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妖しの瞳の三叉戟

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da104

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妖しの瞳の三叉戟(あやしのひとみのトライデント)


概要


遥けき地に住む隣人は、敵同士でした―――

妖精、妖魔、妖怪、妖異―――様々な名前で呼ばれる、人間に最も近い場所にいる精霊達。
遥かな昔から人に寄り添ってきた彼らと成立した初のコミュニケーションは・・・・・・戦争だった

常春の国、妖精郷
彼の地より現れた異界の住人達は、人類に対して無差別な戦闘行為を行使。
一方的且つ無軌道な侵略行為を開始した彼らとの間に交渉の余地は無く、人類は徹底的な抗戦を余儀なくされた。
超自然的な力を行使する”妖精”達との戦いは当初、発達した科学技術を持つ人類を以てしても拮抗状態を維持するだけで精一杯であり、泥沼の様相を見せていた。
しかし、人類サイドに妖精達の領域を認識し、侵入可能な能力者―――妖眼と呼ばれる力を持った者達が現れ始めたことで戦局は一変する。
終わりなき戦いに見えた戦争は人類側が妖精軍を打ち払う事で終結。
人類は国土を奪還し、妖精達の侵攻も目に見えて衰えた。
しかし―――それで全てが終わった訳ではない。

妖精の勢力は未だ人類界への侵攻の窓口を失わず、散発的な戦いは終わる事無く繰り返されてきた。
これに対し、人類側は戦争を勝利へ導いた妖眼の力を持ち、妖精の領域へ踏み込む者達―――ドラグーンと呼ばれる能力者の育成を決定。
各地に創られた”学園”の下、妖精討伐のエキスパート達の養成機関が設立される事となる。

そして―――

妖精戦争と呼ばれた戦いから100年後

聖アレキサンドライト学園
ドラグーン養成機関の門を一人の少年が叩いた事から物語は動き出す。


「何もない・・・俺にあるのは復讐だけだ」

「私は、何があってもこの道を突き進む!

「俺が!俺達が、終わらせるんだ!この戦いを!!

変わりたかった者―――

変わらない者―――

変えようとする者―――

一つの柄から別れた三つの刃

その道が交差する時は来るのか―――?


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