支給品の末路

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幻夜・フォン・ボーツスレーは目の前でがつがつと食べまくっている二人を見ていた。 どちらも岸田洋一の姿をしているがドッペルゲンガーではなく、一人はステルス鬼畜、もう一人はサプライズパーティー。 どちらも幽霊の類ではなく、れっきとした書き手である。 無視して治療していたが、「精気を……」「マジで死ぬ……」などとうるさく言うので、餌付けして黙らせたのである。 目の前に広がるのは自らの支給品であるグルメテーブルかけ@アニロワ1stである。 使用回数が30回だったので使いすぎないよう、しっかり釘は刺しておいた。 (それにしても、あの二人組はなぜ追ってこない? 探すのを諦めて去ったか。  いやいや、手負いの我は格好の獲物。わざわざ見逃すとは思えんが……) 「幻夜さん、ありがとうございました」 「おかげで助かりました」 「終わったか、家臣達よ」 思考の海に沈んでいるうちに、二人の食事が終わったらしい。 ちなみに、食事を提供する代償として二人を自分の家臣とした。役に立つのかは不明であるが。 「それにしてもかなり使ったようだな。何回使った?」 「「15回です」」 「はっ!?」 「「あっ」」 一人で15回、つまり二人で30回。残り回数は……0回。あわれグルメテーブルかけはこうしてただの布切れとなった。 「貴様らーーーー!!!!」 「「お許しをーー」」 幻夜がグルメテーブルかけを引き千切り、怒り心頭に巳六を振り上げた瞬間―――― 天井が崩壊した。  ◇ ◇ ◇ 時は少しばかり遡る。 「お姉さま、しっかりしてよ」 「ごめんなさい、アヴ・カミュ」 大空を翼でもって飛んでいるのは、The god of chaos通称カオちゃんの支給品であるアヴ・カミュとアヴ・ウルトリィである。 アヴ・ウルトラマンになって飛び立ったはいいが、アヴ・ウルトリィは学校を見失い途方に暮れてしまっていた。 そこへ無明幻妖sideとの戦闘中にカオちゃんが援軍として派遣したアヴ・カミュが来て今に至る。 「あ、学校が見えたよ。じゃ、さっきの仕返しに行ってきまーす」 「アヴ・カミュ、油断してはなりませんよ。相手はギャルゲロワの書き手らしいですから」 「平気よ。くらえ、ヒム・トゥスカイ」 アヴ・カミュは屋上まで後10メートルの所でヒム・トゥスカイを放った。この距離なら間違いなく命中する、そう確信しての行動であった。 しかし学校にいる誰一人として知らなかった。 屋上にいるのが彼女らが探していた「バトルマスター」ではなく、同じギャルゲロワの書き手「歩く頭脳戦」である事に。 そして今まさに彼女が孔明の罠に嵌まる瞬間であるという事に。 そして世界は光と熱に支配された。  ◇ ◇ ◇ 結果は凄まじいものであった。 まず孔明の罠である爆弾が仕掛けによって爆発。その爆弾は某天才少女によって作られ、ロワ中でもその威力を遺憾なく発揮し、建物を使用不能にまで追い込んだ代物である。 続いてそこにアヴ・カミュの放ったヒム・トゥスカイが炸裂して、威力は当初の規模を上回るものとなった。 その爆発は仕掛けを発動させた者はもちろんの事、ヒム・トゥスカイを放ったアヴ・カミュに加えて、 危険を察知してアヴ・カミュを連れ戻そうとしたアヴ・ウルトリィをも巻き込むものとなった。 爆発が収まった後、そこには瓦礫の山ができた。  ◇ ◇ ◇ 少しして瓦礫の山で蠢くものがあった。 「がはっ、何なんだいったい。おい、生きているか」 「何とか……助かりました」 「この、ご恩は……決して忘れません」 多少ショックを受けているようだが、まあ大丈夫そうである。 