ゴスペルブラック 凶皇態(エンプレスフォーム)


頭に隕石が落ちたショックで、人格が反転し、臆病で善良な性格になったざらめだが、悪の心は消えたわけではなく、抑圧され、より強い闇の魔法力へと濃縮されていた。
抑圧が頂点に達した時、限界を越えて溢れ出た闇の魔法力は、ゴスペルブラックを新たなる姿へと進化させた。
大きな蝙蝠の翼と黄金をあしらった漆黒のコスチュームは以前よりも更に禍々しくなっており、見る者に恐れを抱かせる。
以前のゴスペルブラックに比べて、全ての能力が四倍になり、素のスペックだけで上級魔法天使を遥かに上回る。
最大の特徴は、新たに加わった能力であるソウルアブゾーブ。
周囲の人間や天使、妖禍獣から魔法力を強制的に吸収し、自らの力に変える。魔法力を吸い付くされた相手は自力で立つことも出来ずその場にひざまずく。
その光景は臣下が王に平伏しているようであり、魔法力は王への貢ぎ物と言える。他者を糧とし、ひざまずかせ、皇帝(じぶん)一人が強くなる。
まさに黒蜜ざらめの信念を形にした能力である。
凶皇ゴスペルブラック とも呼ばれる。


ドラゴンズテイル

長い尾を鞭のように振るい、敵を薙ぎ払う。


ジョーカーデスサイズ

左右二対の刃が互いに柄を合わせた形状になっている。
柄の尖端が、左右に湾曲した帽子を被った髑髏の面になっており、その湾曲した部分が刃となった、左右二対の大鎌。


デッドリーボイス&デッドリーブレス

ツインテールの髪留めになっている左右の髑髏の飾りが肥大化。口から聞いた者を恐慌させ、ショック死させる死の雄叫びと、触れた物全てを溶かし腐らせる緑色の猛毒の息吹をはく。


ソウルアブゾーブ

別名、 強制隷属領域(ゴスペルブラックゾーン)
周囲の生物の魔法力を無差別に吸収し、己の力に変える。多量の魔法力を吸われた相手はその場にひざまずく。
ざらめはこの技を『ざらめ帝国(エンパイア)』と名付けた。


闇の黙示録(アポカリプス)

魔法天使ダニエルに自らの魔法力を与え、マスコット的な姿からリアルな造型を持つ凶暴なクリーチャーに変える。大きさも十倍以上に膨れ上がる他、千を越える数に増殖させ、敵に襲い掛からせる。
例えゴジラ大の怪獣であろうと、数分で骨も残さず食い尽くす。喰らった生物の魔法力は、ソウルアブゾーブでゴスペルブラックへと吸収され、彼女を更に強化する。
ダニエルに加え、バグレンジャーの五匹を加えたバージョンもあり、リアルで不気味な造型になった無数のダニ、蚊、蝿、ゴキブリ、カメムシ、蚯蚓が戦場を跋扈する様は悪夢以外の何物でもない。まさに黙示録に謳われし終末の軍勢である。


カタストロフ・オブ・ゴスペル

ジョーカーデスサイズに自らの魔法力を収束、鎌そのものを巨大化させ、敵を一刀両断にする。
エンド・オブ・ゴスペルと同じ原理の技だが巨大化の規模が尋常ではなく、最初に使った際には百メートルの敵に対し、鎌を千メートルにまで巨大化し、斬るというより刃先で潰した。
魔法力を注ぎ込むことで更に威力を上げることが出来、巨大化させずに通常のサイズの鎌に魔法力を凝縮させ、破壊力を収束して放つことも可能。それを受けた相手は原子一つ残らないだろう。