特別法廷2010

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#contents **特別法廷2010 Pictures ttp://forums.court-records.net/trial-minutes/gyakuten-kenji-t19815-440.html#p1114138 &color(blue){ひょうたん湖公園ステージ。} &color(blue){ステージ上中央に裁判長、その左に糸鋸刑事と美雲。ステージ前に大勢の観客。} -サイバンチョ 東京ゲームショウにご来場の みなさん、こんにちは。 みなさんもご存じの通り、なんと 逆転検事2の発売が決定しました。 &color(blue){(紙吹雪)} -サイバンチョ どうやら、ゲームの中身も前作から “進化”しているようですぞ。 今日は“進化”した逆転検事2の 発売決定を記念して‥‥ “シリーズ史上最強”のライバルを決める オーディションを行いたいと思います。 #ref(01.jpg) &color(blue){(観客ざわざわ)} &color(blue){(木槌)} -サイバンチョ 静粛に! 静粛に! -ミクモ シリーズ史上最強だって! ワクワクするね! ノコちゃん! -イトノコ 自分は、新ライバルが出るたびに いつも胃がキリキリするッス。 -サイバンチョ えー。おふたりには、 審査員として参加していただきます。 オーディションでは、 “ルール”が大事ですからな。 ルールのしおりを読んで、 “公平な審査”をお願いします。 -イトノコ えーと‥‥“公平な審査”、“時間 通りに進行”、“裁判長に逆らわない” -ミクモ “ルールは厳守”、“ルールさえ守れば あとは何をしてもOK” “実際のゲームとは異なるので、 深く考えてはいけない”‥‥ -イトノコ ‥‥うぅ。細かすぎて、 見るのがいやになったッス。 -サイバンチョ そういえば、御剣検事は どうされたのですかな? -イトノコ 今朝は執務室に1人で こもっていたみたいッスけど。 -サイバンチョ 遅刻とは‥‥困っちゃいますな。 まあ、主人公がいないからといって、 予定は変更できません。 &color(blue){(木槌)} -サイバンチョ さっそく、新ライバル候補のみなさんに 登場していただきましょう。 まずは‥‥ エリート国際捜査官・狼士龍! -ロウ 狼子、曰く! “史上最強とは 狼一族のことなり”‥‥ 逆転検事のライバルといえば、 オレに決まってるだろ? &color(blue){(木槌)} -サイバンチョ 次のライバル候補は‥‥ カンペキを求める検事、狩魔冥! &color(blue){(カメラが移動するが、誰もいない)} -イトノコ あ‥‥あれ? 狩魔検事がいないッスよ? -サイバンチョ あ。うっかりしておりました。 狩魔検事は私にムチをふるったので、 失格とさせていただきました。 -イトノコ えええええええええええええええ! か、狩魔検事が、失格ッスか! -サイバンチョ “裁判長に逆らわない” 彼女はルールを破ったのです。 ほっほっほ。今日の私は ひと味ちがいますぞ。 “進化”したのは、 私も同じですからな。 -イトノコ た、たしかに‥‥いつもの 裁判長より、強そうッス! &color(blue){(観客ざわざわ)} &color(blue){(木槌)} -サイバンチョ 気を取り直して。 次のライバル候補の登場です! &color(blue){(木槌)} &color(blue){(デビュー時の派手な服を着た御剣が登場)} -イトノコ な‥‥ -ロウ あ‥‥あんた! -イトノコ み、御剣検事が! 主人公が! 新ライバル候補ッスか? -サイバンチョ ふむ‥‥新ライバル候補が、 まさか御剣検事とは‥‥ いきなり“逆転”して しまいましたな。 -ミツルギ 被告人を、すべて有罪にする‥‥ それが私のルールだ。 ム‥‥? 被告人はどこにいるのだ、 イトノコギリ刑事。 #ref(02.jpg) -イトノコ そ、そのなつかしいセリフは‥‥ まさか! 御剣検事‥‥“記憶喪失” なんじゃないッスか? #ref(03.jpg) -ミクモ えええええええええええ! &color(blue){(狼、御剣の後ろに立つ)} -ロウ ! あ、あんた‥‥すごくデカい “タンコブ”ができてるぜ。 &color(blue){(美雲、御剣の後ろに立つ)} -ミクモ このタンコブが原因で、記憶喪失に なっちゃったんでしょうか? -ミツルギ ダレだキミたちは! 勝手に タンコブを見ないでいただこう! -イトノコ なんだか‥‥初めて出会った頃の フンイキに似てるッス。 ‥‥見た目は老けてるッスけど。 -サイバンチョ どうやら、ここ数年の記憶が なくなっているみたいですな。 -イトノコ ゲームが“進化”してるのに、 主人公がムカシに戻っちまったッス! -ミクモ それじゃあ、 “退化”してるじゃないですか! &color(blue){(木槌)} -サイバンチョ どうやら、御剣検事の記憶は 混乱しているようですが‥‥ そろそろ時間ですので、 オーディションを再開しましょう。 -ミクモ でも! ミツルギさんは、 主人公なんですよ? -サイバンチョ 新ライバル候補として現れた以上、 責任は取ってもらいます。 -ミクモ そ、そんなあ‥‥ -ロウ まあ、こうなっちまったら 腹くくろうぜ‥‥検事さん。 オレとアンタ、どっちが ライバルとしてふさわしいかをな! #ref(04.jpg) -ミツルギ ダレだか知らないが‥‥いいだろう。 (‥‥挑まれたら、  “たたきつぶせ”!) &color(blue){(狩魔豪を回想する御剣)} -ミツルギ (私は‥‥  そう師匠に教えられた) &color(blue){(木槌)} -サイバンチョ 御剣検事とロウ捜査官。 どちらがライバルにふさわしいか、 勝負していただきましょう! &color(blue){(いつもの「尋問開始」で二者の目線が合わさるカット、だが表示された文字は「投票開始」)} &color(blue){(御剣とロウにそれぞれ縦のメーターが表示される。下図参照。表示されたとたんにロウの得票数がぐんぐん伸び始めた)} &color(blue){メーターはこんな感じだった。} &color(blue){これはメーターの図であって背景はキャラとかが表示されている。} #ref(gameshow.gif) &color(blue){黒いところが下から順に明るく光って得票数を示していた。} &color(blue){名前の下の丸い部分はそれぞれのキャラのマークになっているのだが} &color(blue){御剣は襟の三枚ヒラヒラのマークで、ロウは服の竜のマークだった。} &color(blue){図がへたくそですんません。} &color(blue){実際はもっとかっこいいフルカラーのメーターだった。} &color(blue){色はキャラに合わせてあり御剣は赤でロウは金色。} -ミツルギ 異議あり! なんなのだ! このミョウなメーターは! -サイバンチョ それは観客のみなさんからの 人気をはかるメーターです。 法廷では証拠がすべてですが、 オーディションでは得点がすべて。 さあ! 観客のみなさん、 投票を始めてください。 &color(blue){(ロウのメーターがぐんぐん上がっていく)} -ミクモ あらら。ロウさんの方が 人気みたいですねー。 -ロウ ハッ! 観客のほうが よく分かってるじゃねえか。 -ミツルギ (くっ‥‥シロウトどもが!  この私が負けるだと‥‥?) 待った! -ミツルギ さ‥‥裁判長! どうしてあなたが! -サイバンチョ 疑問が残るあいだは、 判決をくだすことはできません。 どうやら‥‥このオーディションで 不正が行われたようですな。 -ミツルギ 不正だと‥‥? -サイバンチョ ロウ捜査官。観客のみなさんに 見覚えはないですかな? -ロウ 観客‥‥? ! ま、まさか‥‥アイツら! -ミクモ か、観客のほとんどが ロウさんの部下じゃないですか! -イトノコ 組織票で人気を得るなんて、 ヒキョウッスよ! &color(blue){(木槌)} -サイバンチョ 残念ですが‥‥一度でも 不正を行えば失格となります。 -ロウ ちょっと待ってく &color(blue){(セリフ途中で木槌)} &color(blue){(裁判長、裁判の最後に出る「無罪」の演出に合わせて「退場」と表示)} -ロウ ア‥‥アオオオオオオオオンッ! &color(blue){(狼、フェードアウト)} &color(blue){(黒服のひとりが壇上に上がる。次のクロフクセリフは声優の声なし、ポポポ音)} -クロフク 師父は何も知りません! 我らが勝手にやったことです! -サイバンチョ モチロン、部下のみなさんにも 退場していただきます。 オーディションでは、 “公平な審査”が大事ですからな。 &color(blue){(木槌)} -サイバンチョ みなさん。よろしいですかな? ロウ捜査官が失格となったので、 オーディションも終了となります。 -ミクモ 候補が1人になっちゃったら、 そりゃ延期ですよね‥‥。 -サイバンチョ いいえ。延期ではありません。 新ライバルは“御剣検事”に 決定ということです! -ミクモ ええええええええッ! だって、主人公なのに! -ミツルギ フッ‥‥“最強のライバル”か。 ‥‥‥‥悪くない。 -イトノコ ほ、本人が1番乗り気ッス! &color(blue){(木槌)} -サイバンチョ 逆転検事2のライバルは、 “御剣 怜侍”に決 &color(blue){(セリフ途中で割り込み)} 異議あり! -サイバンチョ だ、だれですかな‥‥? -??? クックックッ。 まだまだアマいな‥‥御剣。 -ミツルギ せ‥‥先生! -イトノコ か、狩魔 豪‥‥検事! なんで、ここにいるッスか! -カルマ フン。このしおりに 書いてあるであろう! “ルールは厳守”、“ルールさえ守れば あとは何をしてもOK” “実際のゲームとは異なるので、 深く考えてはいけない”‥‥とな。 -イトノコ な、なんッスとおおおおおッ! -ミクモ うう‥‥この検事さん、 顔も、言ってることも怖いよ! -カルマ 御剣。今までのライバルたちを 思い返してみるがいい。 ワガハイこそが、カンペキで 最強のライバルだと言えるだろう! #ref(05.jpg) -ミツルギ (くッ! たしかに先生はカンペキだ。  私など、足下にもおよばない!) &color(blue){(豪にもメーター出現。ちなみに豪のマークもヒラヒラである)} -カルマ 人気をはかるメーターなど、 ワガハイにかかればこの通りよ。 &color(blue){(指シャキーン! の音と共にぐんぐん伸びるメーター)} -ミツルギ ! -カルマ 証言や証拠がなければ、作ればよい。 情報の操作などたやすいものよ! 被告人の有罪も、新ライバルも すべてワガハイが決めるのだ。 &color(blue){(木槌)} -サイバンチョ 狩魔検事。 私の前で不正は許しませんぞ。 ルール違反です。 退場していただきましょう。 -カルマ な‥‥裁判長! ワガハイが &color(blue){(セリフ途中で木槌)} &color(blue){(裁判長、裁判の最後に出る「無罪」の演出に合わせて「退場」と表示)} -カルマ キサマ! まだハナシは終 &color(blue){(セリフ途中で木槌)} &color(blue){(豪、フェードアウト)} -ミツルギ せ、先生が‥‥カンペキで無敗の 狩魔検事が、裁判長に負けるとは! (いや‥‥カンペキだった私にも  クツジョクを受けた記憶がある) (それも何度も、同じ相手に!  あれは誰だ‥‥?) (くっ! アタマがイタい‥‥  何かを思い出しそうだ‥‥) &color(blue){(成歩堂のシルエットが浮かぶ)} -ミツルギ (そうだ‥‥青い‥‥  青い服を着ていた‥‥!) #ref(06.jpg) &color(blue){(シルエットが青い服を着る)} -ミツルギ (青い服の‥‥‥‥警備員!) &color(blue){(かつて、特別法廷に登場したオバチャンのシーンがセピアカラーで再生)} -ミツルギ うおおおおおおおおおおッ! -ミクモ ミツルギさん! しっかりしてください! -ミツルギ ‥‥ム。ミクモくんか。 おどろかせてすまない。 -ミクモ ! ミツルギさん! 記憶が戻ったんですか? -ミツルギ うム。先生‥‥いや、 狩魔検事の姿を見て思い出したのだ。 -イトノコ まあ。なんにせよ 記憶が戻ってよかったッス。 さ。さ。そのハデな服を 着替えるッス! -ミツルギ ! な‥‥ずっとこの服を 着ていたというのか! (年甲斐もなく‥‥  なんという不覚!) &color(blue){(ブラックアウト。御剣がいつもの服に戻る)} -ミクモ いやー。やっといつもの ミツルギさんが戻ってきましたね。 なんで記憶を 失ったりしたんですか? -ミツルギ むう‥‥よくは覚えていないが。 今朝は執務室のソファで くつろいでいたのだが‥‥ その時、ダレかが執務室を 訪ねてきたのだ。 その人物と話している最中に ‥‥アタマに衝撃が走った。 -ミクモ ダレかに殴られたんでしょうか? -ミツルギ 執務室の額縁が落ちていたから、 アタマにぶつけたのだろうな。 (なぜかあの時、木槌の音を  聞いた気がするのだが‥‥) &color(blue){(木槌)} -サイバンチョ 御剣検事。雑談の時間は 終わりにしましょう。 そろそろ、オーディションの 終了時間になりますからな。 -ミツルギ 待った! 1人で主人公とライバルの 二役をやるなど、不可能だ! -イトノコ そうッス! ボケとツッコミを 両方自分でやるようなもんッスよ! -ミツルギ (主人公とライバルは、  そんなイメージなのか‥‥?) -サイバンチョ 異議は認められません。 御剣検事。一人二役でも 良いではないですか。 1人で両方やれば、有罪無罪も 自由自在ですぞ。 -ミツルギ (自由自在に判決を操る‥‥  まるで、彼の考えと同じだな) &color(blue){(回想)} -カルマ 被告人の有罪も、新ライバルも すべてワガハイが決めるのだ。 &color(blue){(回想終わり)} -サイバンチョ これこそ、最強のライバルでは ないですか? -ミツルギ 異議あり! -サイバンチョ 往生際が悪いですぞ。 まだ何かあるのですかな? -ミツルギ フッ‥‥公平性を重んじるなら、 説明が足りないのではないだろうか。 -サイバンチョ はて。 何のことでしょうか。 -ミツルギ あなたは、このオーディションで やけにルールにこだわっていた。 ルール違反をすれば即退場など いつもの温厚なあなたらしくない。 それに、有罪無罪を操るのが 最強のライバルだと言うのならば、 裁判官であるあなたが 一番ふさわしいではないかッ! -ミクモ ええっ! ま、まさか、それって‥‥ -ミツルギ 裁判長! あなたが本当の新ライバルなのだろう! -イトノコ ええええええええッ! -ミクモ さ、裁判長さんが、新ライバル! -ミツルギ さあ! 答えてもらおうかッ! -サイバンチョ フッフッフッ‥‥ すばらしい推理ですな、御剣検事。 さすが、このゲームの主人公です。 -ミツルギ では、やはりあなたが‥‥ -サイバンチョ 私の口から説明する前に、 まずは、開発者のみなさんに お聞きしましょう。 [TGS2010][09.18]逆転検事2 TGS特別法廷2010 ダイジェスト映像 http://www.youtube.com/watch?v=RTfIETdQhVg &color(blue){(スクリーンに水鏡秤が映し出される)} -サイバンチョ 水鏡 秤さん‥‥公平公正を モットーとしている裁判官。 彼女こそが、逆転検事2の 新ライバルです。 #ref(07.jpg) -ミクモ なぜ新ライバルが決まっているのに オーディションを行ったんですか? -サイバンチョ 「他にふさわしい人がいないか、  平等に確かめたい。」 そう願った彼女は、あえて オーディションを開催したのです。 -ミツルギ このオーディションは、 彼女自身が主催していたのか‥‥。 -サイバンチョ そういえば‥‥ 彼女は今朝、御剣検事のもとに アイサツに向かわれたはずですが。 -ミツルギ 私のもとに? まさか‥‥ (今朝、執務室を訪れた人物‥‥!) #ref(08.jpg) &color(blue){(回想。御剣の執務室。御剣の前に立つ水鏡秤)} -ミツルギ 新ライバルに立候補だと‥‥? そのようなアレは、困る。 私は主人公なのだ。今さら、 ライバルに戻ることなどできない。 &color(blue){(水鏡秤、木槌を振り上げ、床を叩く。ブラックアウト。)} #ref(10.jpg) -ミツルギ ‥‥ キミは、ダレだ‥‥? #ref(09.jpg) &color(blue){(回想終わり)} -ミツルギ (額縁が落ちたのは、  彼女のせいだったのか!) &color(blue){(水鏡の木槌。彼女現れる)} -ミクモ うわあ。