エテリーナ=フラムスカヤ
性別:女
年齢:9歳
所属:WMC
国籍:ロシア
コード:No.Ⅱ『女教皇(ハイプリエステス)』
ICV:小桜エツ子
WMCに所属するアルカナ・フォースの一人で、
アルカナはNo.Ⅱ『女教皇(ハイプリエステス)』。
若干9歳児だが、生来のエスパーであり、
知能は並の大人を遥かに越えるほどに成長している。
なお、強大なサイコキネシスの使い手で、
人間に圧力をかけて押しつぶしたり、念動力の糸で意のままに操ったりすることができる。
濃桃色のローブを身にまとっており、頭には顔が隠れるほどの大きなフードを被っている。
フードの下は、まるで赤子のようにつるつる頭である。
これは、頭部を露出することにより念動力の発現を高めるためらしい。
性格はわがままで利己的、そして残忍。
サディスティックな性癖を持ち、自分より弱い者をいたぶり殺すのが趣味という悪魔の9歳児。
狡猾で悪知恵が働き、卑怯な手だろうが遠慮なく使う。
しかし、その一方で大変な小心者であり、
自分より強い相手とは決して戦おうとはせず、目上の者には臆面も無く媚びへつらう。
WMCに所属しているのも「長い者には巻かれろ」という彼女の持論ゆえである。
元々、その強大な念動力に目をつけられ、
ロシア政府に研究対象として捕獲されていたが、
ある日念動力を暴走させ、研究所の職員や追っ手の軍人を皆殺しにして脱走。
その後も各地で悪行を重ねていたが、やがてWMCによって捕縛される。
危うく“処分”されかかるも、
WMCに絶対の忠誠を誓う事を条件に何とか生き延びる。
世渡りと根回しの上手さを生かし、現在では21賢者の一人にまで上り詰めている。
当然というべきか、WMC内部では嫌われ者であり、
一部の者からは、その名前と猿に似た容姿から「エテ公」と呼ばれている(ぉ
1人称は「あちき」で、語尾に「~だわさ」とつける。
○念動縛糸(サイコスレード)
エテリーナの指先から放たれる念動力の糸。
相手の神経に接続することで、対象の肉体を意のままに操る。
○念殺爆破(サイキック・ボム)
サイコキネシスで対象の四方に圧迫を加え、一気に押しつぶす残虐な技。
エテリーナはこの時に内臓が破裂する音がたまらなく好きらしい(ぉ
○白熊サーシャ
エテリーナ・フラムスカヤが『アルバイト』として非合法な裏の仕事をする際の仮名。
ユーモラスな外見をした白熊のぬいぐるみを身に纏っている。
サイズは大人よりもやや大きいぐらいだが、エテリーナは念動力で中からぬいぐるみを操作している。
変装している時は、男とも女ともつかない、皺枯れた片言で喋る。
また、配下として多数の熊のぬいぐるみ(エテリーナは『ミーシャ』と呼ぶ)を従えており、
それらも全て念動力で操っている。
【ネタバレ情報】
ドルチェツァの幹部アジール=ヴォジャニコフは義理の母親。
終始彼女を恐れており、何度も殺されかかるが何とか生き延びている。
最終決戦の後も生存。彼女らしく、姑息に、ずるがしこく立ち回っている。