Q:ニーナがアッシュフォード学園生徒会を回想するシーンで、ナナリーではなくロロが出てきていますが?
A:ニーナも皇帝に記憶改変されてるみたいです。
Q:スザクはニーナからユフィの騎士なのにと指摘されてましたが…?
A:黒の騎士団は蓬莱島に移住してエリア11も一段落しています。復讐の気持ちも以前ほどではなくなって、スザク自身も心境の変化にとまどっているのかもしれません。
Q:シュナイゼルとチェスする時、どうしてギアス使わなかったの?
A:子供の頃にチェスで勝てなかった相手に真剣勝負で勝って相手にプレッシャーを与えたかった、というのがあるかもしれません。さらに、対戦中は二人っきりではなく、ブリタニア帝国と中華連邦の兵士にがっちり監視されていました。そして相手にはギアスが無効なスザクが、試合中もシュナイゼルの真横に立っています。もし使うとしたらチェスに勝ってスザクの動きを抑えてから、あるいはどうしても必要になった時点で、と考えていたのかもしれません。
Q:命令ギアスで「俺の言うことを永遠に聞け」で全てが終わるのでは?
A:TURN 2でガオハイにはそれに類似した命令を使った様です。しかし案の定、すぐに態度が怪しまれてシンクーに始末されてしまっています。誰彼かまわず味方にするためだけに人間の思考を長期間隷属化させてしまうという単純な束縛を与えたとしても、特に黒の騎士団の得にはならないでしょう。それは、合衆国日本の自由な精神には相反する命令なのです。
Q:どうしてシュナイゼルはチェスであんな手を打ってきたの?
A:ゼロ(ルルーシュ)にとっては必要なスザクであっても、たとえラウンズの一人であっても、ブリタニア帝国宰相のシュナイゼルから見れば失っても構わないただの駒にすぎません。皇帝陛下ならキングをとっていただろうと結果的にシュナイゼルが言っていることからも推測できるように、ゼロの正体をおそらく知っているからこそ打てた手です。ゼロはチェスの腕前を見せつけるつもりだったのが、シュナイゼルに見透かされ、はったりのような手で逆にプレッシャーをかけられたようです。
Q:どうしてゼロはキングを取らなかったの?
A:プライドによる選択です。帝国から与えられた勝ちをそのまま受け取ることは屈服することと同じだ、というのはゼロの一貫した考え方なのでしょう。黒の騎士団が行政特区日本を拒否したのに似ています。形勢的には「スリーフォールド・レピティション」だったので、ルルーシュは最初シュナイゼルに引き分けを申し出ました。ところが、シュナイゼルは引き分けの申し出を「却下」し、試合をゆずる白のキングを前にゼロに一歩「退かせ」、わざわざブリタニア皇帝を引き合いに出すことでゼロに「屈辱を与えた」のです。