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**光学ドライブとは
光学ドライブは、データの読み書きにレーザー光線を使用するディスクドライブのことです。
といっても、分かりにくいでしょう。
要するに、[[CD]]や[[DVD]]を読み書きする装置のことです。
現在は、[[Blu-ray Disc(BD)]]搭載のドライブと、従来のDVD対応のドライブに大別されます。
光学ドライブは設置方法によって、&bold(){内蔵タイプ}と&bold(){外付けタイプ}に分けられます。
■内蔵タイプ
パソコン内部に取り付けるタイプです。このタイプの場合、取り付けるスペースと、接続するコードの種類を考えなければいけません。
■外付けタイプ
[[USB]]などで接続して、取り外せば簡単に持ち運びができます。[[電源]]が必要な場合と、USBから電源を供給して、電源無しで動くものがあります。
**選ぶときに見るポイント
***対応メディアの種類
CDやDVD[[メディア]]には、たくさんの種類があります。たとえばCD-ROMやDVD+RWなどがそうです。
それに対応するかしないかで、ドライブの種類も値段も多種多様です。
もちろん、対応していないメディアは扱うことができないので、パソコンで何をするかによって導入するドライブの種類を考慮しなければいけません。
以下に、代表的な記録メディアを比較してみました。
|メディア|記録容量|用途|
||||
|CD-ROM|650MB,700MB|読み取りのみ対応。書き込み不可|
|CD-R|650MB,700MB|音楽CDの作成,データの保存|
|CD-RW|650MB,700MB|データの保存・バックアップ・移動|
||||
|DVD-ROM|4.7GB,8.5GB|読み取りのみ対応。書き込み不可|
|DVD-R,DVD+R|4.7GB|DVDの作成,データの保存|
|DVD-RW|4.7GB|データの保存・バックアップ・移動|
|DVD±R DL|8.5GB|DVDの作成,データの保存|
||||
|BD-ROM|25GB,50GB(2層)|読み取りのみ対応。書き込み不可|
|BD-R|25GB,|データの保存・バックアップ・移動|
|BD-RE|25GB|DVDの作成,データの保存|
||||
※1GB=約1000MB
このように種類は様々。ディスクの直径も、12cmの他に8cmなどがあるので、選ぶときには注意が必要になります。
これを見ていると、初心者には難しく感じるかもしれません。
次の表は、使用できる対応メディアによって分類したものです。
|DVDマルチドライブ|CD-R/RW,DVD-ROM・-R/RW・-RAM/|
|DVDスーパーマルチドライブ|CD-R/RW,DVD-ROM・&bold(){±R/RW}・-RAM/|
|DVDハイパーマルチドライブ|CD-R/RW,DVD-ROM・&bold(){±R/RW}・-RAM/&bold(){±R DL}|
|||
このほかに、これから主流になってくると思われるメディアに、Blu-ray Discがあります。
より大容量のデータを扱いたい場合や、ブルーレイの[[ハイビジョン]]映像を楽しむといった用途に使いたい場合は、ブルーレイディスクの読み書きができるかを確認しなければなりません。
ここまで読んで、やっぱり難しいと感じた初心者の方も多いですよね。
こだわる方以外は、
ブルーレイの映像を見たい、という方は&bold(){ブルーレイ}読み書き対応、
特にこだわりはなくて、音楽CDの再生やレンタルDVDの再生やデータの書き込みができれば良い、という方は&bold(){マルチドライブ}
あたりで良いかと思います。
***PCとの接続
先ほど、光学ドライブに内蔵と外付けのタイプがあると説明しました。
外付けの場合は、主にUSBによる接続となるので、特に考慮しなくても大丈夫です。パソコン本体に&bold(){USBポート}があるかどうかだけ、しっかり確認してください。
内蔵タイプのドライブは、設置するスペースと接続の方法を確認しなければいけません。
■設置スペース
光学ドライブは、[[5インチベイ]]に取り付けます。一般には、5インチベイはケース前面にあります。これが無ければ取り付けることはできないので、よく確認しておきましょう。
設置するスペースがないなら、外付けにしないといけませんね。そのときはUSBポートがあるかどうか、事前にしっかりチェックしましょう。
これは[[PCケース]]のところでも解説していますので、分からなければよく読んでおきましょう。
■接続方法
光学ドライブは、マザーボードと接続することになります。
接続の方法ですが、従来の[[IDE]]から[[Serial ATA(SATA)]]を採用した製品へと置き換わってきました。それとともに、[[マザーボード]]のチップもIDEをサポートしなくなってきていて、SATAの需要が増えそうです。
SATA接続の方がケーブルが細く、転送速度はより高速になっています。パソコン内部の[[エアフロー]](空気の流れ)も考えると、細いケーブルは有利です。
ちなみに、光学ドライブのIDE・SATA端子は、HDDのIDE・SATA端子と同じです。
**まとめ
ブルーレイ対応でなくてもいいなら、&bold(){DVDマルチドライブ}。
接続はIDEとSATA。マザーボードにあわせて選ぶ。これからはSATAが主流。
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**光学ドライブとは
光学ドライブは、データの読み書きにレーザー光線を使用するディスクドライブのことです。
といっても、分かりにくいでしょう。
要するに、[[CD]]や[[DVD]]を読み書きする装置のことです。
