「繋ぐ」ということ

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全身が一部も余すところ無く、異様なほどに冷たかった。 傍から見ても分かるほどにがくがくと大きく肩口が震え、力の抜けた膝が自身の体重を支えきれない。 倒れこみそうになるのを意志の力だけで無理やり抑え込み、温泉少女は森の中を前進する。 一歩、また一歩。青虫が這うのよりも遅々としたスピードで、けれど確実に両足を前へ進めた。 ……逃げなくちゃ。1メートルでも1センチでも、ううんそれこそ1ミリでもいい。 あの眼鏡から少しでも遠くへ逃げなければ、私は死んでしまう。このまま殺されてしまう。 先ほど突然斬り付けられた背中には、既に深々としたな刀傷が何本も刻み込まれていた。 ぱっくりと口を開いた傷口からはピンク色の脂肪と赤黒い筋繊維が覗き見えており、背骨の一部までが露出している。 子供が無邪気にカッターで切り傷をつけたセルロイド人形のように、その傷跡は痛々しい。 だらだらと零れ落ちる血液は背中を伝って裸の大腿部を滑り落ち、少女の全身をぬるりと汚した。 滝のように流れ落ちる血が汗と混ざり合うべっとりとした感触に、吐き気がするほどの気持ち悪さを覚え、 食道に込み上げてくるすっぱいものを嘔吐せぬよう必死でこらえる。 「痛い」「苦しい」「辛い」「気色悪い」「寒い」「凍える」「眠い」「怖い」「恐い」――――。 それら負の感覚ばかりが一秒ごとに消えては現れ、圧倒的な質量で彼女の脳内を蹂躙する。 疲労と恐怖で目が霞み、眼前には白いもやの様なものが広がって視界を塗りつぶした。 けれどその痛みや苦しみを感じ取れるだけ、自分はまだ正常なのだ、とそう思えば安堵もできる。 何も考えられなくなった瞬間、自分の命は終わってしまうのだから。 そう。だから今はまだ大丈夫。「痛い」「苦しい」と、そう言っている余裕があるうちは、まだ平気。 無理にそう言い聞かせ、温泉少女は泣き言を言いたくなる弱い心を押さえ込んだ。 破裂しそうなほど鼓動の早い心臓を宥めるかのように、その少年のように薄い胸へそっと手を当てる。 ああ、そうだ。こんなところで死んでなんかやるもんか。あんなやつに、殺されてたまるもんか。 私はまだまだ、やらなきゃいけないことが残ってる。だって、私は――――。 「……だって、私は繋ぎ書き手だから」 そう口にした一瞬だけ、温泉少女の表情が、怯えに満ちたそれから誇らしげな笑みへと変化する。 幸せな思い出を回想するように、楽しかった日々を懐かしむように、彼女は小さく目尻を下げた。 ――『堅実な繋ぎ書き手』。それが、LSロワ内で彼女が多く口にされる評価だ。 無数の爆弾を至るところに設置しては、その様子を眺め楽しむ『ボマー』。 ど派手な戦闘から鬱々とした疑心暗鬼の行き違いまで、どんな展開でも思うままの『666』。 そして、一見穏健派に見えたにもかかわらずあれだけの悲劇を生み出してみせた『深淵』。 彼らの描く圧倒的な魅力に満ち溢れた作品は、温泉少女が書き手をする上で何よりの原動力となるものだった。 恐ろしいほどのインパクトと、予想を何重にも裏切る怒涛の展開を兼ね備えた作品群。 温泉少女は、彼らの紡ぐ物語が好きだった。 彼らとともに一つの物語を作り上げていることは、少女にとって最大級の喜びだった。 自分はあくまでも『繋ぎ書き手』で、彼らのようなキラキラと輝く華なんて少しも無いかもしれないけれど。 けれどだからこそ、彼らが作品を生み出す上での土台になれることが嬉しかったのだ。 伏線を撒き、或いは回収し、集団をばらし、キャラクターを誘導し、時間を進め、疑心暗鬼の種を植えつけ、 誤解フラグを、再会フラグを、再戦フラグを、死亡フラグを、狂化フラグを立て、そうして次へと繋ぐ話を作る。 自分の書いた作品を元に、次の誰かが最上級の作品を書いてくれたときは至上の幸福だ。 こっそりと撒いた伏線やフラグを他の書き手が巧みに拾ってくれたときなど、思わず心が躍ってしまう。 繋ぎ書き手には繋ぎ書き手の幸せがあることを、彼女は今のロワに来て初めて知った。 話を繋ぐこと。繋がっていくこと。一本の長い長い物語の途中に、自分の作品が存在するということ。 それが何より楽しくて。だから。 「だから私は、こんなところで無意味に死ねないよ。お話を、ぶっつり途切れさせるわけにはいかないから。  