ラバオ


Irmilant : おお、おぬしか。
 折れぬ魂の調子はどうだ?
Irmilant : よもや、
 無くしてはおるまいな?
Irmilant : 当然のことだ。
 幻の素材を手にしたおぬしが持つ、
 至高の釣り人の証なのだからな。
Irmilant : だが、
 折れぬ魂を以ってしても……
Irmilant : そして、おぬしほどの
 釣りの絶技を以ってしても
 勝つのは難しい存在がおる。
Irmilant : その名は、釣神。
 釣り師の頂点に君臨するといわれるお方だ。
Irmilant : メシューム湖の魚を
 根こそぎ釣り上げてしまったり、
 ググリュー洋のトゥーナ100匹を
 一撃で仕留めたりと……
Irmilant : それはもう
 様々な伝説が……
Irmilant : む、客人か?
Irmilant : あ、あなた様は、
 まさか……?
Irmilant : 釣神様で
 あらせられる!?

Weya Salmacha : 釣ること、
 あきらめない、大事よ。
Weya Salmacha : あきらめたら、
 それ即ち、敗北ね。

Irmilant : この齢にして、
 釣神様にお目にかかるとは……。
 このイルミラン、光栄の至り!

Weya Salmacha : アタシ、
 釣りが上手い人、好きよ。
Weya Salmacha : そこの人……。
 なかなかの力、感じるね。
Weya Salmacha : その力、試したい。
 挑戦、受けるか?

どう答える?

>やめとく

Weya Salmacha : あ、やっぱ、
 いまの冗談、冗談ね。
 釣神の挑戦、受けて、
 勝てた人、いないよ。

>受けて立つ

Weya Salmacha : ああ、いまの冗談よ。
 釣神に勝てる人、いないね。

Irmilant : 僭越ながら、
 この者はかなりの腕前でございます。
Irmilant : そして、
 この不肖イルミランの手により、
 折れぬ魂も完成しております。
Irmilant : 釣神様といえど、
Irmilant : 釣神様といえど、
 この2つある限りは、
 侮り難き勝負になるかと。

Weya Salmacha : つまり、
 そこの人、どんな魚でも、
 釣り上げる、言うか?

Irmilant : はっ。

Weya Salmacha : わかた、わかたね。
Weya Salmacha : そこの人。
 いろんな大陸で、伝説釣る。
Weya Salmacha : 釣った魚、
 この子が、判定。
 それで、いいか?

Irmilant : かつて釣神様は、
 何もない水溜りにさえ
 釣り糸を投げ込んだという……。
Irmilant : 釣り師には、
 しゃにむに挑む心の強さと
 鋼の忍耐力が必要なのだ。
Irmilant : 伝説の魚に関しては、
 私に相談してくれて構わん。
 再びおぬしの力となろう。
Irmilant : おぬしの心が
 折れぬ限りは、な。



Irmilant : 伝説……か。
 噂レベルの話でよければ
 教えてやろう。

何を聞く?

>真竜宮伝説

Irmilant : おぬしも釣り人ならば、
 リュウグウノツカイの名くらいは
 聞いたことがあるだろう?
Irmilant : エルシモ島の地下、
 光の届かぬ遺跡に潜むとされる異魚……。
Irmilant : その神秘的な姿から、
 東方に伝わる竜宮伝説になぞらえて
 名付けられたといわれておる。
Irmilant : しかしな……。
 それすらも超える伝説が、ヴォルボー半島に
 潜んでいるという噂があるのだ。
Irmilant : 流しの吟遊詩人が語るには、
 ザフムルグ海に沈んだ遺跡を、
 太古の時代から守り続ける存在なのだとか……。
Irmilant : 眉唾物だが、
 気になる話だとは思わんか?

>銀の大剣

Irmilant : これは、エラジア大陸……
 アトルガン皇国に伝わるおとぎ話だ。
Irmilant : とある織物職人の男が、
 アズーフ島に向かい銀海を渡っていたところ、
 船が濃霧に包まれ、妙な体験をしたという。
Irmilant : 突如海中より
 巨大な白銀の剣が現れ、
 彼が乗っている船を
 両断しようとしたらしい。
Irmilant : 青年は気を失ったが、
 目を覚ませば、そこはナシュモ。
 大量のキキルンたちに
 囲まれていた……ということだ。
Irmilant : もしや、今は亡き
 イフラマド王国の亡霊だろうか……?
Irmilant : 否。これは
 海に潜む伝説魚ではないかと、私は思う。
 そう、信じておる。
Irmilant : もし、巨大な剣と
 見紛うほどの大物だとしたら……。
 おぬしならば、いてもたっても
 いられないのではないか?

