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#blognavi 「○○が自殺した」 それが友人から入ってきた第一報だった。 「とりあえず仲の良かった人を集めて店に集まろうと思う」 にわかには信じられない。 いつも何かしら仕掛けてくる友人からの誘いだったから きっと私を誘うための面白おかしい口実に違いない。 そこには最近あっていない○○もいて 一緒に飲んでいるに違いない・・・ 店についてみると、案の定私を誘った友人と○○がいて 一緒に楽しそうに酒を飲んでいた。 息を切らして登場した私を見て、笑いながら 「本気で自殺したと思った??」 などと問いかけてきたから、私は 「お前ら、本当に死んでしまえ!!」 などと冗談を言い、一緒に久々の再会を楽しんだ。 ・・・という光景が繰り広げられると信じていた。 店についてみると、友人ともう一人 ものすごく沈んだ雰囲気でたたずんでいた。 ―そうだ、○○が来る前に私が着いてしまったんだ。 私が席に着くと、友人はゆっくりと口を開いた。 遺体が見つかったこと 親族に会ったこと 警察署に行ったこと・・・ すべてが信じられなかったが、それでも心には突き刺さる。 一通り話し終わると、長い長い沈黙が続いた・・・ 途中、もう一人の友人が 「トイレに行く」 と言って席を立った。 (○○を呼びに行くんだな!!) まだ○○の死を受け入れていない私はそう思った。 しかし、彼は本当にただ用を足してきただけであった。 次々と久々に会う友人が集まってきた。 友人が携帯電話をいじるたび (○○と連絡を取ってるんだな?) そう思った、思うしかなかった・・・ そしてついに、○○が来ないまま、会は終わった。 私はまだ信じてはいない、信じることができない。 何も見ず、何も聞かず、ただ伝えられただけだから。 人の死は、決して簡単には受け入れたられないというが それが本当のことであると感じた。 受け入れられない、信じられない メールで確認したい、だけど真実を知るのが怖くて どうしてもできない。 急に消えてしまった○○ 今でも明日会えることを信じている。 #right{ カテゴリ: [[[日常>blog/カテゴリ/日常]]] - &trackback() - 2006年10月09日 22:25:23 } #comment(nostyle,nsize8,size30) #blognavi

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