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スーパーロボットウォーズA.C.E.

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Super Robot Wars A.C.E.



時は200X年。
社会の裏側では、数多くの闇が蠢いていた。
暗躍するは魑魅魍魎と、人の皮を被った悪鬼ども。
人に知れず、世に知れず、虎視眈々と人々をつけ狙う。
しかし、それに対して立ち向かわんとする者達もいた………

でもそんなことはどうでもいいんだ。重要なことじゃない。

表の世は「スーパーロボットウォーズACE」……「SRW」と略されるドームスクリーン型オンラインアクションゲームに魅せられていた。
ゲーム内の仮想空間で、意のままに動く巨大ロボットを用いて行われる娯楽戦争。
洗練されたロボット達、美麗なグラフィック、臨場感あるエフェクト。リアリティに溢れたゲーム性が話題を呼び、たちまちに世界的な人気を博す。
仮想の世界を舞台にした戦争は無限に拡大し、今や誰にも止められない勢いを得ていた。

...................Another.Cosmic.Episode.
それが、「もう一つの宇宙に繋がる物語」とも知らずに……


<概要>


『要するにスパロボ∞のオリキャラで「戦場の絆」やろうぜ!』ってことです。
プレイヤーが使えるユニットはガンダム系に限らず、スパロボに出演したリアル系、またはスーパーとの区分があいまいな機体が全般に渡って使用可能です。
とはいえ、ゲームバランスを著しく壊すようなチートロボ(ヒゲのガンダムとか髪の毛オーバーマンとか)は一部の機能が封印されていたり、性能にリミッターがかかっていたり、そもそも使えなかったりします。あしからず。

※スーパー系ユニットはNPCしか使用できません。つまりイベントのボスです。


<ゲームの世界観>


惑星エリア。
地球と極めて近く、限りなく遠い歴史を辿る星。
幾度かの戦乱、幾度かの乱世。
飽くることもなく大地を、海原を、天空を、焼き、焦がし、汚していった。
不毛な争いに疲れ果てた人々は結束し、惑星エリアの国々が一つにまとまった『統星連合』が誕生した。
しかし、それも何十年前の話か。
いまや連合は二派に分裂し、各地で小競り合いを繰り返していた。

一派は、統星連合を原型とし、新機軸技術で生み出された機動兵器で秩序を保とうとする『シナスタジア連合国』。

一派は、連合から離反し、黒き歴史に埋没した兵器を以ってかつての威光を取り戻そうとする『クオリア共和国』

再演される闘争。あなたはシナスタジア連合国のパイロットとなり、平和を取り戻すために戦うこととなる。
その物語の結末は、戦果が決める。



<ゲームモード>


ゲームのプレイ方法は大きく4種類。デュエル、バトルロイヤル、ミッション、キャンペーン。
それぞれにルールが設定されている。

キャンペーン:SRWの世界観を楽しみながら、NPCを倒してストーリーを進めていく。一人用のチュートリアルモード。

デュエル:対人戦。複数のチームに分かれ、敵対チームを全滅させた方が勝ち。乱入要素はない。一騎討ちのシングル戦も可。

バトルロイヤル:対人戦。制限時間の間、同じモードを選んだプレイヤーが次々に乱入してくるステージで戦い続ける。シングルまたはチームで参加できる。

ミッション:対人戦。シングルまたはチームで参加できる。制限時間や防衛目標が設定されており、単純に敵を全滅させればクリアとはならない特殊なルールでの戦いになる。



<ゲームプレイ>



ゲームを始めるには、まず受付で、プレイヤー個人のゲームデータを記録する「ミッションディスク」を発行する必要がある。
ミッションディスクは一人のプレイヤーに一枚のみが原則である。
ディスクのデータを改ざんした場合、ゲームデータの消去やランクの剥奪など、重いペナルティが課せられる。

ミッションディスクを発行した後は、受付で筺体の利用許可を申請する。
空いている場所が見つかったら、コクピットを模した密閉型のドームスクリーン筺体に入り、自分のミッションディスクをセット。
これでゲームスタート。
初回プレイの際は、ゲーム開始前にプレイヤーはゲーム内通貨の「ファクト」を一定量与えられるので、そのクレジット内で最初のユニットを購入できる。
ゲーム通貨以外にも、クレジットカードで購入が可能。
所有できるユニットの数に制限はないが、ユニットの追加装備等の充実も考えれば、ファクト購入にせよ課金購入にせよかなりの出費になるため、多くても2~3機程度が妥当だとされる。
ゲームのランク(※後述)より、ユニットのコレクション・コンプリートを目的としたユーザーも多い。
自らの愛機となるユニットを選択した後は、どの戦場(モード)でプレイするかを選び、モードごとのルールに従って勝利する。



