「狂」

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――業が疼く。 目の前に、愛すべき存在がいる。目の前に、何よりも好みの存在がいる。 せっかく責任感を感じて頑張ろうと思っていたのに、思わず何もかも投げ出したくなってくる。 集まりすぎた対主催陣営の面々の中、半ば背景に溶け込みながら、彼女はぼんやりと考える。 いったい何がそこまで彼女の心を揺り動かしているのか? 相手の体型? ――否。 確かにそのつるぺったんな体型、一糸纏わぬ姿は彼女の所属ロワを考えれば好意の対象だ。 けれど、それはあくまで好意止まり。全てに優先するとまでは言い難い。 相手の纏う強烈な鬱展開の気配? ――否。 確かにその属性は彼女の所属ロワの代名詞のようなものだ。 けれど、それはあくまで味付けの1つ。そればかりを喰って生きているわけでもない。 相手の身体に刻まれたいくつもの傷? ――否。 確かにサディスト聖人の1人である彼女にとって、その無惨な傷は詳しく検証したい対象だ。 けれど、この距離からでも見れば大体分かる。医学的知識から見当がついてしまう。 彼女が「その相手」の中に見出し、激しく惹かれ、業を刺激されたもの――それは体型でも鬱でも傷でもない。 それは、狂気。 明らかに正常から外れた、その精神のありかた。   『蒼星石は、私の『仲間』、だよね?』   『真紅は、ヒナの中で生きるのよ。永遠に、ずーっと一緒なの☆』   『……今は殺人機械でいい……鬼でいい……優しさじゃ、辛過ぎるから……』 タバサ教。狂マーダー雛苺。優しさを拒否した殺人人形イヴ。 いずれも彼女が生み出したものだ。彼女がそのきっかけを作ったものだ。 逆に、狂ってもおかしくない状況だったキャラを正気に引き戻したこともある。正気に留めたこともある。 ブラックラグーンの双子、ヘンゼルとグレーテルのように元から狂ってるキャラも大好物だ。 この辺りの性向は、このロワ内にいる「もう1人の彼女」にも認められる性質である。 爆弾魔、という評価と名前が先行する、LSの書き手ボマー。 だが、そんなボマーが何よりも愛するものは、狂気。 狂気と正気の境界で揺らめく心が好きだからこそ、パロロワに辿り着き、パロロワに腰を落ち着けたのだ。 そんな彼女の前に、正真正銘の狂人がいる。 コ・ホンブック。 見るからに「おかしい」存在。暴走を続ける存在。自分を見失ってる存在。 ああ――「こんなもの」と遭遇してしまって、我慢なんて出来るわけがないだろう! 1書き手としても! ロワの参加者としても! たとえリアルの事情がシャレにならない状況だとしても! ……ごめん、訂正。上の一行は見なかったことにして下さい。 深くツッコまれても、その、困るから。うん。         *     *     * 「えーっと、何とかガイドによれば……って、別に不死者とか狂ってるとかって記載はないんですけどー!?  どー読んでも、アニタの外見したコ・ホンブックって、人畜無害な女の子のハズなんですけどッ!  紙使いの能力以外はっ!!」 「つまりは、ロワが始まってから『何か』があったということか。支給品と……他の参加者が何かしたかな?」 「ふむ。興味深いな。出来ればコーヒーでも飲みながらじっくり聞き出したいところであるが」 「とりあえずぶっ飛ばさなきゃコッチがヤラれるぜ、って……」 焦ったドラえもんがヒッチハイクガイドをめくり、うっかり侍が珍しくマトモな推理を巡らせ、 ギャグ将軍がのんびりしたコーヒーブレイクを懐かしみ、大暴れ鉄槌がグルグルと腕を振り回す中。 半裸の少女が、1歩足を踏み出した。 「……おい。何のつもりだ、この爆弾魔」 「あの子は、私が何とか出来るかもしれないわ」 ざわっ。思わず残る4人がざわめく。 無限に再生を重ねる不死者に、破格の攻撃力を誇る乖離剣エア。 これを前に、いったい何が出来るというのか? LSで何か対抗できるようなものがあったろうか? だが迷っている時間は無い。コ・ホンブックがその手の宝具を構える。攻撃の構えを取る。 「イタイカラ殺すコロスカラ痛い遺体にシて頃ス遺体カラコロス殺すからイタイ――」 「見込みは五分といったところだけど……そのためには、奴の耳に私の言葉を届ける必要があるわ。  多少時間もかかるかもしれない。一言呪文を唱えてはい終わり、とはいかないしね。だから――」 「コロスコロス痛いコロス痛く殺すゥ――ッ!!」 「だからみんな、支援お願いッ!!」 ボマーの叫びとほぼ同時に、全てを破壊しつくす竜巻が振り下ろされる。 5人の戦士も、ただ立ち尽くしていたりはしない。瞬時にその場を飛び離れて四散して―― 激しい戦いが、始まった。         *     *     * 狂人というのは、「理解のできない存在」などではない。 狂人というのは、「言葉の通じない存在」などでもない。 ほんの少しだけ、噛み合わせがズレてしまっただけの存在だ。 その根底にある想いは、大抵の場合は純粋にしてシンプル。 仲間を守りたい。孤独を避けたい。優しくされるのがかえって辛い。痛いのをなんとかしたい。 純粋でシンプルなはずなのに、世界との噛み合わせが少しズレたせいでとんでもないことになる。 