私には早急に手に入れたい物がある。

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「ふうん。そう、こうなるのね私は」 金髪の長いツインテールと幼くも凛々しい風貌。 小麦色の健康的な肌はその内に力強い活力を秘めている。 その姿は漫画ガンスリンガーガールに登場するトリエラという少女に酷似していた。 彼女が居るのは廃墟の一室。息を潜めて状況を整理している。 (さ、それじゃ一考察と行きましょうか。これからの方針とこのバトルロワイアルについて) 彼女はあぐらをかくと、まずは支給品を床に並べてみた。 最初に出てきたのは年齢詐称薬。青い薬で10歳若返り、赤い薬で10歳歳を取る。五個ずつ入っている。 LSロワではこれを使ったステルスが格別幼くなった風貌を利用して穏健チームに取り入っていた。 (使える……けど少し幅が大きいのが難点ね) 今の彼女の風貌が10歳若返ると小学校入学前になってしまう。 効果は幻術の一種で、リーチ等は変わっても身体能力は変わらないのだが……幼すぎて少し使いづらい。 とりあえず保留し、次の品を取り出す。 ……説明メモにはキラークイーンのディスク、とあった。 (……なるほどね) 少女はくすりと笑い、迷わずそのディスクを自らの頭部に差し込んだ。 傍らにスタンドが寄り添い立つ。 キラークイーン。三種類の爆弾を持つ強力かつトリッキーなスタンド。 「康一少年のスタンドで動きを封じられ倒されたボスね。  OK、よく知っているわ。これは私に合っている」 即ち、ショタに倒された大ボスである。 更にスタンドをディスクに変える能力も、別の部でショタに倒された大ボスの第一の能力だ。 彼女が知らないはずは無かった。 何故なら彼女の名は。 「つまり読み手共はこう期待しているわけね。私がボマーとしてゲームに乗ることを」 ――LSロワ筆頭書き手、ボマー。 数多のLSキャラ達を把握し巧妙な爆弾を無数に仕掛ける卓越した書き手。 彼女にとって爆弾を仕掛けることなど呼吸をするようなものだった。 「さあて、どうしようかしら」 おそらくは首輪で盗聴している読み手共を焦らすように、ボマーは呟いた。 LSロワの書き手として自分はどう動くべきなのか。 「……LSロワの書き手達はどう動くかしら」 ボマーは参加者名簿を開いた。 (温泉少女……温泉の書き手ね。堅実派の繋ぎ型書き手。どう動くにせよ、無理はしないはず) もしゲームに乗ったとしても積極的に狩りをしたりはすまい。 チャンスが転がり込むのを待ってから仕掛ける、そういったステルス系マーダーになるはずだ。 (逆に対主催になっても劇的な活躍はしないでしょう……単独では) 彼女は繋ぎなのだ。チームを組んだ時にこそ真価を発揮する、チームメイトとしては頼もしい書き手。 (深淵……『あの』悲劇を描いた書き手ね。作品の傾向から見るとマーダー寄りかしら。  殺害数自体が多い訳じゃないけど、不和の種を撒くのは上手いわね) かなり危険なタイプだと言えるだろう。氏の作品では行き違いにより破滅するケースが多い。 その一方で喋る支給品の描写には心温まるものが多い不思議な書き手である。 なんとなく、デバイスでも引き当てれば良い話を展開しているかもしれないと思った。 (派手好き地獄紳士『666』……派手な展開と鬱と疑心暗鬼をAIする書き手。  殺害数は私と並ぶトップタイ。脱衣キャラ数では負けている……少し悔しいわね。  作品の傾向から考えるなら氏は…………対主催? まさか) 氏の作品は拷問や疑心暗鬼、ド鬱展開が山盛りなのだが……よく見るとそこはかとなく対主催寄りの気はしてくる。 序盤にマーダーを贔屓して戦績としては微妙な結果にしたのを気にした為かもしれないが……。 「それさえも掌の上? …………まさかね」 考えすぎた勘ぐりを振り払う。 (それから……漫画ロワの、もう一人の私) エロ師匠の名で呼ばれているもう一人の自分。 というか向こうではたった二作なのに来ているとは思わなかった。 「ああもう、下劣なやり方をしていそうね」 そう思うと自分の事ながら嫌になる。おそらく向こうは自重すまい、色んな意味で。 適度に抑える事がサービスシーンの魅力を強める事が判っていないのか。 なんで自分が二人居るのかなどは置いておいて、永遠に解り合えないと感じてしまう。 自分そのものだけに確信的にそう思えてしまった。 どういう形になるかは判らないが、恐らくなんらかの形で雌雄を決しなければいけないだろう。 「……それにしても支給品は本当にこれで品切れなのかしら」 腹立ち紛れにボマーは支給品の入っていたランドセル(LS書き手だけに)をひっくり返す。 