あの瞬間、幻夜は巳六を地面に突き刺すと、その能力でもって無数の黒い棒状の物体を地面から出現させると、 円錐のような形を人一人を中心として3つ作り、危うく何を逃れたのであった。 (しかしこれで奴らの行動にも説明がいく。  動けぬ奴を置いて、爆弾をセットして自分達は安全な所へ避難か。  すると我はまんまと爆弾の仕掛けられた学校に誘い込まれたわけか。  幸い放送はまだのようだが、あの雑種共め、今度会ったらただでは済まさん!) 怒り心頭の幻夜の横ではステルス鬼畜とサプライズパーティーが半ば放心状態であった。 なんとなくステルス鬼畜がふと空を見上げると、紙が降ってくるのに気づいた。サプライズパーティーは気づいていない。 ステルス鬼畜は目の前に降ってきた紙をおもむろに拾ってみた。それは――――エニグマの紙。 中身は「漫画キャラバトルロワイアルwiki管理人」「愉快型魔術礼装カレイドステッキ」「クレイジーダイヤモンドのDISC」であった。 彼の心の中の鬼畜の魂に小さな灯がともった。 &color(red){【アヴ・ウルトリィ、アヴ・カミュ】大破} 【早朝・放送直前】【E-5 学校跡地】 【幻夜・フォン・ボーツスレー@アニロワ2nd】 【状態】疲労大、ところどころ出血中・左肩に直径5cmの貫通傷・内臓に痛み(全て処置済み)、     エロ師匠と仮面ライダー書き手に対して強い怒り 【装備】巳六@舞-HiME、黄金の鎧@Fate 【道具】支給品一式×2、未定支給品×1(本人確認済み)、未定支給品×2(未確認)、ゲドー・ザ・マジシャンの首輪 【思考】 基本:このバトロワの破壊。または脱出。 1:放送後、あの二人組(エロ師匠と仮面ライダー書き手)を探し出して殺す。 2:協力者を探す。 3:首輪の解析。 4:放火魔を見つけたら殺す。 ※容姿はギルガメッシュ@Fateです。 【ステルス鬼畜@ギャルゲロワ】 【装備品】エニグマの紙×3(「漫画キャラバトルロワイアルwiki管理人」「愉快型魔術礼装カレイドステッキ」「クレイジーダイヤモンドのDISC」) 【道具】共通支給品一式 【状態】満腹、半ば放心状態、心に鬼畜の火がともる 【思考・行動】 基本:俺こそが最強の岸田さんだっ! 1:…………俺はステルス鬼畜。 2:もう一人の俺にゃ負けん……つもりだが……ッ! 3:ちなみに俺はロリ巨乳が好みです ※容姿は鎖の岸田洋一。 ※鬼畜の火がともった事による影響は次の書き手さんにお任せします。 【サプライズパーティー@葉鍵ロワ3】 【装備品】なし 【道具】共通支給品一式 【状態】満腹、半ば放心状態 【思考・行動】 基本:俺こそが最強の岸田さんだっ! 1:…………助かった。 2:もう一人の俺にゃ負けん……つもりだが……ッ! 3:ちなみに俺は人妻が好みです ※こっちの岸田さんはステルス鬼畜を葉鍵3の書き手と勘違いしてます 容姿は鎖の岸田洋一。 ※学校は全壊しました。 ※アヴ・ウルトリィ、アヴ・カミュは大破しました。破片がどこかに降ってくるかもしれません。 |124:[[POWER STAGE]]|投下順に読む|126:[[温泉三昧]]| |124:[[POWER STAGE]]|時系列順に読む|126:[[温泉三昧]]| |119:[[食べ歩き]]|幻夜・フォン・ボーツスレー|161:[[岸田洋一の誇り]]| |119:[[食べ歩き]]|ステルス鬼畜|161:[[岸田洋一の誇り]]| |119:[[食べ歩き]]|サプライズパーティー|161:[[岸田洋一の誇り]]| ----