どこまでも堕ちていくアリ地獄、もがいてももがいても脱出できない底なし沼に嵌ることになる。 それでも、狂気というのは意外と筋が通っているものなのだ。分析可能なものなのだ。 その気になって見てやれば、理解可能なものなのだ。 ――それが、自然発生した狂気ならば。         *     *     * (誰かが“刷り込んだ”わね、これは――) 乖離剣エアが振るわれるたびに、周囲のビル群が壊れていく。 焦ったドラえもんが悲鳴を上げて飛びのき、 うっかり侍がうっかり倒れてきた建物の下敷きになりかけ、 ギャグ将軍が「これじゃギャグにもならん」と愚痴りながら助け出し、 大暴れ鉄槌が逆に突進、雄叫びと共に拳を突き出す。 シェルブリッドが炸裂しコ・ホンブックの小さな体が水風船のように弾け飛び、 しかし次の瞬間には素早く再生を開始する。 仲間が気を引き、攻撃を撃たせ、反撃を叩き込み、再生のために動きが止まった、数秒にも満たぬ時間。 その機を逃さず、ボマーは駆ける。義体の脚力を活かし、一気に距離を詰める。 近づいたことで、コ・ホンブックの裸身に刻まれた傷がはっきり見える。胸の12の傷と、腹部の10の傷。 (見た事もない拷問器具による胸の傷――そしてロワ内で獲得したという不死者の能力。  まったく、どこのロワの誰なのかな。  お腹の傷の方はしっかり肝臓やら腎臓やら狙って貫いてるし、そりゃ気が狂うほど痛いはずよ) 破壊の嵐が吹き荒れる戦場で、遠くから叫んでも言葉は届かない。だから距離を詰める。 下手をしたら『自分を中心に』放つ自爆攻撃に巻き込まれるかもしれない。それでも距離を詰める。 戦闘の騒音が無くても、彼女は延々と呟き続けているのだ。壊れたレコードのように繰り返しているのだ。 痛いから殺す。痛いから殺す。痛いから殺す。痛いから殺す。 コ・ホンブック自身の呟きを越えて、彼女の意識に声を届けなければならない。 近づきながら、ボマーは考えを巡らせる。 (でも……ただ身体が痛むだけじゃ、外部への攻撃性には転化しないわ。  『痛い』から『殺す』――そこには通常ではありえない飛躍がある。普通に狂ったんでは、こうはならない。  明らかに、そこに悪意が介在している。誰かが彼女の思考を誘導している) きっと、正気と狂気の境目、まさに彼女が「向こう側」に堕ちる瞬間、誰かが一言囁いたのだろう。 『誰かを殺せばその痛みも和らぐよ』とでも。 まさに地獄に垂らされた蜘蛛の糸。永遠に続く苦しみの中に見えた唯一の光。 手を伸ばさない方がどうにかしている。 いくらボマーが狂気に通じていると言っても、この自然で必死な感情を打ち消すことなどできない。 彼女にできること、それは―― コ・ホンブックと目が合う。コ・ホンブックが乖離剣エアを構える。 コ・ホンブックが不死者のみに可能な自爆攻撃を放とうとする。 まさにその瞬間に、ボマーの囁きが滑り込む。 「――『痛い』んだね?  その『痛み』、私なら治せるよ。『みんなを殺す』以外の方法もあるよ。  少し手間と時間はかかるけど、私は、私だけが、貴女を救うことができる」 「あ…………?」 それは、もう1本、別の「蜘蛛の糸」を垂らしてやることだけだ。 たとえそれが何の根拠も裏付けもないはったりだったとしても、 耳元近くで囁かれた、その優しい嘘に、 コ・ホンブックは、縋るように手を伸ばし、そしてそのまま気を失った。         *     *     * 「……『タバサ教』ならぬ『ボマー教』での洗脳上書き、ってか」 「まあね。人は信じたいものを信じる生き物だから。  それは正気だろうと狂ってようと、変わりのない真実よ」 戦い終わって。 ボマーの膝の上でコ・ホンブックは寝息を立て始め、残りの4人も彼女たちの所に恐る恐る近づいてくる。 激痛と疲労の中、ようやく見つけた微かな希望―― ほッとしたのか気が緩んだのか、気絶したコ・ホンブック。だがそう長く寝ていてはくれないだろう。 彼女の身体の傷はいつまでも痛み続けるのだ。いずれ目を覚ますに決まっている。 「しかし……こーゆーつもりなら、最初っから言いやがれ! ハラハラしたじゃねぇか!」 「あイタッ。もう、ポンポン殴らないでよ。  仕方ないじゃない、万が一彼女にこっちの意図がバレたらそれで終わりだったんだから」 鉄槌の怒りに、ボマーは口を尖らせる。 そう、間違ってもコ・ホンブックに真意を悟られるわけにはいかなかった。 もしも仲間たちに懇切丁寧に作戦を語って、それがコ・ホンブックの耳に届いていたら台無しだった。 なにしろ……ボマーは本当は、コ・ホンブックの痛みを確実に取る方法なんて、持っていないのだから。 「で……これからどうするのかな? このまま休憩というなら、コーヒーでも入れるが」 「ん~、あんまりのんびりここに……というか私たちと一緒に留まるのも、危険だと思うのよね。  この子に『刷り込まれた』条件を考えると」 呑気な言葉を吐くギャグ将軍に、ボマーは渋い表情で答える。 今は気絶しているが、コ・ホンブックに『刷り込まれた』狂気は未だ変わりない。 痛いから殺す。痛みを和らげるために誰かを殺す。 そこに「ボマーに従えば治るかもしれない」との希望を織り込んだが、前の洗脳が解けたわけではない。 彼女が今後どう行動するかは全く読めないが、最悪、当面の苦痛緩和のために人を襲う危険がある。 