希望と絶望のサイボーグ

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 彼は己の黒い体毛で包まれた身体を見つめる。  その身体は仮初。下にある肌は銀色。鋼鉄よりも硬い。  全身に内蔵された火気はいかなる敵をも砕き、己が快楽を満たす。  彼の名は…… 「にゃー……って、クロちゃんかよ」  思わず呟く彼の名は、ボンボン系の書鬼こと◆hNG3vL8qjA.  その身を不思議に思いながら見回し、ため息を突く。 「オイラがボンボン系のキャラ書きだからって、クロちゃんってのはどうよ? 大体、オイラクロちゃん書いてねーっての。タイトルもオイラと関係ないじゃないか」  愚痴を次々漏らしながらも、肉球を持つ前足で顔を洗い、大きなあくびをする。  なかなか猫ライフを楽しんでいるらしい。 「このまま猫として過ごそうかな。しばらくすりゃ、オイラ以外の熱血対主催者書き手が主催者を倒してジ・エンドだろうし」  やる気のない声で、不貞寝を決めこみ瞼を瞑るボンボン系の書鬼。  うとうととして、眠気が彼を襲う 『みなさん!! 俺の声を聞いてください!!!』  そんな彼の耳を怒声が貫き、思わず目をひん剥く。  きょろきょろと周りを見渡すが、声は上の方向から聞こえてくる。 『こんなクライシスの野望に踊らされてはなりません!! 俺と一緒に戦いましょう!!!』 「だー! うるせー!!」  不貞寝を決め込んでいたボンボン系の書鬼にはたまらない。  文句を言わねば。怒りの感情に任せるまま、彼は屋上へと走った。 「ちったー黙れ!! こんな夜中に近所迷惑だ!!」  ボンボン系の書鬼はドアを蹴破り、屋上へと飛び出す。  そんな彼を、哀れむような目つきで見下ろす存在がいた。  影の繋ぎ師はカラオケマイクを手に燃える瞳で眼下を見下ろす。  暗い闇に包まれた街。そこにどれだけ殺人鬼に脅える人たちがいるのだろうか。  そう思うと、南光太……ゲフンゲフン、影の繋ぎ師の正義に燃える心が黙っていなかった。  彼はカラオケマイクを手に取り、正義の宣言を吐き出す。 『みなさん!! 聞いてください!!!』  増幅された声の大きさに、彼は安心をする。  これなら多くの人に声が届く。安心させれる。 『こんなクライシスの野望に踊らされてはなりません!! 俺と一緒に戦いましょう!!!』  そう、クライシスの思い通りにはさせない。  彼の正義が導く答えは絶対だ。  やがて、誰かが駆け上がってくる足音に振り向く。  仲間になる同志だ。影の繋ぎ師はそう信じて疑わなかった。 「ちったー黙れ!! こんな夜中に近所迷惑だ!!」  しかし、ドアを蹴破って現れたのは、二本足で立つ黒猫。  言葉を喋るその猫に、影の繋ぎ師はツツ……と涙を流す。 「な、なんだ? いきなり泣いて! お前男だろ~」 「俺の力が……」  影の繋ぎ師が呟く。その声にボンボン系の書鬼が怪訝な表情をする。 「俺の力が足りないために……何の罪もない猫がクライシスの魔の手に……。 クライシス帝国、ゆ る さ ん !!」  そのとき不思議なことが起こった。  ボンボン系の書鬼の身体を見て、クライシスに改造された哀れな猫だと思い込んだ影の繋ぎ師の身体が輝く。   悲しみに支配された影の繋ぎ師の身体がキングストーンの光を浴びて、その姿を変えた。 「俺は悲しみの王子! RX! ロボライダー!!」  彼はいきなり、シャドームーンへの変身を飛ばしてロボライダーへとぶっちぎった。  いきなりのことでボンボン系の書鬼が唖然とする。 「クライシスに改造された哀れな猫。