アトルガン白門
Nashmeira : ……[Your Name]よ。
此度のそなたの働き
実に見事であった。
Nashmeira : わらわは満足である。
よって、褒美をとらそうぞ。
Nashmeira : バリハール儀典官。
Bharifhal : ははっ。
Bharifhal : [Your Name]殿。
聖皇陛下よりの褒美である。
謹んで、受けられよ。
アトルガン黄金貨を手にいれた!
??? : ……どうした?
不服そうではないか?
Ovjang : あれダケノ
しれんヲおエタノダ。
とうぜんトいエバとうぜんカ?
Aphmau : ひさしぶりです。
[Your Name]。
Aphmau : でも、これで
終わりではないの。
Bharifhal : 陛下……
直接、お会いになるのは
お辞めくださるようにと、あれほど……。
Aphmau : いいの。
だって、[Your Name]は……
Ovjang : なしゅめらノ
ことナラ、なんダッテしッテル。
Mnejing : ……今さら
格式ばることなどあろうか……。
Aphmau : それに[Your Name]は
アトルガンの英雄であることを
立派に証明してみせたでしょう?
Aphmau : 東都サジャトラの
ザラフィル大叔父様だって
文句は言えないはずよ。
Bharifhal : …………たしかに。
Bharifhal : よろしいでしょう……
では、私からご説明いたします。
Bharifhal : サラヒム殿に
預けた武器を覚えておいでかな?
そう、貴殿がナイズルから持ち帰った武器だ。
Bharifhal : 実は、あれは
「鎮魂武器」という、
器気を封じる能をもった武器でな……
Bharifhal : 宝物庫内に
保管されている、対となる
「英魂武器」の莫大な器気を封じるため
その箱の上に置かれていたものだったのだ。
Bharifhal : 英魂武器……それは
東西南北の敵と戦い、諸芸百般を極められた、
我が国稀代の豪傑にして英雄バルラーン様が
一代で集められた……
Bharifhal : まさしく「アトルガンの秘宝」。
Bharifhal : しかし……
元々、霊験あらたかな武器だった上に
バルラーン様の愛着……
Bharifhal : 否、執着を宿し
それは危険な代物となリ果てておった。
Bharifhal : 無論、宝物ゆえ処分もできぬ。
Bharifhal : そこで当時の儀典官は、
鎮魂武器を作らせてその器気の減殺を図った。
Bharifhal : そして、その後も
代々我ら儀典官が管理していたのだが……
Raubahn : 鎮魂武器が賊に盗まれたあと
いかなる理由か、英魂武器の器気が増大し
もはや鎮魂武器を戻しても抑えられなくなったのだ。
Bharifhal : 左様。
Bharifhal : となれば
英魂武器の計り知れぬ器気を鎮めるには
当時のバルラーン様の力に匹敵する力量の
信頼できる者に預けるしか術はなくなった。
Aphmau : そこで
わらわが[Your Name]を
推したというわけなの。
Bharifhal : しかし、陛下の大叔父君
ザラフィル様が、他国の者に預けるのは
危険すぎると猛反対され……
Aphmau : そこで、大叔父様を
説得するために、あのような
無理難題を仕方なく……
Aphmau : 本当に、ごめんなさい。
Aphmau : そして、御願い。
あなたに「英魂武器」のひとつ
ニルヴァーナを預かってほしいの。
Aphmau : あなたなら
このニルヴァーナの
力の誘惑に惑わされないと……。
Ovjang : 「あとるがんノしゅごしゃ」
にシカでキナイにんむダゾ!?
Aphmau : ああ、ありがとう。
ありがとう……
[Your Name]。
Raubahn : これが
ニルヴァーナだ。
Raubahn : 受け取れ。
Aphmau : でも、気をつけて。
その武器に魅入られたら
たとえ、あなたでも……。
Bharifhal : さあ、[Your Name]殿。
陛下は早急にザラフィル様に
書状を認めねば、ならぬ故……。
Ovjang : チェッ!
[Your Name]、まタナ!
Aphmau : …………。
………………。
……武器が囁いている!?
??? : [Your Name]。
余が新しき僕よ……。
??? : 余の助力ほしくば
ティンニンの牙、サーラメーヤの皮、
ティガーの尾を持ちて……
??? : カダーバの浮沼にある
墓地を訪ねよ……。
??? : さすれば
余は汝を臣下と認めん。
Raubahn : ぐふっ……。
Aphmau : ラウバーン!?
どうしたのです?
Raubahn : ……わ、わかりませぬ。
我が体、マーリドを倒す毒気や邪気にも
耐えられるはずなのですが……。
Aphmau : [Your Name]……。
カダーバの浮沼
ティンニンの牙、サーラメーヤの皮
そして、ティガーの尾を捧げた……。
??? : よかろう。
汝を臣下と認めよう。
証として、汝に此れを使わす。
??? : 其を持ちて
「ナイズル島」を訪ねよ。
??? : さすれば
余、汝と相見えん……。
アルザダール海底遺跡群
(バトルフィールドをクリア)
Balrahn Eidolon : ……其の力、見事なり。
Balrahn Eidolon : ……汝
其が英魂武器を持ちて
再び、カダーバの墓地を訪ねよ。
Balrahn Eidolon : ……其処は
余の敬愛する男が眠る因縁の地。
Balrahn Eidolon : ……汝も、其の男と同じ。
決して諦めぬ不屈の魂を持つ者。
Balrahn Eidolon : 故に、継承の場に相応しからん。
Balrahn Eidolon : ……よいな。
必ずや、来い。
さすれば、汝が望み、余が適えん……
最終更新:2018年06月08日 17:40