ボマー以外はどうでもいい、とばかりに、同行者の命を狙う危険がある。 「……って、てめー何ちゃっかり自分の安全だけは確保してやがんだ!」 「いたッ! ちょ、ちょっと待ってよ! 私だって別に安全と決まったわけじゃないわよ!?  実は危険な賭けなのよ、『私だけが希望だ』って思わせるのって。放り出して行くわけにもいかないし。  ま、私もこの子の『狂気』を最後まで見届けたかったから、丁度良かったんだけど。  私の嘘を信じたからと言って、こっちの言うこと全部聞いてくれるとは限らないしさ  彼女を納得させる結果が出せなきゃ、いずれ私も殺されるでしょうね。ほんの一時凌ぎよ、こんなもの」 「それで……これからボマー殿はどうするつもりで?」 なおもボマーを殴ろうとする鉄槌を押し留めながら、うっかり侍は彼女に問い掛ける。 ずーっと付き纏われかねない、コントロール困難な狂人と共に、ボマーはいったい何をやるつもりなのか。 その問いに返ってきたのは、不敵な笑み。 「そうね……どうせ『不死者』という格好の異能力者がいるんだから、ここは……!」         *     *     * かくして、一行は二手に分かれる。 ボマーは気絶したコ・ホンブックと共に。鉄槌はギャグ将軍・焦ったドラエモン・うっかり侍と共に。 それぞれ、別れて行くことにする。 そうそう、別れる前に、ボマーがうっかり侍の支給品から服を分けて貰ったことは追記しておかねばなるまい。 ああ、うん、別に「ころしてでもうばいとる」と脅したわけじゃない。あくまで善意で「分けて貰った」だけ。 そういう発言してたとしても、きっと冗談だろう。そうに決まってる。 「しかし、首輪の爆破実験、ね……そりゃ、対主催で行くなら、いつか誰かがやらなきゃいけないことだけど」 焦ったドラえもんは小さく溜息をつく。 ボマーがコ・ホンブックを「使って」やろうとしている実験。 それは、禁止区域へ「あえて」踏み込ませる、というものだった。 禁止区域に入れば、コ・ホンブックの首輪は当然爆発する。そして死に至るような傷を負う。 さて、それで果たして、コ・ホンブックは死ぬのだろうか? 死による苦痛からの開放を得られるのだろうか? 普通に考えれば、首輪の爆発による死は、ロワ内で得られる支給品では回避できない。 首輪を無効化する支給品などナンセンスだ。能力制限がそこにかけられるのは必至。 ……それならそれでもいい。少なくとも、コ・ホンブックは永遠の苦しみから解放される。 はっきりいって彼女の今の状態、楽に一瞬で死なせてやるのがほぼ唯一の救いだろう。 だが、もしもコ・ホンブックが不死者の能力で「生き延びた」……爆死からも復活してしまった場合。 『その時は……この首輪の管理は、かなりいい加減だってことになるわ。  例えば、漫画ロワの『激戦@武装練金』でもあれば、誰でも首輪解除が可能になる。  アーカードとかその辺のキャラも、簡単に外せるんじゃないかな。  もしそうなら、分解するのも、そう難しくないと思うわ』 『でも、そんな抜け道、ロワの常識としてあるわけが……』 『地図の支給も後からやるくらい杜撰な管理だもの。ダメで元々、一応確認してみないと』 ボマーはコ・ホンブックが目覚めたら、彼女を上手く言いくるめて立ち入り禁止区域に突っ込ませる予定だ。 生き残ってしまったらその後の扱いに悩むことになるが、まあそれはその時考えるとして。 その結果がどうあれ、その結果は後でギャグ将軍たちのチームに報告する。 旅館での合流予定も聞いたことだし、それまでには結果が出ているだろう。 その間、残る4人の仲間たちは。 「とりあえず、あの2人がどこに行ったかだな」 コ・ホンブックとの戦いの中、行方不明になった漆黒の龍と、孤高の黒き書き手。 ひょっとしたら既にあの破壊の余波で死んでいるのかもしれないが、放置しておくことなど出来ない。 怪我を負って動けなくなっているなら、見つけて手当てしてやる必要もあるだろう。 「某は仲間を守ると誓ったのです。孤高殿を見捨てることなどできはしません」 「漆黒の龍の奴は燃え展をよく知った男だからな。あいつとはもう一回熱い展開を繰り広げてぇ」 「……って、また私の意志も無視して話が進んでるんですけどー!?」 「まあ落ち着くがよい。コーヒーでも飲まんか?」 「飲みませんッ!!」 4人4様のテンションで、彼らは仲間を探して歩き出す。 目指すは新生クライシス帝国の建設――ではなく対主催の戦い。首輪の解除と脱出エンドへの道。 果たしてその先にあるのは、希望か、絶望か、それともギャグか――。 【午前】【F-6】 【新生クライシス帝国・ギャグ将軍班】 【共通思考】 1:対主催の仲間を集める(首輪解除スキルを持つ者を優先) 2:第二回放送の頃には旅館に戻る。 【ギャグ将軍@ライダーロワ】 【状態】健康。 【装備】杖@ライダーロワ、王者のマント@FFDQロワ 【道具】支給品一式、コーヒーセット一式@スパロワ、コーカサスブレス&ゼクター@ライダーロワ、みWiki@らき☆すた?、ジャーク将軍のマント@ライダーロワ、 【思考・行動】 基本:新生クライシス帝国の結成 1:孤高の黒き書き手と漆黒の龍を探す。 2:Chain-情の計画に協力。 3:ついでに飲み友達を集める。 