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黄泉津夢夜(よもつ・ゆめや)


性別:男
年齢:20
所属:帝都退魔寮→無所属
ICV:高山みなみ
登場作品:からすま幻戯譚

主人公。背中全体を覆うぐらい長く伸ばした鮮緑色の髪に、
銀杏色の衣を羽織った飄々とした雰囲気の青年。背は低めで身長は160センチ前後。
帝都内の甘味処『からすま屋』の主人で、和菓子造りの名人。得意はみたらし団子。洋菓子が嫌い。
理由は和菓子職人である自分の“商売敵”であるため、別に味が嫌いなわけではない。
しかしそれは表向きの顔で、本業は都に蔓延る魑魅魍魎を討伐する、フリーの浄滅師。
風を自在に操る能力を持ち、『風曲舞天流』と呼ばれる流派を修得している。
実力は達人クラスで数々の悪党・妖怪を退治してきた。
金色に輝く風を操ることから、『金色天狗(こんじきてんぐ)』の異名を持つ。
性格はお気楽、マイペース。常に何者にも縛られず、風のように自由に振舞っている。玉鬘曰く『ボケガラス』。
おふざけも大好きで、どこから調達したのか謎の『お面』を被ったりして人をおちょくっている。
大変な自信家でもあるが実力は本物で、底知れぬ強さを秘めている。一人称は「僕」。
実力者であるが、何故か帝都退魔寮には所属せず、距離を置いている。
しかし、昔は何らかの関わりがあったらしく、朝廷内にも顔見知りが多い。



○風曲舞天流(ふうきょくぶてんりゅう)

黄泉津夢夜が修得している謎の流派。
その実体は夢夜の風を操る力を利用した格闘術である。
また、柔術や合気道の要素も取り入れている
そよ風の様に軽やかな動きで敵の攻撃をかわしたり、
時には強烈な突風の如き一撃を繰り出す。
また、風を吹かす事により瘴気を浄化して、凶暴化した妖怪を元に戻すことも可能である。

 風曲舞天流において、“風”とは物が動く際の“流れ”総てを意味する。
 ヒトが運動する際、身体には必ず一定の方向性・・・つまり“流れ”が生ずる。
 その“流れ”が狂えば、相手は身体のバランスを大きく崩し、特に力で攻撃せずとも自ら倒れていく。
 風曲舞天流とは、柔術や合気道の技術を用い、相手の“流れ”を狂わせ、
 最終的には相手の動きを完全に掌握する・・・という類の武術なのである。

その究極系が、風塵迷宮や風象流転といった極意となる。


○迦楼羅の衣(かるらのころも)

夢夜が羽織っている銀杏色の衣。普段は普通の着流しだが、
戦闘時には金色に羽毛を生やした霊衣へと姿を変える。


<術技>

○浮雲(うきぐも)

雲のように軽やかな動きで、敵の攻撃を受け流す特殊な歩行法。
一般的には『流脚(りゅうきゃく)』と呼ばれ、武闘士の中でもこれを体得している者は少ない。


○木枯(こがらし)

掌に風を生じさせ、敵を吹き飛ばす風曲舞天流の基本技の一つ。


○襲爪脚(しゅうそうきゃく)

地上の獲物を狙う猛禽を模した、空中から放つ飛び蹴り。


○烈嘴突(れっしとつ)

手に風をドリルのように纏わせ、貫通力を高めた刺突。


○天狗扇舞(てんこうせんぶ)

夢夜の代名詞とも呼べる技。別名・ 天狗の扇(てんぐのうちわ)
道力を込めた『金色の風』によって、
手に扇子状の風を纏わせ、相手を切り裂く秘儀。


○風塵迷宮(ふうじんめいきゅう)

風曲舞天流の極意の一つ。
周囲の大気そのものを操り、敵の動きを完全に支配してしまう技。
物体は、空気のある場所に立っている以上、必ず周囲の大気の影響を受ける。
だが、風使いである夢夜はその大気をコントロールし、
直接触れる事無くとも、“風”だけで相手の“流れ”を掌握する事を可能とする。


○風象流転(ふうしょうるてん)

風曲舞天流の極意の一つ。
敵の攻撃を単に受け流すだけではなく、
敵の“流れ”を自身の攻撃の“流れ”へと変換し、
風に乗せて相手へ撃ち返す技。主に天翼掌破と組み合わせて用いられる。
風曲舞天流の真髄を極めし者にのみ可能となる技。


○天翼掌破(てんよくしょうは)

掌握した大気の流れを掌に集中させ、掌底と共に一気に撃ち出す必殺技。
金色に輝くその風はあたかも金の翼を持つ神鳥のようであり、
凄まじい暴風となって相手を吹き飛ばす。
巨岩を粉砕する程の威力を秘めており、地面には巨大な翼を押し当てたような痕跡が残る。


<秘奥義>

○迦楼羅天舞(かるらてんぶ)

敵に足払いを掛けて浮かせた後、
蹴鞠の要領で蹴り上げ、あるいは掌で払いながら敵を天高くまで飛ばし、
頂点に達したところで今度は何度も蹴りつけながら共に地上に降り、
最後には天翼掌破で敵を吹き飛ばす。


○天衣無縫・金翅鳥王扇(てんいむほう・きんしちょうおうせん)

回転する舞と共に周囲に暴風を発生させ、敵を空中へと巻き上げる。
自らもその風に乗って宙へと舞い上がり、掌の天狗の扇に周囲の風を収束、
巨大な金色の風の扇を作り出し、竜巻に飲まれた敵を一気に切り裂く。




その正体は、瑞獣と呼ばれる始祖の眷属の末裔。
遥か古の世、熾天鳳煌尊に敗れた瑞獣たちが、
煌尊に取り込まれる前に残した僅かな魂の欠片が、
長き時を経て結合し、人の姿となりて誕生した新たな生命。

長い歳月に人界の霊気に触れ過ぎたためか、
その身は人に限りなく近くなり、瑞獣としての力は眠り続けていたが、
金剛山伐神との死闘を切っ掛けとして、徐々にその力が表に出るようになる。

一時は熾天鳳煌尊の焔によって滅されてしまうが、
人の肉体を失ったことで逆に覚醒を果たす。
煌尊に取り込まれる前に雲居雁日光に救出され、
彼女の存在を取り込むことで風と雲から成る自然の化身……
真なる瑞獣として復活する。

最終決戦では、熾天鳳煌尊に取り込まれていた
瑞獣たちを解放、再融合することで、彼に対抗するだけの力を得る。
それでも尚歴然たる力の差があったが、
彼は柔で剛を破る風曲舞天流の技、そして
強敵たちとの戦いで経た経験というヒトとしての力を武器に食らいつく。
最後は先に撃ち込まれていた金剛山伐神の拳魂に、
瑞獣としての力の全てを注ぎ込むことで、煌尊を撃破する。

力の大半を失い、一介の精霊となった夢夜は、
最後に琉璃宮拾参条と一対一の決闘を行う。

その戦いにも勝利した彼は、帝都に帰還。
いつものようにのんべんだらりと生きていく。