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蘇る逆転

アカネ 「あたし、ちょっとしたモンなんです。すでに、このトシにして、もう。」

アカネ 「まあカガク的にあえてゲンミツに言うのであればこうこうにねんせい?になるのかもしれませんけど。でも、あたしは!身もココロも!すでにこのトシにして、もう!」

トモエ 「地方検事局がかかえている全公判をマクロなカタチではあくして適切な検事のアテンドとケア、彼らのタスクを常に管理する。カンタンにいえばそんな職務でしょうか。」
ナルホド 「ゼッタイもっとカンタンにいえると思うけど。」

アカネ 「お。こんなところにイミありげなドアが!」
ナルホド「ドアに“イミ”なんてないよ。」
アカネ 「クッ!開きません!ナゾのカギがかかってます!」
ナルホド「カギに“ナゾ”なんてないよ。」
アカネ 「・・・・成歩堂さん。もっと人生を楽しみましょうよ。」

アカネ 「あ。ハシゴですよ。」
ナルホド「それはキャタツだよ。」
アカネ 「どこが違うんですか? カガク的に証明してください。」
ナルホド「か、カガク的‥‥」
アカネ 「もっとホンシツを見ましょうよ、成歩堂さん。」
ナルホド「(なぜだろう‥‥あまずっぱいキモチになってきた)」

ミツルギ「それで? なんの用かな。 イヤミで権力をハナにかけたイヤらしい検事の部屋に‥‥」
アカネ 「え! あ、いえッ!それは、このヒトが勝手に‥‥」
ナルホド「いやいや!ボクのせいにするなよ。」


アカネ 「ホラ。イヤミでハデで、まっ赤なクルマから、死体が見つかった‥‥」
ミツルギ「むう‥‥
     アレなら、私のクルマだが。‥‥それが、なにか?」

アカネ 「あ。チェスボードがありますよ!」
ナルホド「チェスはよくわからないけど‥‥追いつめられてるね。青いコマが。」
アカネ 「赤いナイトたちが、よってたかって青いポーンを取りかこんでいます。」
ナルホド「‥‥どういうこと?」
アカネ 「“ナイト”は“剣を持った騎士”“ポーン”は“歩兵”です。」
ナルホド「赤い“ ”が青い“ ”を追いつめている‥‥」
アカネ 「御 検事さん、チェス好きかあ。‥‥どうしました?成 堂さん。」
ナルホド「(気のせいだよな、きっと)」

ナルホド 「御剣のカンニン袋のひもが切れる音がきこえたぞ。」
アカネ 「ユルいですね。御剣さんのカンニン袋。」

アカネ 「ええと‥‥ 《賞与:2400円在中》
     あの。コレ‥‥ ゼロが何個か足りませんよね。」
ナルホド「こんなモンじゃないのかな。(あの刑事さんの場合‥‥)」
アカネ 「オトナになるのがイヤになってきました。」

ナルホド「・・・・じつは前から思ってたんだけど、
     “短気”はわかるんだけど
     ナンなんだろ、“ソン気”って?」

アカネ 「うわあ・・・・これ、ゼンブ事件のファイルですか!
      天井まで、ギッシリ詰まってます!ハシゴもついていますね。」
ナルホド「・・・・おかしいな。アイツ、地震がニガテなはずだから・・・・
      こんな危なっかしい本棚を使うとは思えないんだけど。」
アカネ 「だいじょうぶです!
      ものすごく大きなボルトで、カベにメリこむほど固定されています!
      すごいパワーだなあ。御剣検事さんがやったのかなあ。」
ナルホド(・・・・なぜだろう。イトノコ刑事のカオが浮かんだぞ・・・・)
     「でもさ。地震が起こったら、部屋中にファイルの雨が降るね。」
アカネ 「だいじょうぶです!
      ギュウギュウに詰まってますから、ちょっとやそっとじゃ抜けません!」
ナルホド「・・・・・・・・・・・・・・・・
      やっぱり、なんかおかしくない?それ。」