4:コーカサスゼクターの資格者を探し、コーヒーを飲む。 5:紅茶を飲むかどうかは保留。 6:ボマーの首輪解析実験に僅かに期待。 【備考】 ※ジャークミドラに似た、ギャーグミドラに変身できます。 ※制限がライダーロワ基準だと思い込んでいます。 ※シルベストリから、漫画ロワの知識を若干得ました。 ※今はChain-情に協力的ですが、ちょっとしたことで心変わりする可能性があります。 【焦ったドラえもん@漫画ロワ】 【装備】ドラゴンごろし@アニロワ1st 、核鉄(バルキリースカート)@漫画ロワ、朝比奈みくるのメイド服@アニロワ1st 【道具】支給品一式 、銀河ヒッチハイクガイド、咎人の剣「神を斬獲せし者」@AAAロワ、他にまだあるかも。 【状態】とりあえず健康 【思考・行動】 1:孤高の黒き書き手と漆黒の龍を探す。 2:主催者め……ふざけたアイテムばかりよこしやがって。 3:また鯛焼きを買いに行きたい。 【備考】 ※銀河ヒッチハイクガイドには、全書き手のトリップや代表作も含め、  参加者が知りたいことは何でも記載されています。  ただし容量の都合で、かなり記述が切り詰められている場合があります。 ※核鉄(バルキリースカート)は主催者の改造(嫌がらせ)により、  発動の度に若本規夫ボイスが再生されます。セリフはランダムです。 【永遠のうっかり侍@ギャルゲロワ】 【装備品】:斬鉄剣@ルパン三世、ティアナのメイド服@アニロワ2nd 【道具】:支給品一式、パロロワ衣服詰め合わせ 【状態】:全身各所に刀傷。貧血は回復。 【思考・行動】 基本:打倒主催、乗った人間は斬り捨てる。 1:孤高の黒き書き手と漆黒の龍を探す。 2:仲間たちを守る。 3:無事に皆で帰る。 【備考】 ※私立真白学園中等部の制服@アニロワ2ndを破り、包帯代わりに全身に巻いています。 【大あばれ鉄槌@アニロワ1st】 【装備】レイジングハート(待機状態)、バリアジャケット 【所持品】支給品一式 【状態】軽い疲労、最高の燃え展にテンションMax 【思考・行動】 1:孤高の黒き書き手と漆黒の龍を探す。 2:隙を見てボマーを殴る。 3:他の参加者と燃え展を楽しませてもらう。 4:デバイスは見つけしだい破壊する。 ※容姿はスクライドのカズマ+ヴィータの騎士甲冑 ※声は保志総一郎 【午前】【F-6】 【ボマー教団?】 【ボマー@LSロワ】 【状態】かなり疲労。たんこぶ。 【装備】キラークイーンのディスク@ジョジョロワ、ホーリーの制服@漫画ロワ 【所持品】年齢詐称薬@LSロワ、支給品一式(ランドセル)、首輪(闇その2@スパロワ) 【思考・行動】 1:コ・ホンブックをなんとかコントロールし、その狂気を最後まで見届ける。 2:不死身のコ・ホンブックをとりあえず禁止区域に突っ込ませてみて、首輪と不死性の検証実験をする。   その結果、コ・ホンブックが死んでも生き残ってもどっちでもOK。 3:その実験結果をギャグ将軍たちのチームに伝える。 3:基本的に対主催路線。ただし弱者を守る気は皆無。 4:エロ師匠と対決する。 5:コ・ホンブックを狂気に追いやった者への強い興味(まだマスク・ザ・ドSの名前までは知りません) 【備考】 ※ガンスリンガーガールのトリエラの姿をしています。義体の身体能力等も有ると思われます。 ※あ、声や演技や顔の造作は基本的にアニメ第一期で。 ※第二回放送の前に旅館に集まる予定を聞きました。 【コ・ホンブック@アニロワ2nd】 【状態】不死者化、胸に12の傷(※)、腹に10の刺し傷(※)、精神崩壊、気絶中 【装備】乖離剣・エア@Fate、壊れた戦国の兜@バッカーノ、ザ・チルドレンの制服@LSロワ 【道具】文房具店にあった紙類 【思考】?? 基本:イタイコロスイタイコロスイタイコロスイタイコロス…… 1:とりあえずボマーに従い、痛いのをなんとかしてもらう。 2:でも我慢しきれずにボマー以外は殺しちゃうかもしれない。ボマーも殺しちゃうかもしれない。 ※容姿はR.O.D-TVのアニタ・キングです。 ※不死者化するまえの傷は治りません。ずっと痛いままです。 ※兜の面はなくなりました。 ※E-3の半分程度の建物が壊滅しました。 ※E-4のビルのいくつかが崩壊しました。 ※F-6のビルにかなりの被害が出ました。 ※ボマーとコ・ホンブックの服は、 うっかり侍の支給品「パロロワ衣装詰め合わせ」の中から譲られた(脅し取った?)ものです。 |156:[[とっても!アンラッキーマン]]|投下順に読む|158:[[愛する者たちの為の書き手]]| |156:[[とっても!アンラッキーマン]]|時系列順に読む|158:[[愛する者たちの為の書き手]]| |155:[[覚醒の黒き書き手]]|ギャグ将軍|183:[[学園に行こう!]]| |155:[[覚醒の黒き書き手]]|焦ったドラえもん|183:[[学園に行こう!]]| |155:[[覚醒の黒き書き手]]|永遠のうっかり侍|183:[[学園に行こう!]]| |155:[[覚醒の黒き書き手]]|大あばれ鉄槌|183:[[学園に行こう!]]| |155:[[覚醒の黒き書き手]]|ボマー|162:[[絶望可憐少女達]]| |155:[[覚醒の黒き書き手]]|コ・ホンブック|162:[[絶望可憐少女達]]| ----