>失われし太陽

Irmilant : かつて、
 デルフラント地方には、
 ブンカールという浦があった。
Irmilant : その入り海には、
 太陽の化身と呼ばれる伝説魚が
 潜んでいると噂されていたものだ。
Irmilant : 私も、いつかは
 釣り上げようと足繁く通ったものだが……
Irmilant : 戦争の爪痕は深く、
 荒れ果てたブンカールの地を
 踏むことは叶わなくなってしまった。
 これほどやるせないことはない。

>幻の竜

Irmilant : 古代竜の
 伝説は知っているか?
Irmilant : コクリュウ、
 ソウリュウ、ハクリュウ、セキリュウという
 巨大な四竜のことだ。
Irmilant : だが、四竜の記録にない、
 黄金色に輝く竜を釣り上げた釣り師が
 現れるという珍事が起こった。
Irmilant : 釣り上げたという場所は、
 ミザレオ海岸に面するザフムルグ海。
Irmilant : 多くの釣り師が海岸へ走り、
 糸を垂らしたのだが、釣果は……無かった。
Irmilant : その後、存在しない獲物を
 でっち上げたとし、彼の釣り師は
 ギルドの連中からも嘲笑され……
Irmilant : その後、
 彼の姿を見た者はいない。
Irmilant : だがな、私は、
 彼が嘘を言っていたとは思えないのだ。
Irmilant : そういえば彼は、
 四竜の腹を切り裂いて釣り餌を手に入れ、
 それを使ったと言っていたな……。
Irmilant : あとは釣り場の問題だが、
 おぬし、何か心当たりはないだろうか?

>ウルブカのヌシ

Irmilant : ここよりも遥か西方、
 ウルブカ大陸に暮らすという、
 風水の民に伝わる伝説だ。
Irmilant : エルゴンパワーが集う
 土の地瘤を抱く洞穴には、
 自然を護る大蛇がいる。
Irmilant : 「門」の守護者たちは、
 この伝説の大蛇と龍脈で繋がっており、
 その繋がりが断ち切られない限り、
 大蛇は不滅である、といった内容だ。
Irmilant : 後から聞いた話によると、
 その「門」とやらの水辺にも、
 何かが潜んでいるらしい。
Irmilant : しかし、龍脈で繋がっている
 という部分がどうも気にかかるな……。

>聞かない

Irmilant : おぬしならば、
 きっと、未知の伝説でさえも
 釣り上げてしまうのだろう。
Irmilant : なんとなく、
 そんな予感がするのだ……。
 首を長くして待っておるぞ。



(シンリュウノツカイをトレード)

Irmilant : こ、こいつは、
 シンリュウノツカイ……だろうか?
 まさか、実在していたとは……。

Weya Salmacha : アタシたち、
 リュウグウノツカイ、とてきた。
Weya Salmacha : さあさあ!
 食べ比べ、勝負よ!!
Weya Salmacha : この子、
 見られてると、食べにくい。
 ほら、あっち、向いとくね。
Weya Salmacha : まずはリュウグウノツカイの番。
 ふむ、ふむ。
 なるほど、こうきたか。
Weya Salmacha : ふむう!
 かなり、うまいー!!
Weya Salmacha : あ。
Weya Salmacha : いま、この子が、
 そう言ってた、言ってた。
Weya Salmacha : ささ、
 そこの人、つぎね。
 シンリュウノツカイ、いただくよ。
Weya Salmacha : この子、
 見られてると、食べにくい。
 ほら、あっち、向いとくね。
Weya Salmacha : こ、これは……
 滋味深くまろやかなノド越し……!
Weya Salmacha : 全身を駆け抜ける
 ホロリと懐かしい哀愁フレーバー……。
Weya Salmacha : こんな魚が……
 まだ、存在する、知らなかた……。
Weya Salmacha : 新世界の扉、
 開いてしもたね……!!
Weya Salmacha : 生きててよかたー!!
Weya Salmacha : あ。
Weya Salmacha : いま、この子が、
 そう言ってた、言ってた。
Weya Salmacha : くやしけど、
 アタシたち負け、認めるよ。
Weya Salmacha : でも、まだ、
 逆転チャンス、あるね。
Weya Salmacha : つぎは、
 負けないよ。

