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最初の3本、戻れなくなる3本


2003.12.29
2004.5.15一部補筆

第1回:コイーバ シグロ1(その3)

私の考える、葉巻の「良さ」

葉巻の良さというのは葉巻の「旨さ」もさることながら、その「旨さ」を体験する時間がしばらくの間続くことだと私は考えています。葉巻はワインと似ている点が多いのですが、この点だけは「ワインをゆっくりと楽しむ」というのとは全く違う意味です。ワインはいつまでもおかわりできますが、葉巻は一定の時間連続した体験をもたらした後、その1本は確実に「終わる」のです。


葉巻の「旨さ」を味わう立場からは時間が連続していることで、1本の中の燃焼に伴う変化を味わうということがあります。残念ながらその点ではシグロ1はあまり変化がありません。しかしまずは1本吸いきらないことには変化なんて知る由もありません。


まずは1本吸いきるべし

とまあ以上のような次第で、「まずは1本吸い切るのに慣れましょう」ということです。いくら「Very Small」と言ってもコイーバはコイーバ。少し前まではカストロ議長のお客さんしか吸えなかったブランドです。最高の香りとなめらかな舌触りが楽しめます。そして最高の葉巻職人が仕上げる最高の巻きは一切のひっかかりのないスムーズな吸い込みを体験させてくれます。吸い込みのスムーズさに関しては他の葉巻の巻きを評価するときの立脚点になってくれるでしょう。

ワインとの比較
またそのうち。

健闘を祈る

ジーノ・ダビドフは葉巻の吸い方としてただ一つのことを言っています。「最後の1本だと思って、大切に、大切に」。慌てず、ゆっくり、しかししっかりと...


そうやってシグロ1を吸い切る頃には、30分という時間の長さと人生の長さにそんなに違いはないということが実感していただけると思います。


健闘を祈る。ではまた。(第1回おわり)


30分と人生の長さとの比較
両者を、無理矢理、数直線に表してしまうと、その線分の中に含まれる点の数は、どちらも実数全体の集合の要素の数、すなわち連続の濃度を持つ無限となります。ですから例えば、「永遠の愛」は長さが有限でしかない将来を誓うことではなく、その都度「今」を生き切ることの中にあるというわけです。困ったもんです。

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