――業が疼く。 目の前に、愛すべき存在がいる。目の前に、何よりも好みの存在がいる。 せっかく責任感を感じて頑張ろうと思っていたのに、思わず何もかも投げ出したくなってくる。 集まりすぎた対主催陣営の面々の中、半ば背景に溶け込みながら、彼女はぼんやりと考える。 いったい何がそこまで彼女の心を揺り動かしているのか? 相手の体型? ――否。 確かにそのつるぺったんな体型、一糸纏わぬ姿は彼女の所属ロワを考えれば好意の対象だ。 けれど、それはあくまで好意止まり。全てに優先するとまでは言い難い。 相手の纏う強烈な鬱展開の気配? ――否。 確かにその属性は彼女の所属ロワの代名詞のようなものだ。 けれど、それはあくまで味付けの1つ。そればかりを喰って生きているわけでもない。 相手の身体に刻まれたいくつもの傷? ――否。 確かにサディスト聖人の1人である彼女にとって、その無惨な傷は詳しく検証したい対象だ。 けれど、この距離からでも見れば大体分かる。医学的知識から見当がついてしまう。 彼女が「その相手」の中に見出し、激しく惹かれ、業を刺激されたもの――それは体型でも鬱でも傷でもない。 それは、狂気。 明らかに正常から外れた、その精神のありかた。   『蒼星石は、私の『仲間』、だよね?』   『真紅は、ヒナの中で生きるのよ。永遠に、ずーっと一緒なの☆』   『……今は殺人機械でいい……鬼でいい……優しさじゃ、辛過ぎるから……』 タバサ教。狂マーダー雛苺。優しさを拒否した殺人人形イヴ。 いずれも彼女が生み出したものだ。彼女がそのきっかけを作ったものだ。 逆に、狂ってもおかしくない状況だったキャラを正気に引き戻したこともある。正気に留めたこともある。 ブラックラグーンの双子、ヘンゼルとグレーテルのように元から狂ってるキャラも大好物だ。 この辺りの性向は、このロワ内にいる「もう1人の彼女」にも認められる性質である。 爆弾魔、という評価と名前が先行する、LSの書き手ボマー。 だが、そんなボマーが何よりも愛するものは、狂気。 狂気と正気の境界で揺らめく心が好きだからこそ、パロロワに辿り着き、パロロワに腰を落ち着けたのだ。 そんな彼女の前に、正真正銘の狂人がいる。 コ・ホンブック。 見るからに「おかしい」存在。暴走を続ける存在。自分を見失ってる存在。 ああ――「こんなもの」と遭遇してしまって、我慢なんて出来るわけがないだろう! 1書き手としても! ロワの参加者としても! たとえリアルの事情がシャレにならない状況だとしても! ……ごめん、訂正。上の一行は見なかったことにして下さい。 深くツッコまれても、その、困るから。うん。         *     *     * 「えーっと、何とかガイドによれば……って、別に不死者とか狂ってるとかって記載はないんですけどー!?  どー読んでも、アニタの外見したコ・ホンブックって、人畜無害な女の子のハズなんですけどッ!  紙使いの能力以外はっ!!」 「つまりは、ロワが始まってから『何か』があったということか。支給品と……他の参加者が何かしたかな?」 「ふむ。興味深いな。出来ればコーヒーでも飲みながらじっくり聞き出したいところであるが」 「とりあえずぶっ飛ばさなきゃコッチがヤラれるぜ、って……」 焦ったドラえもんがヒッチハイクガイドをめくり、うっかり侍が珍しくマトモな推理を巡らせ、 ギャグ将軍がのんびりしたコーヒーブレイクを懐かしみ、大暴れ鉄槌がグルグルと腕を振り回す中。 半裸の少女が、1歩足を踏み出した。 「……おい。何のつもりだ、この爆弾魔」 「あの子は、私が何とか出来るかもしれないわ」 ざわっ。思わず残る4人がざわめく。 無限に再生を重ねる不死者に、破格の攻撃力を誇る乖離剣エア。 これを前に、いったい何が出来るというのか? LSで何か対抗できるようなものがあったろうか? だが迷っている時間は無い。コ・ホンブックがその手の宝具を構える。攻撃の構えを取る。 「イタイカラ殺すコロスカラ痛い遺体にシて頃ス遺体カラコロス殺すからイタイ――」 「見込みは五分といったところだけど……そのためには、奴の耳に私の言葉を届ける必要があるわ。  多少時間もかかるかもしれない。一言呪文を唱えてはい終わり、とはいかないしね。だから――」 「コロスコロス痛いコロス痛く殺すゥ――ッ!!」 「だからみんな、支援お願いッ!!」 ボマーの叫びとほぼ同時に、全てを破壊しつくす竜巻が振り下ろされる。 5人の戦士も、ただ立ち尽くしていたりはしない。瞬時にその場を飛び離れて四散して―― 激しい戦いが、始まった。         *     *     * 狂人というのは、「理解のできない存在」などではない。 狂人というのは、「言葉の通じない存在」などでもない。 ほんの少しだけ、噛み合わせがズレてしまっただけの存在だ。 その根底にある想いは、大抵の場合は純粋にしてシンプル。 仲間を守りたい。孤独を避けたい。優しくされるのがかえって辛い。痛いのをなんとかしたい。 純粋でシンプルなはずなのに、世界との噛み合わせが少しズレたせいでとんでもないことになる。 どこまでも堕ちていくアリ地獄、もがいてももがいても脱出できない底なし沼に嵌ることになる。 それでも、狂気というのは意外と筋が通っているものなのだ。