■人のために仕事をする
 □自分ではなく他人(同僚・上司・お客様・お客様のお客様)を考え行動する
 □他人や社会のために骨を折る
 □他人の好意には報いる
 □相手の立場に立って考えるには、その人たちと直接接して話を聞く。
 □人脈を使うためには、義務をはたしてないとダメ

■自分を理解する
 □どんな仕事がしたいのか、ビジョンが必要
 □自分が理解・納得できる仕事をする
 □自分は、自分たちは何を武器とするのか考える
 □自分の責任範囲を理解して仕事をする→自分のすべきことができていないのに、人からの頼まれごとをしてはいけない
 □先輩方とどこが違うのかを考える

■約束を守る
 □「約束を守る」ことが認めてもらうための確実な方法
 □納期を遅延するということは、誰かに必ず迷惑がかかっているということ!
 □昨日決めたことを今日守らないと、今日決めたことを明日の自分が裏切る。
 □義務を果たした者(=約束を守れる者)だけが権利を行使できる
 □上司・先輩は約束を守るチャンスは与えられるが、守らせることはできない。守るかどうかは本人次第。→約束を守ることでしか周囲の評価は得られない
 口約束は文書がないからこそ守ることが重要。

■問題を正しく理解する
 □リーダは現場の近くにいるべし。そうでなければ正しい判断ができない
 □誰かに悩みを相談に行く前に、まず自分が具体的にどんな助けを必要としているかを考える。次に自分を助けてくれそうな人は誰かを考える。
 □お客様がやろうとしていることの趣旨を確認し、何でも自分でやったときにどうなるのかを確認してみる。そうすると気づかなかった問題が見えてきたりする。
 □お客様からの依頼についてもその理由を深く知ることで、本当にお客様がしたかったこと(KSF)がわかる

■問題解決のフローに乗せる
 □常にこれはなぜか、この課題を解決するために自分ならどうするか、を考えるトレーニングを。
 □なぜなぜ100回-最低でも5回以上必要
 □成功は努力の量と比例しない。どうやったら成功するかを考えること
 □徹底的に議論して仮説を立てる。リサーチは仮説を検証するために行う。

■シンプルに考える(重要なことは何か)
 □結論はシンプルに!大事なことはひとつだけ言う習慣を。
 □言葉の極限までのダイエットを!とことん煮詰める。
 □仕事をクリアするためのポイントは必ず3つか4つに絞られる
 □合格点を取る。合格点は相手がつける。自分で80点でも合格点は合格点。一方で100点を取って他方で不合格点を取るくらいなら100点を取るまで頑張ってはいけない。ただし、100点が合格点の場合もあるので注意(お金が絡む場合など)
 □ルール、コンプライアンスを遵守する。守らないで首が締まるのは自分。
 □嘘は絶対許さない!
 □コスト意識を持って行動する。自分の時間給を知る。
 □発注時は「金額」「期間」は必ず確認!
 □重要な数字は頭に入れておく。見える化のためいろいろ数値化しておく。
 □過去でなく未来に着目する。

■目的を明確にする
 □仕事の目標・目的をしっかり認識する
 □目的を明確にした行動をしている(「何となく」とか「言われたから」でなく)
 □「何のために」その作業するのか、常に意識する!
 □その技術・その考え方・その行動は「何のため」か考える
 □資料は誰のための、何のための資料かを明確にしないと作成する意味がない。
 □組織の戦略に自分を合わせる。そのために今までのやり方を捨てないとダメなこともある

■計画を立てる
 □時間(期日)を守るだけでなく、早めのアウトプットを心がける
 □アクションアイテム、スケジュールを明確にし予実管理をしている
 □結果を考えた行動をしている
 □作業を行うときは、ゴール(最終形)がどうあるべきか見定めてから対策を立てる。
 □対策として、解決までの道筋が見えてから作業に入る。
 □事前分析→戦術決定
  □長期的スケジュール(年間予定表)をつくる
  □3年後、5年後、10年後、20年後…
  □本当に重要なことを忘れないためにも
 □10年後、20年後のストーリを
 □今一番重要で効果的な仕事は何か
 □8時間働けば問題ないように計画を立てる。残業を前提にしない。
 □1日を4等分。睡眠、INPUT、OUTPUT、自分のための時間

■バランスの悪い仕事をしない
 □仕事は足し算ではなく掛け算。どれかひとつが0ならすべて0。
 □物事を客観的に捉える
 □作業に没頭してしまい、周りの様子が見えなくなることは避ける
 □トップメッセージも現場の意見も大事。