<ゲームシステム>



ユニットはカスタマイズが可能である。
とはいえ、エネルギー総量の増加や装甲・武器威力の強化などはできない。
プレイヤーがカスタムできるのはミッションディスクに保存されている「機体の装備」と「モーションデータ」の2点のみである。

機体の装備はデフォルトで付属しているものの他、専用・汎用の装備をファクトか課金によって入手できる。
基本的に、装備重量は機体ごとの載積重量の範囲内で収める。重量過多になると、本来の機動力が損なわれてしまう。
しかし、それ以外のデメリットは特にないため、砲戦型のユニットは重量制限を度外視したヘビー級カスタマイズがされやすい。
装備には「増加装甲」や「追加ブースター」などもあるため、それによる基礎ステータスの強化ができる。ただし重量はかさむ。
逆に、本来の装備を外すことで、小周りや機動力を確保することも可能。

また、装備には互換性を持ったものがある。
例えば「MS用ビームライフル(Mサイズ)」は機種が「MS」に区分され、機体サイズが「M」であれば、どの機体であっても使用することができる。
しかし、MS用の装備をPTやATに装備させることは出来ず、武器を持たせても使うことはできない。これは「機種が異なるため規格が合わず、武器を起動させることができない」という設定があるからである。
そのため、戦闘中に相手の武器を奪ったとしても、互換性を持っていなければ意味はない。
なので、仮にスコープドッグがビームライフルを拾ったとしても、せいぜい鈍器になるかならないかである。
逆に言えば、起動させる必要のない武器であればまったく問題はない。
「シシオウブレード」を代表とする実体剣などは、機体が自力で保持することさえできれば、機種を越えて使用できる。
ある大会においては、「ガーベラ・ストレート」を装備した「VF-0 フェニックス」が獅子奮迅の活躍を見せて優勝している。

モーションデータは、文字通りユニットの動きである。
デフォルトで設定されているモーションの他、プレイヤーが自由に発想した様々なモーションを使用することができる。
モーションのデータ容量制限は特にないため、いくらでも組み込むことができる。
剣道の有段者や格闘技経験者などは、重心の微細な動きまで計算してモーションを組み、自分の身体と同然に機体を操る。
どれだけ手を加えても底が見えない、もっとも奥深い部分である。


<ランク>


ランクとはプレイヤーの実力目安である。
C~AAAまでが、プレイヤーが単独で得られるランクであり、ランクごとにリーグが形成されている。初心者が上級者に一方的に狩られたりしないようにするための配慮である。
大会で「Cリーグ大会」などと明記されている場合、それは「Cランカーしか参加できない大会」ということを示しており、大会レベルの目安になっている。
「リーグフリー」の場合はC~AAAまで、全てのランカーが分け隔てなく参加可能。玉石混交の先が読めない大会になるだろう。
大会で入賞すれば、特別ボーナスや限定アイテムを貰うことができる。高みを目指すには一番の近道だろう。

自分よりランクの高いプレイヤーを落とせば、大量のスコアとファクトを入手でき、自らが上位ランクへ行くための糧になる。
SRWに「弱いまま」のプレイヤーは存在しない。経験が必ずこたえてくれるゲームであることも、人気の一つである。

AAランクまでは単純にプレイを重ねていけば昇格できるが、それ以上になると「実績」を解除していかなければならない。
AAAに昇格するには、「同ランク以上のプレイヤーを100機連続で撃墜」「ノーダメージで50連勝」「射撃武器のみで50連勝」「格闘武器のみで50連勝」などの条件をクリアしなくてはならない。

そしてAAAランクの上、「Sランク」には昇格試験がある。
全国から集ったAAAランカー達による予選会を戦い抜き、本選で優秀な成績を収めて、初めて精鋭の称号たる「Sランク」が与えられる。
Sランカーは2年に一度開かれる世界大会に出場することができる、いわば国家の代表選手の証であるため、当然といえる。
そして、世界大会でベスト4まで勝ち残ったプレイヤーには、Sランクのさらに上である「Gランク」に認定される。
SRWの世界大会は過去に2回開催されているが、Gランカーは5名しかいない。
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