AQUEARIUM 用語集


ティア・テティス


物語の舞台となる世界。単にテティス、あるいは“ 界洋(オーシャン) ”とも呼ばれる。
惑星と言う概念が無く、人類は、空に浮揚している浮遊珊瑚(フロートコーラル)の上に暮らしている。
宇宙は青い大気(アクア)で覆われており、人類も呼吸ができるが、濃度差によって行ける範囲は限られている。


大気(アクア)


ティア・テティスを覆う青い大気。
気体と液体の両方の性質を持ち、珊瑚を用いることで水に変えられる。
上層ほど水色、下層ほど濃い青色となる。
濃度は上層になるにつれ薄くなり、下層になるほど濃くなる。
大気はあらゆる生命活動の源であり、濃度が濃いほど豊潤な生命力を得られる。
薄い大気の下では人類は生存できず、
逆に濃い大気は人類の生命力を高め、病や怪我を治癒する効果を与える。
ただし、濃い大気が集まる下層は深界魚の密集地帯となっており、外的な理由で人類には生存不可能な領域と化している。
従って、大気濃度が中間程度の中層地帯に人類は生息している。

なお、テティスの最下層には、無限の生命を与える『神の水』があるとされ、
古来より数多の権力者・冒険者がそれを求めて潜っていったが、いずれも敵わず深界魚の餌食にされている。
彼らは『潜るもの』、あるいは『深きを求めるもの』の意味で『ダイバー』と呼ばれ、テティス人にとっては開拓者精神の体現者とされている。


珊瑚(コーラル)


テティスに多く存在する、石のような硬い骨格を発生させる微小生物。色は種族によって様々。
人類との結びつきは強く、珊瑚がなければ今の人類の発展は無かったと言ってもいい。
珊瑚の集合体である 浮遊珊瑚(フロートコーラル) は、人類が暮らす大地となっている。
他にも、建物や道路、FFの機体、机や椅子、瓶や歯ブラシといった日用品、道端の石ころに至るまで、人類を取り巻く無機物のほぼ全てが珊瑚で形成されている。
また、珊瑚の中には大気を吸収してエネルギーに変える特質を持つ種が存在し、
その特質を生かし、フロートフィッシュを初めとする多くの機械の動力源としても使われている。


海瓶器(アクエリアス)


大気(アクア)を吸ってエネルギーを発生させる
青い真珠『アクアパール』から作られた器具の総称。
珊瑚と比べて大気吸引によるエネルギーの変換効率が段違いで、
これを動力源に使ったFFは通常機種とは一線を画す性能を発揮する。
しかしアクアパールは深界魚の体内でしか生成されず、
入手には危険が伴うため大変希少で、高値で取引される。
アクアパールは深界魚の特性を引き継ぐため、
武器や防具、FFに組み込んだ場合で、魔法のような事象を発現することもある。


精霊(プランクトン)


ティア・テティスの大気中に存在する、極小の霊体。
普通の人間には見ることも知覚することも出来ないが、
特定の人種、俗に“霊感が強い”と表される者たちは、
精霊の存在を感知し、自らの意志を浸透させることが出来る。
これにより、彼らは第六感が人一倍働くようになり、
周囲の敵意や悪意、強い感情に敏感になる。
この時彼らが放つ思念波を、 霊響(エコー) と呼ぶ。

また、精霊はこの世界のあらゆる自然物に宿っている。
霊感が強い人間の中には、精霊を介することで、
物理法則を捻じ曲げ、自然物を意のままに操れる者さえいる。
深界魚の海流操作を始めとする超常的な力の数々も、
この精霊を介して行うものとされている。

深界魚の体内から入手できるアクアパール、およびそれから造られる海瓶器を用いれば、
特別霊感が強い人間でなくとも、精霊を介した特異事象を引き起こすことが可能となる。


霊響(エコー)


周囲の精霊(プランクトン)に影響を与える特殊な思念波。
全ての生物が持つとされるが、いずれも微弱なものでしかない。古来より強い霊響を持つ者は、巫女や術師と呼ばれ、奇跡を起こす者として畏れ、あるいは敬われて来た。
彼らは霊響を発し、周囲の精霊へと反響させることで、
遠隔地の通話や、肉体の治癒、自然現象の操作などの奇跡を実現する。これを 霊響感応(エコーロケーション) と呼ぶ。
霊響が強い者ほど、術師として優秀とされ、 霊響士(ロケーショナー) という専門職が存在する。
霊響の強い人間は東方のムー大陸に多く、霊響士の大半は、MU教の僧侶である。MUでは修行によって霊響を高めようとする者が多く集まり、霊響を用いた独自の技術や文化が数多く生み出され、
一大霊響国となっている。また、龍宮国の元首乙姫など、代々強い霊響を持つ血統も存在する。
深界魚は、人類とは比較にならぬ霊響を持ち、成体はこれを用いて海流操作や下級種の隷属を実現している。


