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フェイ・シェンレン

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da104

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非聖人(FEI・SHENREN)

 

性別
年齢 20
搭乗機

ソレイユ

所属 ナイトストーカー
ICV 近藤 隆
イメージカラー
アイカラー ブラック
登場作品 FAITH

※以下スーパーロボット大戦SAGAにおける設定。 

『ナイトストーカー』所属、『パペットマスター』の一人。
一年程前から傭兵界に彗星の如く現れ、数々の革命運動などで名を馳せてきた。
『ラクラレッシュの悲劇』の数少ない生き残りでもあり、その心は硬く閉ざされており、瞳も常に暗く沈み、およそ表情というものが殆ど窺えない。
機動兵器の操縦に関しては、荒削りなものの能力は高く、隊の中ではルシアに次いで実質No2のパイロットといえる。
一介の学生であった彼が短期間でここまで傭兵として名を上げられたのは、ひとえに彼に『ウィスパード』の資質(特に人間心理学や兵器関係等の技術知識とその応用能力に特化した)があったが為といわれている。
ちなみにフェイ・シェンレンという名は本名ではなくコードネームの様なもので、どんな時でも決して自らの手で他者を殺す事の無いその手口から付けられた。

一言で言ってしまえば、シェンレンは『正義の人』。
『ラクラレッシュの悲劇』があった際にも、学生達が暴走し、暴動に発展。
暴力と欲望が支配する地獄絵図の中にあって、シェンレンは、その様に怒りを覚え、箍の外れた同窓生たちの中にあって、終始理性の残った仲間達を守る事、暴走した生徒達の鎮圧に心血を注いだ。
その時、シェンレンは、見境というものを無くした同窓生達を見て、人間の道徳の脆さを感じ取ると共に、自分が「こちら側」(理性を保ち、弱者をいたわる行動を取れたこと)にいられる事を感じ、歓喜を覚える。
だがルシアの手によって事件が終結した後、彼の「こちら側」にいられた正義感は行き場を失う。
異常な状況下にあってこそ発揮された倫理観であるが故に、危険の無い日常においては、「こちら側」でいられる実感を得る事が出来なかった。
非日常を体感してしまったが故に、彼は日常に戻ってもフラストレーションを押さえきれず、結果として戦場に身を投じる事で、自らの内に空いた穴を埋めようとした。
また、この時の後遺症で、殺人恐怖症に陥っており、人を殺すと酷い眩暈と吐き気を催すようになった。
これも彼の人道に対する異常なまでの執着心の現れであるが、同時に戦場に必ず付いて回る「人の死」を受け入れらないことでもあり、「人を殺す」というこれまた不文律の結果にも順応する事が出来ない。
常に、自分が「こちら側」の人間である事を実感していなければ生きられなくなったシェンレンは、最終的に、対人外を前提としたナイトストーカーに参加する。
相手が人でないなら殺害に対する罪悪感を覚えずに済むからであるが、本人はその事に気付いていない。
「人の命の価値」を信じるが故に、人に仇なすものへの敵対心が異常に強く、その正義感は「人類に仇なす存在は全て撲滅」という歪んだ形に変化してしまっている。
 
・シェンレンの今後
 
ルシアに従い、極東支部に所属(フルメタルパニックのA21(ベヘモス)の事件のイベントをやるなら、かつて彼がそこに在籍していた等の過去話をやる予定でした)。
マリア達が連合から離反するのであれば、シェンレンはナイトストーカーの一員として連合に残る道を選ぶ。
離反しない場合も、クロウリーの行動によりナイトストーカーは分裂。
シェンレンはクロウリー側に付き、人外の撲滅の為に行動する。
『ラクラレッシュの悲劇』の際、一人で事件を解決し、自分達を救ってくれたルシアに対して強い憧れを抱いていたが、そのルシアとは結果的に袂を分かつ事になり、それを裏切りと取った彼はルシアに挑むも敗北。
生き残った後、兼ねてから親交のあった綾音に諭され、自分の歪みを自覚し、その後前線を去る。
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