「MTG既知外列伝vol.1 001-100」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
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<dl>
<dt><input type="checkbox" name="CHK1"> <a href=
"zonu://res/?no=1">1</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)09:59:20.91
mtLi6hoO0</dt>
<dd>あれはまだ俺が中学生の頃<br>
遊戯王によって、日本でのカードゲームブームが加熱し、その影響で<br>
ネタ元であるMTG――マジック・ザ・ギャザリング熱が加速しだした、そんな時代。<br>
<br>
地元にできた唯一のデュエルスペースに毎日集まったあの頃。<br>
<br>
数人の、既知外との出会いがありました。<br>
<br>
--<br>
<br>
たまたま懐かしの「MTG」という単語が目に付いたので俺が語るスレ<br>
<br>
<a id="ID2" name="ID2"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK2"> <a href=
"zonu://res/?no=2">2</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:03:24.86
mtLi6hoO0</dt>
<dd>【登場人物】<br>
・マジシャン<br>
・ジャッジ<br>
・山田<br>
・チャンプ<br>
・カトゥー<br>
・ノブ<br>
・内田さん<br>
・テツオ<br>
・横田<br>
<br>
<a id="ID3" name="ID3"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK3"> <a href=
"zonu://res/?no=3">3</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:10:28.38
mtLi6hoO0</dt>
<dd>
遊戯王が「あのカードゲーム」をやり始めたあたりのジャンプの、懸賞のところに<br>
本家であるMTGのプレゼントがあった。確かミラージュのスターターの画像と一緒に。<br>
<br>
「ちょwwwwwwwこれかっこよくね?wwwwwwwwwwwww」<br>
<br>
俺とHは次の日、第五版のスターターパックを買って間違ったルールで毎日遊んだ。<br>
(当時土地はタップしてマナを引き出すと墓地に行ってたwwwwwwww)<br>
<br>
<a id="ID4" name="ID4"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK4"> <a href=
"zonu://res/?no=4">4</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:12:12.41
mtLi6hoO0</dt>
<dd>
俺「ちょwwwwwwwwwwwフェイジングつかえねーwwwwwwwwwwwww」<br>
H「wwwwwwwwwwwwwww甲鱗最強wwwwwwwww消えてる間に攻撃wwwwww」<br>
俺「いてぇwwwwwwwwwwwwだが俺のターンwwwwwwwwwww」<br>
H「ちょwwwwwww緑の防御円wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」<br>
俺「甲鱗対策wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」<br>
H「汚ねぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」<br>
<br>
<a id="ID5" name="ID5"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK5"> <a href=
"zonu://res/?no=5">5</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:14:53.79
mtLi6hoO0</dt>
<dd>次の日<br>
<br>
H「白の防御円wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」<br>
俺「ちょwwwwwwwww汚ねぇwwwwwwwwwwデッキ変えるwwwwwwwwwww」<br>
H「おkwwwwwwwwwwwwwww俺このままwwwwwwwwww」<br>
<br>
俺「甲鱗wwwwwwww」<br>
H「緑の防御円wwwwwwwwwwwwwwwww」<br>
俺「ちょwwwwwwwwwwwおまwwwwwwwwまさかそれ」<br>
H「防御円全部4枚ずつ入ってるwwwwwwwwwwwwwwwwww」<br>
俺「うはwwwwwwwwwwww最強じゃねーかwwwwwwwwwwwwwwwwwwクソゲーwwwwwwwwww」<br>
<br>
<a id="ID6" name="ID6"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK6"> <a href=
"zonu://res/?no=6">6</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:18:06.81
mtLi6hoO0</dt>
<dd>
K「お前らなにそのクソゲーwwwwwwww遊戯王のパクリだろwwwwwww」<br>
俺「おまwwww遊戯王がパクりなんだよwwwwwお前もやろうぜwwww」<br>
K「絶対やらねーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」<br>
俺「ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」<br>
H「ほっとけwwwwwwwwwwwwwwwww」<br>
<br>
数日後<br>
<br>
K「ボールライトニングwwwwwwwwwwww」<br>
俺「白騎士いるから楽勝wwwwww先制攻撃wwwwっうぇwwwっうぇwwww」<br>
K「火葬wwwwwwww攻撃wwwwwwww」<br>
俺「('A`)」<br>
<br>
<a id="ID7" name="ID7"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK7"> <a href=
"zonu://res/?no=7">7</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:18:07.51
dK/T8Io+0</dt>
<dd>お前とHが基地外に見えるのは気の性かね<br>
<br>
<a id="ID8" name="ID8"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK8"> <a href=
"zonu://res/?no=8">8</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:18:32.34
mtLi6hoO0</dt>
<dd>>>7<br>
ばっかおめー当時はこういうノリで色々やるだろ?wwwwwwwwwwwwww<br>
<br>
<a id="ID9" name="ID9"></a><a id="ID10" name="ID10"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK10"> <a href=
"zonu://res/?no=10">10</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:19:58.59
mtLi6hoO0</dt>
<dd>>>9<br>
おkwwwwwwww朝っぱらから誰も人こないとは予想してるから<br>
コピペにもレスしちゃうんだぜwwwwwwwwwwwwwwwお前に火葬wwwwwwww<br>
<br>
<a id="ID11" name="ID11"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK11"> <a href=
"zonu://res/?no=11">11</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:21:02.90
mtLi6hoO0</dt>
<dd>
まぁ毎日楽しくてしょうがなかった。パックを開けるたびに<br>
「くせぇwwwwwwwwでもこの匂いがいいよなwwwww」<br>
とか<br>
「なにそのカードwwwwww強すぎじゃね?9/9ってwwwwww」<br>
とか、その頃の新鮮な楽しさといったらなかった<br>
<br>
<a id="ID12" name="ID12"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK12"> <a href=
"zonu://res/?no=12">12</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:21:38.99
dK/T8Io+0</dt>
<dd>>>11<br>
そこは同意^^;<br>
<br>
<a id="ID13" name="ID13"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK13"> <a href=
"zonu://res/?no=13">13</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:24:35.92
mtLi6hoO0</dt>
<dd>
ルールも誤解がなくなり、デッキもまともなものが作れるようになってきた。<br>
<br>
当時の俺は性格がひねくれていたので青大好き。<br>
対戦相手の呪文を打ち消す、ロックをかける、そういったことに快感を覚えていたので<br>
友人を誘う→はじめたばっかの友人に《停滞/Stasis》でロック→友人やめる<br>
というコンボを繰り返していた。<br>
<br>
>>12<br>
楽しいよなあれwwwもうあれは味わえないと思うと寂しいが<br>
新鮮さを感じていた頃の思い出はすげぇいい思い出として残ってるwwww<br>
<br>
<a id="ID14" name="ID14"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK14"> <a href=
"zonu://res/?no=14">14</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:27:33.29
dK/T8Io+0</dt>
<dd>>>13<br>
おめーも青使いかよwwwwwwwwwww<br>
しかもステイシスとかやってること被ってるじゃねーかwwwwwwwwwwwww<br>
<br>
<a id="ID15" name="ID15"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK15"> <a href=
"zonu://res/?no=15">15</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:30:06.62
mtLi6hoO0</dt>
<dd>ある日、どこかでイベントのチラシを見た。<br>
MTGの「トレードとフリーデュエル」を目的としたイベントとのこと。<br>
俺達はビクビクしながらも、そのイベントとやらに出てみることにした。<br>
不安と同時に、欲しいカードが手に入るかもしれないという期待、<br>
自分のデッキがどこまで通用するのかワクワクする気持ち、あの緊張は忘れられない。<br>
<br>
<a id="ID16" name="ID16"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK16"> <a href=
"zonu://res/?no=16">16</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:33:12.33
dK/T8Io+0</dt>
<dd>wktk<br>
<br>
<a id="ID17" name="ID17"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK17"> <a href=
"zonu://res/?no=17">17</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:36:23.03
mtLi6hoO0</dt>
<dd>
(当時のスタンダードは5th、ミラージュブロック、テンペストブロック)<br>
<br>
会場につくと、30~40人ほどの高校生~大人がデュエルやトレードに勤しんでいる。<br>
俺達はワクワクする気持ちを抑えながら、だがどうやって声をかけていいかわからず<br>
オロオロウロウロしていた。<br>
<br>
?「よかったら、やらないか」<br>
俺「は、はい」<br>
<br>
その好青年は俺達にそう語りかけると、颯爽とテーブルにつき準備を始めた。<br>
俺のデッキは5CB。仲間内ではかなりの勝率を誇ったデッキだけに自信はあった。<br>
<br>
青年「俺が先行ね、いくよー」<br>
<br>
試合が始まると、その場に居た俺達全員はとんでもない衝撃を受けることになる。<br>
<br>
>>14<br>
ちょwwwwwwwwwあの頃の快感は忘れられないよなwwwwww<br>
<br>
<a id="ID18" name="ID18"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK18"> <a href=
"zonu://res/?no=18">18</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:38:35.72
dK/T8Io+0</dt>
<dd>>>17<br>
エンド前に土地キャプして嫌がらせしてたのが懐かしいです><<br>
<br>
衝撃wktk<br>
<br>
<a id="ID19" name="ID19"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK19"> <a href=
"zonu://res/?no=19">19</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:39:47.06
mtLi6hoO0</dt>
<dd>
俺達が普段やっていた試合を、雑談を省いてそのまま書くとこういう感じだった。<br>
<br>
俺「…(カード引く) 山。(山2枚タップする) 火葬 エンド」<br>
H「…(カード引く) 島。 エンド。」<br>
<br>
だが青年は違った。<br>
デュエルが始まると、一際大きな声で発声しだしたのだ。<br>
<br>
青年「アンタップアップキープドロー無し!!!!1」<br>
俺「!!!!!!!!!!!!????????」<br>
<br>
俺の背筋に戦慄が走った。<br>
慌てて振り向くと友人も青年を見たまま凍りついている。<br>
だが始まった以上後戻りはできない。青年の一挙手一投足に注目する。<br>
<br>
青年「セットランド。タップで《繁茂》!エンドッ!!!!!!!!!!!1」<br>
<br>
<a id="ID20" name="ID20"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK20"> <a href=
"zonu://res/?no=20">20</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:42:15.41
mtLi6hoO0</dt>
<dd>「すっげ…」<br>
<br>
後ろでKがぼそりと漏らした一言が、当時何故か違和感が無かった。<br>
今思えば、ただ消化しているプレイの手順を発声しているだけだが<br>
当時の俺達にとっては妙に恐ろしかったのだ。<br>
<br>
俺「……えっと、沼…エンドでs」<br>
青年「アンタップアップキープドロー!!!!!!!!!1」<br>
<br>
俺(KOEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE)<br>
<br>
<a id="ID21" name="ID21"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK21"> <a href=
"zonu://res/?no=21">21</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:43:24.83
dK/T8Io+0</dt>
<dd>
おまwwwwwwそのビビる気持ちもわかるのがイヤスwwwwwwwwww<br>
<br>
<a id="ID22" name="ID22"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK22"> <a href=
"zonu://res/?no=22">22</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:47:19.71
mtLi6hoO0</dt>
<dd>
青年「セットランド。タップタップでゴブリンボンバードメント1点マナバーンでエンドッ!!!!!!!!!11」<br>
<br>
《ゴブリンの砲撃/Goblin Bomberdment》が場に出た。<br>
<br>
俺「……えっと、沼…《黒騎士/BlackKnight》。エンドでs」<br>
青年「アンタップアップキープドロー!!!!!!!!111<br>
《大地の知識/Earth Craft》!!」<br>
俺「?」<br>
青年「エンド!!!!!!!!11」<br>
俺「……えと、黒騎士でアタッkk」<br>
青年「2点!!!!!!!!!1」<br>
俺「('A`)エンドです…」<br>
<br>
青年「アンタップアップキープドロー!!!!!!!!!!!1111」<br>
<br>
<br>
<a id="ID23" name="ID23"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK23"> <a href=
"zonu://res/?no=23">23</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:50:51.20
mtLi6hoO0</dt>
<dd>
青年「セットランド、《水蓮の花びら/LotusPetal》!サクって《聖なるメサ/SacredMesa》!<br>
しかる後に《繁茂/Wild Growth》!平地につけます」<br>
俺「(うわぁ…「しかる後に」とか本当に言ってるなりぃ…)」<br>
青年「繁茂のついた平地タップして、ペガサストークンを1体出します。タップして起こします。」<br>