分析可能なものなのだ。 その気になって見てやれば、理解可能なものなのだ。 ――それが、自然発生した狂気ならば。         *     *     * (誰かが“刷り込んだ”わね、これは――) 乖離剣エアが振るわれるたびに、周囲のビル群が壊れていく。 焦ったドラえもんが悲鳴を上げて飛びのき、 うっかり侍がうっかり倒れてきた建物の下敷きになりかけ、 ギャグ将軍が「これじゃギャグにもならん」と愚痴りながら助け出し、 大暴れ鉄槌が逆に突進、雄叫びと共に拳を突き出す。 シェルブリッドが炸裂しコ・ホンブックの小さな体が水風船のように弾け飛び、 しかし次の瞬間には素早く再生を開始する。 仲間が気を引き、攻撃を撃たせ、反撃を叩き込み、再生のために動きが止まった、数秒にも満たぬ時間。 その機を逃さず、ボマーは駆ける。義体の脚力を活かし、一気に距離を詰める。 近づいたことで、コ・ホンブックの裸身に刻まれた傷がはっきり見える。胸の12の傷と、腹部の10の傷。 (見た事もない拷問器具による胸の傷――そしてロワ内で獲得したという不死者の能力。  まったく、どこのロワの誰なのかな。  お腹の傷の方はしっかり肝臓やら腎臓やら狙って貫いてるし、そりゃ気が狂うほど痛いはずよ) 破壊の嵐が吹き荒れる戦場で、遠くから叫んでも言葉は届かない。だから距離を詰める。 下手をしたら『自分を中心に』放つ自爆攻撃に巻き込まれるかもしれない。それでも距離を詰める。 戦闘の騒音が無くても、彼女は延々と呟き続けているのだ。壊れたレコードのように繰り返しているのだ。 痛いから殺す。痛いから殺す。痛いから殺す。痛いから殺す。 コ・ホンブック自身の呟きを越えて、彼女の意識に声を届けなければならない。 近づきながら、ボマーは考えを巡らせる。 (でも……ただ身体が痛むだけじゃ、外部への攻撃性には転化しないわ。  『痛い』から『殺す』――そこには通常ではありえない飛躍がある。普通に狂ったんでは、こうはならない。  明らかに、そこに悪意が介在している。誰かが彼女の思考を誘導している) きっと、正気と狂気の境目、まさに彼女が「向こう側」に堕ちる瞬間、誰かが一言囁いたのだろう。 『誰かを殺せばその痛みも和らぐよ』とでも。 まさに地獄に垂らされた蜘蛛の糸。永遠に続く苦しみの中に見えた唯一の光。 手を伸ばさない方がどうにかしている。 いくらボマーが狂気に通じていると言っても、この自然で必死な感情を打ち消すことなどできない。 彼女にできること、それは―― コ・ホンブックと目が合う。コ・ホンブックが乖離剣エアを構える。 コ・ホンブックが不死者のみに可能な自爆攻撃を放とうとする。 まさにその瞬間に、ボマーの囁きが滑り込む。 「――『痛い』んだね?  その『痛み』、私なら治せるよ。『みんなを殺す』以外の方法もあるよ。  少し手間と時間はかかるけど、私は、私だけが、貴女を救うことができる」 「あ…………?」 それは、もう1本、別の「蜘蛛の糸」を垂らしてやることだけだ。 たとえそれが何の根拠も裏付けもないはったりだったとしても、 耳元近くで囁かれた、その優しい嘘に、 コ・ホンブックは、縋るように手を伸ばし、そしてそのまま気を失った。         *     *     * 「……『タバサ教』ならぬ『ボマー教』での洗脳上書き、ってか」 「まあね。人は信じたいものを信じる生き物だから。  それは正気だろうと狂ってようと、変わりのない真実よ」 戦い終わって。 ボマーの膝の上でコ・ホンブックは寝息を立て始め、残りの4人も彼女たちの所に恐る恐る近づいてくる。 激痛と疲労の中、ようやく見つけた微かな希望―― ほッとしたのか気が緩んだのか、気絶したコ・ホンブック。だがそう長く寝ていてはくれないだろう。 彼女の身体の傷はいつまでも痛み続けるのだ。いずれ目を覚ますに決まっている。 「しかし……こーゆーつもりなら、最初っから言いやがれ! ハラハラしたじゃねぇか!」 「あイタッ。もう、ポンポン殴らないでよ。  仕方ないじゃない、万が一彼女にこっちの意図がバレたらそれで終わりだったんだから」 鉄槌の怒りに、ボマーは口を尖らせる。 そう、間違ってもコ・ホンブックに真意を悟られるわけにはいかなかった。 もしも仲間たちに懇切丁寧に作戦を語って、それがコ・ホンブックの耳に届いていたら台無しだった。 なにしろ……ボマーは本当は、コ・ホンブックの痛みを確実に取る方法なんて、持っていないのだから。 「で……これからどうするのかな? このまま休憩というなら、コーヒーでも入れるが」 「ん~、あんまりのんびりここに……というか私たちと一緒に留まるのも、危険だと思うのよね。  この子に『刷り込まれた』条件を考えると」 呑気な言葉を吐くギャグ将軍に、ボマーは渋い表情で答える。 今は気絶しているが、コ・ホンブックに『刷り込まれた』狂気は未だ変わりない。 痛いから殺す。痛みを和らげるために誰かを殺す。 そこに「ボマーに従えば治るかもしれない」との希望を織り込んだが、前の洗脳が解けたわけではない。 彼女が今後どう行動するかは全く読めないが、最悪、当面の苦痛緩和のために人を襲う危険がある。 ボマー以外はどうでもいい、とばかりに、同行者の命を狙う危険がある。 