魔の三角地帯(レッドゾーン・トライアングル)


メイルシュトロームによって壊滅した、
旧アトランティス帝都を中心として広がる第一級危険地帯。
アトランティス北東部を中心に、ムー、レムリアの国境付近と、
その領域は広大な範囲に及び、三国の行き来を困難にしている。
しかし皮肉にもそれが、大陸間の戦争を防ぐことに一役買っている。

首都の跡地である大穴『深淵(アビス)』から湧き出た
多くの深界魚が回遊しているため、人の住める場所ではないが、
帝都から散逸した財宝や、深界魚から入手できる宝珠を求め、
多くの海族(マリーン)が集まり、危険と隣り合わせの航海を行っている。
深界魚の縄張りより外には、海族や駐屯軍のための街もあるが、そこも含めて三角地帯と呼ばれる。

また、三角地帯は一部を除き法の手も及ばぬため、
逃亡する犯罪者が最後に行き付く場所とされ、ならず者たちの吹き溜まりとなっている。
そもそも三角地帯で暮らすことは、刑務所に放り込まれるよりよほど危険なため、
逃げ込む犯罪者も死罪確定の重罪人ばかりである。

中心である深淵に近づくほど強力な深界魚が多数出現する。
必然的に人類が行き来できるのは、深淵より離れた外周部に限られる。
無論危険であることには変わりない。
時折命知らずな冒険者が、名声やより希少な宝珠を求めて
深淵へと近づくが、生きて帰って来た者はごく僅か。
特に全ての発端である、旧帝都跡地に足を踏み入れた人類は記録上存在しない。

危険度に応じてA~Eの三層に分かれており、
中心に近づくほど大気濃度は濃くなり、深層に近い環境になっていく。
E層には幼生の深界魚しかおらず、D層に行けば成体が出現するようになる。
C層には数多くの成体が生息しており、
狩場であるが危険度も高く、生還には軍隊規模の兵力が必要とされる。
基本的にどんなベテランでもD層より先へは進まない。
B層は映像でのみ記録が残り、
その先のアトランティス旧首都に当たるA層は完全に未踏の地である。


海族と海賊


海族(マリーンズ) とは、フロートシップで生活を営みながら、
富や名声、自由と冒険を求めて、界洋(オーシャン)を駆け巡る者たちの総称である。
その目的は海族により様々だが、多くは各地に眠る財宝を探したり、
他者からの依頼を請け負って生活している。
基本的には一隻につき一個のファミリーを形成するが、
規模の大きい海族は船団を組み、それは時に、軍隊に匹敵する勢力となることも。

彼らの活動拠点は法の締め付けの弱い魔の三角地帯かその周辺であり、
彼らに舞い込む依頼も、各国政府が不干渉を決め込んでいる三角地帯にまつわる物が多い。

不安定な生活を送る彼らにとって、最も手っ取り早く金を稼ぐ方法は、
深界魚を仕留め、中のアクアパールを手に入れることである。
また深界魚の骨や鱗も、強固なFFやその他材料として高値で売りさばける。
ただし深界魚は強敵で、相手が幼生だけであろうと相応に命の危険を伴う戦いになる。

一方 海賊(パイレーツ) とは、
略奪や犯罪など、非合法的な手段により富を求める悪党の集団を指す。
彼らは標的である海族が、深界魚を倒したところで
横から宝珠を掻っ攫うと言う行為をよく繰り返している。

ちなみに海族と海賊は日本語では読みが同じだが、
海族は“『か』いぞく”、海賊は“かいぞ『く』”とアクセントが異なる。


軍の階級名


国家によって異なるが、ティア・テティスの軍の階級名は、
基本的に以下の通りになっている。

源帥(げんすい)
海将(かいしょう)
沖将(ちゅうじょう)
湘将(しょうしょう)
潤将(じゅんしょう)
海佐(かいさ)
沖佐(ちゅうさ)
湘佐(しょうさ)
海尉(かいい)
沖尉(ちゅうい)
湘尉(しょうい)
漕長(そうちょう)
軍漕(ぐんそう)
湖長(こちょう)






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