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+**3th お友達
 
+学校に着いた私たちはまず体育館に行きました。
+あと、10分程度で式が始まる予定です。
+
+「みーつーきー!!」
+
+と言って私に後ろから抱きついて来たのは、これまた同級生の姫雪椿(ひめゆきつばき)ちゃんです。
+
+「椿ちゃん!もう、ビックリしたあ。危ないよ?」
+「あはは、カンニンしてや」
+
+椿ちゃんはいつも元気な女の子。中学の時に大阪の辺りから引っ越してきたのです。
+
+「あ、忘れてた。椿ちゃんおはよう」
+
+私が挨拶したら椿ちゃんは私を抱き締めて頬擦りをした。
+
+「ああ、もう!観月めっちゃカワイイわぁ。ウチの妹にならへん?」
+「えー、あのぅ椿?俺もいるんですけど…」
+
+所在なさげに輝君が言うと椿ちゃんは痛い一言を投げ掛けた。
+
+「なんやアンタおったんかいな」
+「俺は空気並みなのかよ!」
+「アホか、お前は塵並に決まっとるやろ」
+
+と朝から漫才をしてくれました。
+(いや、違うから)
+
+「こら、椿さんそんなに輝を苛めないでやってくれ」
+「あ、透君、おはよう」
+「ああ、おはよう観月さん」
+
+この人は水季透(みずきとおる)頭がとてもよくていつも優しい人。
+
+「クラスは何処か見てきましたか?」
+「え?もう書いてあるの?」
+
+普通は式の後に見に行ったりするものではないのかな?
+
+「教室の前に書いてありましたよ。
+とことん縁があるのか僕たちは皆同じクラスでしたよ。
+勿論、奏多も同じクラスです」
+「あは、じゃあ今年も皆一緒だね」
+
+と話をしていたらマイクを持った先生が話始めました。
+
+『新入生は座り始めて下さい』
+
+「あや、始まるみたいやな、そろそろ座ろか」
+「おい!椿、話はまだ「ウルサイ、早よ座り」…分かったよ」
+
+輝君は椿ちゃんに滅法弱いみたいです。
+
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