斎宮幽姫瑠 さいぐう・ゆきる
性別 |
男 |
年齢 | 18 |
搭乗機 |
ベヘモスキャット クルーエルキャット |
所属 | 不明 |
ICV | かかずゆみ |
登場作品 | 血刃ハ水面ニ踊ル |
ほっそりした体型に可愛らしい顔立ちと、少女のような外見を持つ美少年。
女装を好み、腰まで届く淡い薄紫色のロングヘアーに、
スカートを穿いた姿は美少女にしか見えない。
天真爛漫で人懐っこく、どこか“猫”っぽい仕草が目立つ。
たまに耳や尻尾が生えたりするが、多分気のせいである(ぉ
そんな外見や行動からは、無垢な少年を思わせるが・・・その本性は残虐なる“異端者”である。
善悪の概念が欠落しているらしく、人の命を平気で奪い、その事に快楽すら覚えている。
女のように細い腕からは想像つかないほどの怪力を持ち、
両腕を、悪鬼を思わせる巨大で禍々しい形に変え、あらゆる物を引き裂く。
また、“喰鬼(グール)”の属性をもち、
対象を両手から吸収・捕食して、自らの力に変える事ができる。
特に霊的な存在・・・精霊やヴィシャスを好んで喰らい、
喰らえば喰らうほど霊力を蓄えて強くなるため、その強さには際限がない。
並外れた残虐性と相俟って、“最強の異端者”とも呼ばれる。
斎宮都貴弥の実弟で、彼が追い求める“仇”でもある。
彼は幼い頃から、底知れぬ残虐性を内に秘めてきたが、
ある時・・・彼の14歳の誕生日に内なる衝動を解放、都貴弥を除く斎宮一家を皆殺しにし、
さらには無数のヴィシャスを呼び寄せて、故郷の街を壊滅させた。
これ以後、彼は自らの欲望に忠実に生きるようになり、
ヴィシャスを引き連れ、各地で破壊と殺戮を繰り返している。
兄・都貴弥とは幼い頃からずっと一緒に過ごしており、「おにーさん」と呼ぶ。
異端者となった今でも、兄の事は慕っているような節があるが、
「僕が大切なら、(殺戮の)邪魔をしないで」と言い、
自分の邪魔をすれば容赦なく殺しにかかるなど、その愛情はどこか歪んでいる。
一人称は「僕」、もしくは「ユキ」。
「ユキ」の愛称は、幼い頃兄から呼ばれていた愛称で、格別の愛着があるらしい。
「君、美味しそうだね。喰べてもいい?」