(ゴライアスホーンをトレード)

Irmilant : こ、こいつは、
 ゴライアスホーン……だろうか?
 まさか、実在していたとは……。

Weya Salmacha : アタシたち、
 カルカンバルウ、とてきた。
Weya Salmacha : さあさあ!
 食べ比べ、勝負よ!!
Weya Salmacha : この子、
 見られてると、食べにくい。
 ほら、あっち、向いとくね。
Weya Salmacha : まずはカルカンバルウの番。
 ふむ、ふむ。
 なるほど、こっち系ね。
Weya Salmacha : ふむう!
 かなり、うまいー!!
Weya Salmacha : あ。
Weya Salmacha : いま、この子が、
 そう言ってた、言ってた。
Weya Salmacha : ささ、
 そこの人、つぎね。
 ゴライアスホーン、いただくよ。
Weya Salmacha : この子、
 見られてると、食べにくい。
 ほら、あっち、向いとくね。
Weya Salmacha : こ、これは……
 淡泊だけれど力強いこの食感……!
Weya Salmacha : 全身を駆け抜ける
 ピリッと走る電撃フレーバー……。
Weya Salmacha : こんな魚が……
 まだ、存在する、知らなかた……。
Weya Salmacha : 新世界の扉、
 開いてしもたね……!!
Weya Salmacha : 生きててよかたー!!
Weya Salmacha : あ。
Weya Salmacha : いま、この子が、
 そう言ってた、言ってた。
 アタシたち負け、認めるよ。
Weya Salmacha : でも、まだ、
 逆転チャンス、あるね。
Weya Salmacha : つぎは、
 負けないよ。

(マツヤをトレード)

Irmilant : こ、こいつは、
 マツヤ……だろうか?
 まさか、実在していたとは……。

Weya Salmacha : アタシたち、
 煌魚、とてきた。
Weya Salmacha : さあさあ!
 食べ比べ、勝負よ!!
Weya Salmacha : この子、
 見られてると、食べにくい。
 ほら、あっち、向いとくね。
Weya Salmacha : まずは煌魚の番。
 ふむ、ふむ。
 なるほど、ガツンときたね。
Weya Salmacha : ふむう!
 かなり、うまいー!!
Weya Salmacha : あ。
Weya Salmacha : いま、この子が、
 そう言ってた、言ってた。
Weya Salmacha : ささ、
 そこの人、つぎね。
 マツヤ、いただくよ。
Weya Salmacha : この子、
 見られてると、食べにくい。
 ほら、あっち、向いとくね。
Weya Salmacha : こ、これは……
 適度な脂と絹のような味わい……!
Weya Salmacha : 全身を駆け抜ける
 忘れかけてたあの日のフレーバー……。
Weya Salmacha : こんな魚が……
 まだ、存在する、知らなかた……。
Weya Salmacha : 新世界の扉、
 開いてしもたね……!!
Weya Salmacha : 生きててよかたー!!
Weya Salmacha : あ。
Weya Salmacha : いま、この子が、
 そう言ってた、言ってた。
Weya Salmacha : くやしけど、
 アタシたち負け、認めるよ。
Weya Salmacha : ぐぬぬ、
 そろそろ、本気出そか……。

(コウリュウをトレード)