幻夜・フォン・ボーツスレーは目の前でがつがつと食べまくっている二人を見ていた。 どちらも岸田洋一の姿をしているがドッペルゲンガーではなく、一人はステルス鬼畜、もう一人はサプライズパーティー。 どちらも幽霊の類ではなく、れっきとした書き手である。 無視して治療していたが、「精気を……」「マジで死ぬ……」などとうるさく言うので、餌付けして黙らせたのである。 目の前に広がるのは自らの支給品であるグルメテーブルかけ@アニロワ1stである。 使用回数が30回だったので使いすぎないよう、しっかり釘は刺しておいた。 (それにしても、あの二人組はなぜ追ってこない? 探すのを諦めて去ったか。  いやいや、手負いの我は格好の獲物。わざわざ見逃すとは思えんが……) 「幻夜さん、ありがとうございました」 「おかげで助かりました」 「終わったか、家臣達よ」 思考の海に沈んでいるうちに、二人の食事が終わったらしい。 ちなみに、食事を提供する代償として二人を自分の家臣とした。役に立つのかは不明であるが。 「それにしてもかなり使ったようだな。何回使った?」 「「15回です」」 「はっ!?」 「「あっ」」 一人で15回、つまり二人で30回。残り回数は……0回。あわれグルメテーブルかけはこうしてただの布切れとなった。 「貴様らーーーー!!!!」 「「お許しをーー」」 幻夜がグルメテーブルかけを引き千切り、怒り心頭に巳六を振り上げた瞬間―――― 天井が崩壊した。  ◇ ◇ ◇ 時は少しばかり遡る。 「お姉さま、しっかりしてよ」 「ごめんなさい、アヴ・カミュ」 大空を翼でもって飛んでいるのは、The god of chaos通称カオちゃんの支給品であるアヴ・カミュとアヴ・ウルトリィである。 アヴ・ウルトラマンになって飛び立ったはいいが、アヴ・ウルトリィは学校を見失い途方に暮れてしまっていた。 そこへ無明幻妖sideとの戦闘中にカオちゃんが援軍として派遣したアヴ・カミュが来て今に至る。 「あ、学校が見えたよ。じゃ、さっきの仕返しに行ってきまーす」 「アヴ・カミュ、油断してはなりませんよ。相手はギャルゲロワの書き手らしいですから」 「平気よ。くらえ、ヒム・トゥスカイ」 アヴ・カミュは屋上まで後10メートルの所でヒム・トゥスカイを放った。この距離なら間違いなく命中する、そう確信しての行動であった。 しかし学校にいる誰一人として知らなかった。 屋上にいるのが彼女らが探していた「バトルマスター」ではなく、同じギャルゲロワの書き手「歩く頭脳戦」である事に。 そして今まさに彼女が孔明の罠に嵌まる瞬間であるという事に。 そして世界は光と熱に支配された。  ◇ ◇ ◇ 結果は凄まじいものであった。 まず孔明の罠である爆弾が仕掛けによって爆発。その爆弾は某天才少女によって作られ、ロワ中でもその威力を遺憾なく発揮し、建物を使用不能にまで追い込んだ代物である。 続いてそこにアヴ・カミュの放ったヒム・トゥスカイが炸裂して、威力は当初の規模を上回るものとなった。 その爆発は仕掛けを発動させた者はもちろんの事、ヒム・トゥスカイを放ったアヴ・カミュに加えて、 危険を察知してアヴ・カミュを連れ戻そうとしたアヴ・ウルトリィをも巻き込むものとなった。 爆発が収まった後、そこには瓦礫の山ができた。  ◇ ◇ ◇ 少しして瓦礫の山で蠢くものがあった。 「がはっ、何なんだいったい。おい、生きているか」 「何とか……助かりました」 「この、ご恩は……決して忘れません」 多少ショックを受けているようだが、まあ大丈夫そうである。 