよ」という台詞には一層驚かされた。 「ししょー、走ったりして大丈夫なの?  ボクならもう大丈夫だから」 「蟹座氏はまだ疲れているでしょう。黙って背負われていてください。  それに目覚めてから身体の調子は以前より良くなっているんです。  たぶんブックのおかげでしょう」 その考えは当たっていた。 アンデッドに酷似した者、アニロワ2nd準拠の不死者、元完全な不死者、それら三つの不老不死に近き触媒。 それらを用いた先程の錬金術の影響でバトルマスターの身体は倉成武のようなキュレイ種へと変化したのだった。 分かり易く言うと、若干レベルが下がった不死者の身体とほぼ同義である。 そのような事が起こるとはさすがのブックも予想はしていなかった。 決死の行動の賜物である。 もう一つ、その影響からか王蛇のデッキから黒がなくなった。 それが何を意味するかまだ誰も知らない。 「でもししょー、なんでこっちなの。病院に行くなら方角が違うんじゃ」 「いや、少し寄りたい所があってね。  実を言うと、これを見つけたんです」 そう言ってバトルマスターは基本支給品の中にあったメモ帳を蟹座氏に渡した。 何やらびっしり文字が書いてあるが、暗くて読みづらい。 だが何とか月や星の明かりで読めそうだ。 「えっとなになに……『親愛なるご主人様へ』  ししょー、これって!?」 「ええ、孔明から私へ向けての手紙です」 それは孔明が書き残した遺言のようなものだった。 『親愛なるご主人様へ  おそらくこれを読んでいるという事は、どんな形を迎えたにせよ私は死んでいるんでしょう。  生きている間にこんな恥ずかしい手紙を見せる事なんてできませんから、はわわ~  しかし私が死んだのは当然の報いでしょう。  今まで散々裏でみんなをいい様に操ってきたのですから当然ですね。  だから悲しまないでください。一応覚悟はしていましたから。  私は地図氏と感電さんと共に書き手ロワの完結を目指してきました。  あなたと同郷の歩く頭脳戦を殺したのも私です。  だけど完結を目指して行動していた私の計画を初めて狂わしたのは、他でもありません。  ご主人様、あなたでした。  ご主人様と会ってから私の計画は徐々に狂っていきました。  最初は全く気付かなかったんですけど、今になって気づきました。  はは、孔明失格ですね。  でも、それでよかったのかもしれません。  結果的にご主人様を殺さなくて済んだんですから。  初めは適当なところで殺そうかと思っていたんですけど、いつの間にかそんな考えはなくなっちゃいました。  私もキャラに引きずられているみたいですね。  伝えたい事はまだまだあるんですけど、上手くまとめる事ができなさそうです。  ああ、私の知り得る限りの情報を別の紙にまとめておきました。  何かの役に立ててください。  そして……最後に一言だけ言わせてください。  私はあなたの事が大好きです。                                                したらば孔明より』 手紙はここで終わっていた。 そして蟹座氏はいつの間にか泣いていた。 いけ好かない奴だったのに、殺そうとまで思った奴なのに、それでも涙は溢れ出す。 同じバトルマスターを想う者同士で共感する部分があったのだろう。 バトルマスターは何も言わずにただ黙々と走り続ける。  ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ 程なくして目的地にたどり着いた。 「これって……」 「ホテル……だったものです」 目の前にあるのは焼け落ちた建物。 元はホテルというが、面影は焼け焦げた『孤城のホテル』という看板ぐらいしかない。 はっきり言って瓦礫の山と言ったほうが正しいのかもしれない。 「ししょー、ここに用事って?」 「孔明が残してくれた別紙。そこには『柿テロ猥・R2‐ND』を元にした情報がまとめてありました。  