■確実な仕事をする
 □メモ/議事録を残す
 □理想を追うより着実に成果の出るやり方を選ぶ。
 □やるべきことを着実に実行する。
 □顧客への回答にあたっては、自分自身が対応する事を想定して,どう作業するかを考える。実際に作業の流れを考え、それが実際に可能なことか確認してから回答する。
 □習慣化するためには、一度に多くを変えないこと

■確認する
 □自分のやったことを見直す。人に見てもらう前に自己レビューをする。
 □思い込まない。自分が一番信用できない。
 □仕様策定・設計段階の最初から確認すべき点をしっかり確認する!
 □確認しなかったばかりに人に迷惑をかけたことがたくさんあるはず。
 □上司・先輩などいないと思った方がいい。もし自分で責任を取らなければならないと思ったときに不安になる点が確認すべき点

■前向きな意識を持つ
 □プロとしての自覚と誇りを持って仕事をする
 □「自分がやらずに誰がやる」の気持ちで。
 □ある事柄について、まず自分がどのようにしたいか方向性を決める。次に他人の方向性を調整する。
 □どうやったらできるかを考える
 □問題は発見したもの勝ち。見つけたらラッキー
 □事故が発生したときは、火消し→再発防止→水平展開で他の同じ問題もつぶせる!
 □やりぬく覚悟で。引き受けたからには「自分の仕事でないから」と言わず、中途半端に終わらせない。
 □これだけのことをやったんだから大丈夫!と思えるまで頑張る。 (それでも何かしら起こることは覚悟する)
 □ユーモアを忘れない。どうせなら楽しく仕事する
 □仕事だと思うからつらくなる。趣味と思え。
 □10年間続けられればプロ。あきらめない。
 □ときには「あきらめ上手」になる。後の危険を考えて引き返せる人に。

■自分を仕事に向かわせる
 □自分にとって集中するために必要な状態は何か→環境も揃えておく
 □ルーチンだって一点に集中して行うべし!
 □一点に集中するためには
  ○全体が見えていること…全体が見えているから安心して集中できる
  ○準備ができていること…集中するためには、そのための準備が不可欠。資料など必要なものはすべて揃えておく。
 □気分転換は仕事転換ではかる。
 □時々自問自答する
  ・重要なことから逃げるために重要でない仕事を作り出していないか?
  ・今一番の悩みごとは何?なぜそのままにしておくの?
 □タスクは自分が取り組みやすいように変える
 □とにかく「始める」。集中は後からついてくる。

■危機感を持つ
 □同じことに安住しない。
 □危機意識(これをやらなかったら/できなかったら)を持って仕事をしている
 □危機感を維持し、より向上を求める感覚を維持すること。
 □危機感はできる人は皆持っている。「このままじゃ置いていかれる」という背中にじっとりと汗をかく感覚。

■余裕を持つ
 □コップの水を7割に。
 □自らに投資し成長させる時間を持つことが大事。目の前の仕事に追われない。
 □時間も金も消費するものだが、投資により増やせるものでもある。そのためには投資すること、リターンを得ることに意識をおく。
 □程度は顧客によるが、値引きが必ずある。根拠のない値下げを行わないよう、前提とする作業を多めに見込み、値下げ要求には作業の削減で応える。
 □疲れはためない。計画的に行動し、適度に運動
 □今の得意な仕事がなくなってもOKなように、もう一つ仕事を見つけておく

■即断即決する
 □人よりも早く動く、という意識を強く持つ
 □どんな案件も2分以内に決断
 □決断はタイミング。また、覚悟に勝る決断なし。
 □失敗しても死なないから、条件付きでもとにかく覚悟して「決断する」ということが大事。
 □その場で判断・処理できることは後回しにしない。今できないことは一生できない。
 □すぐやる+すぐメモる
 □迷いに対しては意識的に見切りをつける
 □「持ち帰って検討します」は突っ込まれる可能性があるため推奨できない。
 □「あとで検討」は禁句
 □7割の実現可能性があるなら実行する。不都合が起こる確率が1割なら発生時に対処を考える。
 □刃は冷たいほどよく切れる。冷静に。

■残業をしない
 □残業が減らないのは、文句を言わないほうも悪い
 □残業するくらいならよそで買ってください、とお断り。長期的には客は気に入った店に必ず戻る
 □残業させるだけの仕事があるなら新たに一人雇う