君に同情する。君はクライシスの魔の手によって危険な存在にされたのだ。 哀れだが、俺が倒す! 悪く思わないでくれ!!」 「こいつ、意味わかんねー!!」 「黙れ! 哀れな猫のふりをして、無垢なる人を殺さんとするその残虐さ、俺が許さん!!」  影の繋ぎ師は、カラオケマイクを片手に、ボンボン系の書鬼へと右指を向ける。 「クライシス帝国の悪魔め! 俺の正義の歌を聞け!!」  こうして、ボンボン系の書鬼は地獄へと招待された。 【深夜】【D-6 ビルの上】 【影の繋ぎ師@ライダーロワ】 【装備】:サタンサーベル@ライダーロワ、シャドーセイバー@ライダーロワ 【道具】:カラオケマイク@現実 【所持品】:支給品一式 【状態】:健康。クライシス帝国への激しい怒り。ロボライダーに変身中。 【思考・行動】 1.ぶ っ ち ぎ る ぜ 2.殺し合いには乗らない 3.目の前のクライシス帝国の手下を倒す 【備考】 ※変身体はシャドームーンです。 ※いきなりロボライダーに変身可能になりました。ぶっちぎりです。 【ボンボン系の書鬼@アニロワ2nd】 【装備】:内臓火器(ミサイル)。何でも切れる剣@サイボーグクロちゃん 【道具】:なし 【所持品】:支給品一式(未確認) 【状態】:健康。目の前の変身に戸惑い。 【思考・行動】 1.なに? こいつ? 2.不貞寝したい。 3.とりあえず逃げよう。 |074:[[dddddddd]]|投下順に読む|076:[[私には早急に手に入れたい物がある。]]| |073:[[貫けよ、その仮面で]]|時系列順に読む|076:[[私には早急に手に入れたい物がある。]]| ||影の繋ぎ師|087:[[噛み合わない二人+α]]| ||ボンボン系の書鬼|087:[[噛み合わない二人+α]]| ----
 彼は己の黒い体毛で包まれた身体を見つめる。  その身体は仮初。下にある肌は銀色。鋼鉄よりも硬い。  全身に内蔵された火気はいかなる敵をも砕き、己が快楽を満たす。  彼の名は…… 「にゃー……って、クロちゃんかよ」  思わず呟く彼の名は、ボンボン系の書鬼こと◆hNG3vL8qjA.  その身を不思議に思いながら見回し、ため息を突く。 「オイラがボンボン系のキャラ書きだからって、クロちゃんってのはどうよ? 大体、オイラクロちゃん書いてねーっての。タイトルもオイラと関係ないじゃないか」  愚痴を次々漏らしながらも、肉球を持つ前足で顔を洗い、大きなあくびをする。  なかなか猫ライフを楽しんでいるらしい。 「このまま猫として過ごそうかな。しばらくすりゃ、オイラ以外の熱血対主催者書き手が主催者を倒してジ・エンドだろうし」  やる気のない声で、不貞寝を決めこみ瞼を瞑るボンボン系の書鬼。  うとうととして、眠気が彼を襲う 『みなさん!! 俺の声を聞いてください!!!』  そんな彼の耳を怒声が貫き、思わず目をひん剥く。  きょろきょろと周りを見渡すが、声は上の方向から聞こえてくる。 『こんなクライシスの野望に踊らされてはなりません!! 俺と一緒に戦いましょう!!!』 「だー! うるせー!!」  不貞寝を決め込んでいたボンボン系の書鬼にはたまらない。  文句を言わねば。怒りの感情に任せるまま、彼は屋上へと走った。 「ちったー黙れ!! こんな夜中に近所迷惑だ!!」  ボンボン系の書鬼はドアを蹴破り、屋上へと飛び出す。  そんな彼を、哀れむような目つきで見下ろす存在がいた。  影の繋ぎ師はカラオケマイクを手に燃える瞳で眼下を見下ろす。  暗い闇に包まれた街。そこにどれだけ殺人鬼に脅える人たちがいるのだろうか。  