Irmilant : こ、こいつは、
 コウリュウ……だろうか?
 まさか、実在していたとは……。

Weya Salmacha : アタシたち、
 タキタロ、とてきた。
Weya Salmacha : さあさあ!
 食べ比べ、勝負よ!!
Weya Salmacha : この子、
 見られてると、食べにくい。
 ほら、あっち、向いとくね。
Weya Salmacha : まずはタキタロの番。
 ふむ、ふむ。
 なるほど、この味わい……。
Weya Salmacha : ふむう!
 かなり、うまいー!!
Weya Salmacha : あ。
Weya Salmacha : いま、この子が、
 そう言ってた、言ってた。
Weya Salmacha : ささ、
 そこの人、つぎね。
 コウリュウ、いただくよ。
Weya Salmacha : この子、
 見られてると、食べにくい。
 ほら、あっち、向いとくね。
Weya Salmacha : こ、これは……
 圧倒的な味の密度……!
Weya Salmacha : 全身を駆け抜ける
 夢見心地のフレーバー……。
Weya Salmacha : こんな魚が……
 まだ、存在する、知らなかた……。
Weya Salmacha : 新世界の扉、
 開いてしもたね……!!
Weya Salmacha : 生きててよかたー!!
Weya Salmacha : あ。
Weya Salmacha : いま、この子が、
 そう言ってた、言ってた。
Weya Salmacha : くやしけど、
 アタシたち負け、認めるよ。
Weya Salmacha : せめて最後は、
 意地でも、一矢報うね。
Weya Salmacha : つぎは、
 負けないよ。

(ナミニャミをトレード)

Irmilant : こ、こいつは、
 ナミニャミ……だろうか?
 まさか、実在していたとは……。

Weya Salmacha : アタシたち、
 更紗コメット、とてきた。
Weya Salmacha : さあさあ!
 食べ比べ、勝負よ!!
Weya Salmacha : この子、
 見られてると、食べにくい。
 ほら、あっち、向いとくね。
Weya Salmacha : まずは更紗コメットの番。
 ふむ、ふむ。
 なるほど、なんとも絶妙ね。
Weya Salmacha : ふむう!
 かなり、うまいー!!
Weya Salmacha : あ。
 そう言ってた、言ってた。
Weya Salmacha : ささ、
 そこの人、つぎね。
 ナミニャミ、いただくよ。
Weya Salmacha : この子、
 見られてると、食べにくい。
 ほら、あっち、向いとくね。
Weya Salmacha : こ、これは……
 新感覚の歯ごたえ……!
Weya Salmacha : 全身を駆け抜ける
 すべての味覚が覚醒するフレーバー……。
Weya Salmacha : こんな魚が……
 まだ、存在する、知らなかた……。
Weya Salmacha : 新世界の扉、
 開いてしもたね……!!
Weya Salmacha : 生きててよかたー!!
Weya Salmacha : あ。
Weya Salmacha : いま、この子が、
 そう言ってた、言ってた。
Weya Salmacha : これは、まいった。
 こんなに大物ばかり、もてきたら、
 もうギブ、ギブアプね。
Weya Salmacha : この子も
 楽しかた、言うてるよ。
Weya Salmacha : この子から、
 そこの人に、これ、プレゼント。

Irmilant : お、おお……
 それは、釣神様の称号では……?

Weya Salmacha : そこの人、
 釣神に、勝った。
 当然なことね。
Weya Salmacha : この子、
 魚いぱい、獲てくれる。
 とてもおいしい、おいしいね。
Weya Salmacha : 代わりにアタシ、
 いろんな釣り場、案内してる。
Weya Salmacha : そろそろ、
 次の場所、目指そ思う。
 ここで、さいなら。
Weya Salmacha : したらな!

Irmilant : ん……?
 ああ、釣神様というのは、
 あっちのアプカルのほうなんだ。
Irmilant : 人間ではない姿だと、
 旅をするのも大変だからな。
Irmilant : ああして、
 旅の仲間を連れては
 各地を放浪しているという話だ。
Irmilant : それにしても……。
 まさか、おぬしが釣神様に
 なってしまうとは……
Irmilant : おや?
 折れぬ魂の様子が……!?
 ちょっと恵比寿釣竿を私に
 トレードしてくれないか。

(恵比寿釣竿をトレード)

Irmilant : おお……。
 おぬしの折れぬ魂が……
Irmilant : 恵比寿釣竿が、
 あ、緋く燃えておる……!

恵比寿釣竿に秘められた真の力が解放された!
真恵比寿釣竿を手にいれた!



Irmilant : きっとおぬしは、
 釣神様という最高の栄誉を得ても、
 なお釣り糸を垂らし続けるのだろう。
Irmilant : 釣りの道は悠久。
 そこに終わりなどない。
Irmilant : 魂の竿が折れぬ限り。
 永遠に、な。


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最終更新:2018年06月09日 03:00