※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

Wild End(ワイルドエンド)



ストーリー


15年前―――

世界中の科学技術が発展し、人類がその活動領域を宇宙にまで広げたこの時代。
人類は史上最大の敵に遭遇することとなる。

外宇宙より地球圏に飛来した未知の生命体 「ビリオー」
突如、姿を現した彼らは、人類からの呼び掛けに一切応じず、地球に侵入。
世界中の土地に降り立ったと同時に、一斉に、体内から特殊な粒子の放出を開始した。

後に 「バイラス宙粒子」 と名付けられるその粒子は、地球上の全ての生命にとって非常に有害な、言わば殺生ウィルスであることが発覚。
生命の存在を意に介さず、各地でその粒子をまき散らす 「ビリオー」 を、人類は間もなく共通の敵と認定。
彼らを地球圏から消滅させるための争いが始まった。

戦局は、序盤こそビリオー側に傾いていたものの、
世界中の科学者たちの研究により、バイラス宙粒子を無効化する 「アンチバイラス粒子」 が開発された後は、人類がビリオーを圧倒。
最終的には地球圏に出現した全てのビリオーを駆逐することに成功する。
既にビリオーの出現から、5年の月日が経過していた。

この5年に及ぶ人類とビリオーとの戦いを、現代の人々は 「第一次ビリオー襲撃大戦」 と呼ぶ。



8年前―――

地球圏のビリオーが全滅し、2年が経過したその日、再び外宇宙からビリオーが出現。
「第一次ビリオー襲撃大戦」以上の大規模なビリオーの群れが、地球に一斉に押し寄せた。

しかし、ビリオーの存在は、人類にとって既に脅威では無くなっていた。
ビリオーの襲撃数は前回の大戦をはるかに上回っていたものの、
新世代型起動兵器の導入や、新技術の開発により、人類は序盤から優位に立っていた。

ビリオーの襲撃から1年、戦局は既に終盤。
ビリオーの数が激減し、全滅まで後僅かといったその時、“それ”は現れた。
数百のビリオーを率いる、一隻の小型戦艦と、一体の人型起動兵器。
解析不明のワープ技術で、突如、地球圏に現れたそれは、真っ直ぐに地球に降下。
日本のB市に降り立つ。
それに呼応するかのように、地球上に残る全てのビリオーが、B市に集結。
間もなく、小型戦艦と起動兵器を中心に、超大量の粒子が散布され、そして―――

B市を大規模な粒子の爆発が襲った。

超濃度の「バイラス宙粒子」が、光の柱のように、B市から天に昇る。
爆発が治まった時、B市は壊滅していた。
そして超濃度の「バイラス宙粒子」によって汚染され、人が決して立ち入ることの出来ない区域となってしまう。

『エンド・オブ・バイラス』
後に 「第二次ビリオー襲撃大戦」 と呼ばれるこの戦いは、大きな傷跡を残したまま終結した。



現代―――

「第二次ビリオー襲撃大戦」から7年が経過した現在、再びビリオーが地球圏に出現する。
世界がその出現に注目し、再び大きな戦いの予感を感じていたその時―――

「超S級閉鎖区域」 として認定され、誰も踏み込むことの出来ないはずのエリア。
政府によって巨大な壁が建造され、外界と完全に隔離された、かつてB市があったその場所から、

『ワイルド』
5人の少女が世界に飛び立った―――



――――――――――――――――――――――――――――――――――――

用語


(2011/05/27)項目に「MVSP(粒子薬)」を追加。


○ビリオー

15年前、外宇宙から地球に飛来した、未知の生命体。
その詳細は、未だにほとんどが解明できていない。

外宇宙にのみ存在するとされる特殊な元素によって、身体を構成している。
第二次ビリオー襲撃大戦終結時点で、二種類の個体が確認されており、
いずれも、体内でバイラス宙粒子を生成し、体表面から散布する能力を持つ。
仲間同士で意思疎通を図る際は、この粒子を使用しているらしい。

