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  ある暑い夏の日、空は赤く綺麗な夕日が見えた。
黒髪の少し筋肉質な男がグリーン通りの公園で、一人ベンチに座っていた。
  そこへ、突然銀髪で足元まで届く程のローブを着た男が黒髪の男の後ろに現れていた。
  「何のようだ?」黒髪の男が、ぶっきらぼうに聞いた。
銀髪の男は黒髪の男の前に立った。銀髪の男はかなりしわがあり、銀色の髭も生えていた、それに、かなり痩せていた。
  「そうカリカリするでない、今度の審査会で、お主にちょいと頼みがあってな・・・わかってるだろ?」
  銀髪の老人が、内ポケットから何かの印がされた封筒を取り出し、黒髪の男に渡した、受け取った黒髪の男は、少し暗い顔になった。
  「そう言えば、大分前にもこれを受け取ったなぁ。その時もアルファード先生が渡しにきたねぇ。」
  銀髪の老人は、ふぉふぉふぉと笑った。
  黒髪の男は、そう言って立ち上がり、周りに目をやった。そして、誰も居ないのを確認してジャケットのポケットから細長い木の棒を取り出した。
  「それじゃあ、俺は、もう行く。元気でな先生」
  そう言って、男は、真っ赤な夕日に溶け込むように消えた。
その場には、銀髪の老人だけが残ったが、銀髪の初老も、黒髪の男  と同じように、溶け込むように消えた。

  それから、数分後にそこの公園に一人の少年が来た。
公園に来た少年は、12歳で、さっきの男と同じように黒髪で、やや痩せ型、顔は丸く、その、少年は、特別な力を持っているとは、少年には、分からなかった。

  そして、地平線に仄かに輝いていた真っ赤な太陽は、見えなくなり辺りは、暗闇に覆われていた。
  12歳の少年は、さっき二人の男が居たベンチに腰掛けていた。その少年は、友達と待ち合わせしているようだ。何度も何度も腕時計を確認していた。
  「あと10分」と少年は呟いた。腕時計は午後8時50分を指していた。
  10分ぐらいして、3人の少年少女が少年が座っているベンチに向かって手を振りながら走ってきた。
  「ゴメン、ちょっと準備してたら遅れちゃった」長くて綺麗なグリーンの髪の毛の少女が少年に向かって謝った。
  「いいよジェイニー気にしないで」ジェイニーは少年に可愛いピンクの包みを渡した。野球ボールぐらいの大きさだ。
  「はい、これ、頼まれたものだよ。あと、ちょっと休憩していいかな?皆走ってきたから疲れてるんだ。いいでしょ?アレス」
  ジェイニーがハァハァと息をつきながら、アレスに聞いた。
  「それに、まだ時間は、あるだろ?」ジェイニーの隣に立っていた、茶髪の少年が言った。茶髪の少年は何かの棒を持っている。その棒は、細く長さは、30㎝ぐらいだろう。
  「まあね、あと30分に行けば間に合うし、それより、その棒は何だ?シャンズ」アレスが茶髪の少年に聞いた。
  「これか?これは、さっきマイクが拾ったんだ。何か光ってたそうだよ。なぁ?マイク?」シャンズがマイクを拾った棒を振りながら聞いた。アレスは、その棒に物凄く興味があるようだ。
  「うん・・・アクア通りの近くの小さな森の・・・白い木の・・・根元に落ちてて・・・青白く光ってたんだ・・・すごく怖かった・・・呪われてるのかと・・・思ったよ」