俺「('A`)?」<br>
青年「これを繰り返して3000体のペガサストークンを出して君に飛ばします」<br>
俺「本当にありがとうございました」<br>
<br>
<a id="ID24" name="ID24"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK24"> <a href=
"zonu://res/?no=24">24</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:51:17.41
mtLi6hoO0</dt>
<dd>>>21<br>
わかるだろwwwwwwwwおkwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww<br>
すげぇ怖かったんだよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww<br>
<br>
<a id="ID25" name="ID25"></a><a id="ID26" name="ID26"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK26"> <a href=
"zonu://res/?no=26">26</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:53:12.66
dK/T8Io+0</dt>
<dd>
3k体のペガサスとかキモいよぉwwwwwwwwwww<br>
<br>
<a id="ID27" name="ID27"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK27"> <a href=
"zonu://res/?no=27">27</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:55:47.81
mtLi6hoO0</dt>
<dd>
青年の《メサクラフト》に一通りボコボコにされた後、<br>
俺はそのイベントに来た目的を言うことにした。<br>
<br>
俺「あの…《時エイトグ/Chronatog》持ってませんか…?」<br>
<br>
当時ステイシスを愛していた俺にとって<br>
ステイシスの維持コストを払わず永遠に相手をロックし続けられる<br>
《時エイトグ》は喉から手が出るほど欲しいものだった。<br>
<br>
青年「んー…2枚あるよ」<br>
俺「トレードしてくれませんか?俺のカードはこれです」<br>
<br>
ファイルを差し出すと、青年の目の色が変わった。<br>
<br>
青年「んー…時エイトグかぁ…貴重なカードだからなぁ…」<br>
俺「そうですよね…」<br>
青年「時エイトグかなり価値高いからね」<br>
俺「そうですよね…」<br>
<br>
<a id="ID28" name="ID28"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK28"> <a href=
"zonu://res/?no=28">28</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:57:32.28
dK/T8Io+0</dt>
<dd>何をボラれたんだろう・・・・・・<br>
<br>
<a id="ID29" name="ID29"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK29"> <a href=
"zonu://res/?no=29">29</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:58:04.00
mtLi6hoO0</dt>
<dd>青年「これだけ価値の高い時エイトグとなると…」<br>
俺「!!!!出るんですか?!」<br>
<br>
既に釣られている俺。青年にとってはまさにイレグイ状態であった。<br>
<br>
青年「これぐらいかな…」<br>
俺「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!1」<br>
<br>
<a id="ID30" name="ID30"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK30"> <a href=
"zonu://res/?no=30">30</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:58:17.91
HZjfBEIV0</dt>
<dd>>>2の登場人物がひとりも出てこない件<br>
<br>
<a id="ID31" name="ID31"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK31"> <a href=
"zonu://res/?no=31">31</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:58:54.24
mtLi6hoO0</dt>
<dd>《生ける屍/Living Death》×3<br>
<br>
<a id="ID32" name="ID32"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK32"> <a href=
"zonu://res/?no=32">32</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:59:44.91
dK/T8Io+0</dt>
<dd>リビデス3枚とかありえねーよwwwwww<br>
<br>
<a id="ID33" name="ID33"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK33"> <a href=
"zonu://res/?no=33">33</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:01:48.25
mtLi6hoO0</dt>
<dd>青年が取り出したカードは《生ける屍/Living Death》×3<br>
<br>
俺「!!!!!!!!!!!」<br>
<br>
いくら俺でも、リビングデスが強レアカードだということは把握できた。<br>
<br>
俺「リビングデス3…ですか」<br>
青年「うーん、本当はつりあうようなカードなかったけどね、あえていうとこの3枚かな」<br>
俺「( ^ω^)おっ」<br>
青年「ま、嫌なら」<br>
俺「( ^ω^)おっおっお」<br>
<br>
俺「お願いします」<br>
<br>
交 渉 成 立<br>
<br>
<a id="ID34" name="ID34"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK34"> <a href=
"zonu://res/?no=34">34</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:02:04.72
mt66+nXa0</dt>
<dd>
花崗岩をはなおかいわと読んでいたのは僕だけじゃないはず!!<br>
( ^ω^) おっおっ<br>
<br>
<br>
<a id="ID35" name="ID35"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK35"> <a href=
"zonu://res/?no=35">35</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:02:41.04
mtLi6hoO0</dt>
<dd>>>30<br>
こんな序盤の語りから始まるとは自分でも想像していなかったwwwwwwwwwww<br>
<br>
<a id="ID36" name="ID36"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK36"> <a href=
"zonu://res/?no=36">36</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:03:03.84
RxN6X3odO</dt>
<dd>鮫されてんじゃん<br>
<br>
<a id="ID37" name="ID37"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK37"> <a href=
"zonu://res/?no=37">37</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:03:15.08
dK/T8Io+0</dt>
<dd>
俺のカーストがアンコの土地3枚に変わったのと同じぐれーアホwwwwwwww<br>
<br>
<a id="ID38" name="ID38"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK38"> <a href=
"zonu://res/?no=38">38</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:04:08.40
mtLi6hoO0</dt>
<dd>
青年が鮫だったと気づいたのはホビージャパン?の雑誌読み始めてからだねwwwwwwwwwww<br>
<br>
<a id="ID39" name="ID39"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK39"> <a href=
"zonu://res/?no=39">39</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:05:02.06
mtLi6hoO0</dt>
<dd>>>37<br>
まさかあの、テンペの、タップインで場に出る友好色の2色ランドじゃないだろうなwwwwwww<br>
<br>
<a id="ID40" name="ID40"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK40"> <a href=
"zonu://res/?no=40">40</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:07:17.42
HZjfBEIV0</dt>
<dd>しかしMTGスレは見かけるがまったくついていけん<br>
俺年寄りだからRevised(3版)→Fourth(4版)メインだ<br>
Fifthの頃にはさよならしてたな<br>
<br>
<a id="ID41" name="ID41"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK41"> <a href=
"zonu://res/?no=41">41</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:09:11.86
G/ZGvy9IO</dt>
<dd>懐かしいなぁ<br>
いや おれはやったことないけど<br>
このゲームのCMが流れていた頃付き合ってた彼女から<br>
偶然にも昨日ヨリを戻そうと4年ぶりに電話がきた<br>
<br>
どうするか>>45<br>
<br>
<a id="ID42" name="ID42"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK42"> <a href=
"zonu://res/?no=42">42</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:09:21.18
mtLi6hoO0</dt>
<dd>
時は過ぎ、ストロングホールドが発売され、俺もようやくプレイヤーと呼べるようになった頃だった。<br>
<br>
幾度目かのイベントの時だった。Hが、呆然自失で座っていた。<br>
<br>
俺「どうしたよ?」<br>
<br>
H<br>
<br>
,. -‐'''''""¨¨¨ヽ<br>
(.___,,,...-ァァフ| あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!<br>
|i i| }! }} //|<br>
|l、{ j} /,,ィ//| 『おれは奴と対戦を始めたと思ったら<br>
i|:!ヾ、_ノ/u{:}//ヘ 5戦全部事故って負けた』<br>
|リ u' } ,ノ _,!V,ハ |<br>
/´fト、_{ル{,ィ'eラ ,タ人 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが<br>
/'
ヾ|宀|{´,)⌒`/|<ヽトiゝ おれも 何をされたのか わからなかった…<br>
,゙ / )ヽ iLレ u' | | ヾlトハ〉<br>
|/_/
ハ!ニ⊇ '/:} V:::::ヽ 頭がどうにかなりそうだった…<br>
// 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ<br>
/'´r -―一ァ‐゙T´ '"´/::::/-‐ \ 強いデッキだとかメタられていたとか<br>
/ // 广¨´
/' /:::::/´ ̄`ヽ⌒ヽ そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ<br>
ノ ' / ノ:::::`ー-、___/:::::// ヽ }<br>
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::... イ もっと恐ろしいもの そう奴は『マジシャン』だぜ…<br>
<br>
<a id="ID43" name="ID43"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK43"> <a href=
"zonu://res/?no=43">43</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:10:02.54
dK/T8Io+0</dt>
<dd>>>39<br>
イヤアアアアアアアアア思い出したくねえええええええええ<br>
<br>
<a id="ID44" name="ID44"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK44"> <a href=
"zonu://res/?no=44">44</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:10:35.99
mtLi6hoO0</dt>
<dd>>>40<br>
古老ktkrwwwwwwwwwwwwすげぇwwwwwwwwwww<br>
カード価値でちょっとした小金持ちwwwwww<br>
<br>
>>41<br>
お前は氏んでしまえばいい。<br>
MTGが間接的原因で振られた俺の代わりに。<br>
<br>
<a id="ID45" name="ID45"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK45"> <a href=
"zonu://res/?no=45">45</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:11:00.72
RxN6X3odO</dt>
<dd>>>41はなんなわけ<br>
<br>
<a id="ID46" name="ID46"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK46"> <a href=
"zonu://res/?no=46">46</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:13:02.02
mtLi6hoO0</dt>
<dd>
K「馬鹿wwwwwwwwそんなわけねーだろwwwwwwどいつよwwww」<br>
H「あの男…そうだ、あの、帽子を被った男だぜ…」<br>
俺「wwwwwKがんばってこいwwww」<br>
<br>
5分後<br>
<br>
K<br>
\ヾヾヾヾ````ヾ、l l
lll lレ'"´´´`彡〃//<br>
ヾミヾ` ヾl_l_jレ'′
彡//<br>
ヾミミ }} {{ 彡/<br>
l:=l ,r''"´ `''-、 l=:l<br>
l:=l /,r,.ニ、
,r,.ニ、\ l=:l なんだか! なんだか!<br>
l=l // @ il
f @ヾt l=l<br>
lミl _`=''⌒ヲ'⌒ヾ"ミ=′ lミl なにもしないで負けたけど<br>
/⌒ヾ/ __ `、レ'⌒、 事故だったからしょうがないッ!!<br>
{
(`)゙l |ト`エ入TフエナT´| lィ")} ・・・・・・・・・ケハハハハハ!!<br>
ヽヾ、l l `"(
三≡三.)`"l lノノノ<br>
`irl ヽェ}ュ===ェ.{ェタ /"l「<br>
リ
\ === イ /⌒i<br>
r'⌒> リ7ヽ、 イ川 > /<br>
l Z 〃川 `ー--‐'′lリリ 〉ノ<br>
, -‐\/-- ―ノ l― --
―-、<br>
/ ヽ、___ __ノ ヽ<br>
<br>
<a id="ID47" name="ID47"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK47"> <a href=
"zonu://res/?no=47">47</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:13:54.32
mtLi6hoO0</dt>
<dd>
、__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__,<br>
_) (_<br>
_) ナ ゝ
ナ ゝ / ナ_`` -─;ァ
l7 l7 (_<br>
_) ⊂ナヽ °°°° ⊂ナヽ
/'^し/、_ つ (__  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ o o
(_<br>
) (<br>
⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒<br>
/ , ,ィ ハ i、 、 ! /''⌒ヽ-─‐-
、 、ー'´ \ .イ , ,ィ ハ
i、. |<br>
/イ ,ィ/l/ |/ リuヽlヽト、 | ゝ,、.___, \
> , ! | ,ィ/l/l/uハlヽトiヽ. |<br>
イ /r >r;ヘj=:r‐=r;<ヽ│ 「 ./ u
\ | ≧ , ,ィ/ハヽ\ |
|/゙>r;ヘ '-‐ァr;j<`K<br>
r、H ┴'rj h‘┴ }'|ト、 |./ ヽ
| 1 イ/./ !lvヾ,.ゞ、 ! .ry ┴ 〉 └'‐ :|rリ<br>
!t||u`ー-‐ベ!``ー-‐' ルリ r|´゙>n-、ヽ-rj='^vヽ _レ「゙f.:jヽーT'f.:j'7`h |t|. ヾi丶
u レ'<br>
ヾl. fニニニヽ u/‐' :|r| ー
"j `ー′h゙リ {t|!v ̄" } ` ̄
!リ ヾl u iニニニヽ /|<br>
ト、 ヽ. ノ u,イl.
