断罪の光

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「さすがに私のギアスをもってしてもあの狂人を止めることは難しいですか……」 無人のビルの一室で孤高は右手を前にかざし瞳を閉じて集中していた。 両手に填められたクラールヴィントが目まぐるしく変化する周囲の戦況の情報を彼女の脳裏に送信していく。 クラールヴィントは釘宮声で喋るのと、なぜか外そうとすると呪いの曲が流れて外せないことを除いてはオリジナルと何ら変わらない性能であった。 彼女の足元にはギアスによる精神攻撃を受けた漆黒の龍が今だ気絶していた。 彼の心拍数および血圧、呼吸の乱れも今は正常値に戻り目を覚ますのも時間の問題だろう。 目を覚ましたら普通に「大丈夫ですか?」と声を掛け、ここへ運んで介抱していたと説明すれば無用な疑いをかけられる心配もない。 (この男については特に注意すべきことはないでしょうね) 孤高は漆黒の龍から意識を逸らし、クラールヴィントからの情報に意識を集中させた。 クラールヴィントは孤高がギアスを手に入れる原因となった少女――コ・ホンブックを重点的にマークしていた。 『イタイカラ殺すコロスカラ痛い遺体にシて頃ス遺体カラコロス殺すからイタイ――』 支離滅裂な言葉を吐くコ・ホンブック。 対峙するのはギャグ将軍、焦ったドラえもん、永遠のうっかり侍のさっきまで行動を共にした人間と見知らぬ男女。 『コロスコロス痛いコロス痛く殺すゥ――ッ!!』 コ・ホンブックの手に握られた乖離剣エアが辺りに破壊を撒き散らす。 隙を衝かれたコ・ホンブックにありったけの攻撃が叩き込まれる。が、瞬く間に傷が修復される。 (もはや『再生』と言うよりも『復元』と言ったほうが正しいですね……悔しいですが私のギアスの通用する相手ではありませんね) 孤高の失った左眼に宿った力――『ギアス』 本来のルルーシュの能力とは違い、彼女の持つ力はギャルゲロワの参加者が受けた苦痛のイメージを対象に送る。 良くて気絶、最悪の場合精神崩壊に追い込む恐るべき能力である。 だがコ・ホンブックには壊すべき精神が残っていない。 完全に精神崩壊した人間にギアスは何の意味がない。 歯がゆい思いをしながら戦況を眺める孤高。 やがて戦況が変わる。 見知らぬ女――ボマーが一瞬の隙を衝いてコ・ホンブックに何かを囁いた。 その瞬間、コ・ホンブックはその場に崩れ落ちたのであった。  ◇ ◇ ◇ (どうやら戦いは終わったようですね……) 戦いを終えた五人は何かを話してるようだが、何を話しているかまではわからない。 ややあってボマーとコ・ホンブックが別行動を取ることになった。 ギャグ将軍のチームには新しいメンバー―大あばれ鉄槌が加入していた。 (ギャグ将軍は私を探すつもりでしょう……合流するとしたらこの男が目覚めてからですね) 足元の漆黒の龍は静かな寝息を立てて眠っていた。 孤高はコ・ホンブックのマークを外し、広範囲のエリアを探索することにした。 ある地点で見つけたのは首から上が泉こなたで首から下がアーカードな人間。 ある地点では蟹沢きぬの姿をした少女が失禁しながら泣いている様子。 (あれもしかして蟹座さんじゃあ……?) 周囲を探索している孤高はある異変を感じた。 超高密度のエネルギーがある一点に集中しているのだ。 「何この力……どこから……? クラールヴィント! もっと探索範囲を広げて」 『だったらこの家で……私の執事をやらないか!?』 クラールヴィントはさらに探索範囲を広げる、さらにさらに広げる。 探索範囲の増加に反比例して孤高に送られる情報が不明瞭なものになっていく。 それでも孤高は明確にエネルギーの集中してる地点を割り出すことができた。 (なんですかこれ……こんなに離れているのにはっきりとクラールヴィントのサーチに引っかかるなんて……) 場所はここから北西のE-3、そこから凄まじいエネルギーが集中しているのだ。 