何とかして、誰かに何かを繋がなきゃ……、託さなきゃいけないから」 力強い面持ちでそう言って、温泉少女は再び森の中を駆けようとする。 重い右足を引き摺るようにして一歩出し、必死に前へ前へともがく。――――けれど。 「ちくしょう、ガキの癖に手間かけさせやがって。マ ジ ム カ つ く ってんだよ。  おい、ガキぃ? 鬼ごっこはそろそろ終わりだぜ?」 その言葉に振り向けば、先ほど自分を襲った青年が数メートルの距離で自分に対峙していた。 追いつかれたのだと、そう分かった瞬間、一層目眩が強くなった。 先刻突然切り裂かれたときの衝撃を思い出し、改めて背中の傷がじくじくと痛み出すのを再認識する。 冷たい身体のなかで、その傷の部分だけが熱をもったように熱く、まるで業火にじりじりと嬲られているようだった。 恐怖に身体が竦む。けれど、死ぬことが怖いのではない。 何も残せないことが怖かった。何も繋げない事が辛かった。 青年の手にした剣が目深に振り被られる。 疲弊した身体では最早逃げることもかなわず、温泉少女は腹部を大きく貫かれ泥の中に倒れんだ。 剣の刺さった腹腔からは食べかけのソーセージのような腸が飛び出し、傷穴からだらりと垂れ下がっている。 男は仰向けになった少女へと馬乗りになると、周囲に落ちていた細い木の枝を無造作に掴み取った。 自動販売機を蹴ってイラつきを解消させる男子高校生のように、彼は少女を自身の腹立ちを紛らわす玩具として手荒く扱う。 手始めに手にしていた小枝を少女の片目に突き刺し、腕をもぎ足を斬り落とし、傷跡を雨霰と増やしていく。 「っ……、痛、い……」 ミミには悪いことをしたなぁ。眼を抉られるのがこんなに痛いなんて思わなかったよ。 それからシャナにも。四肢の健を切断は、ちょっとやりすぎだったかも。……あやまる、ごめん。 ぼんやりとした意識でそう考えながら、温泉少女は流石にそろそろ自分の死を覚悟した。 ぼうっとした頭の隅っこで眼前の男の舌打ちと暴言を聞き流しながら、少女はそれにまぎれて聞こえる誰かの会話に気付く。 「……じ、じ実に申し訳な……とした事が……勘違……」 「くだよ……下手すりゃ死んで……」 「まことに申し訳……何と侘びをいれれば……」 どうやら、眼鏡の男から逃げている間に元いた場所の近くへと戻ってきてしまっていたらしい。 ひとしきり会話を耳の端で拾っていた温泉少女は、その声の片方が、先ほど自分を逃がそうとしてくれた青年であるのに思い当たる。 そうして改めて考えてみれば、もう片方の声の主は自分達を襲おうとした獣耳の人のようだ。 ……ああ、和解できたんだな。というか、多分最初から誤解だったんだ。 よかった、とそう思って安堵の息を吐いた少女が、何かに思い当たりはっと顔を上げる。 自分は何もできていないと思っていた。何も残せていないと、繋げていないと思っていた。 けれど、ほんの少しでも自分と行動をともにしてくれた彼になら。 命を張って自分を逃がそうとしてくれた、勇気あるあの青年になら――――。         『――――――私のバトンを、渡すから』 視線の先で、地面に転がしていた血まみれの刀を男が再び持ち出した。 べっとりとした脂に塗れながらもまったく切れ味の衰えぬその刀は、少女の咽喉下にすっぱりと真一文字の線を引く。 己の咽喉から噴出す血で真紅に縁取られた唇を僅かに綻ばせ、けれど温泉少女はふわりと微笑んだ。 その表情に、自身の死に対しての怯えは無かった。苦悩も絶望も後悔も、無駄な感情は何一つ存在しない。 代わりに抱くのは、夜明けの星の如くきらきらと輝く希望の光だ。 自分の手では掴みきることのできなかった、取りこぼしてしまったその光。 その光を、せめて他の書き手達は手にすることができるのを祈って。 そして、自身を救ってくれた強き青年が己の願いを受け継いでくれることを想って。 ……私の願い、託すから。だから、あなたが繋いで終わらせて。 お願いだから……ね? &color(red){【温泉少女@LSロワ 死亡】} [備考]この後、[[dddddddd]]に続きます。 |096:[[カミングアウト【Side.B】]]|投下順に読む|098:[[「混ぜるな危険」とか言われるとかえって混ぜてみたくなるよね]]| |096:[[カミングアウト【Side.B】]]|時系列順に読む|098:[[「混ぜるな危険」とか言われるとかえって混ぜてみたくなるよね]]| |074:[[dddddddd]]|&color(red){温泉少女}|| ----