ヾ!v ヾ__ v イ‐' ヾl ヾ_
v ./' ト、 、__丿u ,イ ト、<br>
,.| : \ `ニ´ / ; ト、 ト.、u L_
フ ,'|. ト、u ヾー `> /.|. ,| ::\
/; / \<br>
-‐''7 {' :: ` ー ' ,; ゝ:l`ー- ⊥:`ヽ. __
/,'| | :\  ̄ /,' ト、_ /〈 :: ` ー
' ,'/ 「<br>
/ \ :: , '/ :|
`'''ー-、 ,' '>-,、.._ノ :: `ー '
/,.イ \:: / |<br>
/ \ / |
|ヽ-‐'´_,.ヘ< _:: _,. イ/ | ,.へ、
/´\ |<br>
<br>
<a id="ID48" name="ID48"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK48"> <a href=
"zonu://res/?no=48">48</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:14:21.25
McJbVaHGO</dt>
<dd>
テンペストからオデッセイまでやっていた俺がきましたよ。<br>
って言っても力入ってたのはインベイジョン前後ですが。<br>
<br>
<a id="ID49" name="ID49"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK49"> <a href=
"zonu://res/?no=49">49</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:17:12.12
mtLi6hoO0</dt>
<dd>俺「ちょ………俺やってきてみるわ…」<br>
K「wwwwwwwwwww」<br>
<br>
その男は、帽子にメガネ、ウエストポーチ、デニムのシャツをズボンにイン、<br>
典型的なマジシャンルックであった。<br>
<br>
俺「お願いします」<br>
マジシャン「お願いします」<br>
<br>
マジシャンは、態度も紳士的で穏やか、温和な男だった。だが。<br>
<br>
俺「ノーランドマリガンです」<br>
マジシャン「はい」<br>
<br>
だが、俺の手札に2枚以上の土地は来ない。<br>
<br>
<a id="ID50" name="ID50"></a><a id="ID51" name="ID51"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK51"> <a href=
"zonu://res/?no=51">51</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:19:19.74
mtLi6hoO0</dt>
<dd>
俺はその試合を落とした。続けて試してみようかとも思ったが<br>
魂が抜け、俺を指差して後ろで狂ったように笑っているKとHの姿を見ると<br>
魂を抜かれることの恐ろしさは推し量れ、その場を後にした。<br>
<br>
マジシャンと対戦すると必ず事故る。<br>
<br>
これが、マジシャンとの出会いであった。<br>
<br>
<a id="ID52" name="ID52"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK52"> <a href=
"zonu://res/?no=52">52</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:19:43.89
McJbVaHGO</dt>
<dd>はじける子嚢マンセー<br>
ブラストダームマンセー<br>
<br>
<a id="ID53" name="ID53"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK53"> <a href=
"zonu://res/?no=53">53</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:21:30.44
SfzCi2/q0</dt>
<dd>>>44<br>
俺も4版から5版辺り持ってるけど売れるの?<br>
<br>
<a id="ID54" name="ID54"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK54"> <a href=
"zonu://res/?no=54">54</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:22:58.21
mtLi6hoO0</dt>
<dd>
マジシャンは、30代であり、声も高くどもりやすくはあったがとても紳士的な男で<br>
プレイスタイルは温厚、トレードも良心的で次第に俺達と打ち解けていった。<br>
さすがに面と向かってマジシャンと呼ぶわけには行かなかったが。<br>
<br>
>>52<br>
なつかしいwwwwwwwwww<br>
<br>
>>53<br>
その辺だと大して価値のあるカードはないな<br>
<br>
<a id="ID55" name="ID55"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK55"> <a href=
"zonu://res/?no=55">55</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:23:25.95
SrXCDmOY0</dt>
<dd>
4th黒枠のロイヤルアサシンが俺の最高レアかもしれん<br>
後は<br>
<br>
ア ル カ デ ス サ b (ry<br>
<br>
<a id="ID56" name="ID56"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK56"> <a href=
"zonu://res/?no=56">56</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:26:32.79
mtLi6hoO0</dt>
<dd>俺(マジシャン…恐ろしい男よ…)<br>
<br>
その後まったりと試合を楽しんでいた俺達の後ろから、怒号が聞こえた。<br>
<br>
「ジャッジー!!!!!1ジャッジィィィィィ!!!!!!!!1」<br>
<br>
何事かとそちらを振り返ると、一人の男が対戦相手を指差し<br>
なにかを喚いている。対戦相手のルールミス等だろうか?<br>
その男の怒声は部屋にこだまし、切れ切れに言葉が聞こえる。<br>
「違うんですよ」<br>
「インシネレートは」<br>
「くぁwせdrftgyふじこlp」<br>
<br>
後の、『ジャッジ』である。<br>
<br>
<a id="ID57" name="ID57"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK57"> <a href=
"zonu://res/?no=57">57</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:26:44.99
HZjfBEIV0</dt>
<dd>4thからはだいぶ数が出てるくさいんだよな<br>
Revised以前、TheDark以前は当時から高価だったような<br>
<br>
<a id="ID58" name="ID58"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK58"> <a href=
"zonu://res/?no=58">58</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:29:33.48
mtLi6hoO0</dt>
<dd>
少し時は過ぎ、ブームに便乗したのか、地元にフリーデュエルスペースができた。<br>
6人掛けのテーブルが10並んだ、それなりに広いデュエルスペースで、<br>
俺達はそれから以後、毎日そこで遊ぶことになる。<br>
そこには、マジシャン、ジャッジも出没していた。<br>
<br>
<a id="ID59" name="ID59"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK59"> <a href=
"zonu://res/?no=59">59</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:30:27.87
SrXCDmOY0</dt>
<dd>FEってどの辺りだっけ<br>
The Darkの後か<br>
<br>
<a id="ID60" name="ID60"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK60"> <a href=
"zonu://res/?no=60">60</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:31:10.35
SfzCi2/q0</dt>
<dd>
売る気無いというか墓まで持っていくつもりだからいいけどなw<br>
4版とか5版で今のデッキに戦い挑んで良いか?<br>
<br>
<a id="ID61" name="ID61"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK61"> <a href=
"zonu://res/?no=61">61</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:32:19.93
mtLi6hoO0</dt>
<dd>ジャッジはとにかくきめぇ男だった。<br>
<br>
トーナメントでない試合で、ことあるごとに対戦相手のミスを大声で指摘、<br>
事ある毎に「ジャッジー!!!!!!!!1」を連呼する。<br>
ちなみに誰も寄り付かないがトレード・スタイルはシャーク。<br>
<br>
<a id="ID62" name="ID62"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK62"> <a href=
"zonu://res/?no=62">62</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:32:29.64
SrXCDmOY0</dt>
<dd>>>60<br>
なんかどのエキスパンション使ってもいいっていう試合もあったはず<br>
<br>
<a id="ID63" name="ID63"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK63"> <a href=
"zonu://res/?no=63">63</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:33:45.10
mtLi6hoO0</dt>
<dd>>>59<br>
The Darkのちょっと後だな。Ice Ageのいっこ前<br>
<br>
>>60<br>
フォーマットにもよるんでないかい<br>
その旨伝えておkなら平気。2ちゃんだーどってのがあるよとも言っておこう<br>
<br>
<a id="ID64" name="ID64"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK64"> <a href=
"zonu://res/?no=64">64</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:37:51.03
mtLi6hoO0</dt>
<dd>次に登場したのが山田だった。<br>
彼はヨーロピアンブルー(ユーロブルー)全盛のスタンダードで<br>
「ヤマディアンブルー」という必殺の青単デッキを開発した<br>
ヤマディアンブルーの第一人者だ。<br>
<br>
<a id="ID65" name="ID65"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK65"> <a href=
"zonu://res/?no=65">65</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:39:58.38
mtLi6hoO0</dt>
<dd>ヤマディアンブルーは、<br>
20枚近いカウンターを装備したフルパーミッションであり、<br>
打ち漏らしたクリーチャーを《ネビニラルの円盤》でなく<br>
《時の引き潮/TimeEbb》で戻すという画期的な超デッキだった。<br>
<br>
ヤマディアンブルーのトーナメント成績は0勝6敗。<br>
その大会を最後に、彼はヤマディアンブルーのチューンを終えることを宣言、<br>
ヤマディアンブルーは完成と同時に、使い手がいなくなることによる事実上の消滅を迎えた。<br>
<br>
<a id="ID66" name="ID66"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK66"> <a href=
"zonu://res/?no=66">66</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:43:27.82
mtLi6hoO0</dt>
<dd>また、山田は青に異常な執着を見せ、<br>
「カウンターの代わりに2ターン目からブーメランで相手の土地を戻しまくり、<br>
対戦相手の展開を阻害することにより全デッキタイプに強いっぽいデッキ」<br>
《パーフェクト・ブルー》を開発するに至った。<br>
<br>
<a id="ID67" name="ID67"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK67"> <a href=
"zonu://res/?no=67">67</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:44:03.96
HZjfBEIV0</dt>
<dd>Nevinyrrals Disk懐かしいww<br>
たまに知ってるやつが出てくるw<br>
<br>
<a id="ID68" name="ID68"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK68"> <a href=
"zonu://res/?no=68">68</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:46:57.60
mtLi6hoO0</dt>
<dd>
《パーフェクト・ブルー》は、ブーメラン、転覆をはじめ<br>
《送還/Unsummon》、《再帰/Undo》といったバウンスをフルに搭載していた。<br>
<br>
「土地を一枚も並ばせなければ勝ちは確定する」<br>
との山田の至言は、実現することはなかったが、<br>
《パーフェクト・ブルー》は、その倒しやすさとカウンターの少なさにより<br>
多くの対戦相手から愛されるに至った、伝説のデッキであった。<br>
<br>
<a id="ID69" name="ID69"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK69"> <a href=
"zonu://res/?no=69">69</a>名前:<font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:ago">アコ゚◆jNhPRyXX62</a></b></font>
投稿日:2006/05/12(金)11:48:04.66/x+jgyr8O</dt>
<dd>
インベイジョンとかがスタンダードの時代は青が凶悪だった<br>
<br>
<a id="ID70" name="ID70"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK70"> <a href=
"zonu://res/?no=70">70</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:49:46.54
SrXCDmOY0</dt>
<dd>モンスのゴブリン略奪隊こそ最強<br>
<br>
<a id="ID71" name="ID71"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK71"> <a href=
"zonu://res/?no=71">71</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:52:15.14
mtLi6hoO0</dt>
<dd>
もはやデッキメーカーとして不動の地位を手にした山田は、その後も<br>
《オパールヤマダ》、《ヤマディアンネクロ》等の有名デッキを作成し続けた。<br>
<br>
《ヤマディアンバーン》<br>
それは、《悪疫/POX》の最初の1発が7点もライフを削れることに着目し、<br>
赤バーンにPOXを投入するという暴挙に出た超デッキである。<br>
悪疫の黒黒黒を出すために沼も投入されたそのデッキでは、<br>
初手に 悪疫 ボールライトニング の2枚が同時に入り、<br>
必要なマナが 黒黒黒 赤赤赤 であるというような悪夢もしばしば起こったが、<br>
そのような問題は些細な問題だとされた。<br>
<br>
<a id="ID72" name="ID72"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK72"> <a href=
"zonu://res/?no=72">72</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:54:44.14
mtLi6hoO0</dt>
<dd>
また、《ヤマディアンバーン》では、悪疫をプレイした結果手札が大幅に減り、<br>
《真鍮の都/City
ofBrass》、《硫黄泉/SulfurousSprings》等によるダメージが<br>