きれいな人ですねー。 -イトノコ な、なんだか、ココロが洗われるッス! -サイバンチョ 私も、この笑顔を見ると、なんでも 手伝ってしまいたくなりますぞ。 -ミツルギ 異議あり! ミカガミ裁判官! そんな笑顔で ダマされる私ではない! &color(blue){(水鏡の木槌。笑顔で背景に「無罪」の文字を出現させる)} -ミツルギ ぐうッ! 有罪無罪を操るとは‥‥! -イトノコ 確かに、検事にとっては、最強の ライバルかもしれないッスねー。 #ref(http://www.capcom.co.jp/gyakutenkenji/2/blog/img_article/009.jpg) -サイバンチョ しかし、今回のことは 木槌によるアクシデント‥‥。 御剣検事と戦いたかっただけの 彼女にツミはないと言っていいでしょう。 -イトノコ 正々堂々戦うために、直接頼みに 行くなんて見上げたもんッス! #ref(11.jpg) -ミクモ しかも、記憶喪失のミツルギさんを ここまで連れてきてくれたんですよね! -ミツルギ (いつの間にか、みんな彼女の  味方になってしまっている!) &color(blue){(水鏡のメーター出現、限界まで上がって爆発!)} -サイバンチョ おやおや。 2人の人気の差はあきらかですな。 -ミツルギ (バカな‥‥! 主人公として、  ここで負けるわけにはいかない!) ミカガミ裁判官! いまこそ、 正々堂々と戦おうではないか! &color(blue){(木槌)} -サイバンチョ 残念ながら、そろそろ オーディションの終了時間のようです。 -ミツルギ 待った! まだ戦いは終わっていない! そうだろう、ミカガミ裁判官! &color(blue){(水鏡の木槌)} -サイバンチョ 彼女は時間にも厳しい方なのです。 勝負はゲーム本編に持ち越しですな。 -ミツルギ くッ! いたしかたあるまい。 決着は、本編でつけるとしよう。 しかし‥‥逆転検事は、 《法廷》ではなく《現場》が舞台。 そう簡単に判決が下せるとは 思わないことだ。 #ref(12.jpg) -サイバンチョ それでは本日のオーディションは これにて終了といたします。 ミカガミ裁判官。 最後のシメをお願いしますぞ。 &color(blue){(水鏡の木槌でシメ)} **ブース前映像 -イトノコ その時、自分は叫んだッス! “御剣検事! 自分が来たからには、  もう安心ッス!” “自分が必ず解決するッス!” -ミクモ へえ! ノコちゃん、カッコイイ! -ミツルギ 待った! 人の執務室で何をしているのだ? -ミクモ えへへ、“逆転検事”のハナシを していたんですよ。 この大ドロボウのヒミツ兵器、 “ぬすみちゃん”で再現しながら! -イトノコ 当時の状況も自分が伝えて、 再現してもらったッス! -ミツルギ ほう‥‥道理で。 キミの行動がキオクと違うわけだ。 ミクモくん。本当の情報を伝えよう。 真実のみを再現してくれたまえ。 -ミクモ 了解です! それじゃ、 “逆転検事”を再現しますよ! &color(blue){(第1話ダイジェスト映像)} -イトノコ この執務室で死体を発見するなんて、 思わなかったッスね。 -ミツルギ うム。思わずココロの中で、 “異議あり!”と叫んでいた。 まあ、声に出す前に、 不覚にも背後をとられてしまったが。 -ミクモ 内心は焦っていたんですね。 -ミツルギ うっ‥‥ ‥‥そろそろ、 次の再現を見ようではないか。 -ミクモ いいですよ。 次は、飛行機で起こった事件を 再現します! &color(blue){(第2話ダイジェスト映像)} -ミツルギ 散々な目にあった事件だったな。 -イトノコ 自分はムチウチになりかけたッス。 ‥‥狩魔検事のムチウチのせいで。 -ミクモ 私も、一緒に捜査したかったです! -ミツルギ フッ‥‥キミは次の事件で、 じゅうぶん活躍したではないか。 -ミクモ あ、そうでした! いよいよ私の活躍が見られますよ!   &color(blue){(第3話ダイジェスト映像)} -ミクモ 大ドロボウ一条 美雲、 ミツルギさんを華麗に救出! この事件をヒトコトで説明すると、 こんな感じでしょうか? -ミツルギ 異議あり! 事件はそんなに単純ではない。 -イトノコ 警察のマスコット“タイホくん”が、 御剣検事をジゴクへ送迎! ‥‥こっちのほうが正しいッスかね? -ミツルギ ‥‥まあ、おおむね間違ってはいないが。 バンドーランドでは、 あのロウ捜査官にも出会ったな。 &color(blue){(第4話ダイジェスト映像)} -ミツルギ 彼と私の考えはちがうが、 真実を追い求める姿勢にちがいはない。 あの事件を終えて、 そうハッキリと感じた。 &color(blue){(第5話ダイジェスト映像)} -ミツルギ うム‥‥たまには昔の事件を 振り返るのも、悪くはないな。 -ミクモ ミツルギさん、トシの割には 忘れっぽいですものね。 -ミツルギ 人を年寄り扱いしないでくれたまえ! -ミクモ そういえば、ノコちゃんに 聞いていた内容と全然違ったよ? -イトノコ え? えーと‥‥ 自分の活躍は、逆転検事2で 見られるッスよ! -ミツルギ 異議あり! 刑事。私の前で証拠もなく そのような発言をするとは‥‥ -イトノコ 異議ありッス! 異議をとなえるのは、逆転検事2を 遊んでからにして欲しいッス。 -ミクモ お! ノコちゃんも言うねえ。 私も楽しみだな、逆転検事2! -ミツルギ フッ‥‥ ならば、この目で確かめるとしよう。 私たちの、更なる活躍をな! &color(blue){(逆転検事2TGSプロモ)} &color(blue){(以下ループ)}
