人物伝

政治

  • イスカンダル3世(2020年4月11日-)

本名はイスカンダル・セイード・イブン・アル・イスアード。
2021年9月13日、祖父イブン・アル・ファイサル・ワッハーブの崩御に伴い、若干1歳5ヶ月で即位。幼い頃から王として生活してきたために世間知らずで、楽観主義者。しかし非常に聡明であり、若くして国家の将来を案じている。絶対君主制維持には消極的で、国家の存亡の為には立憲政治への道もやむをえないとも考えている。
一日の大半を王宮図書館で読書して過ごしている。

  • アブドュル=ファイサル(1972年9月17日-)

イブン・アル・ファイサル・ワッハーブの異母弟、イスカンダル3世の大叔父で王国元摂政、事実上の最高権力者であった。典型的な保守政治家であり、国内の民主化運動弾圧の急先鋒。だが、従来の聖職者同様に宗教に関しては寛容的で、異教徒との宥和政策を掲げていることが、バッシャール・アル・イブン・サッダーム首相との確執もあったという。
2032年1月、パロンシュレイヒ教徒によるテロの責任を問われて事実上更迭される。

  • バッシャール・アル・イブン・サッダーム(1987年8月9日-)

北部系氏族クライフ族出身。国内での地位が低い氏族であったが、17歳のときに戒師の試験に合格。19歳のときに国王府書記官として政務に携わるようになる。若年でエリートに組み込まれたことから、若干他人を見下す高慢な態度が見られる。アブドュル=ファイサルと違って異教徒に対して排他的であり、首相就任後はよく対立していた。サッカーがすごくうまい。
官僚出身であるが駆け引きが非常にうまく、大局を見ることが出来る政治家的な性格が強い人物。野心家であり、裏では謀略を好み、政敵を陥れ、時には暗殺することも躊躇わない非情で冷酷な人物でもある。

  • ルイ・ヴァルト(1987年4月4日-)

ルージェノワール系移民3世。移民系ではあるがイシュトルード教徒でイスアード国家に対する忠誠心は人一倍強い。王国内相兼第二副首相。バッシャール首相の側近の一人で、宗教学校の同期でもあり、政府内で唯一タメ口、「俺・お前」の関係で話せる存在。
経済に精通しており、国家発展における電力の重要性を主張した本をいくつも出版している。
バッシャール首相と同様に異教徒との間に差別化を図るべきであるとしているが、彼の場合は「異教徒との住み分け」であり、積極的な宗教弾圧は避けられるべきであると主張している。サッカーがすごくうまい。
周囲には仕事に対して自他共に厳しく、勤勉で真面目な性格で知られ、人間性は正直どうかと思う面もあるが、指導者としての態度は理想的な人物と言われる。一言で表すならば官僚的な人物である。

  • マフムード・キャニー(1964年9月11日-)

中部ヒースクロイ部族出身。第一神官長補で国王直属の臣下の一人。
改革派であり、保守派のアブデュル=ファイサル王子とは意見が対立していたが、宗教融和派でもあったため、バッシャール首相とも折り合いが悪い。武力を用いた宗教闘争に異を唱える。
温厚な性格で、政府内で彼を慕う人間は少なくない。

  • シャイフ・アッ=サラー・ラマダーン

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最終更新:2009年10月14日 11:21