全身が一部も余すところ無く、異様なほどに冷たかった。 傍から見ても分かるほどにがくがくと大きく肩口が震え、力の抜けた膝が自身の体重を支えきれない。 倒れこみそうになるのを意志の力だけで無理やり抑え込み、温泉少女は森の中を前進する。 一歩、また一歩。青虫が這うのよりも遅々としたスピードで、けれど確実に両足を前へ進めた。 ……逃げなくちゃ。1メートルでも1センチでも、ううんそれこそ1ミリでもいい。 あの眼鏡から少しでも遠くへ逃げなければ、私は死んでしまう。このまま殺されてしまう。 先ほど突然斬り付けられた背中には、既に深々としたな刀傷が何本も刻み込まれていた。 ぱっくりと口を開いた傷口からはピンク色の脂肪と赤黒い筋繊維が覗き見えており、背骨の一部までが露出している。 子供が無邪気にカッターで切り傷をつけたセルロイド人形のように、その傷跡は痛々しい。 だらだらと零れ落ちる血液は背中を伝って裸の大腿部を滑り落ち、少女の全身をぬるりと汚した。 滝のように流れ落ちる血が汗と混ざり合うべっとりとした感触に、吐き気がするほどの気持ち悪さを覚え、 食道に込み上げてくるすっぱいものを嘔吐せぬよう必死でこらえる。 「痛い」「苦しい」「辛い」「気色悪い」「寒い」「凍える」「眠い」「怖い」「恐い」――――。 それら負の感覚ばかりが一秒ごとに消えては現れ、圧倒的な質量で彼女の脳内を蹂躙する。 疲労と恐怖で目が霞み、眼前には白いもやの様なものが広がって視界を塗りつぶした。 けれどその痛みや苦しみを感じ取れるだけ、自分はまだ正常なのだ、とそう思えば安堵もできる。 何も考えられなくなった瞬間、自分の命は終わってしまうのだから。 そう。だから今はまだ大丈夫。「痛い」「苦しい」と、そう言っている余裕があるうちは、まだ平気。 無理にそう言い聞かせ、温泉少女は泣き言を言いたくなる弱い心を押さえ込んだ。 破裂しそうなほど鼓動の早い心臓を宥めるかのように、その少年のように薄い胸へそっと手を当てる。 ああ、そうだ。こんなところで死んでなんかやるもんか。あんなやつに、殺されてたまるもんか。 私はまだまだ、やらなきゃいけないことが残ってる。だって、私は――――。 「……だって、私は繋ぎ書き手だから」 そう口にした一瞬だけ、温泉少女の表情が、怯えに満ちたそれから誇らしげな笑みへと変化する。 幸せな思い出を回想するように、楽しかった日々を懐かしむように、彼女は小さく目尻を下げた。 ――『堅実な繋ぎ書き手』。それが、LSロワ内で彼女が多く口にされる評価だ。 無数の爆弾を至るところに設置しては、その様子を眺め楽しむ『ボマー』。 ど派手な戦闘から鬱々とした疑心暗鬼の行き違いまで、どんな展開でも思うままの『666』。 そして、一見穏健派に見えたにもかかわらずあれだけの悲劇を生み出してみせた『深淵』。 彼らの描く圧倒的な魅力に満ち溢れた作品は、温泉少女が書き手をする上で何よりの原動力となるものだった。 恐ろしいほどのインパクトと、予想を何重にも裏切る怒涛の展開を兼ね備えた作品群。 温泉少女は、彼らの紡ぐ物語が好きだった。 彼らとともに一つの物語を作り上げていることは、少女にとって最大級の喜びだった。 自分はあくまでも『繋ぎ書き手』で、彼らのようなキラキラと輝く華なんて少しも無いかもしれないけれど。 けれどだからこそ、彼らが作品を生み出す上での土台になれることが嬉しかったのだ。 伏線を撒き、或いは回収し、集団をばらし、キャラクターを誘導し、時間を進め、疑心暗鬼の種を植えつけ、 誤解フラグを、再会フラグを、再戦フラグを、死亡フラグを、狂化フラグを立て、そうして次へと繋ぐ話を作る。 自分の書いた作品を元に、次の誰かが最上級の作品を書いてくれたときは至上の幸福だ。 こっそりと撒いた伏線やフラグを他の書き手が巧みに拾ってくれたときなど、思わず心が躍ってしまう。 繋ぎ書き手には繋ぎ書き手の幸せがあることを、彼女は今のロワに来て初めて知った。 話を繋ぐこと。繋がっていくこと。一本の長い長い物語の途中に、自分の作品が存在するということ。 それが何より楽しくて。だから。 「だから私は、こんなところで無意味に死ねないよ。お話を、ぶっつり途切れさせるわけにはいかないから。  何とかして、誰かに何かを繋がなきゃ……、託さなきゃいけないから」 力強い面持ちでそう言って、温泉少女は再び森の中を駆けようとする。 重い右足を引き摺るようにして一歩出し、必死に前へ前へともがく。