一方で、言語のような対話手段を持たないため、人類との意思疎通は不可能。
自身以外の生物に対しては、無視するか、攻撃的な接触を行うか、どちらかのみの対応に限っている。

物語の舞台となる現代、ビリオーの三度目の地球襲撃が行われて間もなく、人類は新種のビリオーに遭遇することとなる。

『エンド・オブ・バイラス』を引き起こした(とされている)、
外宇宙からの小型戦艦と起動兵器が、大量のビリオーを引き連れていたことから、
外宇宙に存在する何らかの勢力が、地球侵攻のために開発した「生体兵器」ではないかと、近年、推測されている。




○バイラス宙粒子

「ビリオー」が体内で生成し、体表面から放出・散布する特殊なウィルス粒子。
地球上の全ての生物にとって有害であり、これに侵され続けると、最終的に体組織が崩壊して死に至る。

濃度によって色が違い、低濃度から中濃度の粒子は『赤色か青色』に、高濃度から超濃度の粒子は『紫色』に輝いている。
これらはそのまま「赤色粒子」、「青色粒子」、「紫粒子」と呼称されることもある。

尚、高濃度・超濃度の紫粒子は、赤色粒子、青色粒子と濃度以外にも何らかの違いがあるようで、
後述する「アンチバイラス粒子」の効果が一切及ばない。

生命にとって有害であるとは言うが、低~中濃度の「赤色粒子」と「青色粒子」は、
長時間、連続的に浸蝕・散布された、とでも言わない限りは、すぐに影響は出ない。
一方、「紫粒子」程度にまで濃度が高まると、触れたのが短時間だったとしても、大きな影響が出る可能性が高い。

「第一次ビリオー襲撃大戦」や、「第二次ビリオー襲撃大戦」の中盤までは、
「赤色粒子」と「青色粒子」の二種類のみが確認されていた。
しかし「エンド・オブ・バイラス」の際には、謎の小型戦艦と起動兵器を中心に、超濃度の「紫粒子」が初めて確認されている。

惑星ユノテロでは、大気中に超濃度の粒子が満遍なく含まれていたという。



○アンチバイラス粒子

第一次ビリオー襲撃大戦時、バイラス宙粒子を解析した研究者たちによって開発された対抗粒子。
色は『白』。

バイラス宙粒子を無効化する。
また、第一次ビリオー襲撃大戦以降も、研究が続けられた成果もあり、
第二次ビリオー襲撃大戦時には、粒子の無効化だけでなく、
粒子に侵された生物や土地を浄化し、元の状態に戻す効力まで備わることとなった。

ただし『エンド・オブ・バイラス』の終結時に確認された、高・超濃度の「紫粒子」だけは、
現在のアンチバイラス粒子では無効化、浄化することが出来ない。
(後述するB市が未だに粒子に侵されているのは、このためである。)



○エンド・オブ・バイラス

「第二次ビリオー襲撃大戦」の終盤、日本にあるB市で起きた“超濃度バイラス宙粒子の爆発事件”のこと。
この事件をもって「第二次ビリオー襲撃大戦」は終結した。

『戦争終盤に、謎のワープ技術で地球圏に現れた一隻の小型戦艦と、一機の起動兵器、
そしてそれに率いられる形で出現した数百のビリオーは、人類がそれを認識する間もなく、地球に降下。
日本のB市に到着する。
それに呼応するかのように、地球に残存していた全てのビリオーが、B市に終結。
ビリオー達は、降り立った小型戦艦と起動兵器を中心に、バイラス宙粒子の散布・放出を開始する。
大量に集まった粒子は、小型戦艦、そして起動兵器の周囲から、超濃度の紫粒子に変化し、
最終的に、超濃度の粒子は、紫色の光を放ちながら爆発した―――』

これが「エンド・オブ・バイラス」である。
この粒子の爆発にB市は飲み込まれ、土地にいた全ての人間は粒子に侵され死亡。
また、超濃度の粒子によって土地もまた、浸蝕されてしまった。