すでにクラールヴィントの探索範囲から外れているのにも関わらずはっきりと感知できるほどのエネルギーである。 「クラールヴィント! 映像を私に!」 『働いたら負けかなと思ってる!! 』 孤高の脳内にその場所が映し出される。 ノイズが混じってはっきりとその様子を伺うことができない。 その中に翼を広げた少女が異形と化した右腕に膨大なエネルギーを集めている姿が何とか見て取れた。 「あの翼……まさかウイングハイロゥ!?」 少女の右腕の先端に集まる光の粒子。 間違いなくあれは―― 「クラールヴィント!!! 彼女の右腕の角度から射線軸を計算して! 早くッ!!!」 あれが発射されるととんでもないことが起きる。 クラールヴィントの計算結果が、禍々しき右腕――エンジェルアームの射線軸が孤高にフィードバックされる。 「――ッ! 射線はこのビルに向いてる!! 早く逃げないと!」 できるだけ射線上から離れないと……! だが今だ気絶中の漆黒の龍がいる。 彼を担いでいては到底間に合わない。 もちろんこの場面では彼を見捨てるのが当然だが―― (まさか……彼も一緒にとは思っていませんよね私!) ここで漆黒の龍が消滅してくれたほうが自分にとって好都合のはず。 でも見捨てることが躊躇われる孤高。 「……私もヤキが回ったってことですか」 ここで彼を見捨てられない―― 彼女が想った瞬間左手のクラールヴィントの宝石部分が外れる。それはペンダルフォルムへ移行。 「クラーヴィント……フルドライブ!!」 『私、悠二が好き!』 勢いよくワイヤーが伸びてゆく。一メートル、二メートル……さらに伸びる。 「まだ……足りない……あの光が通る扉の大きさにはまだまだ!」 伸びたワイヤーは彼女の数メートル前で巨大な円を描き出す。 「カウントダウン開始……発射までニ十秒、着弾まで約三十秒――『旅の鏡』展開!」 ワイヤーに切り抜かれた空間が深い藍色に染まる。 旅の鏡――クラールヴィントのワイヤーによって作られた輪の内側の空間を目標の場所に繋げる魔法。 原作においてなのはのリンカーコアを抜き取ったり闇の書のコアの転送に利用された魔法である。 孤高の狙いは一つ、エンジェルアームの砲撃を旅の鏡で受け止め、別空間に転送して回避すること。 「砲撃の着弾が先か旅の鏡の座標指定が先か……勝負です!」 翼を広げた少女が発射体制に入る。 その姿はまるで天使のようで、 愚かな人間に裁きを下す断罪の光が放たれた。 射線上の全てのものを粉砕し消滅させてゆくエンジェルアーム。 座標指定に間に合わなければ孤高も光の粒子に還元されるだろう。 「座標指定、私の頭上百メートル! 向きは……大気圏外に!!!!」 わずかに孤高の座標計算が早かった。 次の瞬間、ビルの壁を突き破り凄まじい光の奔流が彼女を襲う。 だがエンジェルアームの砲撃は彼女の前方に展開された旅の鏡に吸い込まれていく。 「いっけぇえええええええええええええええ!!!!!!!!!」 吸い込まれたと同時に上空の旅の鏡の出口から垂直にむかって光がのびていく。 巨大な光柱が天を灼く。 それは会場全てから視認できるほどの神々しいまでの光景だった。  ◇ ◇ ◇ やがて光の奔流は収まり半壊したビルに孤高の姿はあった。 「やりました……私……あれ……?」 強烈な疲労感が体中を襲う、完全な魔力切れ。 「こんなところで……倒れたら……」 意識を保っていられない、孤高の黒き書き手の意識はゆっくりと闇に沈んでいった。 【昼】【F-6にあるビルの一室】 【孤高の黒き書き手@ギャルゲロワ】 【装備】:防弾繊維のメイド服@カオスロワ2nd、悟史の金属バット@ひぐらしのなく頃に、クラールヴィント(呪)@リリカルなのはシリーズ、ギアス(ギャルゲロワ仕様)@コードギアス 【所持品】:支給品一式 【状態】:裏モード、気絶中、かなりの疲労 【思考・行動】 基本行動方針:ここからの脱出。