#contents **特別法廷2010 Pictures ttp://forums.court-records.net/trial-minutes/gyakuten-kenji-t19815-440.html#p1114138 &color(blue){ひょうたん湖公園ステージ。} &color(blue){ステージ上中央に裁判長、その左に糸鋸刑事と美雲。ステージ前に大勢の観客。} -サイバンチョ 東京ゲームショウにご来場の みなさん、こんにちは。 みなさんもご存じの通り、なんと 逆転検事2の発売が決定しました。 &color(blue){(紙吹雪)} -サイバンチョ どうやら、ゲームの中身も前作から “進化”しているようですぞ。 今日は“進化”した逆転検事2の 発売決定を記念して‥‥ “シリーズ史上最強”のライバルを決める オーディションを行いたいと思います。 #ref(01.jpg) &color(blue){(観客ざわざわ)} &color(blue){(木槌)} -サイバンチョ 静粛に! 静粛に! -ミクモ シリーズ史上最強だって! ワクワクするね! ノコちゃん! -イトノコ 自分は、新ライバルが出るたびに いつも胃がキリキリするッス。 -サイバンチョ えー。おふたりには、 審査員として参加していただきます。 オーディションでは、 “ルール”が大事ですからな。 ルールのしおりを読んで、 “公平な審査”をお願いします。 -イトノコ えーと‥‥“公平な審査”、“時間 通りに進行”、“裁判長に逆らわない” -ミクモ “ルールは厳守”、“ルールさえ守れば あとは何をしてもOK” “実際のゲームとは異なるので、 深く考えてはいけない”‥‥ -イトノコ ‥‥うぅ。細かすぎて、 見るのがいやになったッス。 -サイバンチョ そういえば、御剣検事は どうされたのですかな? -イトノコ 今朝は執務室に1人で こもっていたみたいッスけど。 -サイバンチョ 遅刻とは‥‥困っちゃいますな。 まあ、主人公がいないからといって、 予定は変更できません。 &color(blue){(木槌)} -サイバンチョ さっそく、新ライバル候補のみなさんに 登場していただきましょう。 まずは‥‥ エリート国際捜査官・狼士龍! -ロウ 狼子、曰く! “史上最強とは 狼一族のことなり”‥‥ 逆転検事のライバルといえば、 オレに決まってるだろ? &color(blue){(木槌)} -サイバンチョ 次のライバル候補は‥‥ カンペキを求める検事、狩魔冥! &color(blue){(カメラが移動するが、誰もいない)} -イトノコ あ‥‥あれ? 狩魔検事がいないッスよ? -サイバンチョ あ。うっかりしておりました。 狩魔検事は私にムチをふるったので、 失格とさせていただきました。 -イトノコ えええええええええええええええ! か、狩魔検事が、失格ッスか! -サイバンチョ “裁判長に逆らわない” 彼女はルールを破ったのです。 ほっほっほ。今日の私は ひと味ちがいますぞ。 “進化”したのは、 私も同じですからな。 -イトノコ た、たしかに‥‥いつもの 裁判長より、強そうッス! &color(blue){(観客ざわざわ)} &color(blue){(木槌)} -サイバンチョ 気を取り直して。 次のライバル候補の登場です! &color(blue){(木槌)} &color(blue){(デビュー時の派手な服を着た御剣が登場)} -イトノコ な‥‥ -ロウ あ‥‥あんた! -イトノコ み、御剣検事が! 主人公が! 新ライバル候補ッスか? -サイバンチョ ふむ‥‥新ライバル候補が、 まさか御剣検事とは‥‥ いきなり“逆転”して しまいましたな。 -ミツルギ 被告人を、すべて有罪にする‥‥ それが私のルールだ。 ム‥‥? 被告人はどこにいるのだ、 イトノコギリ刑事。 #ref(02.jpg) -イトノコ そ、そのなつかしいセリフは‥‥ まさか! 御剣検事‥‥“記憶喪失” なんじゃないッスか? #ref(03.jpg) -ミクモ えええええええええええ! &color(blue){(狼、御剣の後ろに立つ)} -ロウ ! あ、あんた‥‥すごくデカい “タンコブ”ができてるぜ。 &color(blue){(美雲、御剣の後ろに立つ)} -ミクモ このタンコブが原因で、記憶喪失に なっちゃったんでしょうか? -ミツルギ ダレだキミたちは! 勝手に タンコブを見ないでいただこう! -イトノコ なんだか‥‥初めて出会った頃の フンイキに似てるッス。 ‥‥見た目は老けてるッスけど。 -サイバンチョ どうやら、ここ数年の記憶が なくなっているみたいですな。 -イトノコ ゲームが“進化”してるのに、 主人公がムカシに戻っちまったッス! -ミクモ それじゃあ、 “退化”してるじゃないですか! &color(blue){(木槌)} -サイバンチョ どうやら、御剣検事の記憶は 混乱しているようですが‥‥ そろそろ時間ですので、 オーディションを再開しましょう。 -ミクモ でも! ミツルギさんは、 主人公なんですよ? -サイバンチョ 新ライバル候補として現れた以上、 責任は取ってもらいます。 -ミクモ そ、そんなあ‥‥ -ロウ まあ、こうなっちまったら 腹くくろうぜ‥‥検事さん。 オレとアンタ、どっちが ライバルとしてふさわしいかをな! #ref(04.jpg) -ミツルギ ダレだか知らないが‥‥いいだろう。 (‥‥挑まれたら、  “たたきつぶせ”!) &color(blue){(狩魔豪を回想する御剣)} -ミツルギ (私は‥‥  そう師匠に教えられた) &color(blue){(木槌)} -サイバンチョ 御剣検事とロウ捜査官。 