ミツルギ「‥‥よけいな感情をまじえる必要はない、成歩堂 龍一。」
ナルホド「‥‥!」
ミツルギ「まわりの者が何を言おうが、自分の進むべき道は、私が決める。
     外野にはしょせん、判決を変えることはできないのだ。」

ナルホド(看守がいる。検事局、警察局で殺人が起こって次はここじゃないかと震えている。)
アカネ 「適当にコメントしない!」

ナルホド(検事、警官と殺人罪で捕まって次は自分が入れられるんじゃないかと看守が震えている。)
アカネ 「適当にコメントしない!」

アカネ 「いいヒトですよね。御剣検事さん。こんなの、くれちゃって。
     あ!もしかして‥‥‥あたしのコト、好きなのかも!‥‥‥‥‥‥‥‥」
ナルホド「? どうしたの?」
アカネ 「な‥‥成歩堂さん‥早く!に、逃げて‥‥下さい
     はっくしょ!」
ナルホド「‥‥‥‥‥‥‥‥‥」
アカネ 「‥‥‥‥‥‥‥‥‥カオについた指紋、とってあげましょうか。」
ナルホド(‥‥洗って落ちるんだろうか、このコナ‥‥)

イトノコ「お。指紋を採取するコナッスね。」
アカネ 「御剣検事さんからもらったんですよ!」
イトノコ「ズルいッス!御剣検事、自分には小麦粉しか‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」
ナルホド「? どうしたんですか?」
イトノコ「あ、アンタ‥‥早く!に、逃げるッス
     はっくしょ!」
ナルホド「‥‥‥‥‥‥‥‥‥」
イトノコ「‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 自分なんて、ペンキぬりたてのベンチで昼寝したことがあるッス。」
ナルホド(気休めにならないな‥‥)

イトノコ「自分も買って来たッスよ、それ!これで今日から血痕をとりまくるッス!」
アカネ 「…見たことないボトルですね。」
ナルホド「《ノミトール》…ノミをとるシャンプーですね。」
イトノコ「あれ!とれないッスか?血痕は!」
アカネ 「どうでしょうね。《ルミノール》だし。あたしのは。」

ミツルギ「検察側の準備は…ふっ…」
サイバンカン 「ふっ…と言われましても。」

ミツルギ「しらじらしいな…証人。わかっているはずだ。…考えるまでもあるまい。」
ザイモン「フン……!残念ながら、ね。」
サイバンカン 「フン……!考えても、わかりません。」

キョウカ「そうでなきゃ、あの人間マシーンが何度もナイフを使うはずがない!」
ナルホド「待った!“人間”で“マシーン”…証人の発言はムジュンしているッ!」
ミツルギ「ふう…もう少し、マシなケチをお願いできないだろうか。」
アカネ 「…御剣検事のタメイキはシトラスの香り、と。」
ナルホド「ええと…“何度も”というのは、具体的に何回ですか?」
キョウカ「…キャベツの千切りといって、1000回切るわけじゃない…
     セイカクな回数になんのイミがあるのさッ!」
ナルホド(なんでこっちが怒られるんだよ…)
サイバンカン 「ま、とりあえず何回か刺したということにしておきましょう。」
ナルホド(なんでそんなテキトーなケツロンに落ち着くんだよ…)
アカネ 「思ったことは口にだして言いましょうよ、成歩堂さん!」

ミツルギ「なんなのだッ! あのうごめくベニヤ板はッ!」

ナルホド「さあ、どうでしょうか!この“痕跡”はッ!」
サイバンカン 「・・・・・・・・・・・・・・」
ザイモン「・・・・・・・・・・・・・・」
ミツルギ「モウシワケない、裁判長。こんなオトコなのだ。」
サイバンカン 「・・・・まあ、しかたないですな。今に始まったコトでなし。」
ミツルギ「ユルしてやってはもらえまいか。ワルいオトコではないのだ。」
ザイモン「オーライ。オレだって、血もナミダもないワケじゃないよ。」
ナルホド(御剣にベンゴされちまった。“ハズレ”ってことか・・・・)