「……って、てめー何ちゃっかり自分の安全だけは確保してやがんだ!」 「いたッ! ちょ、ちょっと待ってよ! 私だって別に安全と決まったわけじゃないわよ!?  実は危険な賭けなのよ、『私だけが希望だ』って思わせるのって。放り出して行くわけにもいかないし。  ま、私もこの子の『狂気』を最後まで見届けたかったから、丁度良かったんだけど。  私の嘘を信じたからと言って、こっちの言うこと全部聞いてくれるとは限らないしさ  彼女を納得させる結果が出せなきゃ、いずれ私も殺されるでしょうね。ほんの一時凌ぎよ、こんなもの」 「それで……これからボマー殿はどうするつもりで?」 なおもボマーを殴ろうとする鉄槌を押し留めながら、うっかり侍は彼女に問い掛ける。 ずーっと付き纏われかねない、コントロール困難な狂人と共に、ボマーはいったい何をやるつもりなのか。 その問いに返ってきたのは、不敵な笑み。 「そうね……どうせ『不死者』という格好の異能力者がいるんだから、ここは……!」         *     *     * かくして、一行は二手に分かれる。 ボマーは気絶したコ・ホンブックと共に。鉄槌はギャグ将軍・焦ったドラエモン・うっかり侍と共に。 それぞれ、別れて行くことにする。 そうそう、別れる前に、ボマーがうっかり侍の支給品から服を分けて貰ったことは追記しておかねばなるまい。 ああ、うん、別に「ころしてでもうばいとる」と脅したわけじゃない。あくまで善意で「分けて貰った」だけ。 そういう発言してたとしても、きっと冗談だろう。そうに決まってる。 「しかし、首輪の爆破実験、ね……そりゃ、対主催で行くなら、いつか誰かがやらなきゃいけないことだけど」 焦ったドラえもんは小さく溜息をつく。 ボマーがコ・ホンブックを「使って」やろうとしている実験。 それは、禁止区域へ「あえて」踏み込ませる、というものだった。 禁止区域に入れば、コ・ホンブックの首輪は当然爆発する。そして死に至るような傷を負う。 さて、それで果たして、コ・ホンブックは死ぬのだろうか? 死による苦痛からの開放を得られるのだろうか? 普通に考えれば、首輪の爆発による死は、ロワ内で得られる支給品では回避できない。 首輪を無効化する支給品などナンセンスだ。能力制限がそこにかけられるのは必至。 ……それならそれでもいい。少なくとも、コ・ホンブックは永遠の苦しみから解放される。 はっきりいって彼女の今の状態、楽に一瞬で死なせてやるのがほぼ唯一の救いだろう。 だが、もしもコ・ホンブックが不死者の能力で「生き延びた」……爆死からも復活してしまった場合。 『その時は……この首輪の管理は、かなりいい加減だってことになるわ。  例えば、漫画ロワの『激戦@武装練金』でもあれば、誰でも首輪解除が可能になる。  アーカードとかその辺のキャラも、簡単に外せるんじゃないかな。  もしそうなら、分解するのも、そう難しくないと思うわ』 『でも、そんな抜け道、ロワの常識としてあるわけが……』 『地図の支給も後からやるくらい杜撰な管理だもの。ダメで元々、一応確認してみないと』 ボマーはコ・ホンブックが目覚めたら、彼女を上手く言いくるめて立ち入り禁止区域に突っ込ませる予定だ。 生き残ってしまったらその後の扱いに悩むことになるが、まあそれはその時考えるとして。 その結果がどうあれ、その結果は後でギャグ将軍たちのチームに報告する。 旅館での合流予定も聞いたことだし、それまでには結果が出ているだろう。 その間、残る4人の仲間たちは。 「とりあえず、あの2人がどこに行ったかだな」 コ・ホンブックとの戦いの中、行方不明になった漆黒の龍と、孤高の黒き書き手。 ひょっとしたら既にあの破壊の余波で死んでいるのかもしれないが、放置しておくことなど出来ない。 怪我を負って動けなくなっているなら、見つけて手当てしてやる必要もあるだろう。 「某は仲間を守ると誓ったのです。孤高殿を見捨てることなどできはしません」 「漆黒の龍の奴は燃え展をよく知った男だからな。あいつとはもう一回熱い展開を繰り広げてぇ」 「……って、また私の意志も無視して話が進んでるんですけどー!?」 「まあ落ち着くがよい。コーヒーでも飲まんか?」 「飲みませんッ!!」 4人4様のテンションで、彼らは仲間を探して歩き出す。 目指すは新生クライシス帝国の建設――ではなく対主催の戦い。首輪の解除と脱出エンドへの道。 果たしてその先にあるのは、希望か、絶望か、それともギャグか――。 【午前】【F-6】 【新生クライシス帝国・ギャグ将軍班】 【共通思考】 1:対主催の仲間を集める(首輪解除スキルを持つ者を優先) 2:第二回放送の頃には旅館に戻る。 【ギャグ将軍@ライダーロワ】 【状態】健康。 【装備】杖@ライダーロワ、王者のマント@FFDQロワ 【道具】支給品一式、コーヒーセット一式@スパロワ、コーカサスブレス&ゼクター@ライダーロワ、みWiki@らき☆すた?、ジャーク将軍のマント@ライダーロワ、 【思考・行動】 基本:新生クライシス帝国の結成 1:孤高の黒き書き手と漆黒の龍を探す。 2:Chain-情の計画に協力。 3:ついでに飲み友達を集める。 4:コーカサスゼクターの資格者を探し、コーヒーを飲む。 5:紅茶を飲むかどうかは保留。 6:ボマーの首輪解析実験に僅かに期待。 