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巷説修羅剣客伝 用語

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○江戸幕府

十三年前、関が原の合戦に勝利した徳川家康が、江戸を中心として開いた新たな幕府。
徳川は、幕府の地位を固めるため、
開国政策を取り、西欧列強と同盟を締結する道を選んだ。
また、多数の戯術師達を召し抱えて『戯術革命』を推し進め、
日本の文明水準を大きく向上させた。
これにより、幕府の安定と世の平穏がもたらされると思われたが、
依然大きな勢力を残す地方大名や、攘夷思想を掲げたテロリスト、
そして、次第に国家政策に介入する西欧諸国と、未だ悩みの種は尽きずにいる。
また、日本中に広めた『戯術革命』が、
敵であるテロ組織の強化につながると言う、皮肉な事態を生んでいる。


○大英帝国海軍

江戸幕府と同盟を結んでいる、西欧の島国が保有する海軍。
幕府に最新鋭の銃器や船舶を提供する一方で、
幕府内に要人を送り込み、国政に介入している。
日本の優れた『戯術』に興味を示し、それを手に入れようと目論んでいる。

 

セイレーン隊

英国海軍大尉ウィルフレッド・ハディントンが率いる、
『海の魔女(セイレーン)』の異名をとる小隊。
メンバーは一般の軍からつま弾きにされた者、
あるいは魔術師や異能者で構成され、通常の部隊では処理できない特殊な任務の際に出動する。
その異常さゆえに、司令部からは疎まれており、危険な任務に送られる事が多い。

 

○妖怪・半妖族

古来、日本の各地で跳梁跋扈していた化物・妖怪といった類の存在は、
社会の近代化・合理化が進むにつれて、次第に姿を消し、空想上の生物になりつつあった。
だが、決して滅び去ったわけではなく、人間の眼の及ばぬ場所でひっそりと暮らしている。
また、かつて妖怪の中には、人間と交わり子を成す者もおり、
現在においても、妖族の血を引く者が方々に生き残っている。
妖の血は、その人間に異能と超常の力を与えるが、
その不気味さゆえに迫害される事が多く、
大半が正体を知られぬようひっそりと暮らす、
あるいは異能を活かせる裏の世界へと足を踏みいれるかの二択しかない。

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○斗賊(とうぞく)

争いに生き、戦いを生業とする戦斗集団。
多くは侍崩れの浪人や、社会から弾き出されたならず者で構成され、
主に金で雇われて荒事を引き受ける。
しかし、実際は暴力に物を言わせて金品を略奪するなど、
読みが同じである『盗賊』とほとんど変わらぬ強盗集団が殆どというのが現状。
中には誇りを持って集団を率いている者もおり、
そう言った者達は同じに見られる事を激しく嫌い、
極悪な『斗賊団』と敵対して壊滅させたりする。



○戯術(ぎじゅつ)

西洋より導入された近代科学と、
日本古来より存在する呪い・陰陽道を融合させた、世界に例を見ない全く新しい技術。
開国から数年、日本では才に恵まれた『戯術師』達が次々と台頭し、
革新的な発明と発想で、日本の近代化を推し進めた。
ゆえに、この時代の進展を『戯術革命(ぎじゅつかくめい)』と呼ぶ。
単なる西洋の模倣で終わらぬ事が、日本を当代最高水準の文明国にまで押し上げたが、
逆にその独自の技術力を欲する西欧列強に目をつけられる結果となる。


○戯作倶楽部(げさくくらぶ)

開国初期、優秀な戯術師達で結成された、日本最高のオーバー・サイエンティスト集団。
構成員は十指に満たぬ数でありながら、その人智を越えた才能で持って、
日本の近代化を一気に推し進めた。彼らは幕府で重用され、その大半が要職についている。

 

 

○宗派七獄(しゅうはしちごく)

 

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○万寿菊(まんじゅぎく)

江戸幕府の影で暗躍する謎の戦闘集団。
表の影を司る伊賀・甲賀忍軍に対して、裏の影と司ると称される他は、全くの謎に包まれている。
その実態は、異能力者・絡繰人形を多数保有する、対妖魔・異能力者戦闘機関であり、
戦乱の影で暗躍し、幕府の障害となるものを排除してきた。
戦闘集団にもかかわらず、強大な権力を持ち、
一説には主君である徳川幕府をも裏で操っているとも囁かれている。


○雛(ひな)

<万寿菊>が保有する、最新戯術の結晶である戦斗型絡繰兵器。
生みの親は百々目胡蝶斎。
人間の皮膚を再現した人造筋肉を纏い、内部は精密にして複雑極まる機械で構成されている。
総じて若い女か少女の姿をしており、外見では全く人間と見分けがつかない。
また、上位機種は『術式』による再生能力を有し、腕を飛ばされる程度なら一瞬で、
例え全身をバラバラに解体されても数時間あれば元通りになる。
電子頭脳や動力源は存在せず、部品全てに刻まれた『術式』で稼動しているため、急所も弱点も存在しない。


鬼忍衆(きにんしゅう)

江戸幕府が、伊賀・甲賀忍軍の他に密かに保有する忍者集団。
その実態は、<万寿菊>・・・ひいては百々目胡蝶斎の手駒であり、
異能力者や半妖など、忍の中でも特異な能力を持つ者達で構成されている。
<雛>を中心とした絡繰人形部隊と並んで、<万寿菊>の双璧を成す軍団。
それゆえに、人形である彼女らには対抗意識を抱いており、
彼女ら以上に胡蝶斎からの信認を得ようとしている。

 


玄行灯(くろあんどん)

妖怪や半妖による、互いの支援や保護を目的とした一種の寄り合い。
日本中に散った半妖の血族らが利用しており、
今後の事を話し合ったり、裏の仕事を斡旋したりする。
また、立場の弱い妖怪を、人間の手から守るなどの保護活動も行っている。
各地方に集会場があり、関東の代表は毛羽毛現の爺。

 

真・モンゴル帝国

 

西は東ヨーロッパ、アナトリア(現在のトルコ)、シリア、南はアフガニスタン、インド、ビルマ、東は中国、朝鮮半島まで、ユーラシア大陸の大部分にまたがる史上最大の帝国。現時点において、世界の支配者にもっとも近い存在となっている。
統治者は、<蒼き狂狼>ソウテン皇帝。
宗派は特に無く、<唯才あるのみ>ノ元あらゆる宗教、人種を受け入れることで、様々な文化と技術を融合させ、強大な軍団と、他国を圧倒するからくり兵団、千差万別の異能者勢を確保する事に成功した。
江戸幕府については、皇帝自身の個人的な事情を除いて、ほぼ放置状態。

 

 

七罪を持つ獣

 

江戸を中心に、様々なテロなどで暗躍する七人の異能者からなる集団。人種や性別、年齢もバラバラで、現在、判明しているのは、異国の宗教において、人間にとっての7つの大罪を己の名としていること、そして、それを象徴とする獣の刺青をもつことだけである。

その実体は、真・モンゴル帝国の皇帝直属の七人の刺客部隊。

 

 

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