■効率化を考える
 □やさしいところは手を抜いて重要なところに力を注ぐ
 □強みを生かす仕事に注力し、誰でもできることは早く振る!
 □×「自分のことは自分でする」→○「得意な人に得意なことをさせる」
 □「ラクする努力」が足りない
 □1つの行動に3つ4つの意味を持たせる
 □デジカメ・PDF等を駆使してデジタル化。紙は本当に必要なものだけ。
 □写真に説明させることで説明の時間も短縮できる。ただし、写真の整理に時間をかけない。→後で検索させやすくするため、日付と場所程度は記載する
 □極力マウスを使わないようにする
 □電話を長引かせない。あらかじめ確認事項を決めておく
 □決定が出たらスピーディに実行する。無意味に熟成させない

■仕組み化を考える
 □意思でなく行動を変える。頑張らなくてもそうせざるを得ない仕組みを考える。
 □究極的には、仕組みが勝手に作成され、勝手にメンテされる仕組みがあるとよい。
 □成功体験→理由分析→仕組み化!
 □問題が生じたら仕組みが悪い!以下を考えておく。
  -問題が生じる可能性を減らす仕組み
  -問題が生じても早い段階で検知する仕組み
  -問題が生じたとき素早く対応できる仕組み
 □上司が必ず1週間の休暇を取得しなければいけないルールがある会社が存在する。
  →上司が自分がいなくても回るよう仕組み化しているかチェックをするため。

■5Sを心がける
 □5S=整理・整頓・清掃・清潔・しつけ
 □毎日、机、パソコンのデスクトップ、ホワイトボード等がクリアになっているか確認。
 □オフィスはやはり0ベースでクリアな状態に整理できてこそ発想が生まれる
 □見ているものを少なくすれば頭の中は広く使える
 □整理整頓ができていない状態で前向きに仕事に取り組む気持ちが生まれるはずがない

■情報を共有する
 □チームワークを重視して仕事をしている
 □得られたスキル、ノウハウを整理し、共有する
 □常に問題意識を持ち改善工夫を図ると共に標準化を進める
 □標準化するとその範囲で競争力が落ちるため、改善範囲を外に広げていく
 □見えてきた問題点については、改善のための施策を検討した上で問題提起を
 □「管理する」ということ
  第三者に対しても指示ができるまで把握しているということ
  →お客様の運用等、資料として残しておけば、後の指示もラク。
   資料の存在意義もそこにある。
 □判断を早くするために、全員で判断基準・情報を共有する。

■人材を育成する
 □人に教えるのは、その人に作業を割り振ってラクになるためでもある
 □人材育成も計画的に実施する
 □任せきりにしない。要所で確認し、アドバイスする

■信頼を得る
 □先輩方の予想を上回る成果を上げた時、新たな自信と信頼関係が生まれる
 □少なくともチームで2番に入るように!1番の人の受け皿になる。→出番が回ってくる
 □「経験が身になっていない」と言われる←自分が本当に必要だと思っていないから
 □先輩がしていることは、いつか自分がすること。自分の仕事でないと思わず、何をどうやっているのか、盗んでいくこと。
 □お客様のことはよく知らないといけない。
  ・業界内の位置、社名、ロゴ、お客様のお客様は誰か、どの程度の予算があるか
 □お客様について知りえた情報は直接他のお客様に話してはいけない
 □お客様の言うことを守るだけではダメ。常日頃から新しい提案、新しい問題を発見していかなければ信頼を得られない
 □クレームは真摯に受け止める。それは会社のためになる。
 □できないものはNoと言うように。
 □できることとやっていいことは異なる。お客様より考えなしに「こうしてほしい」と要望されることもありうる。業務が停止する等の緊急性がない限り、メリット・デメリットを考え、デメリットがあればお客様に必ず伝えること。
 □お客様へリスクを理解させないで許可を求めても意味がない。
 □一回ミスをしたらマイナス1点、そこからリカバリをしても+0.5点分にしかならない。0まで取り戻すためには、+0.5点の何かをしないといけない。それはリカバリ手順書を作成することや、仕様書を修正することや、運用が回っているか確認することも含まれる。それが信頼につながる。
 □ミスをしたらそれをどう次に生かすかが大事。
 □ミスをしたらその後が大事。転んでもただでは絶対に起きないこと。ミスをして怒られるのは、ミスをしたことに対してよりも、そこからのリカバリについて考えていないから。ミスをした経験が、リスクを説明できるスキルにつながる。
 □リスクを説明しておけば、できなかった場合も-1点にならない。
 □問題点が発生しそうなときは"あらかじめ"アラームを上げる(お客様にも先輩にも)

最終更新:2011年08月22日 14:31