どちらがライバルにふさわしいか、 勝負していただきましょう! &color(blue){(いつもの「尋問開始」で二者の目線が合わさるカット、だが表示された文字は「投票開始」)} &color(blue){(御剣とロウにそれぞれ縦のメーターが表示される。下図参照。表示されたとたんにロウの得票数がぐんぐん伸び始めた)} &color(blue){メーターはこんな感じだった。} &color(blue){これはメーターの図であって背景はキャラとかが表示されている。} #ref(gameshow.gif) &color(blue){黒いところが下から順に明るく光って得票数を示していた。} &color(blue){名前の下の丸い部分はそれぞれのキャラのマークになっているのだが} &color(blue){御剣は襟の三枚ヒラヒラのマークで、ロウは服の竜のマークだった。} &color(blue){図がへたくそですんません。} &color(blue){実際はもっとかっこいいフルカラーのメーターだった。} &color(blue){色はキャラに合わせてあり御剣は赤でロウは金色。} -ミツルギ 異議あり! なんなのだ! このミョウなメーターは! -サイバンチョ それは観客のみなさんからの 人気をはかるメーターです。 法廷では証拠がすべてですが、 オーディションでは得点がすべて。 さあ! 観客のみなさん、 投票を始めてください。 &color(blue){(ロウのメーターがぐんぐん上がっていく)} -ミクモ あらら。ロウさんの方が 人気みたいですねー。 -ロウ ハッ! 観客のほうが よく分かってるじゃねえか。 -ミツルギ (くっ‥‥シロウトどもが!  この私が負けるだと‥‥?) 待った! -ミツルギ さ‥‥裁判長! どうしてあなたが! -サイバンチョ 疑問が残るあいだは、 判決をくだすことはできません。 どうやら‥‥このオーディションで 不正が行われたようですな。 -ミツルギ 不正だと‥‥? -サイバンチョ ロウ捜査官。観客のみなさんに 見覚えはないですかな? -ロウ 観客‥‥? ! ま、まさか‥‥アイツら! -ミクモ か、観客のほとんどが ロウさんの部下じゃないですか! -イトノコ 組織票で人気を得るなんて、 ヒキョウッスよ! &color(blue){(木槌)} -サイバンチョ 残念ですが‥‥一度でも 不正を行えば失格となります。 -ロウ ちょっと待ってく &color(blue){(セリフ途中で木槌)} &color(blue){(裁判長、裁判の最後に出る「無罪」の演出に合わせて「退場」と表示)} -ロウ ア‥‥アオオオオオオオオンッ! &color(blue){(狼、フェードアウト)} &color(blue){(黒服のひとりが壇上に上がる。次のクロフクセリフは声優の声なし、ポポポ音)} -クロフク 師父は何も知りません! 我らが勝手にやったことです! -サイバンチョ モチロン、部下のみなさんにも 退場していただきます。 オーディションでは、 “公平な審査”が大事ですからな。 &color(blue){(木槌)} -サイバンチョ みなさん。よろしいですかな? ロウ捜査官が失格となったので、 オーディションも終了となります。 -ミクモ 候補が1人になっちゃったら、 そりゃ延期ですよね‥‥。 -サイバンチョ いいえ。延期ではありません。 新ライバルは“御剣検事”に 決定ということです! -ミクモ ええええええええッ! だって、主人公なのに! -ミツルギ フッ‥‥“最強のライバル”か。 ‥‥‥‥悪くない。 -イトノコ ほ、本人が1番乗り気ッス! &color(blue){(木槌)} -サイバンチョ 逆転検事2のライバルは、 “御剣 怜侍”に決 &color(blue){(セリフ途中で割り込み)} 異議あり! -サイバンチョ だ、だれですかな‥‥? -??? クックックッ。 まだまだアマいな‥‥御剣。 -ミツルギ せ‥‥先生! -イトノコ か、狩魔 豪‥‥検事! なんで、ここにいるッスか! -カルマ フン。このしおりに 書いてあるであろう! “ルールは厳守”、“ルールさえ守れば あとは何をしてもOK” “実際のゲームとは異なるので、 深く考えてはいけない”‥‥とな。 -イトノコ な、なんッスとおおおおおッ! -ミクモ うう‥‥この検事さん、 顔も、言ってることも怖いよ! -カルマ 御剣。今までのライバルたちを 思い返してみるがいい。 ワガハイこそが、カンペキで 最強のライバルだと言えるだろう! #ref(05.jpg) -ミツルギ (くッ! たしかに先生はカンペキだ。  私など、足下にもおよばない!) &color(blue){(豪にもメーター出現。ちなみに豪のマークもヒラヒラである)} -カルマ 人気をはかるメーターなど、 ワガハイにかかればこの通りよ。 &color(blue){(指シャキーン! の音と共にぐんぐん伸びるメーター)} -ミツルギ ! -カルマ 証言や証拠がなければ、作ればよい。 情報の操作などたやすいものよ! 被告人の有罪も、新ライバルも すべてワガハイが決めるのだ。 &color(blue){(木槌)} -サイバンチョ 狩魔検事。 私の前で不正は許しませんぞ。 ルール違反です。 退場していただきましょう。 -カルマ な‥‥裁判長! ワガハイが &color(blue){(セリフ途中で木槌)} &color(blue){(裁判長、裁判の最後に出る「無罪」の演出に合わせて「退場」と表示)} -カルマ キサマ! まだハナシは終 &color(blue){(セリフ途中で木槌)} &color(blue){(豪、フェードアウト)} -ミツルギ せ、先生が‥‥カンペキで無敗の 狩魔検事が、裁判長に負けるとは! (いや‥‥カンペキだった私にも  クツジョクを受けた記憶がある) (それも何度も、同じ相手に!  