黒蜜棺炉(くろみつ・かんろ)


性別:女
年齢:24歳
ICV:堀江由衣

黒蜜ざらめの姉。長方形の眼鏡に、背中まで伸ばした真っ直ぐな焦げ茶色の髪、
クリーム色のセーターの上に飴色のケープを羽織っている。
ざらめからは かん姉(ねぇ) と呼ばれる。
常に柔和な表情を浮かべた、やや天然の入った優しげな美人であるが、
黒蜜ざらめがこの世で唯一恐れる相手で、魔法聖女でも無いのに生身で妖禍獣を撲殺する、水面を優雅に歩行する、爆走するトラックの軌道を指一本で変えるなど人外の身体能力を持つ。
常にバッグを携帯しているが、中には電動ノコギリや毒薬などの物騒なアイテムを詰め込んでいる。

幼少期より、ざらめに数多くの虐待紛いの訓練を施し、今の彼女に育て上げた張本人。
チョモランマの頂上まで地力で這い上がらせる、
猛獣の住まう未開のジャングルに放り出す、
食事に致死量ギリギリの毒物を混ぜるなどありとあらゆる試練を妹に課して来た。
その理由は偏に妹への行き過ぎて歪み切った、されど真っ直ぐな愛情に尽きる。
妹を虐めることが彼女にとっての何よりの喜びなのだ。

今では初日町に戻って来ることは殆どないが、たま~にぶらっとやって来ては、
ざらめを大いに恐怖させている。

現在は仕事で世界中を飛び回っているが、詳しい内容はヒ・ミ・ツらしい。
ただ、近年、独裁者や黒社会の大物の暗殺が頻発しており、
その陰には レディ・スウィーツ と呼ばれる、凄腕の暗殺者が関わっているらしい。


「ざらめちゃーん、久しぶり~~お姉ちゃんだぞぉ♪」
「もぉ~う、今私はざらめちゃんと話しているんだから、関係ない人は引っ込んでいてね♪(ぐりぐり」
「ざらめちゃんを観ていると、何だか心がぽかぽかしてきて……つい、電動ノコギリのスイッチを押しちゃうよねw」




+...

セラフィックヴィーナス


黒蜜かんろが、魔法天使界の地下迷宮に眠っていた魔法天使カギエルと契約し、魔法聖女へと変身した姿。
世に災いが降り懸かった時、女神エリーゼより遣わされ、世界を救済する伝説の魔法聖女と呼ばれている。
衣装も金のアクセサリーをあしらったローブに、背中に生えたはちみつ色の翼と、思わずその場にひざまずいて崇めてしまう程神々しい。
しかし中身はかんろのままで、真性のサディストかつ妹大好きお姉ちゃんのままである。
元々魔法聖女並かそれ以上の怪物だった黒蜜かんろが魔法聖女となったことで、魔法天使界の常識すらも遥かに越えた、超規格外の戦闘能力を持つ。
帰るのが面倒だからと地下百階の地下迷宮を一撃で粉砕し、魔法天使界の精鋭を集めた軍勢も一分足らずで撃滅した。その時に撃った流れ弾が、魔法天使界の月に風穴を開けている。
ゴスペルブラック凶皇態と異なり、他者からの魔法力の吸収能力はない。しかし、単独で全ての魔法天使、魔法聖女を圧倒する純粋にして絶対的な力があれば、不必要な能力だろう。
何より恐ろしいのが、これだけの力を持ちながら、未だ発展途上であるということ。
かんろが魔法力の本質を理解していくにつれ、更に手の付けられない強さになっていく。


「天海さん」「佐藤さん」

セラフィックヴィーナスとなったかんろの操る、二対の蜂蜜色のチェーンソー。
「佐藤さん」は長い楕円形、「天海さん」は円形をしており、
それぞれ甘露飴のような金色に輝いている。
電動ノコギリの音は敵対者に問答無用の恐怖を与える。


キャンディフェザー

蜂蜜色の翼から羽を飛ばし、流星に変えて敵に降り注がせる。
また、羽の一枚一枚を自らの兵隊に変え、無数の軍勢を創り出すことも可能。


メテオキャンディブレイカー

二対のチェーンソーをかみ合わせ、魔法力を凝縮し、
自分の身の丈を越える球体に練り上げ、一気に解き放つ。
一撃で魔法天使界の軍勢を壊滅させ、その勢いの止まらぬまま、魔法天使界の月(人間界の月と同じサイズ)に命中、半分を消し飛ばした。


天魔終滅

極限まで高めた魔法力を一気に解き放つ。天も魔も、全て滅して終わらせる究極技。