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タツノオトヒメ

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hanptidanpti

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タツノオトヒメ



国の守り神として、龍宮国に代々伝わってきた神器。
水色のリュウグウノツカイの特徴を取り入れた機体で、
頭部と左右のヒレから、連刃となった赤いトサカが伸びている。

FFというより一種の生体兵器で、機体の形をしているものの、
エンジンやジャイロと言った内部機構が存在せず、火器の類も一切積んでいない。
故に、通常の人間には誰も動かすことは出来ず、
タツノオトヒメの搭乗者は霊響の強い人物に限られる。
この機体を動かすには、霊響感応(エコーロケーション)によって
細胞を揺さぶり、生体機能を復活させる必要があるからだ。
機械ではなく生き物を繰るという点では、自動車ではなく馬に乗るのに近い。
ソロモンによれば、本機も深層適応兵器・アビスダイバーにカテゴライズされるとのこと。


また、駆動には高濃度の大気を必要とし、
長い間大気濃度の薄い環境に置かれていたため、仮死状態になっていた。
そのため、歴代の乙姫の誰も動かせなかったが、
セカンド・シュトロームで大気濃度が上昇し、
強い霊響を持つアビスヒューマンであるマリアナが騎乗することで、
ついに蒼天へと飛翔する。

成体深界魚と同じく海流操作(ストリーム・コントロール)能力を持ち、周囲の海流を操ることで駆動している。
その際に発する霊響によって精霊(プランクトン)が虹色に発光し、虹色の羽衣を纏っているように見える。
深界魚に酷似した性質を持ち、FFの形をした深界魚とも呼べる機体。

成体深界魚やグランジャチ以外で唯一ストリーム・コントロールを行使できる機体で、ソロモン・ブルーウォーターへの切り札と成りうる。
生体兵器で、これまで誰も動かせなかったため、ポテンシャルは未知数な部分が多い。

大気濃度が濃くなれば、更なる力を行使できることが期待される。
自己再生能力を持ち、修理せずとも大気濃度の濃い場所で置いておけば、自然に修復される。


<特殊能力>
自己再生
ストリーム・コントロール
ヤタノカガミ:機体を包むように海流操作で障壁を作り出し、攻撃を防ぐ。また、体当たりにも使われる。

<武装>

アオノナミダ:
圧縮した水を撃ちだす。スプラッシュガンと同じものだがこちらは海流操作を用いて行う。

ミズチノヤイバ:
頭部と左右両サイドに備わった、ひし形の刃が連なった鞭状の武器。

ヤサカニノマガタマ:
海流操作で魚雷状の水の塊を複数個作り出し、敵に向けて撃ちだす。

クサナギノツルギ:
機体両サイドに備わったヒレ型の刃。海流操作によって更に切れ味を増す。

タゴリ・タギツ・イチキシマ:
機体内に格納された三体の小機。
アクアパールの欠片を含み、マリアナの霊響感応によって操作することが出来る。
 鋭利なフィンを備える他、口腔部からスプラッシュガンを発射する。

ワダツミノハゴロモ


機体両面から展開する、霊響を増幅するための透明なフィン。形状は飛魚のヒレに似ている。
搭乗者の霊響を増幅し、精霊(プランクトン)を活性化させ、より規模の大きな海流操作を可能とする。
その際、精霊は虹色に発光し、機体が虹色の羽衣を纏っているように見える。


ワダツミノマイ:
ワダツミノハゴロモを発光させた状態で、機体全体に虹の精霊を纏い、海流操作によってスピードを飛躍的に増す。グランジャチのMODE:BLUEと同様の機能。
 高速移動でアオノナミダ、ヤサカニノマガタマを連射しながら敵機をかく乱、
ミズチノヤイバで絡め取り、クサナギノツルギで一気に切り裂く。

ワダツミノイカリ:
ワダツミノハゴロモ発光時、高まった海流操作によって大渦(メイルシュトローム)を呼び起こし、敵機を殲滅する。大気濃度の濃い、深層かその付近でしか使用できない。



+ ...
<合体攻撃>

オオワダツミノツルギ


タツノオトヒメがワダツミノイカリで発生させた大竜巻を、
舵斬丸の大包丁に纏わせ、長大な渦の刃となし、敵を一刀両断にする。
別名・メイルシュトロームブレード

山ほどの高さの竜巻を刀として固定するには、精密かつ強力な海流操作が要求される。
また、支点となる刀も地上に存在する物質程度では、竜巻を支えきれない。
深界龍の牙を用いて作られた『深龍刀』以外の刀では、すぐに砕け散ってしまう。
何より、タイミングを合わせる二人の呼吸の際が重要となる。
その威力は絶大で、深界龍エザサウルスを一撃の下に葬った。

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