相手に与えるバーンのダメージを上回るといった相乗効果ももたらした。<br>
<br>
<a id="ID73" name="ID73"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK73"> <a href=
"zonu://res/?no=73">73</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:59:48.84
mtLi6hoO0</dt>
<dd>
このように、山田の天才的デッキビルドは他を圧倒するものであったが、<br>
彼はしばしばこのような嘆きも見せた。<br>
<br>
「デッキが全てメタられている」<br>
<br>
天才デッキビルダーのデッキの宿命か、<br>
既に多くのデッキがそれらについて相性のよいものであることが殆どだったのだ。<br>
山田の全盛期は、標準で全てのデッキがヤマディアンに対して<br>
抜群の相性を誇っていたこともあったほどであった。<br>
<br>
<a id="ID74" name="ID74"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK74"> <a href=
"zonu://res/?no=74">74</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:01:07.95
SM0MdKHtO</dt>
<dd>
このスレハイメガバロスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww<br>
リビデス三枚ってなんだよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww<br>
続ききぼんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww<br>
<br>
<a id="ID75" name="ID75"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK75"> <a href=
"zonu://res/?no=75">75</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:04:21.66
mtLi6hoO0</dt>
<dd>
このように、山田作のデッキは枚挙に暇が無いので一旦このあたりにしておく。<br>
山田のデッキビルドに影響を受けた多くの人間が反面教師としてビルドの腕を上げたことは間違いがない。<br>
<br>
<a id="ID76" name="ID76"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK76"> <a href=
"zonu://res/?no=76">76</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:07:29.79
SM0MdKHtO</dt>
<dd>
バーンにpoxとかユニークすぎるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww<br>
ありえねwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww<br>
<br>
<a id="ID77" name="ID77"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK77"> <a href=
"zonu://res/?no=77">77</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:09:48.39
McJbVaHGO</dt>
<dd>このスレに<br>
デニム渡りを知っている椰子はどれほどいるのか。<br>
<br>
<a id="ID78" name="ID78"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK78"> <a href=
"zonu://res/?no=78">78</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:13:16.40
mtLi6hoO0</dt>
<dd>
山田と時を同じくして現れたのが『チャンプ』である。<br>
<br>
彼は、そのデュエルスペース創設後最初の大会での優勝者であり、<br>
そのトップデックの確率やドローの良さ、ドラマティックな逆転劇、<br>
全て総合して非常に高い「人間力」を持っていたことも相俟って<br>
いつからかチャンプと呼ばれるようになった男である。<br>
<br>
チャンプがチャンプたる所以を最強に発揮した逸話がある。<br>
<br>
チャンプのデッキは赤バーン。<br>
当時《火炎破/Fireblast》等強力な火力を擁した赤は妥当な選択であった。<br>
<br>
<a id="ID79" name="ID79"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK79"> <a href=
"zonu://res/?no=79">79</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:15:46.73
mtLi6hoO0</dt>
<dd>だがその4回戦、彼は最大の天敵と当たる。<br>
《ドルイドの誓い/OathofDruid》をメインとした、《オースデッキ》である。<br>
メインの《スパイクの織り手/SpikeWeaver》によって攻撃は全て封殺、<br>
《スパイクの飼育者/SpikeFeeder》によってライフは大量に回復され<br>
無尽蔵に湧いてくるクリーチャー群。<br>
<br>
奇跡的に相手の事故により1-1とした後の3戦目。<br>
<br>
俺「チャンプは?」<br>
山田「あれはムリwwwwww見てみwwwwwww」<br>
<br>
彼は山を6枚のみ、対する相手は場に<br>
2体の《スパイクの飼育者》、《貿易風ライダー/TradewindRider》。<br>
<br>
\(^o^)/オワタ<br>
<br>
だれもがそう思った刹那<br>
<br>
<a id="ID80" name="ID80"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK80"> <a href=
"zonu://res/?no=80">80</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:18:19.49
SM0MdKHtO</dt>
<dd>wktk<br>
<br>
<a id="ID81" name="ID81"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK81"> <a href=
"zonu://res/?no=81">81</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:18:53.38
mtLi6hoO0</dt>
<dd>チャンプ「《スパイクの飼育者》に火葬」<br>
対戦相手「サクって4点回復」<br>
<br>
チャンプ「 火 炎 破 ×2 、ライダーとスパイク焼きます」<br>
<br>
俺「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」<br>
山田「ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」<br>
ギャラリー「\(^o^)/」<br>
<br>
除去しても湧いてくるデッキ相手に、山4枚を捨て除去。<br>
<br>
チ ャ ン プ お わ っ た な<br>
<br>
<a id="ID82" name="ID82"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK82"> <a href=
"zonu://res/?no=82">82</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:22:43.33
mtLi6hoO0</dt>
<dd>
案の定対戦相手は数ターン後にスパイクの織り手を生出し等、攻撃の手は緩まない。<br>
<br>
だが<br>
<br>
彼のドローは<br>
<br>
山 → 山 → 山 → 《黙示録/Apocalypce》<br>
<br>
対戦相手「本当に人間か―――」<br>
<br>
<a id="ID83" name="ID83"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK83"> <a href=
"zonu://res/?no=83">83</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:24:51.41
mtLi6hoO0</dt>
<dd>
脅威の人間力に支えられたその常識外れの強さはまさにチャンプの名に相応しかった。<br>
<br>
もしかしたら、彼がデュエルスペースで常日頃大声で歌っていた<br>
『だんご③兄弟』の替え歌『うんこ③兄弟』も関係しているのかもしれない。<br>
<br>
<a id="ID84" name="ID84"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK84"> <a href=
"zonu://res/?no=84">84</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:26:15.11
mtLi6hoO0</dt>
<dd>
「うんこ、うんこ、うんこ、うんこ♪うんこ③兄弟\(^o^)/うんこ③兄弟\(^o^)/うんこ③兄弟\(^o^)/」<br>
<br>
<a id="ID85" name="ID85"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK85"> <a href=
"zonu://res/?no=85">85</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:29:03.24
mtLi6hoO0</dt>
<dd>次に、俺達の学友でもあるカトゥー。<br>
<br>
彼は、緑に異常な執着を見せていた。彼の使うデッキは全て緑。<br>
特に大好きなカードが《はぐれ象》、《ガズバンのオーガ》。<br>
ストンピーを中心とした彼のデッキは緑尽くし。<br>
<br>
だがここまでならただの緑好きである。<br>
問題は、彼が緑に取り憑かれていた点であった。<br>
<br>
<a id="ID86" name="ID86"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK86"> <a href=
"zonu://res/?no=86">86</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:30:08.32
GsMKtbu90</dt>
<dd>wktk<br>
<br>
<a id="ID87" name="ID87"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK87"> <a href=
"zonu://res/?no=87">87</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:31:30.02
mtLi6hoO0</dt>
<dd>
彼は、会う度に身長、横幅ともに《巨大化/GiantGrowth》していたのである。<br>
+3/+3の修正がかかりまくった彼は、当時界隈1の巨大クリーチャーと化していた。<br>
190センチ超はあろうかという巨体から繰り出される森からは<br>
3マナぐらい出るのではないかとすら思える迫力があった。<br>
<br>
<a id="ID88" name="ID88"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK88"> <a href=
"zonu://res/?no=88">88</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:33:25.91
mtLi6hoO0</dt>
<dd>
その巨体は体育のバスケで縦横無尽の活躍をし、男子の人気者であった。<br>
あと、彼はジュースが好きだった。<br>
あと、彼はなんか服のサイズもでかかった。<br>
<br>
<a id="ID89" name="ID89"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK89"> <a href=
"zonu://res/?no=89">89</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:35:15.25
mtLi6hoO0</dt>
<dd>
ある日カトゥーが俺達の元にやってきて、自慢げにカードの束を見せた<br>
<br>
カトゥー「ちょ、俺の緑単とやろうぜwwwwwwwwww」<br>
俺「おkwwwwwww」<br>
カトゥー「俺も山田みたいにカトゥーグリーンとかにするかなwwwwwwww」<br>
俺「強かったらなwwwwwwwwwwwwwww」<br>
<br>
<a id="ID90" name="ID90"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK90"> <a href=
"zonu://res/?no=90">90</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:35:16.24
SM0MdKHtO</dt>
<dd>
ピザ!?wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww<br>
<br>
<a id="ID91" name="ID91"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK91"> <a href=
"zonu://res/?no=91">91</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:38:25.91
mtLi6hoO0</dt>
<dd>
それほどの自信を見せるカトゥーのオリジナルデッキとは――<br>
俺は息を飲み、彼の動向を見張った。<br>
<br>
1ターン目<br>
カトゥー「セット森!《繁茂/Wild Growth》!」<br>
<br>
2ターン目<br>
カトゥー「セット森!《エラダムリーのぶどう園!》《ドルイドの誓い/OathofDruid》」<br>
俺「………」<br>
<br>
3ターン目<br>
カトゥー「オースで出るのは…おっとスパイクの織り手wwwww残念wwwww」<br>
<br>
<br>
<br>
俺( 「 ス パ イ ク の 誓 い 」 じ ゃ ね ? )<br>
<br>
<a id="ID92" name="ID92"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK92"> <a href=
"zonu://res/?no=92">92</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:41:07.69
mtLi6hoO0</dt>
<dd>
結局白単だった俺のデッキはカトゥーグリーン、いや《スパイクの誓い》に敗北した。<br>
当時も有名だった中村聡の作った《スパイクの誓い》は高い完成度で、実際強かった。<br>
<br>
だが、俺は、得意そうに態度もジャイグロしている彼に問いただすことはついに出来なかった。<br>
いくら4枚の《巨大化》がかかったカトゥーでも《恐怖》一発で死んでしまうのだから。<br>
<br>
<a id="ID93" name="ID93"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK93"> <a href=
"zonu://res/?no=93">93</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:43:29.21
mtLi6hoO0</dt>
<dd>
ちなみに、《スパイクの誓い》の、「相手にクリーチャーがいないと機能しない」という問題点を<br>
見事に解決し、さらにコントロール寄りに仕上げたデッキが<br>
あのデッキビルダー、山田の手による《ヤマディアングリーン》である。<br>
<br>
<a id="ID94" name="ID94"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK94"> <a href=
"zonu://res/?no=94">94</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:45:37.11
SM0MdKHtO</dt>
<dd>山田きたああああああああああああ<br>
<br>
<a id="ID95" name="ID95"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK95"> <a href=
"zonu://res/?no=95">95</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:48:17.15
mtLi6hoO0</dt>
<dd>
《ヤマディアングリーン》は、《繁茂/Wildgrowth》に加え《はびこり/Overgrowth》までもが<br>
投入されており、より多くのマナを生成、《砂漠の竜巻/DesertTwister》や<br>
《忍び寄るカビ/CreepingMold》を連発し相手のパーマネントを粉砕してゆく。<br>
<br>
