初心者向け組込みソフトの作り方
目標:
- このセミナーは、組込み向けソフトウェアの作成に必要な実用的な技能を習得する事を目標。
- 組込みソフトウェアの開発環境について理解する事。
- 組込みソフトウェアの実行環境について理解する事。
- 簡単な組込みソフトウェアを構築できる事。
組込みソフトウェアの開発フロー
コンパイラ
- 開発者が作成したソースファイルまたはヘッダファイルをコンパイルしアセンブラソースを出力する。(一部のコンパイラでは直接オブジェクトファイルを出力)
ソースとアセンブラソース
- ソースは特定の言語仕様で記述されたテキストファイルアセンブラソースは機械語とほぼ一対一のテキストファイル次ステップのアセンブラが処理。
アセンブル
- 開発者が作成した、または、コンパイラが生成したアセンブラソースをアセンブルしオブジェクトファイルを出力。
オブジェクトファイルは構造を持つバイナリファイルで、次のステップのリンカが読み取れる形式(ELF,COFF,OMF)になっている。
リンク
- 複数のオブジェクトファイルを受け取り、リンクスクリプトに従ってロードモジュールを生成する。