だが残りは参加者一覧だとかそういう物だけだ。品切れである。 しかし、彼女は何をこれほど苛立っているのだろう? キラークイーンのディスクという強力な支給品を引いて、まだ何が不満なのだろうか? 「…………無いわね、何も」 それはこう、文章ではなく画像や映像なら一目で分かっていた事である。 これだけで通な人は完全に判ってしまった事だろう。 「本当に腹の立つ読み手共だわ。殺してやろうかしら」 ボマーは腹立ちを隠そうともせずに、ランドセルへ荷物を戻すと立ち上がった。 その姿は実にLSロワ的な姿をしていた。 ここまで言うとちょっと判る人でも判ってしまった事だろう。 「着替え中に連れ去るなんてやってくれるじゃない」 そう、つまり。 ボマー の そうび Eキラークイーンのディスク Eランドセル E下着一枚 E何故かちゃんと有る靴下と靴と髪止め 年齢詐称薬 「……髪止めと靴下と靴を残している辺り故意の匂いがするわね。  まずは衣服の調達からか。断られたら殺してでも奪い取ってやるわ」 ボマーは固い決意を薄い胸に秘めると、廃墟から移動を開始した。 対主催路線を選ぶかマーダー路線を選ぶかは結局決まってはいない。 だがこの調子だと、対主催路線を選んだ所で殺人に禁忌は見られないだろう。 LSロワにおける対主催とは往々にしてそういうものだった。 ……むしろマーダーの方に同情できる奴が多いってどうよ。 【深夜】【H-1 廃墟】 【ボマー@LSロワ】 状態:健康。裸ランドセル。髪止めと靴は有り。 装備:キラークイーンのディスク@ジョジョロワ 道具:年齢詐称薬@LSロワ、支給品一式 【思考・行動】 1.とりあえず服。必要なら殺してでも奪い取る。 2.今後の方針について決める。 3.エロ師匠と対決する。 【備考】 ※ガンスリンガーガールのトリエラの姿をしています。義体の身体能力等も有ると思われます。 |075:[[希望と絶望のサイボーグ]]|投下順に読む|077:[[Zero noise (+1)(前編)]]| |075:[[希望と絶望のサイボーグ]]|時系列順に読む|081:[[戦爵様だぞーえらいんだぞー!]]| ||ボマー|096:[[カミングアウト【Side.B】]]|
「ふうん。そう、こうなるのね私は」 金髪の長いツインテールと幼くも凛々しい風貌。 小麦色の健康的な肌はその内に力強い活力を秘めている。 その姿は漫画ガンスリンガーガールに登場するトリエラという少女に酷似していた。 彼女が居るのは廃墟の一室。息を潜めて状況を整理している。 (さ、それじゃ一考察と行きましょうか。これからの方針とこのバトルロワイアルについて) 彼女はあぐらをかくと、まずは支給品を床に並べてみた。 最初に出てきたのは年齢詐称薬。青い薬で10歳若返り、赤い薬で10歳歳を取る。五個ずつ入っている。 LSロワではこれを使ったステルスが格別幼くなった風貌を利用して穏健チームに取り入っていた。 (使える……けど少し幅が大きいのが難点ね) 今の彼女の風貌が10歳若返ると小学校入学前になってしまう。 効果は幻術の一種で、リーチ等は変わっても身体能力は変わらないのだが……幼すぎて少し使いづらい。 とりあえず保留し、次の品を取り出す。 ……説明メモにはキラークイーンのディスク、とあった。 (……なるほどね) 少女はくすりと笑い、迷わずそのディスクを自らの頭部に差し込んだ。 傍らにスタンドが寄り添い立つ。 キラークイーン。三種類の爆弾を持つ強力かつトリッキーなスタンド。 「康一少年のスタンドで動きを封じられ倒されたボスね。  OK、よく知っているわ。これは私に合っている」 即ち、ショタに倒された大ボスである。 更にスタンドをディスクに変える能力も、別の部でショタに倒された大ボスの第一の能力だ。 彼女が知らないはずは無かった。 何故なら彼女の名は。 「つまり読み手共はこう期待しているわけね。私がボマーとしてゲームに乗ることを」 ――LSロワ筆頭書き手、ボマー。 数多のLSキャラ達を把握し巧妙な爆弾を無数に仕掛ける卓越した書き手。 彼女にとって爆弾を仕掛けることなど呼吸をするようなものだった。 「さあて、どうしようかしら」 おそらくは首輪で盗聴している読み手共を焦らすように、ボマーは呟いた。 LSロワの書き手として自分はどう動くべきなのか。 「……LSロワの書き手達はどう動くかしら」 ボマーは参加者名簿を開いた。 (温泉少女……温泉の書き手ね。堅実派の繋ぎ型書き手。