特筆すべきは《ドルイドの誓い/OathofDruid》を抜いたことである。<br>
これにより相手のクリーチャーの有無に関わらず展開していくことができ、<br>
カードが無駄になることがない。<br>
<br>
ドルイドの誓いがないのに、マナ加速に繁茂を用いるという画期的な超デッキであったのだ。<br>
<br>
<a id="ID96" name="ID96"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK96"> <a href=
"zonu://res/?no=96">96</a>名前:<font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:age">以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</a></b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:50:33.96
WjDu04wkO</dt>
<dd>保守<br>
<br>
<a id="ID97" name="ID97"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK97"> <a href=
"zonu://res/?no=97">97</a>名前:<font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</a></b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:50:37.30
rs1xDNsL0</dt>
<dd>(;^^ω)<br>
<br>
<a id="ID98" name="ID98"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK98"> <a href=
"zonu://res/?no=98">98</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:51:11.17
LBt7pDddO</dt>
<dd>wktk<br>
>>1は案外文才あるw<br>
<br>
懐かしいなぁ…6版の辺りで辞めたわ…<br>
ごめんな友人ABC…英語版カードにでたらめな効果付けて<br>
得意気に連勝しまくってた俺をゆるしてくれ<br>
<br>
<a id="ID99" name="ID99"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK99"> <a href=
"zonu://res/?no=99">99</a>名前:<font color=
"forestgreen"><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:53:13.59
mtLi6hoO0</dt>
<dd>山田曰く<br>
「砂漠の竜巻は史上最強のカード。連発しまくるデッキにすれば負けない。<br>
相手の土地を全部壊すことだってできるんだぜwwwwwwwwww」<br>
<br>
4枚を全部と言うかどうかは定かではないが、伝説のデッキであることは間違いなかった。<br>
事実、ヤマディアングリーンも対戦相手に愛されるデッキとなっていたのだから。<br>
<br>
<a id="ID100" name="ID100"></a></dd>
<dt><input type="checkbox" name="CHK100"> <a href=
"zonu://res/?no=100">100</a>名前:<font color="forestgreen"><b><a href=
"mailto:sage">以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</a></b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:53:33.02
rs1xDNsL0</dt>
<dd>
最初のころは甲鱗様とかサイとかすげー強く見えたな・・・・・・・・・・・・</dd>
</dl>
<dl>
<dt>
<a>1</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)09:59:20.91
mtLi6hoO0</dt>
<dd>あれはまだ俺が中学生の頃<br />
遊戯王によって、日本でのカードゲームブームが加熱し、その影響で<br />
ネタ元であるMTG――マジック・ザ・ギャザリング熱が加速しだした、そんな時代。<br />
<br />
地元にできた唯一のデュエルスペースに毎日集まったあの頃。<br />
<br />
数人の、既知外との出会いがありました。<br />
<br />
--<br />
<br />
たまたま懐かしの「MTG」という単語が目に付いたので俺が語るスレ<br />
<br />
<a id="ID2" name="ID2"></a></dd>
<dt>
<a>2</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:03:24.86
mtLi6hoO0</dt>
<dd>【登場人物】<br />
・マジシャン<br />
・ジャッジ<br />
・山田<br />
・チャンプ<br />
・カトゥー<br />
・ノブ<br />
・内田さん<br />
・テツオ<br />
・横田<br />
<br />
<a id="ID3" name="ID3"></a></dd>
<dt>
<a>3</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:10:28.38
mtLi6hoO0</dt>
<dd>遊戯王が「あのカードゲーム」をやり始めたあたりのジャンプの、懸賞のところに<br />
本家であるMTGのプレゼントがあった。確かミラージュのスターターの画像と一緒に。<br />
<br />
「ちょwwwwwwwこれかっこよくね?wwwwwwwwwwwww」<br />
<br />
俺とHは次の日、第五版のスターターパックを買って間違ったルールで毎日遊んだ。<br />
(当時土地はタップしてマナを引き出すと墓地に行ってたwwwwwwww)<br />
<br />
<a id="ID4" name="ID4"></a></dd>
<dt>
<a>4</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:12:12.41
mtLi6hoO0</dt>
<dd>俺「ちょwwwwwwwwwwwフェイジングつかえねーwwwwwwwwwwwww」<br />
H「wwwwwwwwwwwwwww甲鱗最強wwwwwwwww消えてる間に攻撃wwwwww」<br />
俺「いてぇwwwwwwwwwwwwだが俺のターンwwwwwwwwwww」<br />
H「ちょwwwwwww緑の防御円wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」<br />
俺「甲鱗対策wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」<br />
H「汚ねぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」<br />
<br />
<a id="ID5" name="ID5"></a></dd>
<dt>
<a>5</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:14:53.79
mtLi6hoO0</dt>
<dd>次の日<br />
<br />
H「白の防御円wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」<br />
俺「ちょwwwwwwwww汚ねぇwwwwwwwwwwデッキ変えるwwwwwwwwwww」<br />
H「おkwwwwwwwwwwwwwww俺このままwwwwwwwwww」<br />
<br />
俺「甲鱗wwwwwwww」<br />
H「緑の防御円wwwwwwwwwwwwwwwww」<br />
俺「ちょwwwwwwwwwwwおまwwwwwwwwまさかそれ」<br />
H「防御円全部4枚ずつ入ってるwwwwwwwwwwwwwwwwww」<br />
俺「うはwwwwwwwwwwww最強じゃねーかwwwwwwwwwwwwwwwwwwクソゲーwwwwwwwwww」<br />
<br />
<a id="ID6" name="ID6"></a></dd>
<dt>
<a>6</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:18:06.81
mtLi6hoO0</dt>
<dd>K「お前らなにそのクソゲーwwwwwwww遊戯王のパクリだろwwwwwww」<br />
俺「おまwwww遊戯王がパクりなんだよwwwwwお前もやろうぜwwww」<br />
K「絶対やらねーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」<br />
俺「ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」<br />
H「ほっとけwwwwwwwwwwwwwwwww」<br />
<br />
数日後<br />
<br />
K「ボールライトニングwwwwwwwwwwww」<br />
俺「白騎士いるから楽勝wwwwww先制攻撃wwwwっうぇwwwっうぇwwww」<br />
K「火葬wwwwwwww攻撃wwwwwwww」<br />
俺「('A`)」<br />
<br />
<a id="ID7" name="ID7"></a></dd>
<dt>
<a>7</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:18:07.51
dK/T8Io+0</dt>
<dd>お前とHが基地外に見えるのは気の性かね<br />
<br />
<a id="ID8" name="ID8"></a></dd>
<dt>
<a>8</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:18:32.34
mtLi6hoO0</dt>
<dd>>>7<br />
ばっかおめー当時はこういうノリで色々やるだろ?wwwwwwwwwwwwww<br />
<br />
<a id="ID9" name="ID9"></a><a id="ID10" name="ID10"></a></dd>
<dt>
<a>10</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:19:58.59
mtLi6hoO0</dt>
<dd>>>9<br />
おkwwwwwwww朝っぱらから誰も人こないとは予想してるから<br />
コピペにもレスしちゃうんだぜwwwwwwwwwwwwwwwお前に火葬wwwwwwww<br />
<br />
<a id="ID11" name="ID11"></a></dd>
<dt>
<a>11</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:21:02.90
mtLi6hoO0</dt>
<dd>まぁ毎日楽しくてしょうがなかった。パックを開けるたびに<br />
「くせぇwwwwwwwwでもこの匂いがいいよなwwwww」<br />
とか<br />
「なにそのカードwwwwww強すぎじゃね?9/9ってwwwwww」<br />
とか、その頃の新鮮な楽しさといったらなかった<br />
<br />
<a id="ID12" name="ID12"></a></dd>
<dt>
<a>12</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:21:38.99
dK/T8Io+0</dt>
<dd>>>11<br />
そこは同意^^;<br />
<br />
<a id="ID13" name="ID13"></a></dd>
<dt>
<a>13</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:24:35.92
mtLi6hoO0</dt>
<dd>ルールも誤解がなくなり、デッキもまともなものが作れるようになってきた。<br />
<br />
当時の俺は性格がひねくれていたので青大好き。<br />
対戦相手の呪文を打ち消す、ロックをかける、そういったことに快感を覚えていたので<br />
友人を誘う→はじめたばっかの友人に《停滞/Stasis》でロック→友人やめる<br />
というコンボを繰り返していた。<br />
<br />
>>12<br />
楽しいよなあれwwwもうあれは味わえないと思うと寂しいが<br />
新鮮さを感じていた頃の思い出はすげぇいい思い出として残ってるwwww<br />
<br />
<a id="ID14" name="ID14"></a></dd>
<dt>
<a>14</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:27:33.29
dK/T8Io+0</dt>
<dd>>>13<br />
おめーも青使いかよwwwwwwwwwww<br />
しかもステイシスとかやってること被ってるじゃねーかwwwwwwwwwwwww<br />
<br />
<a id="ID15" name="ID15"></a></dd>
<dt>
<a>15</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:30:06.62
mtLi6hoO0</dt>
<dd>ある日、どこかでイベントのチラシを見た。<br />
MTGの「トレードとフリーデュエル」を目的としたイベントとのこと。<br />
俺達はビクビクしながらも、そのイベントとやらに出てみることにした。<br />
不安と同時に、欲しいカードが手に入るかもしれないという期待、<br />
自分のデッキがどこまで通用するのかワクワクする気持ち、あの緊張は忘れられない。<br />
<br />
<a id="ID16" name="ID16"></a></dd>
<dt>
<a>16</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:33:12.33
dK/T8Io+0</dt>
<dd>wktk<br />
<br />
<a id="ID17" name="ID17"></a></dd>
<dt>
<a>17</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:36:23.03
mtLi6hoO0</dt>
<dd>(当時のスタンダードは5th、ミラージュブロック、テンペストブロック)<br />
<br />
会場につくと、30~40人ほどの高校生~大人がデュエルやトレードに勤しんでいる。<br />
俺達はワクワクする気持ちを抑えながら、だがどうやって声をかけていいかわからず<br />
オロオロウロウロしていた。<br />
<br />
?「よかったら、やらないか」<br />
俺「は、はい」<br />
<br />
その好青年は俺達にそう語りかけると、颯爽とテーブルにつき準備を始めた。<br />
俺のデッキは5CB。仲間内ではかなりの勝率を誇ったデッキだけに自信はあった。<br />
<br />
青年「俺が先行ね、いくよー」<br />
<br />
試合が始まると、その場に居た俺達全員はとんでもない衝撃を受けることになる。<br />
<br />
>>14<br />
ちょwwwwwwwwwあの頃の快感は忘れられないよなwwwwww<br />
<br />
<a id="ID18" name="ID18"></a></dd>
<dt>
<a>18</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:38:35.72
dK/T8Io+0</dt>
<dd>>>17<br />
エンド前に土地キャプして嫌がらせしてたのが懐かしいです><<br />
<br />
衝撃wktk<br />
<br />
<a id="ID19" name="ID19"></a></dd>
<dt>
<a>19</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:39:47.06
mtLi6hoO0</dt>
<dd>俺達が普段やっていた試合を、雑談を省いてそのまま書くとこういう感じだった。<br />
<br />
俺「…(カード引く) 山。(山2枚タップする) 火葬 エンド」<br />
H「…(カード引く) 島。 エンド。」<br />
<br />
だが青年は違った。<br />
デュエルが始まると、一際大きな声で発声しだしたのだ。<br />
<br />
青年「アンタップアップキープドロー無し!!!!1」<br />
俺「!!!!!!!!!!!!????????」<br />
<br />
俺の背筋に戦慄が走った。<br />
慌てて振り向くと友人も青年を見たまま凍りついている。<br />
だが始まった以上後戻りはできない。青年の一挙手一投足に注目する。<br />
<br />
青年「セットランド。タップで《繁茂》!エンドッ!!!!!!!!!!!1」<br />
<br />
<a id="ID20" name="ID20"></a></dd>
<dt>
<a>20</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:42:15.41
mtLi6hoO0</dt>
<dd>「すっげ…」<br />
<br />
後ろでKがぼそりと漏らした一言が、当時何故か違和感が無かった。<br />
今思えば、ただ消化しているプレイの手順を発声しているだけだが<br />
当時の俺達にとっては妙に恐ろしかったのだ。<br />
<br />
俺「……えっと、沼…エンドでs」<br />
青年「アンタップアップキープドロー!!!!!!!!!1」<br />
<br />
