来栖川月都(くるすがわ・つきと)
性別 | 男 |
年齢 | 不明 |
ICV | 三瓶由布子 |
登場作品 | 巷説修羅剣客伝 |
外見は13,4歳の少年。最上虚蝉の雇い主。
耳の辺りで切りそろえた美しい金髪に、緑色の瞳をした美少年。
若くして莫大な資産を保有しており、江戸の街に大きな洋館を構えている。
幼い外見に似合わず、世の中を達観したような言動が目立つ。
百々目胡蝶斎を激しく憎悪しており、事あるごとに彼の邪魔をし、いずれは<万寿菊>を壊滅させようとしている。
そのためならば、反幕府組織と手を結ぶことも厭わない。
【ネタバレ情報】
その正体は、百々目胡蝶斎によって創られた最初期の<雛>。
人間ではなく自動人形。長らく創造主である胡蝶斎に仕えていたが、
ある日妹とも言える存在を面白半分で破壊され、激怒して主の下を出奔、以後復讐を誓う。
しかしこれは予め仕組まれたことで、
あえて月都に憎しみの種を植え付け、自分に刃を向けさせるのが狙いだった。
全ては胡蝶斎の退屈しのぎだったのである。
だが、現在の胡蝶斎はそのことをほとんど忘れてしまい、さらに月都の憎悪を煽り立てることになる。
長い間胡蝶斎の下を離れて、メンテナンスを行っていない為、
全身の部品が老朽化し、完全に機能が停止するまで後数年も持たないといわれている。