あれは誰だ‥‥?) (くっ! アタマがイタい‥‥  何かを思い出しそうだ‥‥) &color(blue){(成歩堂のシルエットが浮かぶ)} -ミツルギ (そうだ‥‥青い‥‥  青い服を着ていた‥‥!) #ref(06.jpg) &color(blue){(シルエットが青い服を着る)} -ミツルギ (青い服の‥‥‥‥警備員!) &color(blue){(かつて、特別法廷に登場したオバチャンのシーンがセピアカラーで再生)} -ミツルギ うおおおおおおおおおおッ! -ミクモ ミツルギさん! しっかりしてください! -ミツルギ ‥‥ム。ミクモくんか。 おどろかせてすまない。 -ミクモ ! ミツルギさん! 記憶が戻ったんですか? -ミツルギ うム。先生‥‥いや、 狩魔検事の姿を見て思い出したのだ。 -イトノコ まあ。なんにせよ 記憶が戻ってよかったッス。 さ。さ。そのハデな服を 着替えるッス! -ミツルギ ! な‥‥ずっとこの服を 着ていたというのか! (年甲斐もなく‥‥  なんという不覚!) &color(blue){(ブラックアウト。御剣がいつもの服に戻る)} -ミクモ いやー。やっといつもの ミツルギさんが戻ってきましたね。 なんで記憶を 失ったりしたんですか? -ミツルギ むう‥‥よくは覚えていないが。 今朝は執務室のソファで くつろいでいたのだが‥‥ その時、ダレかが執務室を 訪ねてきたのだ。 その人物と話している最中に ‥‥アタマに衝撃が走った。 -ミクモ ダレかに殴られたんでしょうか? -ミツルギ 執務室の額縁が落ちていたから、 アタマにぶつけたのだろうな。 (なぜかあの時、木槌の音を  聞いた気がするのだが‥‥) &color(blue){(木槌)} -サイバンチョ 御剣検事。雑談の時間は 終わりにしましょう。 そろそろ、オーディションの 終了時間になりますからな。 -ミツルギ 待った! 1人で主人公とライバルの 二役をやるなど、不可能だ! -イトノコ そうッス! ボケとツッコミを 両方自分でやるようなもんッスよ! -ミツルギ (主人公とライバルは、  そんなイメージなのか‥‥?) -サイバンチョ 異議は認められません。 御剣検事。一人二役でも 良いではないですか。 1人で両方やれば、有罪無罪も 自由自在ですぞ。 -ミツルギ (自由自在に判決を操る‥‥  まるで、彼の考えと同じだな) &color(blue){(回想)} -カルマ 被告人の有罪も、新ライバルも すべてワガハイが決めるのだ。 &color(blue){(回想終わり)} -サイバンチョ これこそ、最強のライバルでは ないですか? -ミツルギ 異議あり! -サイバンチョ 往生際が悪いですぞ。 まだ何かあるのですかな? -ミツルギ フッ‥‥公平性を重んじるなら、 説明が足りないのではないだろうか。 -サイバンチョ はて。 何のことでしょうか。 -ミツルギ あなたは、このオーディションで やけにルールにこだわっていた。 ルール違反をすれば即退場など いつもの温厚なあなたらしくない。 それに、有罪無罪を操るのが 最強のライバルだと言うのならば、 裁判官であるあなたが 一番ふさわしいではないかッ! -ミクモ ええっ! ま、まさか、それって‥‥ -ミツルギ 裁判長! あなたが本当の新ライバルなのだろう! -イトノコ ええええええええッ! -ミクモ さ、裁判長さんが、新ライバル! -ミツルギ さあ! 答えてもらおうかッ! -サイバンチョ フッフッフッ‥‥ すばらしい推理ですな、御剣検事。 さすが、このゲームの主人公です。 -ミツルギ では、やはりあなたが‥‥ -サイバンチョ 私の口から説明する前に、 まずは、開発者のみなさんに お聞きしましょう。 [TGS2010][09.18]逆転検事2 TGS特別法廷2010 ダイジェスト映像 http://www.youtube.com/watch?v=RTfIETdQhVg &color(blue){(スクリーンに水鏡秤が映し出される)} -サイバンチョ 水鏡 秤さん‥‥公平公正を モットーとしている裁判官。 彼女こそが、逆転検事2の 新ライバルです。 #ref(07.jpg) -ミクモ なぜ新ライバルが決まっているのに オーディションを行ったんですか? -サイバンチョ 「他にふさわしい人がいないか、  平等に確かめたい。」 そう願った彼女は、あえて オーディションを開催したのです。 -ミツルギ このオーディションは、 彼女自身が主催していたのか‥‥。 -サイバンチョ そういえば‥‥ 彼女は今朝、御剣検事のもとに アイサツに向かわれたはずですが。 -ミツルギ 私のもとに? まさか‥‥ (今朝、執務室を訪れた人物‥‥!) #ref(08.jpg) &color(blue){(回想。御剣の執務室。御剣の前に立つ水鏡秤)} -ミツルギ 新ライバルに立候補だと‥‥? そのようなアレは、困る。 私は主人公なのだ。今さら、 ライバルに戻ることなどできない。 &color(blue){(水鏡秤、木槌を振り上げ、床を叩く。ブラックアウト。)} #ref(10.jpg) -ミツルギ ‥‥ キミは、ダレだ‥‥? #ref(09.jpg) &color(blue){(回想終わり)} -ミツルギ (額縁が落ちたのは、  彼女のせいだったのか!) &color(blue){(水鏡の木槌。彼女現れる)} -ミクモ うわあ。きれいな人ですねー。 -イトノコ な、なんだか、ココロが洗われるッス! -サイバンチョ 私も、この笑顔を見ると、なんでも 手伝ってしまいたくなりますぞ。 -ミツルギ 異議あり! ミカガミ裁判官! そんな笑顔で ダマされる私ではない! &color(blue){(水鏡の木槌。笑顔で背景に「無罪」の文字を出現させる)} -ミツルギ ぐうッ! 有罪無罪を操るとは‥‥! -イトノコ 確かに、検事にとっては、最強の ライバルかもしれないッスねー。 #ref(http://www.capcom.co.jp/gyakutenkenji/2/blog/img_article/009.jpg) -サイバンチョ しかし、今回のことは 木槌によるアクシデント‥‥。 御剣検事と戦いたかっただけの 彼女にツミはないと言っていいでしょう。 -イトノコ 正々堂々戦うために、直接頼みに 行くなんて見上げたもんッス! #ref(11.jpg) -ミクモ しかも、記憶喪失のミツルギさんを ここまで連れてきてくれたんですよね! -ミツルギ (いつの間にか、みんな彼女の  味方になってしまっている!) &color(blue){(水鏡のメーター出現、限界まで上がって爆発!)} -サイバンチョ おやおや。 2人の人気の差はあきらかですな。 -ミツルギ (バカな‥‥! 主人公として、  ここで負けるわけにはいかない!) ミカガミ裁判官! いまこそ、 正々堂々と戦おうではないか! &color(blue){(木槌)} -サイバンチョ 残念ながら、そろそろ オーディションの終了時間のようです。 -ミツルギ 待った! まだ戦いは終わっていない! そうだろう、ミカガミ裁判官! &color(blue){(水鏡の木槌)} -サイバンチョ 彼女は時間にも厳しい方なのです。 勝負はゲーム本編に持ち越しですな。 -ミツルギ くッ! いたしかたあるまい。 決着は、本編でつけるとしよう。 しかし‥‥逆転検事は、 《法廷》ではなく《現場》が舞台。 そう簡単に判決が下せるとは 思わないことだ。 #ref(12.jpg) -サイバンチョ それでは本日のオーディションは これにて終了といたします。 ミカガミ裁判官。 最後のシメをお願いしますぞ。 &color(blue){(水鏡の木槌でシメ)} **ブース前映像 -イトノコ その時、自分は叫んだッス! “御剣検事! 自分が来たからには、  もう安心ッス!” “自分が必ず解決するッス!” -ミクモ へえ! ノコちゃん、カッコイイ! -ミツルギ 待った! 人の執務室で何をしているのだ? -ミクモ えへへ、“逆転検事”のハナシを していたんですよ。 この大ドロボウのヒミツ兵器、 “ぬすみちゃん”で再現しながら! -イトノコ 当時の状況も自分が伝えて、 再現してもらったッス! -ミツルギ ほう‥‥道理で。 キミの行動がキオクと違うわけだ。 ミクモくん。本当の情報を伝えよう。 真実のみを再現してくれたまえ。 -ミクモ 了解です! それじゃ、 “逆転検事”を再現しますよ! &color(blue){(第1話ダイジェスト映像)} -イトノコ この執務室で死体を発見するなんて、 思わなかったッスね。 -ミツルギ うム。思わずココロの中で、 “異議あり!”と叫んでいた。 まあ、声に出す前に、 不覚にも背後をとられてしまったが。 -ミクモ 内心は焦っていたんですね。 -ミツルギ うっ‥‥ ‥‥そろそろ、 次の再現を見ようではないか。 -ミクモ いいですよ。 次は、飛行機で起こった事件を 再現します! &color(blue){(第2話ダイジェスト映像)} -ミツルギ 散々な目にあった事件だったな。 -イトノコ 自分はムチウチになりかけたッス。 ‥‥狩魔検事のムチウチのせいで。 -ミクモ 私も、一緒に捜査したかったです! -ミツルギ フッ‥‥キミは次の事件で、 じゅうぶん活躍したではないか。 -ミクモ あ、そうでした! いよいよ私の活躍が見られますよ!   &color(blue){(第3話ダイジェスト映像)} -ミクモ 大ドロボウ一条 美雲、 ミツルギさんを華麗に救出! この事件をヒトコトで説明すると、 こんな感じでしょうか? -ミツルギ 異議あり! 事件はそんなに単純ではない。 -イトノコ 警察のマスコット“タイホくん”が、 御剣検事をジゴクへ送迎! ‥‥こっちのほうが正しいッスかね? -ミツルギ ‥‥まあ、おおむね間違ってはいないが。 バンドーランドでは、 あのロウ捜査官にも出会ったな。 &color(blue){(第4話ダイジェスト映像)} -ミツルギ 彼と私の考えはちがうが、 真実を追い求める姿勢にちがいはない。 あの事件を終えて、 そうハッキリと感じた。 &color(blue){(第5話ダイジェスト映像)} -ミツルギ うム‥‥たまには昔の事件を 振り返るのも、悪くはないな。 -ミクモ ミツルギさん、トシの割には 忘れっぽいですものね。 -ミツルギ 人を年寄り扱いしないでくれたまえ! -ミクモ そういえば、ノコちゃんに 聞いていた内容と全然違ったよ? -イトノコ え? えーと‥‥ 自分の活躍は、逆転検事2で 見られるッスよ! -ミツルギ 異議あり! 刑事。私の前で証拠もなく そのような発言をするとは‥‥ -イトノコ 異議ありッス! 異議をとなえるのは、逆転検事2を 遊んでからにして欲しいッス。 -ミクモ お! ノコちゃんも言うねえ。 私も楽しみだな、逆転検事2! -ミツルギ フッ‥‥ ならば、この目で確かめるとしよう。 私たちの、更なる活躍をな! &color(blue){(逆転検事2TGSプロモ)} &color(blue){(以下ループ)} &link_up(▲ページ上へ▲) #amazon2(300x250)

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