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波動(レイ)

エネルギーを有した放射線の一種。
様々な種類があり、人体に有害なものもあれば、益をもたらすものもある。
この世界においてはポピュラーなエネルギー資源である。


Σ波動(シグマ・レイ)

自然に存在する波動であり、はるか昔から地球に降り注いでいる。人体には無害。
アトラスの動力機関である波動エンジンは、このシグマ型波動を増幅する装置が用いられている。
また、この波動を長期に渡って浴び続けた生体は体内にΣ波動を備蓄できるようになり、一種の超能力者となる。
例としては波動を介しての精神感応や念動力、波動を収束して発射する 生体波動砲(ライブ・レイ・ブラスト) などが扱える。


Υ波動(イプシロン・レイ)

イクリプス、およびその汚染体が放つ波動。 浸食波動(インベイド・レイ) とも。
地球の存在する宇宙では自然発生しないものとされており、異界にしか存在しない。
波動が弱ければ人体への影響はないが、強いものを浴びるとイクリプス化する危険性が高い。


波動適合者(シンクロン)

波動を長期間浴びたことによって、様々な特殊能力を獲得した人間の総称。
これには、その生体が波動に対してどれだけ適合しているかを表す『同調指数』というものがあり、これが大きい者ほど波動への適性が高く、より高出力の波動を制御できる。
同調指数は最大で100。それより上の数値は存在しない。なぜなら同調指数100とは『肉体が波動に100%同調する』ということであり、つまり『波動そのもの』と言ってよいからである。
指数の高い者ほど強力なシンクロンであることは確かだが、それに比例して、 人間という形態を保てるどうかは危うくなる
参考として、適合者ではない普通の人間の同調指数は1~2程度である。


イクリプス

我々が住む宇宙そのものにとっての外敵。
異界より出でた、超常の生ける悪夢。時空を食らうケダモノ。
人類が相対した最初の異界生物であり、有機物、無機物、エネルギー、果ては空間や時間さえも浸食してゆく。
第一次接触戦争中は正体が不明だったが、近年の研究により、その本質はイプシロン波動によって構成された波動生命体ということが判明している。
長い戦争によって地球上からは撲滅され、異界との繋がりもなくなったため、その脅威は完全に去った。
誰もがそう信じている。しかし・・・
時空の揺り籠で眠りながら、悪夢は胎動を続けている。
孵化の時は、近い。

異界

別の次元に存在する異世界。
我々の住む宇宙とはまったく異なる法則によって動いており、たった一歩でさえ踏み込むことは躊躇われる。それほどに危険。
第一次接触戦争の際は、《フロート》と呼ばれる異界と地球が繋がり、人類は初の異界戦闘に臨むこととなった。
また、《フロート》の他にも《シンク》、《メルト》、《フロスト》などの異界が確認されている。
イクリプスはそれら全ての異界に存在し、いずれの環境にも適応している。
Υ波動によって次元の境界線を浸食し、異なる世界同士を無理やりに繋げて融合させ、勢力を拡大していると推測される。


AAF

第一次接触戦争の折、敵地である異界に派遣された部隊。正式名『 地球統一政府直属イクリプス対策空軍・異界派遣任務部隊 』。
最新鋭戦闘兵器である『アトラス』を主力とした精鋭部隊であり、人類防衛の最前線で戦った英雄の集まり。
イクリプスが撃退された後、終戦とともに部隊は解体された。
誰もがそう信じている。しかし・・・
イクリプス復活の予兆を掴み、分裂した世界を再統一すべく私設部隊として野に下った。
全ては悪夢と決着をつけるために。世界の平和など、そのお膳立てでしかない。

蛇戦争

第一次接触戦争が終わると同時に始まった、人間同士の戦争。
そもそもの発端は、統一政府から離反したある一国が、隣国に宣戦布告したことにある。
この宣戦布告した国をA国、された側をB国と仮称する。
宗教等の問題で両国は戦前より不仲であったが、イクリプスという共通の敵が出現したことにより、長い休戦状態にあった。
しかし、イクリプスが消えたことによって、40年来の確執が再び浮き彫りとなる。
当時のA国の大統領はそれを収め、B国との関係修復を図ろうとしていたのだが、A国側の軍部がクーデターを起こし、政府中枢を掌握。B国との戦端を開いてしまった。
統一政府はその仲裁に入ろうとしたが、B国側の軍隊が長い戦争で疲弊していたため、会談の場が設けられるよりも早く、A国は戦争に勝ってしまった。

これを見ていた別の国(C国とする)が、その戦争を侵略行為であるとして咎めたところから、状況がこじれ始める。
国としての機能を軍部に乗っ取られていたA国は横柄な態度を改めず、逆にC国に対して「我が国への侮辱である」と難癖をつけ、C国とまで戦争に発展するが、これにもまた勝ってしまう。
勢いづいたA国はさらに侵攻を開始するが、ここで統一政府の対応が追い付き、統一政府軍が派遣される。
だが、それと同時に、最悪のシンクロニシティが起こる。
各国の軍が疲弊している今なら、A国同様、楽に勢力を拡大できると判断した国家が、次々と統一政府から離脱。世界中で戦端が開かれた。

弱っている小国を力の残っている大国が飲み込んで成長していく様子はスネークゲームに例えられ、この戦役は「 蛇戦争 」と呼ばれるようになった。
統一政府は実質的に崩壊。世界は戦前よりも酷い有様となる。
弱肉強食の時代は長らく続くと思われたが、戦乱の裏側で動く者達の働きによって、完全に散り散りになったはずの世界は、3つの連合国家にまとめられた。
そして三大国家は互いに停戦協定を結び、泥沼と思われた蛇戦争は、わずか一年という短期間で終了した。


赤いコンドル

蛇戦争時代、戦乱の影で動いていた謎のアトラス部隊。
全身が赤く塗られた形式不明のアトラスを駆り、まるで血の匂いを嗅ぎつけたように現れることから、 禿げ鷹、「赤いコンドル」 と名付けられた。
戦場に出没しては特定の国家のみに味方し、その相手側を完膚なきまでに叩きつぶしては、見返りも要求せずに去っている。
出現するときは決まって一機のみ。しかし、その鬼神の如き強さは一国の軍隊を以ってしても歯が立たないものだったという。
一方で、自分達の威力を見せ付けるように活動し、遠く離れた九カ所の戦場に同時に現れるなど、「コンドルは一機だけではない」と知らしめるようなパフォーマンスも行っていた。
このことから、一国を相手取れるような一騎当千の猛者が、 最低でも九人いる ことが判明している。
現在、 世界をまとめている三大国家はどれもコンドルが味方した国家 であり、三大国家の間で戦争が起きないのは、「戦時の際、どちらの国にコンドルが味方するかわからない」からだと言われる。

コンドルがなんのために戦っていたかを知る術はないが、彼らの戦いによって三大国家が生まれ、蛇戦争は早期に終結した。
方法が正しいかは関係ない。今ある世界が、その結果である。