・・・しかし―――



○超S級閉鎖区域【B市】

日本の関西圏にある、超級の閉鎖区域。
「エンド・オブ・バイラス」以来、超濃度のバイラス宙粒子に汚染され続けている。

土地は超濃度の紫粒子に溢れており、視界は不良。
また、粒子が濃すぎるせいか、衛星からの精密なレーダー探査等を行っても内部を調査することが出来ない。
現時点の技術では、粒子をどうすることも出来ないため、世界の中でも完全に未知の領域と化している。

第二次ビリオー襲撃大戦終結後、粒子の拡散を防ぐため、日本政府によって隔離処置が施されている。
現在、B市は周辺を超巨大な壁に囲まれており、いかなる人物も立ち入ることが出来ない状態にある。



○ユノテロ

銀河系のどこかに“かつてあった”という惑星。

曰く、地球と非常に似た構造の惑星で、地球と同様に、様々な形の大陸が存在していた。
大陸には、地球上でいう“国家”があり、国家ごとに異なる“ヒト”が住んでいたらしい。

ただし一つ、地球とは決定的に異なる点がある。

ユノテロの大気中には、超濃度の「バイラス宙粒子」が含まれているのである。

ユノテロ人は地球人とほぼ同じ外見をしているが、体内構造が僅かに異なっている。
彼らは皮膚、あるいは呼吸器から、大気中の「バイラス宙粒子」を取り入れ、
体内にある特殊な器官に取り入れることによって、生命活動を活性化、また、維持している。

言い換えれば、ユノテロ人は、「バイラス宙粒子」の無い場所では生命活動を全く維持できず、命を失ってしまう。

彼らにとってバイラス宙粒子は、地球人にとっての酸素のようなもので、
具体的な知覚は出来ないものの、生きるために必要な要素となっているのである。

また、ユノテロ人は視覚が独自の発達を遂げているため、多量のバイラス宙粒子下でも視界を良好に保つことが出来る。



○国家統合ビリオー対策特務隊

各国の政府、あるいは軍隊が管理する、ビリオーの殲滅やバイラス宙粒子の浄化等を専門とする実行部隊。
第一次ビリオー襲撃大戦時に、各国の代表の意向によって結成された。

「国家統合」と名を謳ってはいるが、各部隊の構成員はその国出身の者が多数を占めており、
また、部隊ごとの方針や行動は、ほとんどが各部隊の所属する国の軍組織に任されている。
とはいえ横の繋がりは強く、状況共有や必要機材・武装の提供、開発などは積極的に、また協力的に行われている。

第二次ビリオー襲撃大戦において、「エンド・オブ・バイラス」の舞台となった日本は、
特務隊の中でも特に注視されているエリアであり、そのため特務隊の日本支部は、
他国の支部と比べて非常に強固な部隊が構成されている。



○霧葉重工

日本の関西圏に本社を置く大企業。軍用兵器の開発を事業の中核としている。
近年、対ビリオーを専門とした起動兵器の開発にも着手しており、着々と各国軍へのシェアを拡大している。

開発品の質の高さや、顧客への丁寧な対応は世間的に評価されており、表向きは「クリーンな企業」として認知されている。
が、一方で、霧葉重工は裏社会に強いパイプを持っており、敵対企業には諸々の根回しを行っているとの黒い噂も後を絶たない。

現会長は「霧葉秋長」。



○MVSP(粒子薬)

ガシュヴァラ達が開発し、『ワイルド』のメンバーに預けている薬。
正式名は「Medicine of the Virus Space Particle」。

バイラス宙粒子が濃縮された特殊な液体薬であり、
『ワイルド』が長期間、バイラス宙粒子の無い場所で活動する際、
彼女達の生命活動を維持するために必要不可欠なもの。
液体状で、服用の際は注射器を使用し、血液に直接取り入れる。








――――――――――――――――――――――――――――――――――――