そのためなら他の人は遠慮なく利用する。 1:やった……助かった…… 2:漆黒の竜が目覚めたら自分の事はうまく誤魔化す。 3:自分にとって役に立ちそうな人を見つける。 4:脱出に邪魔な人(マーダーや弱者)をできる範囲で始末する。 5:愛の伝道師との契約通り、tu4氏を止める(後回しにする気です) 6:生首はもう勘弁。 ※外見は「D.C.P.S.」の朝倉音夢。 ※クラールヴィントは主催者の嫌がらせにより全ての音声が釘宮理恵ボイスでランダム再生されます。  おまけに呪われているため外せません。 ※ギアス(ギャルゲロワ仕様)について:  効果は『ギャルゲロワに参加したキャラが味わった苦痛のイメージを全て再現する』  あくまでイメージなので物理ダメージはないが、精神ダメージはえげつない。  普通の人なら精神が耐えられずに廃人か自殺だが、書き手の皆さんは多かれ少なかれタフなので死ぬ事はない……はず。  『同じ人物にこのギアスを使用した場合、その威力は回数に比例していくが、同じ人物に2回目以降使用すると自分にもその相手に与えた苦痛のイメージが再現される』という制限がある。孤高の黒き書き手はこの制限を知らない。  その他に何かあるかは以降の書き手にお任せします。 ※裏モード:基本的に自分のためなら他人を犠牲にするのも厭わない性格……のはずだが、なぜか漆黒の龍が気になる。       その他の設定は次の書き手にお任せします。 ※ビルはエンジェルアームの影響により半壊です。 ※エンジェルアームを放った人物はギャルゲロワの書き手と認識しましたがtu4氏とは気づいていません 【漆黒の龍@ライダーロワ】 【装備】カブトゼクター&ライダーベルト@ライダーロワ、がんがんじいスーツ(頭部に凹みあり)@特撮ロワ、ハイパーゼクター@ライダーロワ 【所持品】支給品一式 、折れたエクスカリパー、黒い皮手袋、首輪の残骸(愛の伝道師) 【状態】気絶中、かなりの疲労、全身にひどい痛み、下半身と背中土塗れ 【思考・行動】 基本:対主催。そして脱出。 1:予約被りに定評のあるtu4氏(姿は知らない)を止める! 2:とりあえず服だ。土塗れはもう嫌だし下着姿とかアレだし鉄槌はもう論外(ry 3:ボマーを守る。 4:鉄槌はまあどうにでもなるだろ。 5:生存者の確保、及び首輪の解析の出来る人物の捜索。 6:愛の伝道師の意志をついで愛を説く。 7:リュウガのカードデッキとかないかなー ※外見や声は城戸真司です。 ※他ロワの知識は皆無です。 ※ドラゴンオルフェノク@ライダーロワに覚醒しました(ただし黒色)。触れたものを灰にする能力はありません。  直接の原因はコ・ホンブック戦ですが、ビクトリーム博士戦も何かあったかもしれません。 ※『蘇った現代の熱血怪人』『派手好き地獄紳士』『ステルス鬼畜』『マスク・ザ・ドS』を危険人物として認識しました。  『予約被りに定評のあるtu4氏』を『エロスの鐘の煩悩寺』だと思い込み、危険人物として認識しました。  尚、名前は知りませんが『ビクトリーム博士』も危険人物として認識しました。 ※一人称が僕に変わりました。 ※ダークウイングの行方は後続の書き手さんに任せます。 ※愛の伝道師の推論を聞いたかどうかは次の書き手にお任せします。  またその推論の真偽は不明です。 |167:[[侵食汚染]]|投下順に読む|169:[[さあ、立ち上がれ]]| |167:[[侵食汚染]]|時系列順に読む|170:[[【書き手ロワ2nd】地図氏を暗殺しにいってみた]]| |155:[[覚醒の黒き書き手]]|漆黒の龍|202:[[誤解フラグ? ばっきばきにしてやんよ]]| |155:[[覚醒の黒き書き手]]|孤高の黒き書き手|202:[[誤解フラグ? ばっきばきにしてやんよ]]|
