※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

ハンス・ベーリング


性別:男
年齢:46歳
ICV:納谷六朗

アトランティス大洋帝国宰相
首まで伸ばした銀髪に、三白眼をした初老の男。目の下に三条のラインが入っている。
有能な政治家で、大渦事件で大打撃を被った帝国が、今日までの復興を果たせたのは彼の功績によるところが大きい。
実質、国政のトップにいる人物である。
優れた内政の手腕もさることながら、知略、策謀に長け、時には非道とも取れる手段を平然と実行する。
ベーリング舶爵(はくしゃく)家という中程度の貴族の家柄だった彼が、現在の地位につけたのは、『大渦の時代』の混乱に乗じて、多くの政敵を排除してきたからである。
アドリアのカンパネルラ航爵(こうしゃく)家は、彼の主家筋に当たる家柄だったが、敵対勢力と衝突した際、相手方に情報を流し、全面衝突を引き起こすことで双方共倒れにし、漁夫の利を取る形で全ての権力を奪い取っている。
アドリアにとっては、両親の仇に当たる人物である。

しかし彼の取った行動は、最終的には紛争を早期に終結させ、帝国の復興と安寧に繋がっている。
かと言って、公共の利益のために全てを捧げる清廉な人物、というわけではなく、彼の本質は己の権力のみを追い求め、その他の全てを犠牲に出来る 『俗物』 である。
しかし、国家の安定なくして、個人の権力も成立しないと考えており、自らの権力の基盤である帝国の繁栄のために、あらゆる手段を尽くす。
何かと誇りや体裁を重んじるアトランティス貴族に比べ、何よりも利を重んじ、ものの本質や価値を重視する。
血筋や家柄に囚われず、様々な人間を登用する度量の深さを持つ。
自らは決して表舞台に出ず、暗殺やテロに常に警戒を払うなど、保身にも長けている。

成り上がり故、他の貴族から疎まれることも多いが、相手の秘密を握り、貴族間の利害関係を調整することで、枢密院を掌握している。
現在は、ほぼお飾りの大帝を裏から操り、帝国の全てを支配する立場にある。

「優秀な人材とは悪運の強い人間である」 という持論を持ち、絶体絶命の窮地に見舞われてなおかつ生存するような者たちを高く評価し、自分の側に引き込もうとする。
後にアドリアら紅い海の女王を、自らの特務部隊としようとしたのもそのため。


「私は、カネと権力が好きなだけの俗物だよ。ただ、何事も真剣にやらねば、得られるものなど無いと知っているだけだ」
「私が死んでも、また違う誰かが同じことを成す。人に限らず、この帝国とて同じことだ。世の中は、そういう風に出来ているのだよ」
「私は最低でも後50年は生きるつもりだ。だから、最低でも後50年は、この国は平和であって貰わないとな。その後のこと?知らんよ」
「パパと呼んでくれてもいいのだよ?」

「悪運の強い人間は極上の人材だよ。幸運な人間は、そもそも最初からトラブルに巻き込まれない。不運な人間は、トラブルに見舞われるが、死んでそれで終わりだ。だが、悪運の強い人間は、トラブルを引き寄せる上に、なおかつ生き残る。つまり、何度でも使い回しが効くということだ」


他者寸評

+ ...