参加者の行動、このロワの裏側、他にもいろいろな事、そして放置物の場所」 「放置物……じゃあここに――」 「私達が立ち向かう敵は今までにないぐらいに強大でしょう。  装備を整えておくに越した事はありません。  それにせっかく孔明が残してくれた情報です。使わないと、きっと怒られます」 そうして二人は瓦礫の捜索を始めたが、目的のものは程なくして見つかった。 一つは二人の遺体のそばにあったバッグ、おそらく激動のトウカリョウのものだろう。 美形元帥のものはボルテッカーで消滅したらしいので、間違いないだろう。 そしてもう一つ瓦礫の中から発見したバッグ、これはビクトリーム博士のものだろう。 酢飯細胞に浸食された衝撃で行方不明になったと、孔明のメモにも書いてあった。 トウカリョウのほうから確認すると、出てきたのは装飾品。 どうやらケリュケイオンというデバイスらしい。 「これは蟹座氏が使ってください。いろいろ覚醒していますし、サイズ的に合いそうですから」 「ししょー、それってどういう意味ですか」 釈然としないものを感じながらも蟹座氏はケリュケイオンを起動させる。 眩い光が蟹座氏を包み込み、バリアジャケットが生成される。 そして光が収まった後にいたのは―― 「えっと、蟹座氏?」 「……この格好については何も言わないでください」 バトルマスターは蟹座氏の言う通り姿に関する発言は控える事にした。 「蟹座氏、試しに何か使ってみませんか」 「そうだね。じゃあこれ! アクセルシューター!!」 蟹座氏の言葉と共に四つの魔力スフィアが生成され、瓦礫に向かって射出された。 アクセルシューターを受けた瓦礫はその四分の一程を吹き飛ばす結果となった。 その威力に二人は多少驚きつつも、当たりを引いた事を喜んだ。 しかし余程バリアジャケットが気になるのか、蟹座氏はすぐさまデバイスを待機状態に戻していた。 余談だが、ケリュケイオンでアクセルシューターが使用できたのは時間軸的に本編終了後だからである。 サウンドステージ04でもいずれ習得する旨が収録されている。 正直アニロワ2ndに出ているものより使い道は多そうだ。 そして次にビクトリーム博士のバッグから出てきたのは―― 「……ししょー、これってもしかして」 「……トミーですね」 そう出てきたのはギャルゲロワにも出てきた機関車、名前はトミー。 本編では「なぜか」普通の女子高校生が地面を難なく走らせていたという代物である。 もちろんその車体から繰り出されるパワーは凄まじいものがある。 「これ、動くのかな」 「動くみたいですね。というより、その話書いたのは私ですから動かし方は知っています」 車内を調べながら会話を交わす二人。 準備は整った。 反撃の時間はこれからだ。 「では行きましょうか、蟹座氏」 「うん、ししょー。これから病院に向かうの?」 「いや、まずはG-9にある旅館の三人と接触しようと思っています。  人数は多いに越した事ありませんし、メモを見る限りでは十分話が通じる相手です。  接触する価値は大いにあるでしょう」 ジョーカーに捕らわれたネコミミストとChain-情も気になるが、足止めなら死ぬ事はないだろう。 そう判断してまずは旅館に向かう事にした。 かくして二人の書き手は一路旅館へと向かう。 孔明は死してもなおバトルマスター達を導いていく。 まさに「死せる孔明、生けるバトルマスターを走らす」 【夜中】【F-3 『孤城のホテル』跡地】 【バトルマスター@ギャルゲロワ】 【状態】:健康、キュレイ種のような身体、首輪解除、機関車トミー操縦中 【装備】:永遠神剣「冥加」、ゲイボルグ@アニロワ2nd、機関車トミー@ギャルゲロワ 【道具】:支給品一式×2、コイン、名簿、孔明のメモ、王蛇のカードデッキ@仮面ライダー龍騎、スタンガン@アニロワ1st、     首輪(まとめキング)、不明支給品×2 【思考】:  基本:コインの表が出た――だから徹底的に抗う。  0:仲間と協力して主催者を打倒!!  1:対主催として仲間を探し、殺し合いに乗った輩を倒す。  ※容姿は前原圭一@ひぐらしのなく頃にです。  ※自身の精神が、キャラの影響を受けている事に気付きました。  ※【闘争制覇者-Battle Master】    発動させることで、決して『バトル』に負けない固有結界を張る事ができます。    孔明が死んだため、アイン・ソフ・オウルverは使用不能です。   【闘争制覇者-Battle Master アイン・ソフ・オウル】    バトルマスターが生涯描きうるありとあらゆるバトルの世界に敵を放り込む技。    物語内のキャラの攻撃を全部くらわせます。    この技が発動した時点で、敵味方の全行動が『バトル』として定義されます。    故に、発動すればどんな状況でも、バトルマスターは不敗です。  ※影の繋ぎ師からディーの話を聞きました。  ※王蛇のカードデッキにある”ADVENT”のカードはベノスネーカー、メタルゲラス、ダークウイングの3枚です。  ※孔明のメモにはこのロワに関する孔明の知り得る限りの情報が記載されています。 【蟹座氏@ギャルゲロワ】 【状態】:蟹見沢症候群発症(ただいま沈静中)、へこみLv1、顎部に痒み、『蟹座じゃないもん』覚醒、小程度の疲労、首輪解除 【装備】:体操着(ブルマ)、鉈、ケリュケイオン@リリカルなのはStrikerS、永遠神剣『誓い』 【道具】:支給品一式×2、蟹座の黄金聖闘衣、最高ボタン、カードデッキ(シザース)@ライダーロワ、閃光弾、まふうじの杖、     バッド・カニパニーの甲羅 【思考】:  基本:ししょーと共に!  0:ししょーと共に対主催。  1:『あいつ』に逢ったら殺す。  2:ギャルゲロワの仲間とはできるなら会いたくない……けど。  3:敵とは戦う。ギャルゲロワ以外でいじめてくる人はみんな敵。  ※容姿は蟹沢きぬ(カニ)@つよきすです。  ※最高ボタンを押すと、『いやっほぉぉぉおおおう、蟹座のONiぃ様、最高ーーーーーっ!!!!!』という台詞が、   ハクオロの声で流れます。シークレットボイスにも何かあるかも?  ※自分の心がキャラに影響されていることに気付きましたが、キャラに抵抗するため無駄な努力をしています。  ※身体能力は本気を出せば倉成武ぐらいの力が出ます。通常はカニ。  ※蟹見沢症候群について。   へこみのLvが5になったとき、発祥します。発症した場合、自分を苛めたり辱めたりした者を優先的に殺します。   基本的な症状は雛見沢症候群と同じです。発症中は蟹座氏のチャット状態の特徴により、語尾に♪がついたりします。  ※言霊『蟹座じゃないもん』に覚醒しました。   強い意志で蟹座であることを否定することにより、文字通り蟹に縁のあるアイテムから、   『蟹座じゃないもん』つまり『蟹座じゃないもん(者、物)』の力を引き出せます。  ※蟹座氏のバリアジャケット姿がどのようなものかは以降の書き手に任せます。 【備考】  ※孔明の遺体、オールオーバー@ライダーロワは錬金術の触媒として、コ・ホンブックとその所持品と共に消滅しました。  ※ホテル『キャッスル・満漢全席』にバッド・カニパニーの甲羅×999が埋葬されました。 |250:[[扉の向こうへ]]|投下順に読む|251:[[黒き竜巻雲]]| |250:[[扉の向こうへ]]|時系列順に読む|251:[[黒き竜巻雲]]| |250:[[扉の向こうへ]]|バトルマスター|254:[[なのDeath☆(前編)]]| |250:[[扉の向こうへ]]|蟹座氏|254:[[なのDeath☆(前編)]]| |250:[[扉の向こうへ]]|&color(red){コ・ホンブック}|| |250:[[扉の向こうへ]]|影の繋ぎ師|253:[[ようこそルナティックパーティー(前編)]]| |250:[[扉の向こうへ]]|&color(red){承}||

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