「さすがに私のギアスをもってしてもあの狂人を止めることは難しいですか……」 無人のビルの一室で孤高は右手を前にかざし瞳を閉じて集中していた。 両手に填められたクラールヴィントが目まぐるしく変化する周囲の戦況の情報を彼女の脳裏に送信していく。 クラールヴィントは釘宮声で喋るのと、なぜか外そうとすると呪いの曲が流れて外せないことを除いてはオリジナルと何ら変わらない性能であった。 彼女の足元にはギアスによる精神攻撃を受けた漆黒の龍が今だ気絶していた。 彼の心拍数および血圧、呼吸の乱れも今は正常値に戻り目を覚ますのも時間の問題だろう。 目を覚ましたら普通に「大丈夫ですか?」と声を掛け、ここへ運んで介抱していたと説明すれば無用な疑いをかけられる心配もない。 (この男については特に注意すべきことはないでしょうね) 孤高は漆黒の龍から意識を逸らし、クラールヴィントからの情報に意識を集中させた。 クラールヴィントは孤高がギアスを手に入れる原因となった少女――コ・ホンブックを重点的にマークしていた。 『イタイカラ殺すコロスカラ痛い遺体にシて頃ス遺体カラコロス殺すからイタイ――』 支離滅裂な言葉を吐くコ・ホンブック。 対峙するのはギャグ将軍、焦ったドラえもん、永遠のうっかり侍のさっきまで行動を共にした人間と見知らぬ男女。 『コロスコロス痛いコロス痛く殺すゥ――ッ!!』 コ・ホンブックの手に握られた乖離剣エアが辺りに破壊を撒き散らす。 隙を衝かれたコ・ホンブックにありったけの攻撃が叩き込まれる。が、瞬く間に傷が修復される。 (もはや『再生』と言うよりも『復元』と言ったほうが正しいですね……悔しいですが私のギアスの通用する相手ではありませんね) 孤高の失った左眼に宿った力――『ギアス』 本来のルルーシュの能力とは違い、彼女の持つ力はギャルゲロワの参加者が受けた苦痛のイメージを対象に送る。 良くて気絶、最悪の場合精神崩壊に追い込む恐るべき能力である。 だがコ・ホンブックには壊すべき精神が残っていない。 完全に精神崩壊した人間にギアスは何の意味がない。 歯がゆい思いをしながら戦況を眺める孤高。 やがて戦況が変わる。 見知らぬ女――ボマーが一瞬の隙を衝いてコ・ホンブックに何かを囁いた。 その瞬間、コ・ホンブックはその場に崩れ落ちたのであった。  ◇ ◇ ◇ (どうやら戦いは終わったようですね……) 戦いを終えた五人は何かを話してるようだが、何を話しているかまではわからない。 ややあってボマーとコ・ホンブックが別行動を取ることになった。 ギャグ将軍のチームには新しいメンバー―大あばれ鉄槌が加入していた。 (ギャグ将軍は私を探すつもりでしょう……合流するとしたらこの男が目覚めてからですね) 足元の漆黒の龍は静かな寝息を立てて眠っていた。 孤高はコ・ホンブックのマークを外し、広範囲のエリアを探索することにした。 ある地点で見つけたのは首から上が泉こなたで首から下がアーカードな人間。 ある地点では蟹沢きぬの姿をした少女が失禁しながら泣いている様子。 (あれもしかして蟹座さんじゃあ……?) 周囲を探索している孤高はある異変を感じた。 超高密度のエネルギーがある一点に集中しているのだ。 「何この力……どこから……? クラールヴィント! もっと探索範囲を広げて」 『だったらこの家で……私の執事をやらないか!?』 クラールヴィントはさらに探索範囲を広げる、さらにさらに広げる。 探索範囲の増加に反比例して孤高に送られる情報が不明瞭なものになっていく。 それでも孤高は明確にエネルギーの集中してる地点を割り出すことができた。 (なんですかこれ……こんなに離れているのにはっきりとクラールヴィントのサーチに引っかかるなんて……) 場所はここから北西のE-3、そこから凄まじいエネルギーが集中しているのだ。 