――――けれど。 「ちくしょう、ガキの癖に手間かけさせやがって。マ ジ ム カ つ く ってんだよ。  おい、ガキぃ? 鬼ごっこはそろそろ終わりだぜ?」 その言葉に振り向けば、先ほど自分を襲った青年が数メートルの距離で自分に対峙していた。 追いつかれたのだと、そう分かった瞬間、一層目眩が強くなった。 先刻突然切り裂かれたときの衝撃を思い出し、改めて背中の傷がじくじくと痛み出すのを再認識する。 冷たい身体のなかで、その傷の部分だけが熱をもったように熱く、まるで業火にじりじりと嬲られているようだった。 恐怖に身体が竦む。けれど、死ぬことが怖いのではない。 何も残せないことが怖かった。何も繋げない事が辛かった。 青年の手にした剣が目深に振り被られる。 疲弊した身体では最早逃げることもかなわず、温泉少女は腹部を大きく貫かれ泥の中に倒れんだ。 剣の刺さった腹腔からは食べかけのソーセージのような腸が飛び出し、傷穴からだらりと垂れ下がっている。 男は仰向けになった少女へと馬乗りになると、周囲に落ちていた細い木の枝を無造作に掴み取った。 自動販売機を蹴ってイラつきを解消させる男子高校生のように、彼は少女を自身の腹立ちを紛らわす玩具として手荒く扱う。 手始めに手にしていた小枝を少女の片目に突き刺し、腕をもぎ足を斬り落とし、傷跡を雨霰と増やしていく。 「っ……、痛、い……」 ミミには悪いことをしたなぁ。眼を抉られるのがこんなに痛いなんて思わなかったよ。 それからシャナにも。四肢の健を切断は、ちょっとやりすぎだったかも。……あやまる、ごめん。 ぼんやりとした意識でそう考えながら、温泉少女は流石にそろそろ自分の死を覚悟した。 ぼうっとした頭の隅っこで眼前の男の舌打ちと暴言を聞き流しながら、少女はそれにまぎれて聞こえる誰かの会話に気付く。 「……じ、じ実に申し訳な……とした事が……勘違……」 「くだよ……下手すりゃ死んで……」 「まことに申し訳……何と侘びをいれれば……」 どうやら、眼鏡の男から逃げている間に元いた場所の近くへと戻ってきてしまっていたらしい。 ひとしきり会話を耳の端で拾っていた温泉少女は、その声の片方が、先ほど自分を逃がそうとしてくれた青年であるのに思い当たる。 そうして改めて考えてみれば、もう片方の声の主は自分達を襲おうとした獣耳の人のようだ。 ……ああ、和解できたんだな。というか、多分最初から誤解だったんだ。 よかった、とそう思って安堵の息を吐いた少女が、何かに思い当たりはっと顔を上げる。 自分は何もできていないと思っていた。何も残せていないと、繋げていないと思っていた。 けれど、ほんの少しでも自分と行動をともにしてくれた彼になら。 命を張って自分を逃がそうとしてくれた、勇気あるあの青年になら――――。         『――――――私のバトンを、渡すから』 視線の先で、地面に転がしていた血まみれの刀を男が再び持ち出した。 べっとりとした脂に塗れながらもまったく切れ味の衰えぬその刀は、少女の咽喉下にすっぱりと真一文字の線を引く。 己の咽喉から噴出す血で真紅に縁取られた唇を僅かに綻ばせ、けれど温泉少女はふわりと微笑んだ。 その表情に、自身の死に対しての怯えは無かった。苦悩も絶望も後悔も、無駄な感情は何一つ存在しない。 代わりに抱くのは、夜明けの星の如くきらきらと輝く希望の光だ。 自分の手では掴みきることのできなかった、取りこぼしてしまったその光。 その光を、せめて他の書き手達は手にすることができるのを祈って。 そして、自身を救ってくれた強き青年が己の願いを受け継いでくれることを想って。 ……私の願い、託すから。だから、あなたが繋いで終わらせて。 お願いだから……ね? &color(red){【温泉少女@LSロワ】死亡} [備考]この後、[[dddddddd]]に続きます。 |096:[[カミングアウト【Side.B】]]|投下順に読む|098:[[「混ぜるな危険」とか言われるとかえって混ぜてみたくなるよね]]| |096:[[カミングアウト【Side.B】]]|時系列順に読む|098:[[「混ぜるな危険」とか言われるとかえって混ぜてみたくなるよね]]| |074:[[dddddddd]]|&color(red){温泉少女}|| ----

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