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乙骨不比等

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hanptidanpti

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乙骨不比等(おつこつ・ふひと)


性別:男
年齢:不明
所属:禍禽
ICV:中尾隆聖
登場作品:からすま幻戯譚

<禍禽>の最高幹部が一人。鋭角の多い白銀色の装束で姿を覆い隠し、
服の隙間から長い銀髪と金色に輝く左眼が覗いている、不気味な風貌の人物。

極めて残虐な性格の持ち主で、
敵はなるべく苦しめて殺す、不要になった部下は容赦無く切り捨てるなど、
その冷酷さと残虐性は、彼の部下達にすら恐れられている。
「骨」に対して異常な執着を持ち、
様々な稀少生物の「骨」を集める事を趣味している「蒐集狂(コレクター)」である。
「骨」を自在に操る能力を有しており、自身の骨のみならず様々な魔物の骨を媒介とした強力かつトリッキーな術を行使できる。
一人称は「己(オレ)」。語尾を「アー」「ナー」と伸ばすなど、
どこか気だるそうな仕草や言葉遣いが特徴。「フヒヒヒヒ・・・」と気味の悪い声で笑う。
「狂骨旅団(きょうこつりょだん)」と言う自らの手足となる軍団を持つ。
また、世界中に散らばる業人の監督および、罪業(カルマ)の算定を行っている。

骨に咒言を刻み、符として扱う陰陽術
『骨神操咒法(こつしんそうじゅほう)』を扱う。
咒を刻んだあらゆる生物の骨格を『骨神』として使役する。
ただの式神との違いは、その骨を持つ生物の能力・特性を再現できることにある。
不比等はこの鳳仙境に生息する多数の生物の骨を収集しており、
多種多様な骨神を使役できる。

長く伸ばした灰色の髪と、立てた襟の陰になって見えないが、
鼻から下は皮膚が削げ落ち顎の骨が剥き出しになっている。
彼自身も脳を除けば骨神と化している。

髑髏の紋様の水干を着、やや歪んだ円錐形の烏帽子を被っている。
普段は頭蓋骨と骨で形成した空飛ぶ輿に座っている。
特に大蛇の骨神を好んで使役する。

かつて、帝都の皇太子を妖族に殺させ、妖族狩りを引き起こした張本人。
その目的は多種多様な妖族の骨を蒐集することにあった。
灯蝉人の仇敵に当たる存在。



骨大蛇(ほねおろち)

不比等が主に使用する、骨で出来た大蛇。


<秘奥義>

万骨要塞・骸娑髑髏(ばんこつようさい・がしゃどくろ)

無数の骨神を組み合わせ、複数の生物の特徴を併せ持つ、
巨大な骨の怪物を作り出す。内部に術者を格納することで、無敵の要塞と化す。
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