起きると時計の針は十一時を指していた
窓から差し込む、太陽の光がとても眩しい
「・・・ ・・・」
ティルの姿は無かったが、代わりに置き手紙だけ残されていた世話になりっぱなしの自分に不甲斐なさを感じたが、手紙に目を走らせる
「これから色々あるだろうけど、前向きに考えろよ
お前ならきっと、いい選手になれる 最終試験頑張れ! good luck!!」
「いい奴だな・・・ ・・・ん? 最終試験!?」
最終試験って、今日の十二時・・・まずいまだ手紙は続いていた
「PS:家から出て西に真っ直ぐ5分 駅が見えるはず 列車に乗れば会場に30分で着く 遅刻するなよ
あぁ そうそう、必ず誰かと組んでおけよ お前は方向音痴だから」
さすが、気が利く・・・後のほうは意味がよく分からなかったが、試験の内容と関係があるのだろうか?
身支度を整えて猛ダッシュで駅へ向かうしかし、彼は寝グセに気づかないでいた
ホームに着くと、丁度列車が来ていたので ギリギリ乗ることが出来た
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