俺(KOEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE)<br />
<br />
<a id="ID21" name="ID21"></a></dd>
<dt>
<a>21</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:43:24.83
dK/T8Io+0</dt>
<dd>おまwwwwwwそのビビる気持ちもわかるのがイヤスwwwwwwwwww<br />
<br />
<a id="ID22" name="ID22"></a></dd>
<dt>
<a>22</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:47:19.71
mtLi6hoO0</dt>
<dd>青年「セットランド。タップタップでゴブリンボンバードメント1点マナバーンでエンドッ!!!!!!!!!11」<br />
<br />
《ゴブリンの砲撃/Goblin Bomberdment》が場に出た。<br />
<br />
俺「……えっと、沼…《黒騎士/BlackKnight》。エンドでs」<br />
青年「アンタップアップキープドロー!!!!!!!!111<br />
《大地の知識/Earth Craft》!!」<br />
俺「?」<br />
青年「エンド!!!!!!!!11」<br />
俺「……えと、黒騎士でアタッkk」<br />
青年「2点!!!!!!!!!1」<br />
俺「('A`)エンドです…」<br />
<br />
青年「アンタップアップキープドロー!!!!!!!!!!!1111」<br />
<br />
<br />
<a id="ID23" name="ID23"></a></dd>
<dt>
<a>23</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:50:51.20
mtLi6hoO0</dt>
<dd>青年「セットランド、《水蓮の花びら/LotusPetal》!サクって《聖なるメサ/SacredMesa》!<br />
しかる後に《繁茂/Wild Growth》!平地につけます」<br />
俺「(うわぁ…「しかる後に」とか本当に言ってるなりぃ…)」<br />
青年「繁茂のついた平地タップして、ペガサストークンを1体出します。タップして起こします。」<br />
俺「('A`)?」<br />
青年「これを繰り返して3000体のペガサストークンを出して君に飛ばします」<br />
俺「本当にありがとうございました」<br />
<br />
<a id="ID24" name="ID24"></a></dd>
<dt>
<a>24</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:51:17.41
mtLi6hoO0</dt>
<dd>>>21<br />
わかるだろwwwwwwwwおkwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww<br />
すげぇ怖かったんだよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww<br />
<br />
<a id="ID25" name="ID25"></a><a id="ID26" name="ID26"></a></dd>
<dt>
<a>26</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:53:12.66
dK/T8Io+0</dt>
<dd>3k体のペガサスとかキモいよぉwwwwwwwwwww<br />
<br />
<a id="ID27" name="ID27"></a></dd>
<dt>
<a>27</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:55:47.81
mtLi6hoO0</dt>
<dd>青年の《メサクラフト》に一通りボコボコにされた後、<br />
俺はそのイベントに来た目的を言うことにした。<br />
<br />
俺「あの…《時エイトグ/Chronatog》持ってませんか…?」<br />
<br />
当時ステイシスを愛していた俺にとって<br />
ステイシスの維持コストを払わず永遠に相手をロックし続けられる<br />
《時エイトグ》は喉から手が出るほど欲しいものだった。<br />
<br />
青年「んー…2枚あるよ」<br />
俺「トレードしてくれませんか?俺のカードはこれです」<br />
<br />
ファイルを差し出すと、青年の目の色が変わった。<br />
<br />
青年「んー…時エイトグかぁ…貴重なカードだからなぁ…」<br />
俺「そうですよね…」<br />
青年「時エイトグかなり価値高いからね」<br />
俺「そうですよね…」<br />
<br />
<a id="ID28" name="ID28"></a></dd>
<dt>
<a>28</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:57:32.28
dK/T8Io+0</dt>
<dd>何をボラれたんだろう・・・・・・<br />
<br />
<a id="ID29" name="ID29"></a></dd>
<dt>
<a>29</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:58:04.00
mtLi6hoO0</dt>
<dd>青年「これだけ価値の高い時エイトグとなると…」<br />
俺「!!!!出るんですか?!」<br />
<br />
既に釣られている俺。青年にとってはまさにイレグイ状態であった。<br />
<br />
青年「これぐらいかな…」<br />
俺「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!1」<br />
<br />
<a id="ID30" name="ID30"></a></dd>
<dt>
<a>30</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:58:17.91
HZjfBEIV0</dt>
<dd>>>2の登場人物がひとりも出てこない件<br />
<br />
<a id="ID31" name="ID31"></a></dd>
<dt>
<a>31</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:58:54.24
mtLi6hoO0</dt>
<dd>《生ける屍/Living Death》×3<br />
<br />
<a id="ID32" name="ID32"></a></dd>
<dt>
<a>32</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)10:59:44.91
dK/T8Io+0</dt>
<dd>リビデス3枚とかありえねーよwwwwww<br />
<br />
<a id="ID33" name="ID33"></a></dd>
<dt>
<a>33</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:01:48.25
mtLi6hoO0</dt>
<dd>青年が取り出したカードは《生ける屍/Living Death》×3<br />
<br />
俺「!!!!!!!!!!!」<br />
<br />
いくら俺でも、リビングデスが強レアカードだということは把握できた。<br />
<br />
俺「リビングデス3…ですか」<br />
青年「うーん、本当はつりあうようなカードなかったけどね、あえていうとこの3枚かな」<br />
俺「( ^ω^)おっ」<br />
青年「ま、嫌なら」<br />
俺「( ^ω^)おっおっお」<br />
<br />
俺「お願いします」<br />
<br />
交 渉 成 立<br />
<br />
<a id="ID34" name="ID34"></a></dd>
<dt>
<a>34</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:02:04.72
mt66+nXa0</dt>
<dd>花崗岩をはなおかいわと読んでいたのは僕だけじゃないはず!!<br />
( ^ω^) おっおっ<br />
<br />
<br />
<a id="ID35" name="ID35"></a></dd>
<dt>
<a>35</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:02:41.04
mtLi6hoO0</dt>
<dd>>>30<br />
こんな序盤の語りから始まるとは自分でも想像していなかったwwwwwwwwwww<br />
<br />
<a id="ID36" name="ID36"></a></dd>
<dt>
<a>36</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:03:03.84
RxN6X3odO</dt>
<dd>鮫されてんじゃん<br />
<br />
<a id="ID37" name="ID37"></a></dd>
<dt>
<a>37</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:03:15.08
dK/T8Io+0</dt>
<dd>俺のカーストがアンコの土地3枚に変わったのと同じぐれーアホwwwwwwww<br />
<br />
<a id="ID38" name="ID38"></a></dd>
<dt>
<a>38</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:04:08.40
mtLi6hoO0</dt>
<dd>青年が鮫だったと気づいたのはホビージャパン?の雑誌読み始めてからだねwwwwwwwwwww<br />
<br />
<a id="ID39" name="ID39"></a></dd>
<dt>
<a>39</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:05:02.06
mtLi6hoO0</dt>
<dd>>>37<br />
まさかあの、テンペの、タップインで場に出る友好色の2色ランドじゃないだろうなwwwwwww<br />
<br />
<a id="ID40" name="ID40"></a></dd>
<dt>
<a>40</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:07:17.42
HZjfBEIV0</dt>
<dd>しかしMTGスレは見かけるがまったくついていけん<br />
俺年寄りだからRevised(3版)→Fourth(4版)メインだ<br />
Fifthの頃にはさよならしてたな<br />
<br />
<a id="ID41" name="ID41"></a></dd>
<dt>
<a>41</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:09:11.86
G/ZGvy9IO</dt>
<dd>懐かしいなぁ<br />
いや おれはやったことないけど<br />
このゲームのCMが流れていた頃付き合ってた彼女から<br />
偶然にも昨日ヨリを戻そうと4年ぶりに電話がきた<br />
<br />
どうするか>>45<br />
<br />
<a id="ID42" name="ID42"></a></dd>
<dt>
<a>42</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:09:21.18
mtLi6hoO0</dt>
<dd>時は過ぎ、ストロングホールドが発売され、俺もようやくプレイヤーと呼べるようになった頃だった。<br />
<br />
幾度目かのイベントの時だった。Hが、呆然自失で座っていた。<br />
<br />
俺「どうしたよ?」<br />
<br />
H<br />
<br />
,. -‐'''''""¨¨¨ヽ<br />
(.___,,,...-ァァフ| あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!<br />
|i i| }! }} //|<br />
|l、{ j} /,,ィ//| 『おれは奴と対戦を始めたと思ったら<br />
i|:!ヾ、_ノ/u{:}//ヘ 5戦全部事故って負けた』<br />
|リ u' } ,ノ _,!V,ハ |<br />
/´fト、_{ル{,ィ'eラ ,タ人 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが<br />
/' ヾ|宀|{´,)⌒`/|<ヽトiゝ おれも 何をされたのか わからなかった…<br />
,゙ / )ヽ iLレ u' | | ヾlトハ〉<br />
|/_/ ハ!ニ⊇ '/:} V:::::ヽ 頭がどうにかなりそうだった…<br />
// 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ<br />
/'´r -―一ァ‐゙T´ '"´/::::/-‐ \ 強いデッキだとかメタられていたとか<br />
/ // 广¨´ /' /:::::/´ ̄`ヽ⌒ヽ そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ<br />
ノ ' / ノ:::::`ー-、___/:::::// ヽ }<br />
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::... イ もっと恐ろしいもの そう奴は『マジシャン』だぜ…<br />
<br />
<a id="ID43" name="ID43"></a></dd>
<dt>
<a>43</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:10:02.54
dK/T8Io+0</dt>
<dd>>>39<br />
イヤアアアアアアアアア思い出したくねえええええええええ<br />
<br />
<a id="ID44" name="ID44"></a></dd>
<dt>
<a>44</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:10:35.99
mtLi6hoO0</dt>
<dd>>>40<br />
古老ktkrwwwwwwwwwwwwすげぇwwwwwwwwwww<br />
カード価値でちょっとした小金持ちwwwwww<br />
<br />
>>41<br />
お前は氏んでしまえばいい。<br />
MTGが間接的原因で振られた俺の代わりに。<br />
<br />
<a id="ID45" name="ID45"></a></dd>
<dt>
<a>45</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:11:00.72
RxN6X3odO</dt>
<dd>>>41はなんなわけ<br />
<br />
<a id="ID46" name="ID46"></a></dd>
<dt>
<a>46</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:13:02.02
mtLi6hoO0</dt>
<dd>K「馬鹿wwwwwwwwそんなわけねーだろwwwwwwどいつよwwww」<br />
H「あの男…そうだ、あの、帽子を被った男だぜ…」<br />
俺「wwwwwKがんばってこいwwww」<br />
<br />
5分後<br />
<br />
K<br />
\ヾヾヾヾ````ヾ、l l lll lレ'"´´´`彡〃//<br />
ヾミヾ` ヾl_l_jレ'′ 彡//<br />
ヾミミ }} {{ 彡/<br />
l:=l ,r''"´ `''-、 l=:l<br />
l:=l /,r,.ニ、 ,r,.ニ、\ l=:l なんだか! なんだか!<br />
l=l // @ il f @ヾt l=l<br />
lミl _`=''⌒ヲ'⌒ヾ"ミ=′ lミl なにもしないで負けたけど<br />
/⌒ヾ/ __ `、レ'⌒、 事故だったからしょうがないッ!!<br />
{ (`)゙l |ト`エ入TフエナT´| lィ")} ・・・・・・・・・ケハハハハハ!!<br />
ヽヾ、l l `"( 三≡三.)`"l lノノノ<br />
`irl ヽェ}ュ===ェ.{ェタ /"l「<br />
リ \ === イ /⌒i<br />
r'⌒> リ7ヽ、 イ川 > /<br />
l Z 〃川 `ー--‐'′lリリ 〉ノ<br />
, -‐\/-- ―ノ l― -- ―-、<br />
/ ヽ、___ __ノ ヽ<br />
<br />
<a id="ID47" name="ID47"></a></dd>
<dt>
<a>47</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:13:54.32
mtLi6hoO0</dt>
<dd> 、__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__,<br />
_) (_<br />
_) ナ ゝ ナ ゝ / ナ_`` -─;ァ l7 l7 (_<br />
_) ⊂ナヽ °°°° ⊂ナヽ /'^し/、_ つ (__  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ o o (_<br />
) (<br />
⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒<br />
/ , ,ィ ハ i、 、 ! /''⌒ヽ-─‐- 、 、ー'´ \ .イ , ,ィ ハ i、. |<br />
/イ ,ィ/l/ |/ リuヽlヽト、 | ゝ,、.___, \ > , !
