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「8」(2007/06/21 (木) 03:45:47) の最新版変更点
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<p>誰かに話しかけて組もうとは思ったものの<br>
一人でいる人間は少ない</p>
<p>しかも、明らかにちょっとヤバそうな人だったりと、<br>
とにかく話しかけづらい奴ばかりだ<br>
あわよくば、まともな人と組みたい</p>
<p>駄目で元々、話しかけてみることにした</p>
<p>「あの、すいません」<br>
腕組をしながら壁に寄りかかってる男性に声をかけてみる<br>
「ん?あぁ、チーム?「アレ!?この人と組むんですか!?」<br>
話をさえぎるように、突然少女が話しかけてきた<br>
「は?いや、俺は「良かった!これで人数ばっちりですね!」<br>
「オィ、話「じゃぁ、お互い試験がんばりましょう!それじゃまたー!」</p>
<p>少女は嵐のように走り去っていった<br>
今の会話、状況を把握できない・・・</p>
<p>「・・・仕方ないな、いっしょに試験受けよう」<br>
「ハイ・・・」<br>
やばい、気まずい<br>
「名前は?」<br>
「パレリック=シアロストです」<br>
「イゴール=フリテマーだ よろしく」<br>
「よろしくお願いします」<br>
「・・・ ・・・」</p>
<p>会話が続かない<br>
チラりと顔をうかがう、明らかに不機嫌そうだ<br>
「・・・行こうか」<br>
「ハイ・・・」<br>
スタスタと係り員に歩み寄る<br>
「チームで参加します」<br>
リードするように先に口を開いた<br>
「はい。受験票はお持ちですか?」<br>
受験票を差し出す<br>
「では、あちらのボックスにお入りになってください」<br>
指示に従って小部屋に入る<br>
だいたい二畳くらいだ</p>
<p>そんなことより、<br>
密閉された空間でますます気まずくなってしまった</p>
<p>「・・・まぁ、気楽に行こう」<br>
「ハイ・・・」</p>
<p>俺は、ハイとしか答えられなくなっていた<br>
人一倍人見知りなおかげで、こういう空気を作るのは得意中の得意だ<br>
できれば明るい雰囲気を作りたかったと、自己嫌悪<br>
なんとか、この試験を乗り越えられますように・・・</p>
<p>アナウンスが流れる<br>
『それでは、試験を開始します』</p>
<p>運命のカウントダウンが始まった</p>
<p>『3!』<br>
『2!』<br>
『1!』<br>
『0!』</p>
<p>目の前は白い光に包まれた<br>
眩しくて目を開けることはできない<br>
俺は不安でたまらなかった</p>
<br>
<p><br>
一話目end</p>
<p><br></p>
<p>誰かに話しかけて組もうとは思ったものの<br>
一人でいる人間は少ない</p>
<p>しかも、明らかにちょっとヤバそうな人だったりと、<br>
とにかく話しかけづらい奴ばかりだ<br>
あわよくば、まともな人と組みたい</p>
<p>駄目で元々、話しかけてみることにした</p>
<p>「あの、すいません」<br>
腕組をしながら壁に寄りかかってる男性に声をかけてみる<br>
「ん?あぁ、チーム?「アレ!?この人と組むんですか!?」<br>
話をさえぎるように、突然少女が話しかけてきた<br>
「は?いや、俺は「良かった!これで人数ばっちりですね!」<br>
「オィ、話「じゃぁ、お互い試験がんばりましょう!それじゃまたー!」</p>
<p>少女は嵐のように走り去っていった<br>
今の会話、状況を把握できない・・・</p>
<p>「・・・仕方ないな、いっしょに試験受けよう」<br>
「ハイ・・・」<br>
やばい、気まずい<br>
「名前は?」<br>
「パレリック=シアロストです」<br>
「イゴール=フリテマーだ よろしく」<br>
「よろしくお願いします」<br>
「・・・ ・・・」</p>
<p>会話が続かない<br>
チラりと顔をうかがう、明らかに不機嫌そうだ<br>
「・・・行こうか」<br>
「ハイ・・・」<br>
スタスタと係り員に歩み寄る<br>
「チームで参加します」<br>
リードするように先に口を開いた<br>
「はい。受験票はお持ちですか?」<br>
受験票を差し出す<br>
「では、あちらのボックスにお入りになってください」<br>
指示に従って小部屋に入る<br>
だいたい二畳くらいだ</p>
<p>そんなことより、<br>
密閉された空間でますます気まずくなってしまった</p>
<p>「・・・まぁ、気楽に行こう」<br>
「ハイ・・・」</p>
<p>俺は、ハイとしか答えられなくなっていた<br>
人一倍人見知りなおかげで、こういう空気を作るのは得意中の得意だ<br>
できれば明るい雰囲気を作りたかったと、自己嫌悪<br>
なんとか、この試験を乗り越えられますように・・・</p>
<p>アナウンスが流れる<br>
『それでは、試験を開始します』</p>
<p>運命のカウントダウンが始まった</p>
<p>『3!』<br>
『2!』<br>
『1!』<br>
『0!』</p>
<p>目の前は白い光に包まれた<br>
眩しくて目を開けることはできない<br>
俺は不安でたまらなかった</p>
<br>
<p><br>
一話目end</p>
<p><br></p>