あの瞬間、幻夜は巳六を地面に突き刺すと、その能力でもって無数の黒い棒状の物体を地面から出現させると、 円錐のような形を人一人を中心として3つ作り、危うく何を逃れたのであった。 (しかしこれで奴らの行動にも説明がいく。  動けぬ奴を置いて、爆弾をセットして自分達は安全な所へ避難か。  すると我はまんまと爆弾の仕掛けられた学校に誘い込まれたわけか。  幸い放送はまだのようだが、あの雑種共め、今度会ったらただでは済まさん!) 怒り心頭の幻夜の横ではステルス鬼畜とサプライズパーティーが半ば放心状態であった。 なんとなくステルス鬼畜がふと空を見上げると、紙が降ってくるのに気づいた。サプライズパーティーは気づいていない。 ステルス鬼畜は目の前に降ってきた紙をおもむろに拾ってみた。それは――――エニグマの紙。 中身は「漫画キャラバトルロワイアルwiki管理人」「愉快型魔術礼装カレイドステッキ」「クレイジーダイヤモンドのDISC」であった。 彼の心の中の鬼畜の魂に小さな灯がともった。 &color(red){【アヴ・ウルトリィ、アヴ・カミュ】大破} 【早朝・放送直前】【E-5 学校跡地】 【幻夜・フォン・ボーツスレー@アニロワ2nd】 【状態】疲労大、ところどころ出血中・左肩に直径5cmの貫通傷・内臓に痛み(全て処置済み)、     エロ師匠と仮面ライダー書き手に対して強い怒り 【装備】巳六@舞-HiME、黄金の鎧@Fate 【道具】支給品一式×2、未定支給品×1(本人確認済み)、未定支給品×2(未確認)、ゲドー・ザ・マジシャンの首輪 【思考】 基本:このバトロワの破壊。または脱出。 1:放送後、あの二人組(エロ師匠と仮面ライダー書き手)を探し出して殺す。 2:協力者を探す。 3:首輪の解析。 4:放火魔を見つけたら殺す。 ※容姿はギルガメッシュ@Fateです。 【ステルス鬼畜@ギャルゲロワ】 【装備品】エニグマの紙×3(「漫画キャラバトルロワイアルwiki管理人」「愉快型魔術礼装カレイドステッキ」「クレイジーダイヤモンドのDISC」) 【道具】共通支給品一式 【状態】満腹、半ば放心状態、心に鬼畜の火がともる 【思考・行動】 基本:俺こそが最強の岸田さんだっ! 1:…………俺はステルス鬼畜。 2:もう一人の俺にゃ負けん……つもりだが……ッ! 3:ちなみに俺はロリ巨乳が好みです ※容姿は鎖の岸田洋一。 ※鬼畜の火がともった事による影響は次の書き手さんにお任せします。 【サプライズパーティー@葉鍵ロワ3】 【装備品】なし 【道具】共通支給品一式 【状態】満腹、半ば放心状態 【思考・行動】 基本:俺こそが最強の岸田さんだっ! 1:…………助かった。 2:もう一人の俺にゃ負けん……つもりだが……ッ! 3:ちなみに俺は人妻が好みです ※こっちの岸田さんはステルス鬼畜を葉鍵3の書き手と勘違いしてます 容姿は鎖の岸田洋一。 ※学校は全壊しました。 ※アヴ・ウルトリィ、アヴ・カミュは大破しました。破片がどこかに降ってくるかもしれません。 |124:[[POWER STAGE]]|投下順に読む|126:[[温泉三昧]]| |124:[[POWER STAGE]]|時系列順に読む|126:[[温泉三昧]]| |119:[[食べ歩き]]|幻夜・フォン・ボーツスレー|162:[[岸田洋一の誇り]]| |119:[[食べ歩き]]|ステルス鬼畜|162:[[岸田洋一の誇り]]| |119:[[食べ歩き]]|サプライズパーティー|162:[[岸田洋一の誇り]]| ----

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