概要

『祭機』 と呼ばれる機体を駆り、 『星禊』 と呼ばれる儀式を行う者達の物語。
『祭機』は互いに戦い合う事によって、世界に満ちる 『怨嗟の念』 を浄化する事が出来る。
各自『祭機』には、外敵から祭機を守るための 『騎士』 と呼ばれる機体が存在し、巫女である祭機を護衛している。
『星禊』は祭機同士が戦う事によって、世界に満ちた『怨嗟の念』を浄化し、傷ついた魂を沈める儀式。
しかし、 反作用として、ヒトの想いをリセットするのと同義である為、世界の『過去への想い』を消去し、未来へ向かう変革の意識をも奪ってしまう
過去が無ければ未来を思い描けないように、失われたモノを想う心を失う事は、停滞の世界を作り出してしまう。
あくまで”儀式”である為、 祭機同士は互いを破壊してはいけない というルールがある。
ただし、騎士はこれに該当しない。
失う痛みを知らずして、怨嗟の浄化は出来ないとされる為。
主人公は、これに反発し、祭機を狩る 『祭機狩り』 として活動している。


キャラクター


テラ


性別
外見 翠髪翠眼のショートカット。ロングスカートに上はパーカーのみ
ICV 小林沙苗

赤い祭機を駆る少女。
アンニュイで、グータラで、気分屋で、面倒くさがりで、マイペースで、クール。
基本的に薄情な風体だが、根っこは割と優しく出来ており、付き合うほどに味が出る。
趣味は刺繍と歌、恋愛小説を読むこと。
普段は隠しているが、怒ったり照れたりと気分が高揚するとネコみたいなミミが出てくる。
低身長の為か、体型が悪いわけでもないのに、よくちんちくりん扱いされる。
+<詳細設定>
祭機を狩る者。
本来、祭機が担うべき星禊の儀式を放棄し、全ての祭機を破壊する為に行動している。
これは、かつての祭機同士の戦いにおいて自身にとっての師とも言うべき騎士を亡くしている為。
星禊がその思い出すら消し去ってしまう事から、それを完全に否定。
痛みでも、苦しみでも、想うことの大切さを知るが故に、それを貫き通す為にたった一人で反逆を開始した。
但し、破壊対象はあくまで祭機だけであり、搭乗者の命まで奪う事は特にしない。
趣味の恋愛小説は、自分に近しい者を大切にしたい、という意識の潜在的な憧れから読み進むようになった。
最終的に、 『過去』 の苦しみを消す為の ”死者の為の舞” ではなく、過去を背負っていく痛みを負った 『今』 を生きる ”生者の為の舞” を舞う。

「呪うなら、祭機に選ばれた自分の運命を呪うんだな」
「恨みたければ恨めよ。あたしは全部受け止めて、打ち砕いてやる」
「わ、悪いか。あたしみたいのがこんな本読んでて悪いか!!」
「本を読んでも、物語や歴史に聞くところからでも、 真実の恋は滑らかに運んだためしがない(ウィリアム・シェイクスピア)」
「誠の恋をするものは、みな一目で恋をする(ウィリアム・シェイクスピア)」
「自分にとって譲れないものがあるなら、負けるなんて選択肢は選ぶな」
「あたしは!あの人が!いたから!ここまで来れたんだ!!お前はそれすら奪う気か!!」
「な!?ば、バカ・・・そんな事を真顔で言う奴がいるか!」
+機体

緋衣(ひごろも)


テラを搭乗者とする 祭機
燃える様な緋色の機体で、他の祭機が彫像的な神像を思わせる造形であるのに対し、軽装の鎧武者を思わせる外観となっている。
移動性能と瞬発力に優れ、遠近共に一撃に重きを置いた、ヒット&アウェイ戦法を得意とする。
本来 祭機 を基調とした戦闘スタイルを意識して造られているが、テラ自身がそれを嫌っている為、武装と追加装甲を施したのが今の姿。
それに故、祭機としての性能は搭乗者の動きのトレス以外には殆ど発揮されていない。

○武装

  • 風弓

翠の意匠が美しい弓矢。
連射機能に優れる。

  • 火槍

大型の銃楯。
右腕に装備されている楯の内部に、杭打ち器が内蔵された武器。
平たく言えばパイルバンカー。
+<後継機>

緋衣・真


緋衣の、 祭機として能力 を解放した状態。
外装をパージし、より女性的な姿へ変貌している。
外装を破棄する前の弓とパイルバンカーは中に浮いた状態となり、使用するときのみ手にとって使う。
祭機としての能力は、 『神楽』
祭機本来の役目である、 鎮魂 という役目に最も近く、舞を舞うことによって超自然的な力を行使する。
これは、緋衣自体の武装というより、テラ自身の能力に由来するものでもある模様。

○武装

  • 風弓、火槍

同上

  • 水舞

水泡を発して対象を飲み込む。

  • 風舞

竜巻を起すほどの風を纏う。

  • 炎舞

熱波を起して周囲を焼き払う。

  • 終舞

柔らかな光を纏う舞で、周囲を浄化し、なぎ払う。

シドゥス


性別
外見 太陽のように輝く金髪を一本結い。浅葱色の羽織を羽織った絶世の美青年
ICV 柿原徹也

テラ及び緋衣の騎士。
但し、テラ本人からは認められていない。
誠実さ、というものを絵に描いたような人物像をしており、目的の為なら率先して身の粉を削る。
忠義に厚いが、主が道を誤れば我が身も省みず苦言を労す事も厭わない姿は騎士の鑑と言える。
他人の期待に全力で応えようとする直向さゆえ、他者からの信任は厚いが、それ故自己を蔑ろにしがちになることもしばしば。

+<詳細設定>
テラの恩師でもある先代とは親子関係。
彼女からテラを託され、テラの為にその剣を捧げた真の騎士。
最初は、無軌道な破壊をしている(様にも見える)テラを諌めようとするが、彼女の真意を知ってからは和解。
名実共にパートーナーとなるが、互いに自己を省みない性分ゆえ、ぶつかり合う事もある。
最終的には、どちらが欠ける事も正しい事ではない、と悟り 自分も含めたテラの全てを護り抜く 事を誓う。

「迷いはあります。この身はテラの忌避する騎士ですから」
「私は、彼女に幸せになって欲しいだけです」
「不忠不義と罵られようと、この身は力なき人々の盾なるならば!」
「騎士である以前に私も一人の人間だ。あなたの言い分は良くわかる」
「失われたものを想う事がそんなにも滑稽か!」
「ならば申し上げる!あなたのしている事は復讐ですらないと!」
「私はテラの騎士だよ」
「最期までテラの傍にある事。生きて共に歩む事が私の願いなんだ」
+機体

イーリス


シドゥスに与えられた騎士としての機体。
空色に染められた機体色から、『天空の騎士』の呼び声高い。
重厚な装甲で緋衣を守ると同時に、戦闘の矢面に立つ。
武装などに癖も無く、非常に安定した性能を発揮する反面、パイロットの力量が諸に出る機体。

○武装

  • シールド

対ビームコーティングを施された標準的なバックラー。

  • サブルム・デンス

短砲身のリニアガン。
取り回しと速射性に優れる。

  • ロクスタ

ブロードソード状の単分子カッター。

  • サテッレス

シールドによる打突から繋がるコンバット。
突き払いから回転蹴りで打ち上げ、軽業師のような宙返りから回転斬りを加える。