スカリア=ヴァランタイン
性別:女
年齢:31歳
所属:ドルチェツァ
称号:虐殺の毒婦(ジェノサイド・ミストレス)
武器など:『エキドナの毒装束』『アンフェスバエナの妖華』
ICV:島津冴子
ドルチェツァ幹部・エゼクトレの一人。“虐殺の毒婦(ジェノサイド・ミストレス)”の称号を持つ。
長く伸ばした癖の強い白髪に、眼鏡をかけ濃い化粧をした妖艶な美女。
見事なプロポーションの肢体を、露出の多い扇情的な衣装で包んでいる。
ちなみにバスト100オーバーの爆乳魔女。
その本性は過激かつ残虐な快楽殺人鬼。
激情の赴くまま、敵をいたぶり、切り刻み、嬲り殺すことに、至上のエクスタシーを感じている。
快楽のままに行動することこそ人間の生き方と考えており、
規律を重んじるベアトリーチェを激しく敵視し、何度もぶつかり合うこととなる。
○エキドナの毒装束(ビスチェ)
スカリアが所持する魔器。珍しい衣装型の魔器で、胸元が大きく開いた扇情的なデザインをしている。
服の各部にはサボテンのような突起物がところどころ存在しており、骨をも溶かす猛毒が仕込まれている。
毒棘を飛ばしたり、伸ばしたりする事も可能。
○アンフェスバエナの妖華
スカリアが所持する魔器。
長い柄をした二対からなる緋色の槍型の武器で、先端には奇怪に歪曲した巨大なリング状の刃が取り付けられている。
全長200センチ以上の超重量武器であるが、スカリアは女ながらにこの武器を、
しかも両手に二本持って軽々と扱うことができる。
『エキドナの毒装束』同様、穂先の刃輪には猛毒が仕込まれており、
触れた物全てをドロドロに溶かし、死に至らしめていく。
<術技>
○悪魔の仙人掌(デビル・カクタス)
『エキドナの毒装束』から、多数の針を伸ばして敵を貫き、毒で溶解する。
○絶桜狂咲(クレイジー・ブルーム)
『アンフェスバエナの妖華』を両手に持って振り回し、敵を切り刻む。
○贄喰らう妖花(ヴェノム・ラフレシア)
『エキドナの毒装束』の真の形態。背部に巨大な妖花を咲かせ、
そこから毒ガスを放って周囲のもの全てを溶かし尽くしていく。
【ネタバレ情報】
かつては科学者で、オリジナル=ワイズマンの存在に触れたことで、その叡智に心奪われ、
以降“彼ら”の掲げる魔道の進化という思想に心酔している。
その感情を彼女は『恋愛』と形容し、計画の障害となる全てを排除しようとする。
最終決戦ではベアトリーチェと交戦。欲望によって生み出す力で一時彼女を圧倒するが、
最後は『剣聖の境地』に目覚めたリーチェに敗北している。
ファンタスマゴリアのゲートが開かれた際は、
瀕死の状態ながらも最後の力を振り絞り、その中に飛び込んでいる。
以降の消息は不明。