すでにクラールヴィントの探索範囲から外れているのにも関わらずはっきりと感知できるほどのエネルギーである。 「クラールヴィント! 映像を私に!」 『働いたら負けかなと思ってる!! 』 孤高の脳内にその場所が映し出される。 ノイズが混じってはっきりとその様子を伺うことができない。 その中に翼を広げた少女が異形と化した右腕に膨大なエネルギーを集めている姿が何とか見て取れた。 「あの翼……まさかウイングハイロゥ!?」 少女の右腕の先端に集まる光の粒子。 間違いなくあれは―― 「クラールヴィント!!! 彼女の右腕の角度から射線軸を計算して! 早くッ!!!」 あれが発射されるととんでもないことが起きる。 クラールヴィントの計算結果が、禍々しき右腕――エンジェルアームの射線軸が孤高にフィードバックされる。 「――ッ! 射線はこのビルに向いてる!! 早く逃げないと!」 できるだけ射線上から離れないと……! だが今だ気絶中の漆黒の龍がいる。 彼を担いでいては到底間に合わない。 もちろんこの場面では彼を見捨てるのが当然だが―― (まさか……彼も一緒にとは思っていませんよね私!) ここで漆黒の龍が消滅してくれたほうが自分にとって好都合のはず。 でも見捨てることが躊躇われる孤高。 「……私もヤキが回ったってことですか」 ここで彼を見捨てられない―― 彼女が想った瞬間左手のクラールヴィントの宝石部分が外れる。それはペンダルフォルムへ移行。 「クラーヴィント……フルドライブ!!」 『私、悠二が好き!』 勢いよくワイヤーが伸びてゆく。一メートル、二メートル……さらに伸びる。 「まだ……足りない……あの光が通る扉の大きさにはまだまだ!」 伸びたワイヤーは彼女の数メートル前で巨大な円を描き出す。 「カウントダウン開始……発射までニ十秒、着弾まで約三十秒――『旅の鏡』展開!」 ワイヤーに切り抜かれた空間が深い藍色に染まる。 旅の鏡――クラールヴィントのワイヤーによって作られた輪の内側の空間を目標の場所に繋げる魔法。 原作においてなのはのリンカーコアを抜き取ったり闇の書のコアの転送に利用された魔法である。 孤高の狙いは一つ、エンジェルアームの砲撃を旅の鏡で受け止め、別空間に転送して回避すること。 「砲撃の着弾が先か旅の鏡の座標指定が先か……勝負です!」 翼を広げた少女が発射体制に入る。 その姿はまるで天使のようで、 愚かな人間に裁きを下す断罪の光が放たれた。 射線上の全てのものを粉砕し消滅させてゆくエンジェルアーム。 座標指定に間に合わなければ孤高も光の粒子に還元されるだろう。 「座標指定、私の頭上百メートル! 向きは……大気圏外に!!!!」 わずかに孤高の座標計算が早かった。 次の瞬間、ビルの壁を突き破り凄まじい光の奔流が彼女を襲う。 だがエンジェルアームの砲撃は彼女の前方に展開された旅の鏡に吸い込まれていく。 「いっけぇえええええええええええええええ!!!!!!!!!」 吸い込まれたと同時に上空の旅の鏡の出口から垂直にむかって光がのびていく。 巨大な光柱が天を灼く。 それは会場全てから視認できるほどの神々しいまでの光景だった。  ◇ ◇ ◇ やがて光の奔流は収まり半壊したビルに孤高の姿はあった。 「やりました……私……あれ……?」 強烈な疲労感が体中を襲う、完全な魔力切れ。 「こんなところで……倒れたら……」 意識を保っていられない、孤高の黒き書き手の意識はゆっくりと闇に沈んでいった。 【昼】【F-6にあるビルの一室】 【孤高の黒き書き手@ギャルゲロワ】 【装備】:防弾繊維のメイド服@カオスロワ2nd、悟史の金属バット@ひぐらしのなく頃に、クラールヴィント(呪)@リリカルなのはシリーズ、ギアス(ギャルゲロワ仕様)@コードギアス 【所持品】:支給品一式 【状態】:裏モード、気絶中、かなりの疲労 【思考・行動】 基本行動方針:ここからの脱出。そのためなら他の人は遠慮なく利用する。 