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御乗用列車

2013年3月、天皇皇后両陛下の伊豆下田の須崎御用邸への訪問の際に御乗用列車が運行されました。
御乗用列車は往路と帰路で熱海駅に停車しました。
熱海駅では東海道本線と伊東線の接続駅ということでの停車でした。
今回も公式なお出迎えとお見送りは行われていません。
3月28日に個人的なお見送りを有志と行いました。

2013年3月28日

熱海駅4番線ホームに集合しつつある日の丸隊

御乗用列車の到着

海側のお席にお座りになっていた両陛下は日の丸隊をご覧になり、
私たちのいる山側にお移りになり、
お立ちになられたまま私たちに手を振り続けてくださいました。



伊豆毎日新聞・2013年3月29日号

今回のお見送りの実施の経緯と心構えについて

新聞記事に掲載されている通り、有志による個人的なお見送りを致しました。

報道などにより、天皇皇后両陛下が須崎でご静養なさっている事は多くの熱海市民も承知していました。
そこで、お見送りをしたいと思っている市民にとっての疑問点は
お見送りをする際に、何日の何時に熱海駅に行けば良いのか、
また、警備上の問題からホーム上での行動が規制されるのかという事になります。

今回の日時を調べる事については新聞には「独自の調査」と記されています。
私は何日の下田発何時の電車という事を聞きだす事も可能です。
しかし、それをしてしまうと、不測の事態が起きた場合に、
情報提供者に迷惑を掛けてしまうことにもなりかねません。

それを避ける方法は、下田市民の多くが知っている情報のみを多くの人たちから収集する事です。
一人からではミスがあるかもしれないという事ではなく、
不測の事態が起きた場合の責任の所在を彼らでなく、情報を取り纏めた私一人にするためです。

ここで言う不測の事態というのは、反日活動家などが紛れ込むというような事はもちろん、
お見送りに集まった方が陛下の前で転倒してご心配をお掛けしてしまう事や、
よろけて御乗用列車に手を付いてしまうというような事を含めてです。

それらに対する 全責任を負う覚悟 で、情報収集と呼び掛けを行うべきです。

では、下田の皆さんから戴いた情報とは何でしょう。
「陛下は28日の午後にお帰りになるらしい。」
「お見送りの皆さんは28日の午後2時に下田駅集合です。」
「下田駅周辺では28日の午後2時から交通規制があります。」

これで十分です。
これらは多くの下田市民の知っている情報であり、特別な内部情報ではありません。
即ち、普通の熱海市民でも入手できる情報です。

反日活動家などが情報収集しているという様な誤解をされる方法を取ってはいけません。
私たちが常識的な方法をとっていれば心配はないのですが。

新聞に記された「独自の調査」とは、単に調査方法だけではなく、
それに対する自分が責任を負う覚悟や気配りを含めての事と言えます。

さて、「下田駅・午後2時」というキーワードから何が読み取れるでしょう。
下田の皆さんが下田駅に集合し、所定の位置に整列。
その後に両陛下が下田駅に御到着され、皆様のお見送りをお受けになられながらホームに移動し、
専用列車に御乗車になり、御出発されます。
つまり、下田駅を午後2時代に御出発されるという事です。
皆さんの集合から御出発まで、どんなに早くても15分から20分、それ以上かもしれません。

下田から熱海まで、電車でどのくらいの時間が掛かるでしょうか。
最速で特急踊り子号の速さになります。
下田・熱海間の所要時間は1時間20分です。
伊豆急・伊東線はは単線であり、途中駅での上り普通電車の追い越しや
下り電車とのすれ違い(交換)を考慮するとこれ以上は速く走れません。

つまり、28日の午後3時半頃から熱海駅で待機していれば良いという事になります。

もう一歩、踏み込むと下田駅を何時に出発するのかが推察できます。
鉄道系の人の言う「8032Mのスジ」です。
これは、土曜・休日のみ運転される特急踊り子112号下田発東京行きのダイヤで、
下田14時37分発、熱海16時00分発となっています。
先にも書きましたように、伊豆急・伊東線での電車の運行は限られており、
このダイヤで運行される以外はありえません。

さて、これらの事を踏まえて、熱海駅でのお見送りは午後3時半集合としました。

皆さんへの連絡はメール、電話など、個人的な直接連絡のみとし、
それらの人が他の人を誘う場合も個人的な直接連絡のみとしてもらいました。
ネットなどにおける周知拡散は厳禁です。
自治体などの主導による大規模なお出迎えやお見送りであれば、
それに応じた管理体制や警備体制が出来ていますが、
今回のように個人レベルのお見送りである場合は、
不特定多数の見ず知らずの人たちが集まってしまうと管理しきれなくなってしまいます。
また、反日活動家などを呼び込んでしまう危険性もあります。