現在は、[[Blu-ray Disc(BD)]]搭載のドライブと、従来のDVD対応のドライブに大別されます。
光学ドライブは設置方法によって、&bold(){内蔵タイプ}と&bold(){外付けタイプ}に分けられます。
■内蔵タイプ
パソコン内部に取り付けるタイプです。このタイプの場合、取り付けるスペースと、接続するコードの種類を考えなければいけません。
■外付けタイプ
[[USB]]などで接続して、取り外せば簡単に持ち運びができます。[[電源]]が必要な場合と、USBから電源を供給して、電源無しで動くものがあります。
**選ぶときに見るポイント
***対応メディアの種類
CDやDVD[[メディア]]には、たくさんの種類があります。たとえばCD-ROMやDVD+RWなどがそうです。
それに対応するかしないかで、ドライブの種類も値段も多種多様です。
もちろん、対応していないメディアは扱うことができないので、パソコンで何をするかによって導入するドライブの種類を考慮しなければいけません。
以下に、代表的な記録メディアを比較してみました。
|メディア|[[記録容量]]|用途|
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|CD-ROM|650MB,700MB|読み取りのみ対応。書き込み不可|
|CD-R|650MB,700MB|音楽CDの作成,データの保存|
|CD-RW|650MB,700MB|データの保存・バックアップ・移動|
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|DVD-ROM|4.7GB,8.5GB|読み取りのみ対応。書き込み不可|
|DVD-R,DVD+R|4.7GB|DVDの作成,データの保存|
|DVD-RW|4.7GB|データの保存・バックアップ・移動|
|DVD±R DL|8.5GB|DVDの作成,データの保存|
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|BD-ROM|25GB,50GB(2層)|読み取りのみ対応。書き込み不可|
|BD-R|25GB,|データの保存・バックアップ・移動|
|BD-RE|25GB|DVDの作成,データの保存|
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※1GB=約1000MB
このように種類は様々。ディスクの直径も、12cmの他に8cmなどがあるので、選ぶときには注意が必要になります。
これを見ていると、初心者には難しく感じるかもしれません。
次の表は、使用できる対応メディアによって分類したものです。
|DVDマルチドライブ|CD-R/RW,DVD-ROM・-R/RW・-RAM/|
|DVDスーパーマルチドライブ|CD-R/RW,DVD-ROM・&bold(){±R/RW}・-RAM/|
|DVDハイパーマルチドライブ|CD-R/RW,DVD-ROM・&bold(){±R/RW}・-RAM/&bold(){±R DL}|
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このほかに、これから主流になってくると思われるメディアに、Blu-ray Discがあります。
より大容量のデータを扱いたい場合や、ブルーレイの[[ハイビジョン]]映像を楽しむといった用途に使いたい場合は、ブルーレイディスクの読み書きができるかを確認しなければなりません。
ここまで読んで、やっぱり難しいと感じた初心者の方も多いですよね。
こだわる方以外は、
ブルーレイの映像を見たい、という方は&bold(){ブルーレイ}読み書き対応、
特にこだわりはなくて、音楽CDの再生やレンタルDVDの再生やデータの書き込みができれば良い、という方は&bold(){マルチドライブ}
あたりで良いかと思います。
***PCとの接続
先ほど、光学ドライブに内蔵と外付けのタイプがあると説明しました。
外付けの場合は、主にUSBによる接続となるので、特に考慮しなくても大丈夫です。パソコン本体に&bold(){USBポート}があるかどうかだけ、しっかり確認してください。
内蔵タイプのドライブは、設置するスペースと接続の方法を確認しなければいけません。
■設置スペース
光学ドライブは、[[5インチベイ]]に取り付けます。一般には、5インチベイはケース前面にあります。これが無ければ取り付けることはできないので、よく確認しておきましょう。
設置するスペースがないなら、外付けにしないといけませんね。そのときはUSBポートがあるかどうか、事前にしっかりチェックしましょう。
これは[[PCケース]]のところでも解説していますので、分からなければよく読んでおきましょう。
■接続方法
光学ドライブは、マザーボードと接続することになります。
接続の方法ですが、従来の[[IDE]]から[[Serial ATA(SATA)]]を採用した製品へと置き換わってきました。それとともに、[[マザーボード]]のチップもIDEをサポートしなくなってきていて、SATAの需要が増えそうです。
SATA接続の方がケーブルが細く、転送速度はより高速になっています。パソコン内部の[[エアフロー]](空気の流れ)も考えると、細いケーブルは有利です。
ちなみに、光学ドライブのIDE・SATA端子は、HDDのIDE・SATA端子と同じです。
**まとめ
ブルーレイ対応でなくてもいいなら、&bold(){DVDマルチドライブ}。
接続はIDEとSATA。マザーボードにあわせて選ぶ。これからはSATAが主流。
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