【備考】 ※ジャークミドラに似た、ギャーグミドラに変身できます。 ※制限がライダーロワ基準だと思い込んでいます。 ※シルベストリから、漫画ロワの知識を若干得ました。 ※今はChain-情に協力的ですが、ちょっとしたことで心変わりする可能性があります。 【焦ったドラえもん@漫画ロワ】 【装備】ドラゴンごろし@アニロワ1st 、核鉄(バルキリースカート)@漫画ロワ、朝比奈みくるのメイド服@アニロワ1st 【道具】支給品一式 、銀河ヒッチハイクガイド、咎人の剣「神を斬獲せし者」@AAAロワ、他にまだあるかも。 【状態】とりあえず健康 【思考・行動】 1:孤高の黒き書き手と漆黒の龍を探す。 2:主催者め……ふざけたアイテムばかりよこしやがって。 3:また鯛焼きを買いに行きたい。 【備考】 ※銀河ヒッチハイクガイドには、全書き手のトリップや代表作も含め、  参加者が知りたいことは何でも記載されています。  ただし容量の都合で、かなり記述が切り詰められている場合があります。 ※核鉄(バルキリースカート)は主催者の改造(嫌がらせ)により、  発動の度に若本規夫ボイスが再生されます。セリフはランダムです。 【永遠のうっかり侍@ギャルゲロワ】 【装備品】:斬鉄剣@ルパン三世、ティアナのメイド服@アニロワ2nd 【道具】:支給品一式、パロロワ衣服詰め合わせ 【状態】:全身各所に刀傷。貧血は回復。 【思考・行動】 基本:打倒主催、乗った人間は斬り捨てる。 1:孤高の黒き書き手と漆黒の龍を探す。 2:仲間たちを守る。 3:無事に皆で帰る。 【備考】 ※私立真白学園中等部の制服@アニロワ2ndを破り、包帯代わりに全身に巻いています。 【大あばれ鉄槌@アニロワ1st】 【装備】レイジングハート(待機状態)、バリアジャケット 【所持品】支給品一式 【状態】軽い疲労、最高の燃え展にテンションMax 【思考・行動】 1:孤高の黒き書き手と漆黒の龍を探す。 2:隙を見てボマーを殴る。 3:他の参加者と燃え展を楽しませてもらう。 4:デバイスは見つけしだい破壊する。 ※容姿はスクライドのカズマ+ヴィータの騎士甲冑 ※声は保志総一郎 【午前】【F-6】 【ボマー教団?】 【ボマー@LSロワ】 【状態】かなり疲労。たんこぶ。 【装備】キラークイーンのディスク@ジョジョロワ、ホーリーの制服@漫画ロワ 【所持品】年齢詐称薬@LSロワ、支給品一式(ランドセル)、首輪(闇その2@スパロワ) 【思考・行動】 1:コ・ホンブックをなんとかコントロールし、その狂気を最後まで見届ける。 2:不死身のコ・ホンブックをとりあえず禁止区域に突っ込ませてみて、首輪と不死性の検証実験をする。   その結果、コ・ホンブックが死んでも生き残ってもどっちでもOK。 3:その実験結果をギャグ将軍たちのチームに伝える。 3:基本的に対主催路線。ただし弱者を守る気は皆無。 4:エロ師匠と対決する。 5:コ・ホンブックを狂気に追いやった者への強い興味(まだマスク・ザ・ドSの名前までは知りません) 【備考】 ※ガンスリンガーガールのトリエラの姿をしています。義体の身体能力等も有ると思われます。 ※あ、声や演技や顔の造作は基本的にアニメ第一期で。 ※第二回放送の前に旅館に集まる予定を聞きました。 【コ・ホンブック@アニロワ2nd】 【状態】不死者化、胸に12の傷(※)、腹に10の刺し傷(※)、精神崩壊、気絶中 【装備】乖離剣・エア@Fate、壊れた戦国の兜@バッカーノ、ザ・チルドレンの制服@LSロワ 【道具】文房具店にあった紙類 【思考】?? 基本:イタイコロスイタイコロスイタイコロスイタイコロス…… 1:とりあえずボマーに従い、痛いのをなんとかしてもらう。 2:でも我慢しきれずにボマー以外は殺しちゃうかもしれない。ボマーも殺しちゃうかもしれない。 ※容姿はR.O.D-TVのアニタ・キングです。 ※不死者化するまえの傷は治りません。ずっと痛いままです。 ※兜の面はなくなりました。 ※E-3の半分程度の建物が壊滅しました。 ※E-4のビルのいくつかが崩壊しました。 ※F-6のビルにかなりの被害が出ました。 ※ボマーとコ・ホンブックの服は、 うっかり侍の支給品「パロロワ衣装詰め合わせ」の中から譲られた(脅し取った?)ものです。 |157:[[とっても!アンラッキーマン]]|投下順に読む|159:[[愛する者たちの為の書き手]]| |157:[[とっても!アンラッキーマン]]|時系列順に読む|159:[[愛する者たちの為の書き手]]| |156:[[覚醒の黒き書き手]]|ギャグ将軍|184:[[学園に行こう!]]| |156:[[覚醒の黒き書き手]]|焦ったドラえもん|184:[[学園に行こう!]]| |156:[[覚醒の黒き書き手]]|永遠のうっかり侍|184:[[学園に行こう!]]| |156:[[覚醒の黒き書き手]]|大あばれ鉄槌|184:[[学園に行こう!]]| |156:[[覚醒の黒き書き手]]|ボマー|163:[[絶望可憐少女達]]| |156:[[覚醒の黒き書き手]]|コ・ホンブック|163:[[絶望可憐少女達]]| ----

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