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降矢木響夜(ふりやぎ・きょうや) 

 

【ネタバレ情報】

  
『降矢木響夜』とは降矢木最後の魔女・降矢木響鳴(きょうめい)の息子。
既に魔道としては没落寸前だった降矢木家の跡取りであるが、
父親はおらず遺伝子提供による体外受精によって生まれた。
 
遺伝子の提供者はヴァンデルドルフ・フォン・ハイデッガー。
まだ僅かに残っていた、降矢木家のWMC内での
利権を手放す事と引き換えにその取引を了承した。
この取引で獲得した権益で、ワイズマン側と肩を並べる事が出来る為である。
 
だが、降矢木響鳴の狙いは、降矢木とハイデッガーの遺伝子を
掛け合わせる事で、両家を滅ぼしうる最強の戦士を生み出す事だった。
響鳴には、繁栄を続けるワイズマン、ハイデッガー両家への妬みと憎しみ、
そして、かつての降矢木家の繁栄を取り戻す為の妄執しか無かった。
 
響鳴によって、オリジナルの降矢木響夜を元にした
十数体のホムンクルスが生み出され、彼らへの兵器としての教育が始まった。
全ては、降矢木家に伝わる伝説の魔器・・・
『ディス・パテールの鎌』を最大限に発揮できる使い手の創造にあった。
なお、この研究にはザナドゥ・ナタナトス伯爵が関わっていたとされ、
響鳴に自身が得意とするホムンクルス技術を提供した。
 
ディス・パテールの鎌は、普段はただの魔器であるが、
その奥には降矢木が開発した究極の魔道兵器『冥王』が眠っている。
だが、その余りに膨大な魔力ゆえ、
同調できぬ者が無理にその力を引き出そうとすれば、
全身を冥王に浸食され、精神が灰となって死んでしまう。
響鳴ですらそれは叶わず、危うく命を落としかけた。
 
その教育は熾烈を極め、劣る者達は次々に命を落としていった。
響夜のホムンクルス達は、幼少時代はおよそ人間らしい扱いも
母親の愛情も受けず、ひたすら兵器として育てられた。
過酷な訓練の過程で、ホムンクルス達は次々と命を落とし、
生き残った者もディス・パテールの鎌による強制契約試験によりやはり死んでいった。
数が減るたびに、新たなホムンクルスを生み出し、補充する・・・
ホムンクルス達には人としての尊厳など一切認められず、
試練を乗り越えた先にも生存率0%の絶望しかなかった。
 
その地獄の日々の中でただ一人生き残ったのが・・・今の響夜である。
響夜は本物の響夜ではなく、そのホムンクルスである。
 
だが、その過程で自我に目覚め、自身の身を守る為に母親を殺してしまう。
母親は、響夜の事をワイズマンとハイデッガーへの
復讐の道具としてしか使うつもりが無く、
その後はバラティエ教授に引き取られ、
ギデオンとの交流で徐々に人間らしさを取り戻していく。
それでも、母親に刷り込まれた戦闘機械としての洗脳は残っており、
口は軽いが任務となれば人間離れした冷徹さと判断力を発揮する。
当初は、自分の境遇を嘆く時期もあったが、
やがてどのような出生だろうと、生きていく事には意味があると悟る。
 
なお、この技術で生み出されたホムンクルスは短命で死ぬ。
今の響夜が生き延びているのは、全てディス・パテールの鎌からの魔力供給による。
 
ディス・パテールの鎌は別次元の産物とされ、
真の能力は『この世ならざるものを切り裂く』事。
この能力は、最終決戦でオリジナル・ワイズマン撃破に使われた。

その際の技名は『冥王の鎮魂曲(ハーデスレクイエム)』。

 

降矢木響夜(賢者の翼)

 

魔器:ディス・パテールの鎌、メルクリウスの宝杖、賢帝の鎌アルスマグナ

 
ギデオンと決着をつけた後、正体を現した
メリアム=オリジナルウェポンの攻撃で、響夜は半身を破壊される。
死に行く彼を救ったのはギデオンで、錬金術の秘法を用い、
自らの身体を分解・再構成して、響夜の欠損した肉体を修復した。
これにより、響夜はワイズマン、ハイデッガー、降矢木の
三つの魔道の血を結集した当代最高の魔術師の肉体を授かり復活した。
喋り方などは響夜と全く同じであるが、
実際には二人の精神が合一した事により、全く別個の人格・存在となっている。
錬金術の奇跡により誕生した人間魔器であり、既に人ではない。
 
黒と金のローブをまとい、背中からは天使のような金色の翼と
翼竜の化石を象った漆黒の翼が生えている。
武器はディス・パテールの鎌とメルクリウスの宝杖。
およびそれらを錬金術で合成した金色の大鎌『賢帝の鎌アルスマグナ』
ファンタスマゴリアへのアクセス能力を有しており、
そこから情報を引き出す事でオリジナル・ワイズマンに匹敵する魔術を行使できる。
成層圏で仲間達と共にオリジナルウェポンと激戦を繰り広げた。
 
万象を破壊する『冥王』による圧倒的な攻撃力を誇るが、
同時に自身の肉体も急速に破壊されるため、自壊を上回る超速再生を行う必要がある。
その再生は、ギデオン側の体が錬金術で行っている。
このバランスが崩れれば、即座に死に至るため、
攻撃の最中に被弾することは許されない。
故に魔術で弾幕を張る必要があるが、
古代魔導文明の祖であるオリジナルウェポンには
現代魔術は読み切られていて攻撃手段たり得ない。
決定的な一撃を叩き込むには必ず接近せねばならないため、
常に死と隣り合わせの戦いを強いられることになる。
 
オリジナルウェポンを撃破した後、崩壊し掛けた世界を修復し、
ワイズマンの残留思念を消し去る為、
時空の狭間からファンタスマゴリアへと消えていった。