東京狸穴高等学校

• 東京都中野区にある女子校。通称「マミ高」「マミアナ」「狸」。
• 昭和6年創立。創設者狸穴源治郎の「独創をして大東亜女子の精神的支柱たらしめよ」の言葉から、「独創」が校訓（校是と呼ばれる）となっている。このため、校風は自由である。またリトミックを高等学校教育用にアレンジした音楽学習や卒業論文による単位取得など、独特のカリキュラムを導入している。選抜学級の設置など競争原理を導入して受験対策を行っている一方、受験にとらわれず学会論文発表や企業への企画提案など、社会への実践的アプローチを行う特別コースが設定され、収入を伴う一定の成果を出している。
• 講師陣も一流であり、さらに施設も充実したものとなっているが、その分学校への納入金が高額で、比較的高収入の家庭の子女しか入学できない。このような背景から学校のセキュリティ意識は付属池田小事件以前から高く、警備員の配置、防犯カメラの設置、各種センサーによる来訪者のスキャニングなどが行われている。
• 南側に新校舎、北側に旧校舎がある。旧校舎には部室のほか、非常勤講師の控え室があり、ユニークな講師が多いことから、放課後は旧校舎に生徒が集まる傾向がある。