ナルホド「いかがでしょうか、みなさん!」
ザイモン「どうやら・・・・わかったよ。あの保管庫を開けざるを得なかった“理由”・・・・が。」
ナルホド「な、なんですか?」
ザイモン「カウボーイ!あんたを丸めて、詰めこむためさ!」
ナルホド「え。」
ザイモン「一度、《申し送り》されてみたほうがいいと思うね、オレは。」
ミツルギ「ザンネンながら・・・・未解決の事件は保管庫に入れることはできない。」
ナルホド(《未解決》あつかいされてしまった・・・・)

ナルホド「異議あり! その証人は、明らかにムジュンしている!」
ミツルギ「‥‥『その証人』ではない。『楚の商人』だ」

ナルホド「おい! 御剣! 窓の外、コートをはためかせて、
     イトノコ刑事が落ちてくるぞ!」
ミツルギ「そんなことより、この子は私の足元で何をしているのだ?」
ナルホド(見もしない。)

アカネ 「ちなみにここから落ちた時、死亡する確率は‥‥‥‥
     出ました! 99.998パーセントです!」
ナルホド(0.002パーセントは助かるのか‥‥)

アカネ 「刑事さん・・・・あんまり、よくないですね。写真うつり。」
ナルホド「そんなコト言っちゃワルいと思うよ。本人に。」
アカネ 「だって、ホラ。目が半分、閉じちゃってますよ!」
ナルホド「そのかわり、クチが半分開いちゃってるね。」
アカネ 「うわ。シャツのボタン、1個ずつズレてますよ!」
ナルホド「このネクタイ、細いほうが前に来てるぞ。
      ・・・・・・・・・・・・
      “写真うつり”とはちょっとちがうみたいだね。」

アカネ 「・・・・ついに、来ちゃいましたね。
      こんなところを見つかったら、カクジツに・・・・」
ナルホド「クビ、だね。・・・・イトノコ刑事が。」
イトノコ「そのときは、よろしくたのむッスよ、アンタ。」
アカネ 「きゃああああああああああああっ!」
イトノコ「ほほおおおおおおおおおおおいっ!」
           (パンッ)
アカネ 「ご、ごめんなさい。死神かと思ったんです。」
イトノコ「死神に、いきなりビンタはどうかと思うッス。」
ナルホド「いいいい、イトノコ刑事ッ!なんですか急にッ!」
イトノコ「いいいい、いやそのッ!ヤッパリ自分もその。気になって。
      ・・・・来ちゃったッス。」
ナルホド「じゃ、じゃあ・・・・イミないじゃないですか!コレ!」
     ≪イトノコ刑事のID≫をポケットの中でニギりつぶした。
イトノコ「きゃー!そんなコトしちゃダメッス!」

アカネ 「これって・・・・手のアトですよね。」
イトノコ「それが! ウワサの≪約束手形≫というヤツッスか!
     銀行に持って行くと、おカネがうなるほど出てくるマホ-の札!」
アカネ 「ちがいます。」
イトノコ「そんな目で見ないでほしいッス、ウスウス分かっていたッス。」

ナルホド「じゃあ…その被害者の“性別”だけでも、お願いします!」
ガント 「えー。マイっちゃうな。じゃ、ヒントだけだよ。
     んーとね。じゃ。第1ヒント!“オンナ”じゃないほう、なんて。」
ナルホド「あ。わかった!…“オトコ”ですね!」
ガント 「かー。これだもん。かなわないな。ナルホドちゃん。」
サイバンカン 「ナニをノンキなムードになってるんですか、弁護人ッ!」
ナルホド「す、スミマセン…(ぼくが怒られるのかよ)」

ナルホド「これこそが、死者からのメッセージですッ!」
サイバンカン 「これは・・・・先ほどの《タイホくん》ですね?」
トモエ 「カレがハンニンの名を語る、ということかしら?」
ミツルギ「・・・・そのカイブツに、コトバがあるものなら、な。」
ナルホド(・・・・みんな、コレがツボに見えなくなっているみたいだな)

ナルホド「‥‥わかりました。もう一度、やってみましょう」
ミツルギ「その人差し指をつきつけるたび、だれかがキズついている‥‥それを忘れないコトだ」
アカネ 「人差し指をつきつけられて言われちゃいましたね。」

