68話


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「くそっ・・・・・・なあルーク、こんなにもここら辺は敵が多いもんなの、かっ!?」
「いや、俺もここまで多かった覚えは・・・・・・せいっ!」
「無駄口を叩ける間は安心だね・・・・・・ほら、これで最後!!」
                                        ダァン!!
アイナさんが最後のハーピーを銃で打ち抜き、その場の全ての魔物を倒した俺達は一息つく。
「ちょ、ちょっと休もうよ・・・・・・私、疲れちゃった・・・・・・」
アルルが息を荒げ、その場にペタリと座り込んでしまう。あれから魔物との戦闘は絶えず、一段落ついたときには日はほとんど落ちていた。
「そうだな、さすがにキツい。もう辺りに魔物は見えないし、今日はここで野宿かな」
「やっぱり今日中には街に着くのは無理か。俺も賛成~」
「了解。それじゃ、アタシも休ませてもらうかね」
「あ、おい!どこ行くんだよ?」
「大勢で寝るのは苦手なんでね。少し離れたところで休ませてもらうよ」
「待った、晩飯を一緒に食べるくらいは構わないだろう?別々に作るのも面倒だろうし」
「ルークの言う通りだよ、アイナさん。あたしも話したいこと色々あるんだ、一緒に食べようよ」
「・・・・・・ああ、それじゃあご相伴にあずかろうかね」
こうして今日中に街に着くのは無理だと判断した俺達はキャンプを張ることになった。
「今日は私が当番だね。少し待っててね、皆」
エプロンの紐を結びながらアルルはそう言い、俺達はうなずく。
「明日には街に着けるのか?ルーク」
「距離的には十分間に合うと思う。街に行くより直接博士の家に行ったほうがいいかもしれないな・・・・・・まあ、魔物が出てくるかは運次第、かな」
「本来はここら辺一帯は魔物が少ないはずなんだけどね。数年前から急に魔物が大量発生するようになったのさ」
広げた地図の現在地を指しながらアイナさんが言う。それが結界が必要になった理由だということも。
「急に、か・・・・・・そういえばグランスタの港に行くときも似たようなことになったよな、ルーク」
「そうだな。だけどあそこは元々魔物が多い地域だったし、そのときは多いと行っても3人で対処できた。
 今回みたいに5人と1匹でやっと、って事態はさすがに異常だよ」
「あたしもそう思う。少なくともフレイグォーゼではここまで一度に魔物が大量に襲ってくるなんてことはなかったからね」
「とにかく、明日そうなった時にも備えてゆっくり体を休ませておかないとな」
「わかってるさ。さて、アタシはアルルの手伝いでもしてくるよ。なんか困ってるみたいだしさ」
「ん・・・・・・そうみたいだな。頼むわ」
「あたしはざっと辺りを見てくるよ。まだ魔物がうろついてるかもしれないし」
「あ、リームさん!一緒に行くです!!」
「うん、ありがとねレオン。それじゃ行ってくるよ、晩御飯までには戻るからさ」
各々自分のしたい行動を取り、俺とルークだけが取り残される。さすがに何もしないでいるのも手持ち無沙汰だ。
「了解。さて、俺達はどうする?ルーク」
「そうだな・・・・・・飯をより上手く食うためにも、軽く運動でもしておこう」
「おう、あの特訓だな。お手柔らかに頼むぜ?」
「はは、善処するさ」
こりゃ手加減する気はさらさらない、か。軽くため息をつき、俺はルークとの剣舞を始めた。




  • ちょーおもしろいです!!サイコーです!最新楽しみにしてます^^ -- 藍 (2009-05-25 15:54:55)
  • おもしろい^^!これからもがんばってください!! -- 葵 (2009-05-26 12:53:02)
  • a -- 名無しさん (2009-05-26 17:54:27)
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