どう動くにせよ、無理はしないはず) もしゲームに乗ったとしても積極的に狩りをしたりはすまい。 チャンスが転がり込むのを待ってから仕掛ける、そういったステルス系マーダーになるはずだ。 (逆に対主催になっても劇的な活躍はしないでしょう……単独では) 彼女は繋ぎなのだ。チームを組んだ時にこそ真価を発揮する、チームメイトとしては頼もしい書き手。 (深淵……『あの』悲劇を描いた書き手ね。作品の傾向から見るとマーダー寄りかしら。  殺害数自体が多い訳じゃないけど、不和の種を撒くのは上手いわね) かなり危険なタイプだと言えるだろう。氏の作品では行き違いにより破滅するケースが多い。 その一方で喋る支給品の描写には心温まるものが多い不思議な書き手である。 なんとなく、デバイスでも引き当てれば良い話を展開しているかもしれないと思った。 (派手好き地獄紳士『666』……派手な展開と鬱と疑心暗鬼をAIする書き手。  殺害数は私と並ぶトップタイ。脱衣キャラ数では負けている……少し悔しいわね。  作品の傾向から考えるなら氏は…………対主催? まさか) 氏の作品は拷問や疑心暗鬼、ド鬱展開が山盛りなのだが……よく見るとそこはかとなく対主催寄りの気はしてくる。 序盤にマーダーを贔屓して戦績としては微妙な結果にしたのを気にした為かもしれないが……。 「それさえも掌の上? …………まさかね」 考えすぎた勘ぐりを振り払う。 (それから……漫画ロワの、もう一人の私) エロ師匠の名で呼ばれているもう一人の自分。 というか向こうではたった二作なのに来ているとは思わなかった。 「ああもう、下劣なやり方をしていそうね」 そう思うと自分の事ながら嫌になる。おそらく向こうは自重すまい、色んな意味で。 適度に抑える事がサービスシーンの魅力を強める事が判っていないのか。 なんで自分が二人居るのかなどは置いておいて、永遠に解り合えないと感じてしまう。 自分そのものだけに確信的にそう思えてしまった。 どういう形になるかは判らないが、恐らくなんらかの形で雌雄を決しなければいけないだろう。 「……それにしても支給品は本当にこれで品切れなのかしら」 腹立ち紛れにボマーは支給品の入っていたランドセル(LS書き手だけに)をひっくり返す。 だが残りは参加者一覧だとかそういう物だけだ。品切れである。 しかし、彼女は何をこれほど苛立っているのだろう? キラークイーンのディスクという強力な支給品を引いて、まだ何が不満なのだろうか? 「…………無いわね、何も」 それはこう、文章ではなく画像や映像なら一目で分かっていた事である。 これだけで通な人は完全に判ってしまった事だろう。 「本当に腹の立つ読み手共だわ。殺してやろうかしら」 ボマーは腹立ちを隠そうともせずに、ランドセルへ荷物を戻すと立ち上がった。 その姿は実にLSロワ的な姿をしていた。 ここまで言うとちょっと判る人でも判ってしまった事だろう。 「着替え中に連れ去るなんてやってくれるじゃない」 そう、つまり。 ボマー の そうび Eキラークイーンのディスク Eランドセル E下着一枚 E何故かちゃんと有る靴下と靴と髪止め 年齢詐称薬 「……髪止めと靴下と靴を残している辺り故意の匂いがするわね。  まずは衣服の調達からか。断られたら殺してでも奪い取ってやるわ」 ボマーは固い決意を薄い胸に秘めると、廃墟から移動を開始した。 対主催路線を選ぶかマーダー路線を選ぶかは結局決まってはいない。 だがこの調子だと、対主催路線を選んだ所で殺人に禁忌は見られないだろう。 LSロワにおける対主催とは往々にしてそういうものだった。 ……むしろマーダーの方に同情できる奴が多いってどうよ。 【深夜】【H-1 廃墟】 【ボマー@LSロワ】 状態:健康。裸ランドセル。髪止めと靴は有り。 装備:キラークイーンのディスク@ジョジョロワ 道具:年齢詐称薬@LSロワ、支給品一式 【思考・行動】 1.とりあえず服。必要なら殺してでも奪い取る。 2.今後の方針について決める。 3.エロ師匠と対決する。 【備考】 ※ガンスリンガーガールのトリエラの姿をしています。義体の身体能力等も有ると思われます。 |075:[[希望と絶望のサイボーグ]]|投下順に読む|077:[[Zero noise (+1)(前編)]]| |075:[[希望と絶望のサイボーグ]]|時系列順に読む|081:[[戦爵様だぞーえらいんだぞー!]]| ||ボマー|096:[[カミングアウト【Side.B】]]| ----

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