ナルホド「いかがですか!こんなのが書けました!」
サイバンカン 「…ダメな生徒を持った、お習字教室の先生の気分です。」
ミツルギ「《もうしません》と100回書くことをオススメしよう。」
ナルホド(苦手なんだよな、漢字)

サイバンカン 「なななななななななななななななry」
ミツルギ「“な”が1つ多いようだ、裁判長」

イトノコ「なななななななななななななry」
ナルホド「“な”が1つ少ないようですよ」

イトノコ「ななななななななななななななななry」
ナルホド「“な”が2つほど多いですよ」

サイバンカン 「なななけたry」
ナルホド「‥‥“な”が1つ多いですよ、裁判長」

サイバンカン 「し、しかし!先ほど証人は断言しましたぞ!
     “カケラは、1つ残らず集めて血を拭き取った”と!」
ナルホド「だからこそ…1つの答えが見えてくる。つまり…あの晩!
     最初に現場を発見したのは、宝月 巴さんではなかった!そう、巌徒局長だったのです!」
サイバンカン 「しかし!被告人がカケラを見落としたと」
ナルホド「異議あり!このカケラは、ひとつひとつがかなり大きい。
     見落とすなど、考えれません!」
サイバンカン 「ですが!私など、その。口に入れた入れ歯を探して、一日中捜し回ったことも」
ミツルギ「異議あり!お忘れだろうか、裁判長。
     この証人が、現場に行ったとき。ツボは、すでに割れていた。」
サイバンカン 「あ…」
ミツルギ「割れたツボに、名前を書き残せるわけがない。…つまり!
     証人よりも先に、現場を“発見”した人物がいるのだ!」
サイバンカン 「ですが!巌徒局長はあの日、逃走した青影をおっていました!
     先に現場を発見しても、不自然だとはいい切れな」
ナルホド「異議あり!それならば、なぜ!2年間も黙っていたのですか!」
サイバンカン 「そ、それはその」
ナルホド「さあ!どうですか、裁判長!」
サイバンカン 「う………もうしまっせえええええええええええん!」

ガント 「ノコちゃんにも、キビシイペナルティが与えられるハズだよ。」
ナルホド(これ以上、ナニが起こるんだ! イトノコ刑事の給料に‥‥)

ナルホド(‥‥ついに、過去への旅が始まる‥‥)
     旅の終着点は・・・・きっと。今回の事件の“真相”だ!

ナルホド「・・・おそらく、このへんだと思われます!」
サイバンカン 「・・・どうも、ハッキリわかりませんが。」
ナルホド「それは、絵がヘタなせいです!」
ミツルギ「・・・・・・・・・」
サイバンカン 「・・・・・・・・・」
アカネ 「・・・・・・・・・ヒドい。」
ミツルギ「少女を泣かせたツミは、死をもって、つぐなってもらおう。」

ナルホド「この少女が、いっしょうけんめいマゴコロをこめて描いた“絵”‥‥
     あなたは、あくまでも否定するのですかッ!」

ナルホド「バカなことを言わないでください!そんなこと、するわけが・・・・」
ガント「まあ、言われてみれば・・・・そんなドキョウ、ないかぁ。ナルホドちゃんには」
ナルホド「そ、そんなコトありません!
     ボクもムカシはこう見えて、フダつきのワルで・・・・」
サイバンカン「な、ナニを言い出すのですかこんなところで!」

ザイモン「しもん・・・・?聞いたことねえぜ。」
ナルホド(ねえぜ、っときたか・・・・。)

ナルホド「ベ、ベツのモノ・・・・?」
ザイモン「・・・・たとえるならば、そう。
     オモチャ“つき”お子様ランチと、オモチャ“入り”お子様ランチ・・・・
     それぐらい、ちがうのさ。」
サイバンカン「たしかに・・・・似たようでいて、まったくイミがちがいます!」
ナルホド(それにしても、テキトーなたとえバナシだな・・・・)

サイバンカン「証人、オーレ!」
ナルホド(闘牛士じゃないか、ソレ・・・・)