桜姫(おうめ)
性別 | 女 |
年齢 | 不明 |
ICV | 真田アサミ |
所属 | 万寿菊 |
登場作品 | 巷説修羅剣客伝 |
<万寿菊>に所属する<雛>で、
黒いおかっぱ頭に桜色の着物を着た少女の姿をしている。
無口で物静か、ほとんど言葉を発さないが、
胡蝶斎を父として慕っており、『お父上様』と呼ぶ。
胡蝶斎のボディガードを務めており、常に彼の影に潜んでいる。
万寿菊最大戦力と言われ、その気になれば
一藩一国を余裕で殲滅できるだけのスペックを持つ。
武器は自分の身長を遙かに越える長さの薙刀。
その正体は、百々目胡蝶斎が創った最初期の<雛>。
『月都』と同時期に創られ、雌雄一対、兄妹の関係にあたる。
月都のことは『兄上様(あにうえさま)』と呼ぶ。
ある日胡蝶斎に面白半分で破壊され、それが『月都』が離反する原因となっている。
だがその後、胡蝶斎に人工頭脳を修復され、
古今東西の剣豪や剣聖と呼ばれた者達のデータを吸収し、
さらに、舞鶴三姉妹の開発を経て完成した新たなボディを与えられ、
高い経験値と最新鋭の機体性能を誇る、最古にして最新にして最強の<雛>となる。
兄である月都の記憶は残っているが、
父・胡蝶斎の意向を何よりも優先する為、命令が下れば破壊することを躊躇わない。
「………………お父上様、お怪我はおありませんか?」