一人でも多くの人に集まってもらい盛大なお見送りをする事は私の役目ではありません。
私が管理でき、不測の事態が起きた際には私が全責任を負う範囲に留めるのが私のすべき事でした。
もっと盛大なお見送りをすべきだと主張する人も出てくるでしょう。
しかし、それは私一人では出来ない事ですし、多くの問題点を含んでいます。

今回、お誘いしたのは私と日常的な交流のある皆さんのごく一部です。
急な事でもあり、声を掛けられなかった皆さんも多かったです。
それに関しては申し訳なく思っています。
また、私が声を掛けた皆さんが家族や友人を同伴してくれました。
これは私が望んでいた事でもあります。

熱海駅には午後3時20分頃から集まり始めました。
上り4番線ホームです。これは前回もそうでした。
判らなければホームに行ってみて、警備の皆さんが一番多いホームにいれば良いのです。

私たちが、たまたまホームに居合わせただけの人や見物人でないことを示さなければなりません。
身だしなみや態度・言動で示すだけでは足りません。
それを示すのがあらかじめ準備された日の丸の小旗です。
心を込めて手を振れば良いのではないかという人もいるでしょう。
しかし、今回のような場合にはそれは当てはまりません。

日の丸の小旗は私が50枚、製作しました。
皆さんに個々に準備してもらうという方法もありますが、急な事でもあり難しいです。
私が同じものを一括準備する事により、統一感もあり、連帯感も強まります。

この小旗には棒を付けてありません。
これは意図的にそうしています。
私からも皆さんには少し説明しましたが、警備の皆さんからも説明がありました。
しかし、皆さんからは棒の付いた小旗を振りたいという要望が多く、今後の検討課題となりました。

皆さんが集まってくる度にその説明をしながら小旗を配付したり、
また、ホームの黄色い線より前に出ないようにする事や
撮影時にはストロボ・フラッシュを切っておく事などをお願いしました。
この様子は警備の皆さんもみており、私たちが秩序あるチームである事を認識してくれました。
また、同様の説明や諸注意は警備の皆さんから集まった皆さんにも個々にされ、
その過程において双方の信頼関係が強まっていきました。

では、ホームのどの辺にいればいいのでしょうか。
「〇号車にご乗車です。停車位置はここです。」という説明は無粋です。
「駅長さんが直立不動で立つ場所が陛下の御席の正面です。」
「まだ、駅長さんは来ませんね。」
そういう話をしている間にも、
警備の皆さんがお見送りの皆さんを駅長さんの予定立ち位置の周囲に誘導しています。
いくつかの理由がありますが、私たちが秩序あるチームと認められているからです。
そして、高齢者や女性や女性を前列にするなどの配慮もあります。

和気藹々とした中にも適度の緊張感も持ちつつご到着予定時刻が近付いていきます。
この頃になると、たまたまホームに居合わせた観光客の皆さんも関心を持ち始めます。
そこで、一人一人と話しながら日の丸の小旗を渡し、一緒に並んでもらいます。
「この日の丸を持っている人たちがお見送りのチームです。」

そして、御乗用列車の到着。
海側のお席の天皇皇后両陛下は日の丸隊をご覧になり、
停車前に私たちのいる山側にお移りになり、
お立ちになられたままお手を降り続けてくださいました。

停車時間は僅かではありました。
大切なのは、その時間の長短ではありません。
私たちの僅か1メートル前に両陛下がいらっしゃる。
一人一人に向かわれてお手を振ってくださる。

幸せな時間の共有

皆さんが喜んでくれた事が私の何よりの喜びです。
今回も実施して本当に良かったです。

今回のお見送りが新聞報道された事や参加者からの口コミにより、
次回は参加希望者が増える事が予想されます。
また、独自に調べて参加する個人やグループもあるでしょう。
当日になって予想以上の人たちが集まった場合の管理体制がどうなるのか。
行政が全責任を負う覚悟を持って主導するのが良いのか、
今回のように市民有志による自主的な活動が良いのか。
これは次回に向けての課題となりました。
これから、多くの方と話し合わせていただきたいと考えています。

なお、このサイトは色々な人が見ていますので、
判りきったような事でもわざわざ書いたり、
逆に曖昧に書いたり、書いてなかったりしています。
全てを記載する事が不測の事態に繋がる危険性もあります。
判りにくい点がある事はご容赦願います。

より良いお出迎えとお見送りが出来るように有志の皆さんで努力していきましょう。


2010年4月のお出迎えとお見送りの記録
http://www13.atwiki.jp/atamispa/pages/39.html

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