ドット絵作成メモ (改造作業の流れ)

【改造作業の流れ】
ついに本題。色を変えましょう。死ぬほど端折った手順の解説(ただの列記)です。
まあ改造と言ってもやってることは範囲選択とフィルタの調整だけですからね。gdgd書こうにもネタが(ry



ひとまず頭の中でイメージを作ったら、まず特定部分(服のみとか髪の毛のみとか)を範囲選択でピックアップします。
間違っても肌色の部分(隣接している茶系含む)は選ばないで下さい。高確率で宇宙人化してしまいます。


使うフィルタは単色効果でもよいのですが、ここは慣れるためにも色相/彩度/明度にしておきましょう。
適当に色相のバーを動かしてみて下さい。選択範囲内の色がころころ変わっていくと思います。
気に入りの色 or 考えておいた色に合わせ、さらに明るさや鮮やかさの調整がしたい場合はさくっと操作し、そしたらOKを押して下さい。
どうでしょうか。
いきなりイメージ通りの色が出てた方は腕が宜しいようで。
恐らくですが、イメージと実際の間に若干の齟齬が生じていると思います。赤系なら何故か紫っぽい、青系なら妙に暗いとか明るいとか。
色相シフトは便利ですが、結構繊細なものでもあります。数値の微妙な違いで怪しい色合いになったりしちゃいます。
でもこれはそういうものなんです。諦めろ、な!
なんだかなぁと思ったら迷わずアンドゥ、もう一度調整してみましょう。
その際には「フィルタの再実行」をクリックすると面倒がありません。
まあペイントと違ってアンドゥ回数に余裕がありますから、多少の失敗は気にせずガシガシ編集してやって下さい。
ひとつ注意点として、明度を落とした場合は保存前に必ず色域指定で「00/00/00」を調べるようにして下さい。
これを怠るとFTで見た際に何故かシースルーと言うか肉抜きと言うか(ryになりかねません。
ご注意あれ。



「色相シフトが面倒」
「良い色替えパターンが思い浮かばない」
などなど。
時に手が進まなくなることもあるでしょう。そんな時こそ「色の入れ替え」の出番です。
ぱっと見の明るさに大きな違いが出にくく、明度調整が不要である(ことも多い)というメリットがあります。
そして何より、なんも考えなくておらずともきちんと色が変わります。まさに思考停止ばんz(ry
※RGBカラーや色相~などとの組み合わせも勿論可。
改造の主力とするには少々制約が多く使いづらさがあるものの、脇役として使うには極めて有用であると思います。
とりあえず色の入れ替え、不満だったなら色相~とするのもオススメです。
適用→気に入らなければアンドゥ、別の適用→気に(ryを繰り返したり、時折り別のフィルタ組み合わせたり。



特定の原色を削る or 加えたい場合はRGBカラーが便利です。これを使うと色相シフトで出てくる色の感じが結構変わったりします。
彩度や明度だけではカバーしきれない範囲の調整を掛けるにはなかなかどうして有用ですので、頭の片隅にでもその存在は置いておいてやって下さい。
ひとつ注意点として、たとえばオレンジにおける三原色の赤といった「最も強い原色」を調整する場合、想像以上に極端な効果が出ちゃったりしがちという点があります。
強い原色を弄る際は優しく、弱い原色を弄る際は大胆にやると余計な修正手間が省けるかも。



とまあ、おおよそ上記三種類のフィルタを使って仕上げます。単色効果は補助的に使う場合もありますが、基本的には使っていません。
他にはコントラストの調整がありますが、最初のうちは使わなくても死にません。無視してもおk。
スマイル氏やたまご氏製アイコンをベースに使っている限り、まあコントラストを弄る必要はないでしょう。(´・ω・`|∀・)っ|)製の場合はその限りでな(ry




番外編。チェッカーです。
これは平素の編集では用いません。使い道がないですから。
ここでは通常の改造ではない、若干イレギュラーな改造に用います。

まずスマイル氏のアイコンのうち、所謂「幽霊」のようなもの=半透明風のアイコンを適当なソフトに放り込み、がっつり拡大してみて下さい。
FT上で表示されているところを拡大鏡で見るのでも構いません。
なにやらキャラクタを構成するドットが飛び飛びになっているのがお分かりになるでしょうか?
透過部分と非透過部分(FTでは黒とそれ以外の色)が交互に出てくるということで、要は市松模様風になっているんですね。
チェッカーフィルタは、この市松模様をさっくり作り出すことが出来るものです。

手順は極めてシンプルです。
まず一面透明なレイヤを作ります。まあわざわざ新規レイヤを作らなくともいけますが、一応分けておきましょう。
後でアイコン本体を編集するにえらいこっちゃになっても詰まらないですから。
そしたら描画色を黒(000000)にします。これで準備は完了です。
フィルタを起動したら、縦横の大きさを1に設定します。
FTのアイコンが32×32というサイズであるという関係上、あまり大きくすると消える範囲が多過ぎて何のキャラか分からない、といった本末転倒な事態を招く可能性がありますので。
OKを押せば黒と白が交互に敷き詰められた画像が出来るはずです。
後は色域指定→選択範囲の反転で白を削除、アイコンの保存前にレイヤを結合してやればおk。
FT上で見ると半透明っぽくなっているはずです。

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最終更新:2008年06月20日 01:01