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4th 小さな男の子


「なあ、アイツどう思う?」

輝君が私をつついて指で指している。
ん~?何の事だろう?と思って後ろを振り返ると驚いた。
だって…小さな白髪の子供が新入生の椅子に座っていて先生と言い合っていたからだ。

「あれ、何なんや?」
「さあ、誰かの弟でしょうか?」

分からないけど、先生は驚いた顔をしてその子供に謝っていた。
っと、どうやら式が始まるみたいです。



『…という訳で本校、涼清学園、涼高に入学オメデトウございます』

ようやく校長先生の長い演説は終わりました。
正直に言うとかなり眠たいです。
隣の輝君なんか小さくイビキまでかいています。意外と器用なんですね。

でも、寝ているのは輝君だけではありません。
椿ちゃんも寝てます。むしろ起きているのは私と透君(は余裕みたい)それからさっきの小さな男の子位です。

こんな長い話の中寝ないなんて凄い子ですね。

『…それでは担任の先生の紹介をします。1-A、佐山先生…』

校長先生の挨拶が終わってからの式の進行は早かった。
今日はこれから教室に行って先生の紹介と生徒それぞれの自己紹介だけで解散らしいです。

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