そう思うと、南光太……ゲフンゲフン、影の繋ぎ師の正義に燃える心が黙っていなかった。  彼はカラオケマイクを手に取り、正義の宣言を吐き出す。 『みなさん!! 聞いてください!!!』  増幅された声の大きさに、彼は安心をする。  これなら多くの人に声が届く。安心させれる。 『こんなクライシスの野望に踊らされてはなりません!! 俺と一緒に戦いましょう!!!』  そう、クライシスの思い通りにはさせない。  彼の正義が導く答えは絶対だ。  やがて、誰かが駆け上がってくる足音に振り向く。  仲間になる同志だ。影の繋ぎ師はそう信じて疑わなかった。 「ちったー黙れ!! こんな夜中に近所迷惑だ!!」  しかし、ドアを蹴破って現れたのは、二本足で立つ黒猫。  言葉を喋るその猫に、影の繋ぎ師はツツ……と涙を流す。 「な、なんだ? いきなり泣いて! お前男だろ~」 「俺の力が……」  影の繋ぎ師が呟く。その声にボンボン系の書鬼が怪訝な表情をする。 「俺の力が足りないために……何の罪もない猫がクライシスの魔の手に……。 クライシス帝国、ゆ る さ ん !!」  そのとき不思議なことが起こった。  ボンボン系の書鬼の身体を見て、クライシスに改造された哀れな猫だと思い込んだ影の繋ぎ師の身体が輝く。   悲しみに支配された影の繋ぎ師の身体がキングストーンの光を浴びて、その姿を変えた。 「俺は悲しみの王子! RX! ロボライダー!!」  彼はいきなり、シャドームーンへの変身を飛ばしてロボライダーへとぶっちぎった。  いきなりのことでボンボン系の書鬼が唖然とする。 「クライシスに改造された哀れな猫。君に同情する。君はクライシスの魔の手によって危険な存在にされたのだ。 哀れだが、俺が倒す! 悪く思わないでくれ!!」 「こいつ、意味わかんねー!!」 「黙れ! 哀れな猫のふりをして、無垢なる人を殺さんとするその残虐さ、俺が許さん!!」  影の繋ぎ師は、カラオケマイクを片手に、ボンボン系の書鬼へと右指を向ける。 「クライシス帝国の悪魔め! 俺の正義の歌を聞け!!」  こうして、ボンボン系の書鬼は地獄へと招待された。 【深夜】【D-6 ビルの上】 【影の繋ぎ師@ライダーロワ】 【装備】:サタンサーベル@ライダーロワ、シャドーセイバー@ライダーロワ 【道具】:カラオケマイク@現実 【所持品】:支給品一式 【状態】:健康。クライシス帝国への激しい怒り。ロボライダーに変身中。 【思考・行動】 1.ぶ っ ち ぎ る ぜ 2.殺し合いには乗らない 3.目の前のクライシス帝国の手下を倒す 【備考】 ※変身体はシャドームーンです。 ※いきなりロボライダーに変身可能になりました。ぶっちぎりです。 【ボンボン系の書鬼@アニロワ2nd】 【装備】:内臓火器(ミサイル)。何でも切れる剣@サイボーグクロちゃん 【道具】:なし 【所持品】:支給品一式(未確認) 【状態】:健康。目の前の変身に戸惑い。 【思考・行動】 1.なに? こいつ? 2.不貞寝したい。 3.とりあえず逃げよう。 |074:[[dddddddd]]|投下順に読む|076:[[私には早急に手に入れたい物がある。]]| |073:[[貫けよ、その仮面で]]|時系列順に読む|076:[[私には早急に手に入れたい物がある。]]| |009:[[俺は影の王子!!]]|影の繋ぎ師|087:[[噛み合わない二人+α]]| ||ボンボン系の書鬼|087:[[噛み合わない二人+α]]| ----

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