1:やった……助かった…… 2:漆黒の竜が目覚めたら自分の事はうまく誤魔化す。 3:自分にとって役に立ちそうな人を見つける。 4:脱出に邪魔な人(マーダーや弱者)をできる範囲で始末する。 5:愛の伝道師との契約通り、tu4氏を止める(後回しにする気です) 6:生首はもう勘弁。 ※外見は「D.C.P.S.」の朝倉音夢。 ※クラールヴィントは主催者の嫌がらせにより全ての音声が釘宮理恵ボイスでランダム再生されます。  おまけに呪われているため外せません。 ※ギアス(ギャルゲロワ仕様)について:  効果は『ギャルゲロワに参加したキャラが味わった苦痛のイメージを全て再現する』  あくまでイメージなので物理ダメージはないが、精神ダメージはえげつない。  普通の人なら精神が耐えられずに廃人か自殺だが、書き手の皆さんは多かれ少なかれタフなので死ぬ事はない……はず。  『同じ人物にこのギアスを使用した場合、その威力は回数に比例していくが、同じ人物に2回目以降使用すると自分にもその相手に与えた苦痛のイメージが再現される』という制限がある。孤高の黒き書き手はこの制限を知らない。  その他に何かあるかは以降の書き手にお任せします。 ※裏モード:基本的に自分のためなら他人を犠牲にするのも厭わない性格……のはずだが、なぜか漆黒の龍が気になる。       その他の設定は次の書き手にお任せします。 ※ビルはエンジェルアームの影響により半壊です。 ※エンジェルアームを放った人物はギャルゲロワの書き手と認識しましたがtu4氏とは気づいていません 【漆黒の龍@ライダーロワ】 【装備】カブトゼクター&ライダーベルト@ライダーロワ、がんがんじいスーツ(頭部に凹みあり)@特撮ロワ、ハイパーゼクター@ライダーロワ 【所持品】支給品一式 、折れたエクスカリパー、黒い皮手袋、首輪の残骸(愛の伝道師) 【状態】気絶中、かなりの疲労、全身にひどい痛み、下半身と背中土塗れ 【思考・行動】 基本:対主催。そして脱出。 1:予約被りに定評のあるtu4氏(姿は知らない)を止める! 2:とりあえず服だ。土塗れはもう嫌だし下着姿とかアレだし鉄槌はもう論外(ry 3:ボマーを守る。 4:鉄槌はまあどうにでもなるだろ。 5:生存者の確保、及び首輪の解析の出来る人物の捜索。 6:愛の伝道師の意志をついで愛を説く。 7:リュウガのカードデッキとかないかなー ※外見や声は城戸真司です。 ※他ロワの知識は皆無です。 ※ドラゴンオルフェノク@ライダーロワに覚醒しました(ただし黒色)。触れたものを灰にする能力はありません。  直接の原因はコ・ホンブック戦ですが、ビクトリーム博士戦も何かあったかもしれません。 ※『蘇った現代の熱血怪人』『派手好き地獄紳士』『ステルス鬼畜』『マスク・ザ・ドS』を危険人物として認識しました。  『予約被りに定評のあるtu4氏』を『エロスの鐘の煩悩寺』だと思い込み、危険人物として認識しました。  尚、名前は知りませんが『ビクトリーム博士』も危険人物として認識しました。 ※一人称が僕に変わりました。 ※ダークウイングの行方は後続の書き手さんに任せます。 ※愛の伝道師の推論を聞いたかどうかは次の書き手にお任せします。  またその推論の真偽は不明です。 |168:[[侵食汚染]]|投下順に読む|170:[[さあ、立ち上がれ]]| |168:[[侵食汚染]]|時系列順に読む|171:[[【書き手ロワ2nd】地図氏を暗殺しにいってみた]]| |156:[[覚醒の黒き書き手]]|漆黒の龍|203:[[誤解フラグ? ばっきばきにしてやんよ]]| |156:[[覚醒の黒き書き手]]|孤高の黒き書き手|203:[[誤解フラグ? ばっきばきにしてやんよ]]|

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