| ,ィ/l/l/uハlヽトiヽ. |<br />
イ /r >r;ヘj=:r‐=r;<ヽ│ 「 ./ u \ | ≧ , ,ィ/ハヽ\ |
|/゙>r;ヘ '-‐ァr;j<`K<br />
r、H ┴'rj h‘┴ }'|ト、 |./ ヽ | 1 イ/./ !lvヾ,.ゞ、 ! .ry ┴ 〉
└'‐ :|rリ<br />
!t||u`ー-‐ベ!``ー-‐' ルリ r|´゙>n-、ヽ-rj='^vヽ _レ「゙f.:jヽーT'f.:j'7`h |t|. ヾi丶 u
レ'<br />
ヾl. fニニニヽ u/‐' :|r| ー "j `ー′h゙リ {t|!v ̄" } ` ̄ !リ ヾl u iニニニヽ /|<br />
ト、 ヽ. ノ u,イl. ヾ!v ヾ__ v イ‐' ヾl ヾ_ v ./' ト、 、__丿u ,イ ト、<br />
,.| : \ `ニ´ / ; ト、 ト.、u L_ フ ,'|. ト、u ヾー `> /.|. ,| ::\
/; / \<br />
-‐''7 {' :: ` ー ' ,; ゝ:l`ー- ⊥:`ヽ. __ /,'| | :\  ̄ /,' ト、_ /〈 :: ` ー
' ,'/ 「<br />
/ \ :: , '/ :| `'''ー-、 ,' '>-,、.._ノ :: `ー ' /,.イ \:: /
|<br />
/ \ / | |ヽ-‐'´_,.ヘ< _:: _,. イ/ | ,.へ、 /´\ |<br />
<br />
<a id="ID48" name="ID48"></a></dd>
<dt>
<a>48</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:14:21.25
McJbVaHGO</dt>
<dd>テンペストからオデッセイまでやっていた俺がきましたよ。<br />
って言っても力入ってたのはインベイジョン前後ですが。<br />
<br />
<a id="ID49" name="ID49"></a></dd>
<dt>
<a>49</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:17:12.12
mtLi6hoO0</dt>
<dd>俺「ちょ………俺やってきてみるわ…」<br />
K「wwwwwwwwwww」<br />
<br />
その男は、帽子にメガネ、ウエストポーチ、デニムのシャツをズボンにイン、<br />
典型的なマジシャンルックであった。<br />
<br />
俺「お願いします」<br />
マジシャン「お願いします」<br />
<br />
マジシャンは、態度も紳士的で穏やか、温和な男だった。だが。<br />
<br />
俺「ノーランドマリガンです」<br />
マジシャン「はい」<br />
<br />
だが、俺の手札に2枚以上の土地は来ない。<br />
<br />
<a id="ID50" name="ID50"></a><a id="ID51" name="ID51"></a></dd>
<dt>
<a>51</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:19:19.74
mtLi6hoO0</dt>
<dd>俺はその試合を落とした。続けて試してみようかとも思ったが<br />
魂が抜け、俺を指差して後ろで狂ったように笑っているKとHの姿を見ると<br />
魂を抜かれることの恐ろしさは推し量れ、その場を後にした。<br />
<br />
マジシャンと対戦すると必ず事故る。<br />
<br />
これが、マジシャンとの出会いであった。<br />
<br />
<a id="ID52" name="ID52"></a></dd>
<dt>
<a>52</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:19:43.89
McJbVaHGO</dt>
<dd>はじける子嚢マンセー<br />
ブラストダームマンセー<br />
<br />
<a id="ID53" name="ID53"></a></dd>
<dt>
<a>53</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:21:30.44
SfzCi2/q0</dt>
<dd>>>44<br />
俺も4版から5版辺り持ってるけど売れるの?<br />
<br />
<a id="ID54" name="ID54"></a></dd>
<dt>
<a>54</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:22:58.21
mtLi6hoO0</dt>
<dd>マジシャンは、30代であり、声も高くどもりやすくはあったがとても紳士的な男で<br />
プレイスタイルは温厚、トレードも良心的で次第に俺達と打ち解けていった。<br />
さすがに面と向かってマジシャンと呼ぶわけには行かなかったが。<br />
<br />
>>52<br />
なつかしいwwwwwwwwww<br />
<br />
>>53<br />
その辺だと大して価値のあるカードはないな<br />
<br />
<a id="ID55" name="ID55"></a></dd>
<dt>
<a>55</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:23:25.95
SrXCDmOY0</dt>
<dd>4th黒枠のロイヤルアサシンが俺の最高レアかもしれん<br />
後は<br />
<br />
ア ル カ デ ス サ b (ry<br />
<br />
<a id="ID56" name="ID56"></a></dd>
<dt>
<a>56</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:26:32.79
mtLi6hoO0</dt>
<dd>俺(マジシャン…恐ろしい男よ…)<br />
<br />
その後まったりと試合を楽しんでいた俺達の後ろから、怒号が聞こえた。<br />
<br />
「ジャッジー!!!!!1ジャッジィィィィィ!!!!!!!!1」<br />
<br />
何事かとそちらを振り返ると、一人の男が対戦相手を指差し<br />
なにかを喚いている。対戦相手のルールミス等だろうか?<br />
その男の怒声は部屋にこだまし、切れ切れに言葉が聞こえる。<br />
「違うんですよ」<br />
「インシネレートは」<br />
「くぁwせdrftgyふじこlp」<br />
<br />
後の、『ジャッジ』である。<br />
<br />
<a id="ID57" name="ID57"></a></dd>
<dt>
<a>57</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:26:44.99
HZjfBEIV0</dt>
<dd>4thからはだいぶ数が出てるくさいんだよな<br />
Revised以前、TheDark以前は当時から高価だったような<br />
<br />
<a id="ID58" name="ID58"></a></dd>
<dt>
<a>58</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:29:33.48
mtLi6hoO0</dt>
<dd>少し時は過ぎ、ブームに便乗したのか、地元にフリーデュエルスペースができた。<br />
6人掛けのテーブルが10並んだ、それなりに広いデュエルスペースで、<br />
俺達はそれから以後、毎日そこで遊ぶことになる。<br />
そこには、マジシャン、ジャッジも出没していた。<br />
<br />
<a id="ID59" name="ID59"></a></dd>
<dt>
<a>59</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:30:27.87
SrXCDmOY0</dt>
<dd>FEってどの辺りだっけ<br />
The Darkの後か<br />
<br />
<a id="ID60" name="ID60"></a></dd>
<dt>
<a>60</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:31:10.35
SfzCi2/q0</dt>
<dd>売る気無いというか墓まで持っていくつもりだからいいけどなw<br />
4版とか5版で今のデッキに戦い挑んで良いか?<br />
<br />
<a id="ID61" name="ID61"></a></dd>
<dt>
<a>61</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:32:19.93
mtLi6hoO0</dt>
<dd>ジャッジはとにかくきめぇ男だった。<br />
<br />
トーナメントでない試合で、ことあるごとに対戦相手のミスを大声で指摘、<br />
事ある毎に「ジャッジー!!!!!!!!1」を連呼する。<br />
ちなみに誰も寄り付かないがトレード・スタイルはシャーク。<br />
<br />
<a id="ID62" name="ID62"></a></dd>
<dt>
<a>62</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:32:29.64
SrXCDmOY0</dt>
<dd>>>60<br />
なんかどのエキスパンション使ってもいいっていう試合もあったはず<br />
<br />
<a id="ID63" name="ID63"></a></dd>
<dt>
<a>63</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:33:45.10
mtLi6hoO0</dt>
<dd>>>59<br />
The Darkのちょっと後だな。Ice Ageのいっこ前<br />
<br />
>>60<br />
フォーマットにもよるんでないかい<br />
その旨伝えておkなら平気。2ちゃんだーどってのがあるよとも言っておこう<br />
<br />
<a id="ID64" name="ID64"></a></dd>
<dt>
<a>64</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:37:51.03
mtLi6hoO0</dt>
<dd>次に登場したのが山田だった。<br />
彼はヨーロピアンブルー(ユーロブルー)全盛のスタンダードで<br />
「ヤマディアンブルー」という必殺の青単デッキを開発した<br />
ヤマディアンブルーの第一人者だ。<br />
<br />
<a id="ID65" name="ID65"></a></dd>
<dt>
<a>65</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:39:58.38
mtLi6hoO0</dt>
<dd>ヤマディアンブルーは、<br />
20枚近いカウンターを装備したフルパーミッションであり、<br />
打ち漏らしたクリーチャーを《ネビニラルの円盤》でなく<br />
《時の引き潮/TimeEbb》で戻すという画期的な超デッキだった。<br />
<br />
ヤマディアンブルーのトーナメント成績は0勝6敗。<br />
その大会を最後に、彼はヤマディアンブルーのチューンを終えることを宣言、<br />
ヤマディアンブルーは完成と同時に、使い手がいなくなることによる事実上の消滅を迎えた。<br />
<br />
<a id="ID66" name="ID66"></a></dd>
<dt>
<a>66</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:43:27.82
mtLi6hoO0</dt>
<dd>また、山田は青に異常な執着を見せ、<br />
「カウンターの代わりに2ターン目からブーメランで相手の土地を戻しまくり、<br />
対戦相手の展開を阻害することにより全デッキタイプに強いっぽいデッキ」<br />
《パーフェクト・ブルー》を開発するに至った。<br />
<br />
<a id="ID67" name="ID67"></a></dd>
<dt>
<a>67</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:44:03.96
HZjfBEIV0</dt>
<dd>Nevinyrrals Disk懐かしいww<br />
たまに知ってるやつが出てくるw<br />
<br />
<a id="ID68" name="ID68"></a></dd>
<dt>
<a>68</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:46:57.60
mtLi6hoO0</dt>
<dd>《パーフェクト・ブルー》は、ブーメラン、転覆をはじめ<br />
《送還/Unsummon》、《再帰/Undo》といったバウンスをフルに搭載していた。<br />
<br />
「土地を一枚も並ばせなければ勝ちは確定する」<br />
との山田の至言は、実現することはなかったが、<br />
《パーフェクト・ブルー》は、その倒しやすさとカウンターの少なさにより<br />
多くの対戦相手から愛されるに至った、伝説のデッキであった。<br />
<br />
<a id="ID69" name="ID69"></a></dd>
<dt><a>69</a>名前:<font><b><a href="mailto:ago">アコ゚◆jNhPRyXX62</a></b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:48:04.66/x+jgyr8O</dt>
<dd>インベイジョンとかがスタンダードの時代は青が凶悪だった<br />
<br />
<a id="ID70" name="ID70"></a></dd>
<dt>
<a>70</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:49:46.54
SrXCDmOY0</dt>
<dd>モンスのゴブリン略奪隊こそ最強<br />
<br />
<a id="ID71" name="ID71"></a></dd>
<dt>
<a>71</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:52:15.14
mtLi6hoO0</dt>
<dd>もはやデッキメーカーとして不動の地位を手にした山田は、その後も<br />
《オパールヤマダ》、《ヤマディアンネクロ》等の有名デッキを作成し続けた。<br />
<br />
《ヤマディアンバーン》<br />
それは、《悪疫/POX》の最初の1発が7点もライフを削れることに着目し、<br />
赤バーンにPOXを投入するという暴挙に出た超デッキである。<br />
悪疫の黒黒黒を出すために沼も投入されたそのデッキでは、<br />
初手に 悪疫 ボールライトニング の2枚が同時に入り、<br />
必要なマナが 黒黒黒 赤赤赤 であるというような悪夢もしばしば起こったが、<br />
そのような問題は些細な問題だとされた。<br />
<br />
<a id="ID72" name="ID72"></a></dd>
<dt>
<a>72</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:54:44.14
mtLi6hoO0</dt>
<dd>また、《ヤマディアンバーン》では、悪疫をプレイした結果手札が大幅に減り、<br />
《真鍮の都/City ofBrass》、《硫黄泉/SulfurousSprings》等によるダメージが<br />
相手に与えるバーンのダメージを上回るといった相乗効果ももたらした。<br />
<br />
<a id="ID73" name="ID73"></a></dd>
<dt>
<a>73</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)11:59:48.84
mtLi6hoO0</dt>
<dd>このように、山田の天才的デッキビルドは他を圧倒するものであったが、<br />
彼はしばしばこのような嘆きも見せた。<br />
<br />
「デッキが全てメタられている」<br />
<br />
天才デッキビルダーのデッキの宿命か、<br />
既に多くのデッキがそれらについて相性のよいものであることが殆どだったのだ。<br />
山田の全盛期は、標準で全てのデッキがヤマディアンに対して<br />
抜群の相性を誇っていたこともあったほどであった。<br />
<br />
<a id="ID74" name="ID74"></a></dd>
<dt>
<a>74</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:01:07.95
SM0MdKHtO</dt>
<dd>
このスレハイメガバロスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww<br />
リビデス三枚ってなんだよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww<br />
続ききぼんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww<br />
<br />
<a id="ID75" name="ID75"></a></dd>
<dt>
<a>75</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:04:21.66
mtLi6hoO0</dt>
<dd>このように、山田作のデッキは枚挙に暇が無いので一旦このあたりにしておく。<br />
山田のデッキビルドに影響を受けた多くの人間が反面教師としてビルドの腕を上げたことは間違いがない。<br />
<br />
<a id="ID76" name="ID76"></a></dd>
<dt>
<a>76</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:07:29.79
SM0MdKHtO</dt>
<dd>バーンにpoxとかユニークすぎるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww<br />
ありえねwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww<br />
<br />
<a id="ID77" name="ID77"></a></dd>
<dt>
<a>77</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:09:48.39
McJbVaHGO</dt>
<dd>このスレに<br />
デニム渡りを知っている椰子はどれほどいるのか。<br />
<br />
<a id="ID78" name="ID78"></a></dd>
<dt>
<a>78</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:13:16.40
mtLi6hoO0</dt>
<dd>山田と時を同じくして現れたのが『チャンプ』である。<br />
<br />
彼は、そのデュエルスペース創設後最初の大会での優勝者であり、<br />
そのトップデックの確率やドローの良さ、ドラマティックな逆転劇、<br />
全て総合して非常に高い「人間力」を持っていたことも相俟って<br />
いつからかチャンプと呼ばれるようになった男である。<br />
<br />
チャンプがチャンプたる所以を最強に発揮した逸話がある。<br />
<br />
チャンプのデッキは赤バーン。<br />
当時《火炎破/Fireblast》等強力な火力を擁した赤は妥当な選択であった。<br />
<br />
<a id="ID79" name="ID79"></a></dd>
<dt>
<a>79</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:15:46.73
mtLi6hoO0</dt>
<dd>だがその4回戦、彼は最大の天敵と当たる。<br />
《ドルイドの誓い/OathofDruid》をメインとした、《オースデッキ》である。<br />
メインの《スパイクの織り手/SpikeWeaver》によって攻撃は全て封殺、<br />
《スパイクの飼育者/SpikeFeeder》によってライフは大量に回復され<br />
無尽蔵に湧いてくるクリーチャー群。<br />
<br />
奇跡的に相手の事故により1-1とした後の3戦目。<br />
<br />
俺「チャンプは?」<br />
山田「あれはムリwwwwww見てみwwwwwww」<br />
<br />
彼は山を6枚のみ、対する相手は場に<br />
2体の《スパイクの飼育者》、《貿易風ライダー/TradewindRider》。<br />
<br />
\(^o^)/オワタ<br />
<br />
だれもがそう思った刹那<br />
<br />
<a id="ID80" name="ID80"></a></dd>
<dt>
<a>80</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:18:19.49
SM0MdKHtO</dt>
<dd>wktk<br />
<br />
<a id="ID81" name="ID81"></a></dd>
<dt>
<a>81</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:18:53.38
mtLi6hoO0</dt>
<dd>チャンプ「《スパイクの飼育者》に火葬」<br />
対戦相手「サクって4点回復」<br />
<br />
チャンプ「 火 炎 破 ×2 、ライダーとスパイク焼きます」<br />
<br />
俺「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」<br />
山田「ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」<br />
ギャラリー「\(^o^)/」<br />
<br />
除去しても湧いてくるデッキ相手に、山4枚を捨て除去。<br />
<br />
チ ャ ン プ お わ っ た な<br />
<br />
<a id="ID82" name="ID82"></a></dd>
<dt>
<a>82</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:22:43.33
mtLi6hoO0</dt>
<dd>案の定対戦相手は数ターン後にスパイクの織り手を生出し等、攻撃の手は緩まない。<br />
<br />
だが<br />
<br />
彼のドローは<br />
<br />
山 → 山 → 山 → 《黙示録/Apocalypce》<br />
<br />
対戦相手「本当に人間か―――」<br />
<br />
<a id="ID83" name="ID83"></a></dd>
<dt>
<a>83</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:24:51.41
mtLi6hoO0</dt>
<dd>脅威の人間力に支えられたその常識外れの強さはまさにチャンプの名に相応しかった。<br />
<br />
もしかしたら、彼がデュエルスペースで常日頃大声で歌っていた<br />
『だんご③兄弟』の替え歌『うんこ③兄弟』も関係しているのかもしれない。<br />
<br />
<a id="ID84" name="ID84"></a></dd>
<dt>
<a>84</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:26:15.11
mtLi6hoO0</dt>
<dd>「うんこ、うんこ、うんこ、うんこ♪うんこ③兄弟\(^o^)/うんこ③兄弟\(^o^)/うんこ③兄弟\(^o^)/」<br />
<br />
<a id="ID85" name="ID85"></a></dd>
<dt>
<a>85</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:29:03.24
mtLi6hoO0</dt>
<dd>次に、俺達の学友でもあるカトゥー。<br />
<br />
彼は、緑に異常な執着を見せていた。彼の使うデッキは全て緑。<br />
特に大好きなカードが《はぐれ象》、《ガズバンのオーガ》。<br />
ストンピーを中心とした彼のデッキは緑尽くし。<br />
<br />
だがここまでならただの緑好きである。<br />
問題は、彼が緑に取り憑かれていた点であった。<br />
<br />
<a id="ID86" name="ID86"></a></dd>
<dt>
<a>86</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:30:08.32
GsMKtbu90</dt>
<dd>wktk<br />
<br />
<a id="ID87" name="ID87"></a></dd>
<dt>
<a>87</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:31:30.02
mtLi6hoO0</dt>
<dd>彼は、会う度に身長、横幅ともに《巨大化/GiantGrowth》していたのである。<br />
+3/+3の修正がかかりまくった彼は、当時界隈1の巨大クリーチャーと化していた。<br />
190センチ超はあろうかという巨体から繰り出される森からは<br />
3マナぐらい出るのではないかとすら思える迫力があった。<br />
<br />
<a id="ID88" name="ID88"></a></dd>
<dt>
<a>88</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:33:25.91
mtLi6hoO0</dt>
<dd>その巨体は体育のバスケで縦横無尽の活躍をし、男子の人気者であった。<br />
あと、彼はジュースが好きだった。<br />
あと、彼はなんか服のサイズもでかかった。<br />
<br />
<a id="ID89" name="ID89"></a></dd>
<dt>
<a>89</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:35:15.25
mtLi6hoO0</dt>
<dd>ある日カトゥーが俺達の元にやってきて、自慢げにカードの束を見せた<br />
<br />
カトゥー「ちょ、俺の緑単とやろうぜwwwwwwwwww」<br />
俺「おkwwwwwww」<br />
カトゥー「俺も山田みたいにカトゥーグリーンとかにするかなwwwwwwww」<br />
俺「強かったらなwwwwwwwwwwwwwww」<br />
<br />
<a id="ID90" name="ID90"></a></dd>
<dt>
<a>90</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:35:16.24
SM0MdKHtO</dt>
<dd>ピザ!?wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww<br />
<br />
<a id="ID91" name="ID91"></a></dd>
<dt>
<a>91</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:38:25.91
mtLi6hoO0</dt>
<dd>それほどの自信を見せるカトゥーのオリジナルデッキとは――<br />
俺は息を飲み、彼の動向を見張った。<br />
<br />
1ターン目<br />
カトゥー「セット森!《繁茂/Wild Growth》!」<br />
<br />
2ターン目<br />
カトゥー「セット森!《エラダムリーのぶどう園!》《ドルイドの誓い/OathofDruid》」<br />
俺「………」<br />
<br />
3ターン目<br />
カトゥー「オースで出るのは…おっとスパイクの織り手wwwww残念wwwww」<br />
<br />
<br />
<br />
俺( 「 ス パ イ ク の 誓 い 」 じ ゃ ね ? )<br />
<br />
<a id="ID92" name="ID92"></a></dd>
<dt>
<a>92</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:41:07.69
mtLi6hoO0</dt>
<dd>結局白単だった俺のデッキはカトゥーグリーン、いや《スパイクの誓い》に敗北した。<br />
当時も有名だった中村聡の作った《スパイクの誓い》は高い完成度で、実際強かった。<br />
<br />
だが、俺は、得意そうに態度もジャイグロしている彼に問いただすことはついに出来なかった。<br />
いくら4枚の《巨大化》がかかったカトゥーでも《恐怖》一発で死んでしまうのだから。<br />
<br />
<a id="ID93" name="ID93"></a></dd>
<dt>
<a>93</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:43:29.21
mtLi6hoO0</dt>
<dd>ちなみに、《スパイクの誓い》の、「相手にクリーチャーがいないと機能しない」という問題点を<br />
見事に解決し、さらにコントロール寄りに仕上げたデッキが<br />
あのデッキビルダー、山田の手による《ヤマディアングリーン》である。<br />
<br />
<a id="ID94" name="ID94"></a></dd>
<dt>
<a>94</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:45:37.11
SM0MdKHtO</dt>
<dd>山田きたああああああああああああ<br />
<br />
<a id="ID95" name="ID95"></a></dd>
<dt>
<a>95</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:48:17.15
mtLi6hoO0</dt>
<dd>《ヤマディアングリーン》は、《繁茂/Wildgrowth》に加え《はびこり/Overgrowth》までもが<br />
投入されており、より多くのマナを生成、《砂漠の竜巻/DesertTwister》や<br />
《忍び寄るカビ/CreepingMold》を連発し相手のパーマネントを粉砕してゆく。<br />
<br />
特筆すべきは《ドルイドの誓い/OathofDruid》を抜いたことである。<br />
これにより相手のクリーチャーの有無に関わらず展開していくことができ、<br />
カードが無駄になることがない。<br />
<br />
ドルイドの誓いがないのに、マナ加速に繁茂を用いるという画期的な超デッキであったのだ。<br />
<br />
<a id="ID96" name="ID96"></a></dd>
<dt><a>96</a>名前:<font><b><a href="mailto:age">以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</a></b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:50:33.96
WjDu04wkO</dt>
<dd>保守<br />
<br />
<a id="ID97" name="ID97"></a></dd>
<dt><a>97</a>名前:<font><b><a href="mailto:sage">以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</a></b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:50:37.30
rs1xDNsL0</dt>
<dd>(;^^ω)<br />
<br />
<a id="ID98" name="ID98"></a></dd>
<dt>
<a>98</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:51:11.17
LBt7pDddO</dt>
<dd>wktk<br />
>>1は案外文才あるw<br />
<br />
懐かしいなぁ…6版の辺りで辞めたわ…<br />
ごめんな友人ABC…英語版カードにでたらめな効果付けて<br />
得意気に連勝しまくってた俺をゆるしてくれ<br />
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<a id="ID99" name="ID99"></a></dd>
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<a>99</a>名前:<font><b>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:53:13.59
mtLi6hoO0</dt>
<dd>山田曰く<br />
「砂漠の竜巻は史上最強のカード。連発しまくるデッキにすれば負けない。<br />
相手の土地を全部壊すことだってできるんだぜwwwwwwwwww」<br />
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4枚を全部と言うかどうかは定かではないが、伝説のデッキであることは間違いなかった。<br />
事実、ヤマディアングリーンも対戦相手に愛されるデッキとなっていたのだから。<br />
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<a id="ID100" name="ID100"></a></dd>
<dt><a>100</a>名前:<font><b><a href="mailto:sage">以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</a></b></font>投稿日:2006/05/12(金)12:53:33.02
rs1xDNsL0</dt>
<dd>最初のころは甲鱗様とかサイとかすげー強く見えたな・・・・・・・・・・・・</dd>
</dl>