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あれから1週間が過ぎ…

私の傷はまだ癒えずにいた…

動く事は出来ても魔力が回復しておらず…

獣の姿から戻るが出来なかった…

****

私を救ってくれた人の子の名は皐月…

両親は長く海外に居る為に一人留守を預かっていた…


「ワイズ、おいで……今日もふわふわして気持ちいい~」


ちなみに私はブラッシングの最中であり…

彼女に毛並みを整えてもらっている所だった…

この姿も悪くないと日々思うくらいに…


「傷もあと少しで良くなりそうだね……」


体を覆う包帯の数も減り…

腹部と左足首に残る包帯を蒔き直してくれた…


「怪我が良くなったら散歩に行こうね」


だが、完全に獣扱いされてしまっている以上…

この上なく悲しいと思った事はなかった…


「やっぱり嫌だったかな…まだ傷が痛むならもう少し先にするよ?」


そう答えると私の体を摩って抱きしめてくれる…

それを私はとても心地よいと感じていた…


「そっか…じゃ、散歩はもう少し先だね…」


だが、この幸せは脆く崩れさった…

あの日の出来事で…

=続=